カテゴリー「地域住民の声」の89件の記事

2008年5月 8日 (木)

伊方老朽原発の休止を

愛媛県伊方原発1号基は、1977年9月30日に運転開始、当初の耐用年数30年を超えてしまった老朽原発です。
その伊方原発1号基のあいつぐ不備について、愛媛県議が愛媛県に申し入れをしました。
■伊方原発:佐々木県議、加熱器溶接割れで申し入れ/毎日愛媛5月2日
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20080502ddlk38040466000c.html
■伊方原発:1号機蒸気噴出口3個に、割れ新たに5カ所 /毎日愛媛5月8日
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20080508ddlk38040665000c.html

Tokeisou2【以下転載】
■伊方原発:佐々木県議、加熱器溶接割れで申し入れ/5月2日毎日愛媛

 四国電力伊方原発1号機(伊方町、加圧水型軽水炉、出力56万6000キロワット)で発生した湿分分離加熱器の溶接割れについて、佐々木泉県議(共産)は1日、県に書面で「伊方原発の加熱器異常についての申し入れ」を行った。

 申入書は、05~06年に伊方1、2号機の同加熱器が神戸製鋼製に変更されて以来、溶接割れが4回相次いだことを重視し「原因徹底糾明と再発防止を誓ったのは何だったのか」と指摘。対策を四電任せにしてきたとして、県の積極的関与と原発に批判的な研究者を加えた県独自の調査体制づくり同原発のプルサーマルと寿命延長を中止し安全運転対策や震災対策を県民に公開すること--を求めている。

■伊方原発:1号機蒸気噴出口3個に、割れ新たに5カ所 /毎日愛媛5月8日

 定期検査中の四国電力伊方原発1号機(伊方町、加圧水型軽水炉、出力56万6000キロワット)湿分分離加熱器の蒸気噴出口溶接部に割れが見つかった問題で、県は7日、その後の同社の調べで新たに3個の蒸気噴出口に計5カ所の割れが見つかったと発表した。

 1号機には湿分分離加熱器がAからDまで4台あり、それぞれ内部の天板(上下仕切り)に20個の蒸気噴出口がある。これまでに割れが見つかった加熱器Aで、今回新たに別の噴出口1個に2カ所の割れが見つかり、加熱器Bの噴出口1個に2カ所、加熱器Cの噴出口1個に1カ所の計5カ所で14センチから5ミリ大の割れが見つかった。

 同社は計3個の噴出口をメーカーに送って詳細に調べるとともに、引き続き各加熱器の溶接部総点検を続ける。
【転載終わり/下線は転載者】


《写真は時計草/げき撮影》

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2008年3月17日 (月)

原発と共生したい住民も

昨年7月の中越沖地震で、世界最大の柏崎刈羽原発が砂上の楼閣であったことは世界中に知られたというのに、この原発と共生を探るという住民団体がフォーラムを開催したそうです。
高知県にも、核廃(高レベル放射性廃棄物)処分場を誘致するためのNPO法人が結成されましたが、死の灰(放射性毒物)をつくることに無頓着なのはなぜでしょう?
背景にあるは、カネでしょうか。
いのちを護ることに感受性の高い女性たちが、原発を導入した「先人の英知と決断」を学びなおすとは・・・
■毎日jp/新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20080316ddlk15040156000c.html

Tosayamahujinohana2■フォーラム:原発との共生探る/住民団体が企画--柏崎/新潟

 東京電力柏崎刈羽原発と地元との関係について理解を深めようと、住民団体「柏桃の輪」(歌代勝子代表)が15日、柏崎市でフォーラム「先人の英知と決断を学び、これからの原子力発電所を考える」を開いた。パネリストはいずれも原発容認派で、原発との共生のあり方を語った。

 柏桃の輪は地元の女性56人がメンバーとなり、原発についての学習会などを続けている団体。このフォーラムは市が誘致を決めた約40年前の状況を学び直すために企画された

 原発の誘致にかかわった長野茂・元市助役が基調講演を行い、「地元産業の振興や豊かな郷土の建設のため、市議会で誘致決議がされた」と過去の経緯を説明した。一方、「東電は、できるだけ地元企業を育成し、地域と共存を図ってほしい」と注文をつけた。

 またパネリストとして、原発構内の仕事を受注する地元企業「刈共」(刈羽村)の土田智明社長も参加。「住民の不安感を取り除くため、東電や国がもっと地域に出て、交流してほしい」と話した。
(毎日新聞 2008年3月16日/下線は引用者)


《写真は高知市とさやま/げき撮影》

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2008年3月 4日 (火)

四国電力の原子力対策室

四国電力は、松山市に原子力総合対策室を新設したそうです。
プルサーマルに備えた体制づくりか、それとも原発震災対策か、それとも・・。伊方原発で大事故が起きれば、黄砂のように偏西風に乗って、放射性毒物の大半は高知県全域にバラまかれる確率が高そうですが・・
四国電力社員の観測をインタビューしてみたいです。

■アサヒ・コム愛媛
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000000803020002
■日経ネット
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080229c6b2901x29.html

Jinnbeisame_2■四国電力、愛媛県内の原子力人員を増強

 四国電力は1日付で「愛媛原子力総合対策室」を新設するなど、愛媛県内の原子力関係の人員を約50人増やす。県や関連自治体との連携や広報活動の強化、伊方原発の安全体制の向上などが狙い。

 愛媛原子力総合対策室は松山市に設置。人数は10人で洲之内徹常務が室長を兼ねる。県や県内自治体との連絡調整や広報活動などを担当する。

 伊方原発に安全評価グループ新設など同原発の業務品質向上に24人増、原子力保安研修所の教育訓練の充実のための人員増などで、県内の原子力本部の人数を310人から350人に増やす原子力監査部門の松山駐在を新設するなど県内の原子力関係の人員増は51人に上る。

 愛媛県は県内と同社本店(高松市)に分かれている原子力本部全体の県内移転を求めており、総合対策室設置や人員増はそれを踏まえた。ただ、加戸守行知事は「それで満足な回答と思っていない」としている。
(日経ネット/地域経済より/下線は引用者)


《写真はジンベイザメ/岡田充弘さん撮影》

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2008年2月27日 (水)

税金でなすべきことは

きのうの高知新聞夕刊に、政治部/山岡正史さんの「総決起」というコラムが掲載されていました。

Monobe2■総決起

「地方の民ならば当然、道路特定財源の暫定税率廃止には反対すべきだ」みたいな雰囲気に戸惑っている県民も、そう少なくはないことは書いておきたい。「道路が一切要らない」などと言っているのではなく、整備速度をやや落としても、ほかに税金でなすべきことはあるのでは、という声である。

県などは先般、特定財源死守の「県民総決起大会」を開いたが、重度障害者や低所得世帯の生活向上に向けた県民総決起大会の話など聞いたことがないなぜ、道路なら総決起なのか

ちなみに、新高知駅の高架事業にも巨額の道路特定財源は使われている。ともかく、税金の使途は落ち着いて考えたい。
(2月26日付高知新聞/話題より一部引用/下線は引用者)


道路道路と騒ぐのは得をする人たちで、一概にバッサリ切ろうというのも政争の臭いが強すぎる。
政治というのは、人びとの幸福を実現することではなかったか
体裁ばかりをつくろい、都市と道路について政治哲学もなく突っ走ると、またもや失敗をくりかえす

1000億と10年の歳月をかけ高知は衰退する
http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_c4e9_1.html

どうして一番困っている人たちの声を聴こうとしないのか。地域の貧困や生活難といった生存権の問題からくるニーズにこそ焦点を合わせ、税金を生かすべきではないでしょうか。


《写真は物部/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2008年2月24日 (日)

暫定税率とストロー効果

道路特定財源確保のために暫定税率を維持するか否かの二分法の議論がかまびすしい。
東洋町長澤山さんは、車に依存するしかない町民の負担を軽減するために、暫定税率存続の場合、1700万円の歳入を産業従事者に燃料費助成金として分配しようと考えているそうです。
市民オンブズマン町長らしいですね。
ほかの市町村長にはない発想ではないでしょうか。
■東洋町長日誌
http://sawayama.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/news_letters_67.html
http://sawayama.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/news_letters_63.html
http://sawayama.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/news_letters_60.html

大都市はいざ知らず、地方に住む私たち住民にとって大都市間をつなぐことを優先した高規格道路網がどのような役割を果たしてきたか、今こそ考え直す必要があるのではないでしょうか。

520muroto■ストロー効果

災害時にしっかりした道路があるのは、たしかに心強いことではあります。でも、南海地震の規模では、それもずたずたに分断されるでしょう。
また、地域経済効果については、高速道路で便利になるのは現地の住民だけではなく、むしろ地域外の大資本への恩恵が大きいのです。大企業の店舗が外から入ってきて薄利多売しやすくなるとか、あるいは大都会にあこがれる住民がひんぱんに買い物にでかけるとか・・というふうに、現地のお金は外へ外へと吸いとられていく危険性があります。
このような現象を「ストロー効果」と呼ぶそうです。

■レーニンの「帝国主義論」
http://redmole.m78.com/bunko/kisobunken/teikoku00.html

「帝国主義論」序文にこんな一節があります。
「・・資本主義の糸は、鉄道の建設を、・・従属諸国の住民と文明諸国における資本の賃金奴隷とを抑圧する道具に変えてしまっている」

暫定税率維持は、道路族の利権を温存するばかりか、大資本が民衆を収奪するという構造的欠陥をもつということを地域住民は肌で感じています。
人口流出で寂れてゆく地方の変貌、生活難に直面する住民を無視して、道路建設を優先させる政策は許されないでしょう。


《写真は東洋町に続く道/げき撮影》

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2008年2月 3日 (日)

わやにすな米価低迷

米価低迷で我慢は限界だ」と、農民らによるトラクターデモが1月26日、高知市内でありました。農民運動全国連合会高知県連の主催。

0723simizu■「わやにすな 水より安いコシヒカリ

500mlペットボトルの水は137円、米(450g相当)は90円で、米は水より安い。
「米作っても メシ喰えん」

■「なんとかしてや重油高 アメリカ軍にゃタダじゃいか

米価下落、原油高騰で困難になった農業経営の実態、オーストラリアの干ばつ、中国・インドの農作物消費増など世界的な食糧不足傾向国内自給率の向上が求められるなか、高知県の農業を守ろうと呼びかけました。
(2月3日付高知民報より抜粋/下線は引用者)


大国ご都合主義のWTOとグローバル経済に牛耳られ、農民の声がとどかない、この国の農政。
私たち消費者は、国内産はもとより、地元県内産の食品を最優先して購入していきましょう。


《写真は土佐清水/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2007年12月20日 (木)

宇和海の海水温上昇

愛媛県西部の宇和海の海水温は30年間で1℃上昇し、テーブル珊瑚の群生ができる一方、鬼ヒトデの被害が広がっているそうです。
NHK松山放送局の取材映像をさきほどテレビで見ましたが、もうHPには存在しないようです。

Sakanaiso30年間で海水温が1℃上昇した宇和海には、伊方原子力発電所のある佐田岬半島が突き出しています。そして、まさに30年前の1977年9月30日、伊方原発1号基が運転を開始したのです。

宇和島市海域では、岩と砂だった海底に、沖縄のようなテーブル珊瑚の見事な群生が広がり、観光資源になると喜ばれる一方、南側の高知県に接する愛南町海域では、観光資源だった珊瑚の群生に沖縄にいるような鬼ヒトデの被害が広がリ、人海作戦で1匹ずつ駆除しているという、映像ニュースでした。

地球温暖化で海水温が上昇したというナレーションが入っていましたが、つくったエネルギーの2/3を温排水として海に捨てている原発の存在を、なぜはっきりと言わなかったのでしょう。原発のせいで、30年間に1℃の海水温上昇があっても不思議はないのに・・・。


《写真は岡田充弘さん撮影》

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2007年12月10日 (月)

原発さよなら通信第1号

『ヒロシマナガサキ』上映会のために、「原発さよなら通信第1号」を発行しました。「原発さよなら通信ゼロ号」は、東洋町での学習会にあわせて発行したのですが、これからも不定期に発行していきます。

Ookikaigan原発さよなら通信 第1号

■被爆国に原発55基!!
 広島、長崎、ビキニと、これまで3回も被爆した日本。それなのに、日本列島には原子力発電所が55基も稼動し、電力会社の下請け・孫受け作業に従事する労働者たちは、常に放射線被曝の危険にさらされながら、発病しても労働災害の認定すら受けられない現状です。しかも、原子力発電を続ける限り、始末におえない「死の灰」が毎日つくり出されています。

■再処理は放射能をばらまく
 青森県六ヶ所村の再処理工場は、全国55基の原発の使用済核燃料=死の灰からプルトニウムを取り出す工程を来年から本格稼動の予定で、全国的な反対運動がわきおこっています。再処理工場は、原発1基1年間分以上の放射能を毎日、空に、海にばらまくからです。

■原子力発電で地球温暖化は止められない
 巨大事故リスクを避けられない原発。地震に直撃された柏崎刈羽原発のバックアップは、おもに火力発電です。これでは、温室効果ガスの削減は困難です。しかも原子力発電は、原子炉でつくるエネルギーの2/3を温排水として海に捨てる、じつにもったいない発電方法です。
 地球温暖化を止める対策は、省エネとエネルギー効率の向上です。電気を大量生産・大量消費・大量廃棄する原発にたよらなくてすむように、私たちの暮らしかたこそ見直してみませんか。

■南海地震がくる高知県に核のごみはいかん
 南海地震は、90年から150年周期で繰り返し高知県を襲ってきました。もう次の南海地震にそなえる時期になっています。すでにボロボロの高知県の地盤を300メートル以上掘って埋めたとしても、地震はもっともっと深いところからバリバリと岩盤を破壊してくるでしょう。
 再処理で生じる核のごみを閉じ込めたガラス固化体は、1本でもそばに20秒間いれば100%の人が死に至るほど強い放射能で、100万年間減衰しません。これを4万本分、このような地盤に埋め捨てにしていいのでしょうか? 南海地震は何千回も核のごみを襲うことになります。

■1980年代に調査されていた県下19地区
 首都圏から遠くはなれ、人口密度が低く、貧しい高知県は、核のごみ捨て場にふさわしいと考えられたのでしょうか? 20年以上前に、県下19地区が埋め捨て予定地として調査されています。
「chousazumitiku2005.pdf」をダウンロード

■核ごみをもってきたいNPO法人
 核のごみの危険性の代償として交付されるお金ほしさに、高知県に埋め捨てにする場所を決めようと、これまで津野町などで誘致を仕掛けてきた団体が11月26日、NPO法人として認められました。代表は梅原務氏、理事は中谷健氏(中谷元衆議院議員の父)ほか。
これから、ますます積極的な行動にでると予想されます。油断せず、警戒していきましょう。

「原発さよなら通信第1号」をダウンロード


自治を希求し、自然保護を考える高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」最終集約用をダウンロード


《写真は大岐海岸/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2007年10月30日 (火)

大村市中を戦車が行進

Hharisennbonnjpg守屋前防衛事務次官の国会への証人喚問をひかえた28日、長崎県大村市内を小銃を持った隊員約300人を含む計約1千人の自衛隊員ほか、重さ38トンの74式戦車1両、5台の車両に搭載された15発の地対空誘導ミサイル、装甲車など計136両も市道を行進、上空ではヘリコプターによる編隊飛行があったそうです。市民から「防衛省の不祥事が連日報道されるなかで市民を威圧するようなパレードを開くのは、普通の感覚では考えられない」と抗議の声。佐世保市でも、出雲市でも行進があったとか。
米軍はずさんな原潜管理、自衛隊は傍若無人な行進、まったく悪ふざけが過ぎるようです。自衛隊幹部は、反戦平和を願う私たちを愚弄しているとしか思えません。
朝日新聞長崎記事:
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000000710290002
毎日長崎記事:
http://mainichi.jp/area/nagasaki/archive/news/2007/10/21/20071021ddlk42040257000c.html
毎日島根記事:
http://mainichi.jp/area/shimane/archive/news/2007/10/21/20071021ddlk32040181000c.html


自然保護を考えている高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」最終集約用をダウンロード


《写真はハリセンボン/岡田充弘さん撮影》

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2007年10月25日 (木)

若者のまなざし

高知新聞社などが募集した新聞感想文コンクールの最優秀作品が、10月19日付同紙で発表されていました。高校生の部では、1月末、街頭署名に応じた女子高校生が新聞報道を読んで考えたこと、小学生・高学年の部では、久間元防衛大臣の発言に小学6年生の女子児童が感じ考えたことでした。高知には、いま何が起きているか関心をもち、自分の知性と感性をはたらかせ、はっきりと自分の意見として表現できる若い人たちが育っているのです。大人もぼやぼやしてはいられませんね。

Sendan3女子高校生は、原発さよならネットワーク高知が前東洋町長再応募の翌々日おこなった、核廃拒否条例制定(東洋町と高知県の双方)の署名運動に、ためらいもなく応じてくださったそうです。その翌日、彼女の「大事な問題なのにお金のために申し込んだのが許せない」というコメントとともに、「どこかの自治体が受け入れなければいけない」との意見も報道され、「メディアが発信する情報を・・自問自答しながらひとつひとつ考えを巡らさなければならないと教えられた。そうすれば、自分と違った意見や新聞が伝えなかった事柄など、たくさんの問題が見えてくるということに気がついた」と書いています。
「どこかの自治体が受け入れなければいけない」については、日本中で一番電気を浪費している大都市の住民たちが知らんふりして地方に押しつけようとする事実に眼を向けてほしいと思います。便利で快適な生活に慣らされた私たちが、ひとりひとりエネルギーの浪費に意識を向け、原子力に依存する暮らしを続けていていいのか、全国で議論をまきおこしていく突破口として、署名運動を展開しているという説明が足りなかったようです。

小学生は、「原爆投下時の写真集を見ました。町や建物の破壊はもちろんのこと、そこに写っている人の姿は、(本当に、人間なの?)と思うような悲しい姿でした。焼けただれた全身、一瞬にして黒い炭のようになった体、目も見えなくなった姿で必死に赤ちゃんを抱くお母さん・・・。原爆は、私の想像を遥かに超えた恐ろしい爆弾でした」と体験を綴り、「しょうがない」発言に対して「あまりにも心に痛みを感じてない発言です。そう思う人が増えると、日本はまた戦争をするんじゃないかと不安でたまりません」と釘を刺し、「戦争は、誰が悪いとかどこの国が悪いとかいう問題ではないと私は思います。私は、すべての国がお互いに認め合えるよう、向かい合い理解しようとすれば戦争は無くなるんじゃないかと考えます。いじめも小さな戦争です。まずひとつの国の中で、差別や争いをなくしていけばいいのではないかと私は強く思います。どうすれば戦争はなくなるのですか。私は真剣にその問題について考えていきたいと思っています」と結んでいます。
これだけの思索と表現を、小学6年生がしたことに驚嘆し、感心しました。


自然保護を考えている高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」最終集約用をダウンロード


《写真は栴檀/げき撮影》

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2007年10月14日 (日)

県民として考えたこと

橋本大二郎高知県知事のもと16年間の県政を総括する動きが活発です。きのうは、県民のための主体的フォーラムがあり、登壇されたみなさんの発言やフロアからの発言が多彩で、"まつりごと"を見つめ、考えるきっかけになりました。

Kochijokoen52■地元の一次産業を活発にしてこそ商工業/各市町村公社で興す(沢山東洋町長の問題提起)
県外企業が高知県にのりこみ、県外産の商品が並ぶのを県民は無頓着に有難がっていないか。カネは出ていくだけで、県民は潤わない。IやMなど、県外企業の出店を水際でくい止める方法はあったはず。室戸市ではできた。県外企業の店のために道路まで整備して、市街地は空洞化してしまった。
そうではなくて、放置された農林漁業の後継者を育て収穫をのばし、商品化するために、市町村で公社をつくる。県は1億円ずつ各市町村に出せばいい。
■ごはんを食べる/地産地消(オンブズマン主婦/田村満香さんの問題提起)
ごはんを食べよう。魚は鮮度。高知の食材を工夫して生かそう。遠くから運ぶと、鮮度が落ちる、コストもかかる。どこで獲れたものか見て、遠くのものを買わないようにしよう。それが地産地消を実現する。

□今夜からNHK「ライスショック」が始まりました。日本の食料自給率はとうとう39%になり、日本人の米消費量は、
1960年の120kg/年から、60kg/年に半減したとか。
もっと、ごはんを食べよう。有機栽培の玄米を主食に、よく噛み、よく動き、高知の明日をよく考えよう。


自然保護を考えている高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」最終集約用をダウンロード


《写真は高知城公園/げき撮影》

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2007年10月 5日 (金)

死んでも原発反対

そもそも、伊方原発プルサーマル計画の反対運動に連帯して始まった「原発さよならネットワーク高知」でした。

「原発反対 プルサーマル反対」「地主 広野房一」
伊方原発反対を訴え続け、一昨年92歳で亡くなった広野房一さんの石碑が、宇和海を見渡す小高い丘に建立されたという特集記事があります。
讀賣新聞記事:
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/kikaku/048/1.htm

0723simizu■地元出身の広野さんは1945年8月6日、勤務していた広島県呉市の呉海軍工廠から広島市上空に立ち上がるキノコ雲を見た。その後に知った広島の惨状。「こんな恐ろしいもんはいらん」との思いを強くした。
69年に伊方町が四国電力への原発誘致を陳情したのを知ると、「原発で何かあれば原爆と同じになる。放射能とは共存できない」と反発。その年には伊方原発誘致反対共闘委員会を設け、72年には八幡浜市や西宇和郡の町からメンバーも加わった八西連絡協議会を誕生させた
73年には1号機の原子炉設置許可取り消しを国に求めて提訴、全国で初めて裁判闘争に持ち込んだ。
■原子炉設置許可取り消し訴訟は78年、一審で敗訴し、92年には最高裁が上告を棄却、原告の敗訴が確定した。
■だが広野さんらを支援し、同協議会のメンバーとして活動する近藤誠さん(60)は「伊方町以外の周辺住民にも被害が及ぶとして、周辺住民が原告として認められたのは意義深い」と判決を分析する。
■近藤さんは伊方2号機の原子炉設置許可取り消し訴訟の原告に加わった。準備書面は八幡浜市の地方紙「南海日日新聞」の社主だった斉間満さんとほぼ2人で担当した。
■南海日日新聞は、別の新聞社で記者をしていた斉間さんが、原発の建設計画に「工場が来て働く場が増える」と喜んでいる住民に対し、「何も知らされていない。自分が書くしかない」として創業した地方紙だ。近藤さんが記者で入った。
■だが判決の4日前、斉間さんが病気で倒れた。判決では原発沖の活断層について、「国の安全審査は結果的に誤りだった」とする指摘を導き出したが、設計については「安全性を有している」として敗訴した
(讀賣新聞愛媛特集記事より一部引用/下線は引用者)


自然保護を考えている高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」最終集約用をダウンロード


《写真は土佐清水/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2007年8月29日 (水)

県政の暗部/闇融資事件

特定企業に12億円もの公費を融資した是非を問われた闇融資事件で最高裁は28日、元県幹部3人の上告を棄却しました。橋本県政16年間、保守反動との決別の陰でなお連綿と続いてきた高知県政の暗部を、すべての県民が直視すべき刻(とき)がきているのでしょう。
http://www.kochinews.co.jp/index.htm

Monobe2元副知事ら実刑確定/県闇融資事件

 縫製業の協業組合「モード・アバンセ」(南国市、倒産)に対する県の約十二億円の闇融資事件で背任罪に問われ、二審の高松高裁でいずれも実刑判決を受けた元副知事の山本卓被告(77)ら元県幹部三人について、最高裁第三小法廷(藤田宙靖裁判長)は二十八日、三被告の上告を棄却する決定を出した。懲役二年二月—一年六月の実刑が確定し、三被告は近く刑務所に収監される。公金融資で公務員の背任罪が確定するのは初めて。特定企業に巨額の公金を秘密裏に融資した事件は、表面化から七年六カ月を経て、当時の県幹部の服役という厳しい最終判断が下った。
(高知新聞HP2007年08月29日08時06分)

裁かれたのは何か/特別評論/社会部長 依光隆明

本当に悪いのは誰なのだろう。真に裁かれるべきは何だったのだろう。ーー
ある県幹部「ああいう状況の中、ああいうことが起きたら・・」
「ああいう状況」とは当時の同和運動団体と県との関係であり、「ああいうこと」とは同和団体に関係が深い縫製会社が資金ショートし、団体幹部が県に対して強烈に支援を要請してくるという事態。あとの言葉は「自分でも同じことをしたかも」と続くのだろう。
多くの県職員は県と同和団体とのいびつな関係を分かっていた。分かっていながら、誰も直そうとはしなかった。もっと言えば、担当者に任して見て見ぬふりをしていたのかもしれない。そこに対する贖罪(しょくざい)の意識がこの県幹部には強くある。ーー
県庁の行動論理を考えるとき、平成5年に明らかになった全庁的カラ出張が結節点だったような気がしてならない。このとき、徹底的に県庁の論理をただしていれば、その後の闇融資はなかったと今も思う。ーー
そこには自ら善悪を判断し、自らの規範で行動する職員の姿はない。ーー
真に断罪されたのは県という巨大組織の論理だと思っている。県の論理に従ってさえいれば、上司さえ見ていれば県職員として安泰に暮らしていける。そんな県の常識が、痛烈に否定されたのだと思う。ーー
残された者の責務として県は新たな行動論理を確立しなければならない。
(8月29日付高知新聞夕刊1面より抜粋引用/下線は引用者)


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は物部/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2007年8月10日 (金)

市民の手で政府を

高知県は自由民権運動の発祥の地です。でも、私たち市民は今、何者からも束縛されず自由に生きる権利を、ほんとうに手にしているでしょうか!? 世界一高い電気代、増額する税金・・市民のだれもが望まない搾取がまかりとおる、この時代、この社会の理不尽さに、怒りと道理をぶつけ続けようではありませんか!!

Photo高知市内で開催されている夏季大学で、新藤宗幸千葉大学教授が「市民の手で政府を」というお話をされたそうです。

先の参院選は、個人が見返りを求めて組織に頼る時代が終わったことを印象づける選挙だった。中央政府に何かお願いをしておけば一定のメリットがある時代は終わった。地方からの発信で国の体制を変え、ほんとうの意味で地方分権を目指さなければならない
1995年に制定された地方分権推進法に基づき、99年地方分権一括法が制定、法律の解釈をめぐる地方自治体と国の係争を審判するための「国地方係争処理委員会」が設置された。この委員会は、官僚がつくってきた国と地方自治体の関係を決める規範を、自治体からつくりだす可能性を開いた画期的な制度といえるが、制度開始から6年間で地方から法律の解釈をめぐって中央と争う事例はなく、"開店休業状態"。地方自治体の首長や職員は、相変わらず霞ヶ関の官僚の通知どおりに仕事をしているため、係争など起きない。これはまた、地方の実情に適合した法解釈を行政に促さない(地方)議会の問題でもある。
法律は個別のできごとに柔軟に対応するため、解釈の余地をのこす。自分たちの町を変える情熱があれば、法律の解釈は難しいものではない。
実例を挙げれば、90年代半ばに東京都国分寺市でベッド数10床ていどの小さな特別養護老人ホームができれば、という話がもちあがった。老人福祉法の政令で、国の補助を受ける特別養護老人ホームは都市部において「1施設50床以上」と決まっていた。しかし、1施設がひとつの建物でとは、どこにも書いていない。そこで国分寺市は中学校区ごとに10床ずつの施設をつくり、5中学校区の計50床の施設を「本館分館ネットワーク方式」と呼ぶ構想をまとめた。国は結局それを認めた。
国の統制にそのまま従うのではなく、地方の実情にそったローカルルールをつくるべきだ。地方分権というのは、能動的にアイディアをだして市民の手で市民の総合的な政府をつくることだ。権限や税財源の移譲はそのための手段なのだ。
(8月10日付高知新聞朝刊社会面より抜粋引用/下線は引用者)


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は岡田充弘さん撮影》

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2007年8月 9日 (木)

高知県の財政難のゆくえ

きのうは、不出馬を表明された橋本大二郎高知県知事と県下市町村首長との懇談があったそうです。

Monobe2交付税確保へ協調/知事と市町村長意見交換

 橋本大二郎知事ら県幹部と県内市町村長は八日、高知市内で行政課題の意見交換会を開き、財政問題など中心に議論した。橋本知事は地方交付税の財政調整・財源保障機能の充実の必要性をあらためて強調しながら、「市町村と一体で(交付税の確保を)国に訴えていく」と述べた。
(高知新聞2007年08月09日08時05分)
http://www.kochinews.co.jp/index.htm

知事と"最後の晩餐"の首長ら

橋本大二郎知事と県内市町村長が酒席で交流する恒例の懇談会が8日夕、知事公邸で開かれた。不出馬宣言したホスト役の橋本知事には"最後の晩餐"となったが、市町村長の話題は専ら知事が後継として声をかけたという「意中の人」に。
南国、梼原など6市町を除く29市町村の首長が出席。乾杯のあとは、杯を持って知事にねぎらいの声をかける一方で、遠巻きに「ポスト橋本」や「意中の人」で話し込む市町村長たち。その声をざっと拾うと・・・。
「産業振興に全力を」(馬路村長)、「せっぱつまった地方のために働く、頼りがいのある人」(香美市長)、「数字に表れない、苦しみや痛みが分かる人に」(仁淀川町長)
望む知事像はめいめい。遅れて参じた元オンブズマンの沢山保太郎東洋町長は、甘辛両刀で「橋本知事のように平和路線に徹し、そのうえで行政的手腕も発揮できる人を望む」。
懇談会に先立つ意見交換会では、「何か新しいもので沸き立つというより、厳しいなかで安心して暮らしていける道筋を(描ける人を)県民は願っているという思いで、声をかけた」と口にしていた橋本知事。
(8月9日付高知新聞朝刊政治面より抜粋引用)


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は物部/中島健蔵さん撮影》
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2007年7月11日 (水)

土佐人の気質

あすは参議院選挙公示日。参院選をまえに高知新聞は県民世論調査をおこない、7月6日から『千の声』という特集記事を連載しました。

Shimanto6_8その第1回目の記事、『郷土愛/住んで良かった66%』に、こんな声があります。

「高知は自由民権発祥の地」「貧乏県だが、いごっそう、はちきんの県民性、人情の厚さを誇りに思う」
自由闊達さや土佐人の気質を、郷土愛や自負心に結びつけている人も多い。
高知市の60代女性は旧窪川町の原子力発電所計画、東洋町の核廃棄物処理施設構想にノーを突きつけた住民運動をひいた。
「住民自治が生きている。自由な風土と伝統は他県に例を見ない」
(7月6日付高知新聞朝刊1面より引用)


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は四万十川/中島健蔵さん撮影》
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2007年7月 3日 (火)

活字を読まない羊たち

「活字を読まない羊たち」というコラムが、日曜日の高知新聞に掲載されていましたので、ご紹介します。

Sendan2きちんとした文章を読まない、書かない、情報は必要なものだけネットで、という世代が増え続けて行き着く先は、杞憂かもしれませんが、私は日本人の総幼稚化、物事の表層しか見ない人が急増するように思えてなりません。・・
きちんとした文章を読む、そして書くという行為は間違いなく脳の前頭前野を鍛え、感情をコントロールし、想像力を豊かにすると脳学者は指摘します。・・
「民」の字源は、「針で目をつぶされた奴隷」。最後に書く斜めの線は、瞳を突く針だった象形文字の名残です。
物事の本質が見えない、あるいは見ようとしない民は、表面的な情報に流され言いなりになる奴隷かもしれません。国にとってはコントロールしやすい、お上に従順な羊ともいえます。
活字を読まない羊たちを眺めながら、陰でほくそ笑んでいる人はだれでしょうか。
(7月1日付高知新聞朝刊社会面より抜粋引用)

じつに同感です。
インターネットは使い勝手のいい道具ですが、何のために使うのかという明瞭な目的意識や、自制の意識に欠ける使い方がはんらんしていて、おぞましく感じることがあります。


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は栴檀の花/げき撮影》

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2007年6月 6日 (水)

下北原子力半島

「再処理は許さない」という市民派西谷候補らを退け、再選を果たした青森県三村申吾知事のこれからの4年間で、県内の原子力施設が次々に着工・操業し、下北「原子力半島」がほぼ全容を現すそうです。

Niyodogawakakou_5再選された三村申吾知事と電力業界は、安全確保を前提に事実上の「蜜月の関係」にあると言われるが、今後、電力業界は数々の節目で知事判断に神経をとがらすことになりそうだ。
一期目で積み残した放射性廃棄物問題も多く、三村知事自身も難しい対応を迫られそうだ。今後、着工を迎えるのは大間原発、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料工場、使用済み核燃料中間貯蔵施設など。六ケ所再処理工場は本格操業を始める。
再処理工場についてはアクティブ試験(試運転)が順調に推移していることから「三村知事は既に本格操業についても了承する意向を固めている」(業界関係者)とする見方が強い。大間原発やMOX燃料工場も“生産工場”のイメージがあるだけに、三村知事が厳しい対応をとることは考えにくい。
むしろ、電力業界が気をもんでいるのは負のイメージがつきまとう廃棄物問題だ。日本原燃は今後、放射能レベルが比較的高い低レベル放射性廃棄物「高ベータ・ガンマ廃棄物」を六ケ所村に最終処分する方針だ。
フランスからの高レベル廃棄物の返還は三月で終了したが、今後は低レベル廃棄物が六ケ所村に輸送される英国からは本来の高レベル廃棄物に加え、低レベル廃棄物と同等の放射能レベルに換算された高レベル廃棄物も輸送される見通し
三村知事はさらに高レベル廃棄物の最終処分問題とも正面から向き合う必要に迫られるかもしれず、課題山積だ。高知県東洋町で、最終処分候補地への応募を決めた前町長が出直し町長選で大敗。精密調査地区を平成二十年代前半、建設地選定を同三十年代後半、同四十年代後半に処分開始−との国の目標は達成困難になった
東通村の越善靖夫村長が最終処分場受け入れに前向きな発言をしたことを受け「東洋町での計画頓挫で、東通村の“価値”がますます高まった」と話す電力幹部もいる。
(6月4日付東奥日報より引用)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070604111948.asp

高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は仁淀川河口/西村健一さん提供》

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2007年5月28日 (月)

鬼北町との合併を選択

県境の町/愛媛県松野町は、高レベル放射性廃棄物の地層処分場応募への水面下の動きが懸念されていました。きのう行なわれた住民投票の結果、鬼北町との合併に賛成が1817票、宇和島市が1407票で、鬼北町が多数を占めました。鬼北町は、愛媛県内でも唯一、伊方原子力発電所のプルサーマル計画に反対している自治体です。松野町の動きを心配されていたみなさん、ほっとしましたね。

Shimanto6_6開票後、記者会見をした岡武男町長は「町長としての使命は鬼北町との合併を成立させることだ。これまでの経緯は水に流し、町民一体となって合併を目指したい」と述べた。
有権者数は3934人。投票率は82.54%で、住民投票の成立には、有権者の過半数の投票が必要との住民投票条例の規定を満たした。
町議会は鬼北町との合併を目指す町長派と、宇和島市との合併を主張する反町長派が対立。議会は町長不信任を議決したが町長は議会を解散、2月の町議選では、合併先を住民投票で決めると主張する町長派が多数派となった。住民投票条例は3月に成立した。
(5月28日付高知新聞朝刊政治・国際面より引用)

またまた、直接民主主義の手続きにより、松野町住民多数の意志が反映されることになりました。
松野町には、四万十源流に注ぐ広見川が流れており、放射能に関して県境は無意味でした。これから、愛媛県の動きにも注目していきましょう。


《写真は四万十川/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2007年5月19日 (土)

原子力についてマデに説明してけろ

「高レベル放射性廃棄物の最終処分場」について、青森県の市民団体「原子力についてマデに説明してけろの会」は全国47都道府県知事にアンケートをおこない、その結果をお送りいただきました。
「マデに」は「丁寧に」のようです。「マジに」「まじめに」に通じますね。
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/kakunen/news/news2006/kn060216c.htm

国策である原子力政策が後始末のめどもないまま日々放射性廃棄物を産みだしていることに、全国の知事はどういう見解を示したでしょう・・・

Monobe2_15「集約の感想1」をダウンロード

「集約の感想2」をダウンロード

「青森県知事の回答」をダウンロード

「全国知事の回答」をダウンロード

この回答内容をもとに、国民的議論が巻起こりますようにー


《写真は室戸/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2007年5月13日 (日)

"東京天動説"にノー

高知新聞編集局長である宮田速雄さんが、「『東京天動説』にノー」というコラムを5月6日付朝刊に書いていらっしゃいますので、抜粋してご紹介します。

Hamanoprokumo_14東京発の情報が全国を席巻し、何もかもが東京発の視点、発想で進められる。地方の意向はほとんど顧みられることはない。ただ一方で、地方も時折、東京スタイルに「ノー」を突きつける。・・
「東京天動説」に明確に「ノー」を突きつけた東洋町の核廃棄物最終処分場問題は、この図式が当てはまると言っていいでしょう。・・
原環機構の思惑は、・・処分施設の候補地を公募制にすれば、自治体が自ら手を挙げるのだから、原環側に説得などの手間はあまりかからない。地方の自治体は財政窮迫のところが多いから手は挙がるはず。・・
原環機構や国の今のやり方は、言葉は悪いですが、「食い逃げ」を奨励しているようなものじゃないでしょうか。
彼らが見落としていることがあります。彼らが思っているほど、地方で暮らす者は打算的ではないということです。
「食い逃げ」をすれば、そのときは満腹かもしれませんが、後味の悪さは一生つきまとうということを自覚しているのです。
地方は今、確かに苦しい。第2の夕張がいつ出てきてもおかしくはない。しかし、だからといって東京の言いなりになって、地方としての誇りまで売り渡すわけにはいきません。
今回の「ノー」は、地方は自らの意志で動いているという矜持を示した「地動説」宣言だったように思えてなりません。

高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2007年5月 6日 (日)

須崎市で上映とトーク

きょうは雨模様の連休最終日でしたが、きのうの四万十市につづき、須崎市在住の植村さんの主催で『六ヶ所村ラプソディー』上映&鎌仲ひとみ監督トークが2回ずつありました。昼の部だけでも160人が須崎市立市民文化会館に集まり、若者たちのエネルギーがあふれていました。

Susakisiminkaikan2植村さんは2月23日に高知市での『六ヶ所村ラプソディー』に参加され、県条例の署名運動にも積極的に関わってこられ、先の高知市民ネットワークの集まりにも出席され、仲間たちと地元で実現されたのです。
Susakisiminkaikan1植村さんの"大工のがっこう"の仲間、奥さん在学中の"有機のがっこう"の仲間のみなさん、須崎市民のみなさんで、会場ロビーは活気のあるにぎわいでした。「高知県の自然を子孫に残し、おだやかに暮らしていくために、有機農業をもっと広めたい」「東洋町にも有機農業を広めたい」「"有機のがっこう"塾長が『東洋町に何人か派遣したい』言いよったぜ」と、嬉しい盛り上がりでした。

Susaki1映画は何度見ても新しい発見があります。
東京大学の斑目さんの率直な発言の数々「原子力発電は、分からないことだらけ"おそるおそる"やっていて、うまくいけば"よかったよかった"」「処分場はどこも造りたくないから、最後はお金でしょう。だめなら2倍にする。経済的インセンティブ」「原子力発電はえらく儲かっているでしょう。できる限り使いたいのが本音」は、いまも新鮮です。

Kamanakasan2鎌仲ひとみ監督には、「県下でまた連続上映したいです」と前回お話していたので、
実現できてよかった。植村さんとお仲間のみなさん、 四万十市のみなさん、ありがとうございました!! 
監督の「六ヶ所村で起きたことは、これから日本中で起きること」「止めるには、都会の生き方を変えてもらうしかない」という強い言葉が印象的でした。

私たちも省エネ30%を心がけ、まわりの人々に語りかけましょう、未来のために。
高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真はいずれも須崎市/げき撮影》

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2007年5月 4日 (金)

青森知事選に市民派出馬

東奥日報によると、今月17日告示6月3日投票の青森県知事選に、市民派の女性が出馬の意向を示したそうです。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070502091740.asp
ご本人のメールをご紹介いたします。

Tosayama1大切な仲間たちへ

あなたが生きていてくれることに感謝です。
今、こうして出会い、私たちはつながっています。
たくさんの生命のおかげで生きられていることを感謝し、たくさんの樹木のおかげで息を吸っている…当たり前のことを私たち人間は忘れてしまったかのようです。
自然の一部として、私たち人間が住まわせてもらっている地球…その地球環境に配慮した取り組みを青森県から始めていきます。
自然と呼応した暮らし、身体にやさしい食べ物、環境先進企業を誘致して若者の雇用を確保、環境と経済が共に栄え安心して住める街・訪ねてみたい街…青森を全国に向けて発信します。
そのためには六ヶ所村にある再処理工場を抜きには語れません。
再処理工場で作られるプルトニウムは胎盤の壁を通り抜ける血液中のたんぱく質と結合し、肝臓や骨髄に運ばれ、肝臓ガン・骨髄ガン・白血病を発生させます。イギリスのセラフィード周辺の子どもたちの歯からプルトニウムが検出され、イギリス・フランスの再処理工場周辺では小児白血病が多発しています。
1997年、ラ・アーグ再処理工場周辺の海の放射能汚染によって、工場から35キロ圏内に住む子どもの白血病にかかる危険性が2.87倍も高いという疫学調査結果がイギリスの医学誌に発表されました。
放射能の影響は幼児で約10倍。流産や死産もあり、胎児の細胞分裂が活発な時にひとつの遺伝子が変わると奇形につながります。
これから本格稼働したら、子どもたちの未来や命や健康に影響はないと言えるでしょうか。私たちにできることはないのでしょうか。
私は一人の母親として、青森県民として、できる限りの事をしたいと考え、今回の知事選に出馬を決めました。
どうか、応援してください。
子どもの未来といのちのために動きます。


《写真は高知市とさやま地区/げき撮影》

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2007年5月 1日 (火)

『六ヶ所村ラプソディー』上映&監督トーク

またまた高知県下で『六ヶ所村ラプソディー』上映会があります。見逃した方、もっと見たい方、どうぞ!!

Shimanto4_81 5月5日(土)正午から3回上映と2回講演。
前売り800円、当日1000円(高校生以下無料)で四万十市中央公民館
連絡先/事務局(電話0880-34-3188、ファックス0880-34-3189)

2 5月6日(日)14時〜16時 1回目上映/16時〜17時鎌中監督の講演
18時〜20時 2回目上映/20時〜21時鎌中監督の講演
場所:須崎市立市民文化会館 大会議室(約300人収容)須崎駅より徒歩1分
線路沿いに窪川方面に戻ればすぐです。駐車場も周辺に会館の無料駐車場が点在しています。案内がありますので、すぐ分かります。
前売:800円 当日1000円
チケット取扱店:高知市/ツタヤ土佐道路店("ダフ屋"弘瀬達史さんでもOK)、土佐市/ツタヤ高岡店、須崎市/ツタヤ須碕店・市民文化会館、中土佐町/茶房古久家、窪川町/ギャラリー556

会場では「高知県・核廃棄物拒否条例」署名運動もできます。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。
高知県民をなめたらいかんぜ!! 「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード
どうぞ、たくさんの方々にごらんいただけますように。

《写真は四万十/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2007年4月30日 (月)

東洋町の空に

きょう午前、東洋町の空に「虹のようなオーロラのような光が・・」とお知らせいただきました。
それを写真に撮っていた方がいました。ごらんください。
http://tigyougouitu.cocolog-nifty.com/aaakakugen/2007/04/post_26.html

これは、水平環とか、環水平アークという自然現象だそうです。
http://www.asahi-net.or.jp/~CG1Y-AYTK/ao/circum.htmlに、解説があります。

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2007年4月24日 (火)

勝利にあたっての決意

4月22日東洋町選挙で圧倒的勝利がわかったとき沢山保太郎さんが書かれた文章を、ご紹介いたします。

422bannzai勝利にあたっての決意
     沢山保太郎
平成19年4月22日夜 沢山保太郎後援会事務所/野根旧営林署

まずもって、このたびの町長選挙において わが陣営が大勝利を得たことを祝し、全国の心配してくださった国民の皆さんにこの勝利をご報告するものであります。
1 前町長は町内外の一部の者と高レベル放射性廃棄物の町内持ち込みを画策してきました。それが露見したのは昨年9月。爾来8ヶ月の混乱と不信、対立が町内で続きましたが、今日こそはっきりと核反対という町民の選択が示され、決着がついたと考えます。
2 政府と原環機構はこの選挙結果を真剣にうけとめ、高レベル放射性廃棄物の東洋町持ち込み、最終処分施設の立地調査を、直ちにやめるべきであります。
私たちの勝利は、女性を中心とする東洋町民の、美しい東洋町の自然を護れという熱い想いによって勝ち取られたものですが、また、近隣の高知県、徳島県の皆さん、全国の核に反対する多くの皆さんのご支援のおかげでもありました。
東洋町民の労をねぎらうと同時に全国のご支援いただいた方々に感謝の意を表します。
3 私は明日より町役場に登庁しますが、まずもって、原環機構と政府エネ庁に対し、前町長が行なった立地調査の応募書の撤回を申し入れ、政府が認可している文献調査の中止を求める所存であります。
4 私は、核廃棄物の問題を解決した暁には、町内の対立の解消と町民融和に勤め、以前のような静かな東洋町の暮らしを回復するよう努力を惜しまない所存であります。
そのためには、町政の民主的運営の基本を定め、全町民が町会議員や町職員と一致協力できるシステムを構築し、利権を排除し、公正な行政を進めていきたいと思います。
5 東洋町政は、今回の核廃棄物の問題のほかにも、巨額の借金をかかえ厳しい財政難にあえいでいますし、南海地震・津波など災害対策や、失業・雇用の問題、人口流出など深刻な問題があります。私はこれらの問題について町議や町民の知恵と協力を得て一歩一歩抜本的な解決策を講じてまいる所存であります。
6 今回の東洋町の選挙結果は、政府のこれまでの原子力政策の大きな破綻を示すものであり、原発に頼らない電力・エネルギー政策の根本的な見直しを迫るものであると考えます。国民の核・放射能への恐れはこれほど深く、政府の原子力政策への不信がこれほどまで深刻であるということを示しました。政府は、これ以上危険な原発依存をやめ、速やかにクリーンな新しいエネルギーの開発にその主力を傾注すべきであります。今日の勝利を踏まえ、東洋町・四国の、私たちのふるさとを放射能から守り、祖国日本を核廃棄物の暗雲から解放する日まで、私たちの闘いは永続することを宣言します。


《写真は当選の歓びを住民と分かち合う沢山さん/下司孝之さん撮影》

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2007年4月20日 (金)

愛媛県議も応援に

いよいよ東洋町長選も終盤にさしかかったきょう、松山市から東洋町まで遠路はるばる市民派の愛媛県議/阿部悦子さんがお仲間のみなさんとご一緒に駆けつけ、応援演説をしてくださいました。
ありがたいことです。ほんとうにお疲れさまでした。

Ookikaigan_7阿部悦子さんと妹さんは「いても立ってもいられない・・」と、お忙しい合間をぬって、東洋町のみなさんと○○さんを激励に来られました。
愛媛県伊方原子力発電所で進んでいるプルサーマル計画が現実になれば高知県は風下ですから、どんな危険な事態が起こってもおかしくありません。これからも原子力産業の強硬な圧力に屈することなく、プルサーマル計画/核のごみ捨て場阻止のために連帯していきましょう!!


《写真は大岐海岸/中島健蔵さん撮影》
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2007年4月19日 (木)

新しい仲間たち

東洋町での核のごみ捨て場応募を憂慮する高知市民が4月15日(日)夜、集まりました。
http://blog.goo.ne.jp/yoshi-minoru

Shimanto2_6おおかた顔見知りの方々でしたが、「原発さよならネットワーク高知」以外の顔ぶれもあり、現状分析の共有と、これからの行動計画など話し合うことができました。
きのう、長崎市長の銃殺事件をうけ、東洋町長選の緊迫した情勢に危機感をいだく仲間たちが高知県警察本部を訪ね、嫌がらせや暴力行為の取り締まり強化と、候補者の身辺警護を直接要請してきました。
また、不正選挙が行なわれないよう厳しく監視していただくように、東洋町選挙管理委員会に申し入れました。

高知県に核のごみ捨て場をつくらせないよう、さらに大きく連帯の輪を拡げていけそうで嬉しいです。


《写真は四万十/中島健蔵さん撮影》
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2007年3月31日 (土)

東洋町と津野町

東洋町では4月29日に行なうはずだった白浜祭が、高レベル放射性廃棄物処分場問題で中止になりました。一方、津野町では、20基の風車を一望する「風の里公園」が
4月1日から一般に開放されることになりました。

Sukumo_1安芸郡東洋町甲浦の白浜地区で300年以上の歴史がある五社神社(小野正路宮司)大祭が、今年は中止されることになった。「高レベル放射性廃棄物最終処分施設問題で町内が二分されており、混乱を避けるための措置」と神社関係者。町民からは「町の風物詩の中止は寂しい」「やむを得ない」などの声が上がっている。
大祭は、神社が創建された江戸時代から毎春行われている。ご神体が入ったみこしを男衆が担いで地区内を練り歩き、同神社前でみこしとだんじりが激しくぶつかり合う“けんか祭り”としても広く知られている。
同町では1月、田嶋裕起町長が最終処分施設候補地に応募。反対派の住民らによる町長の解職請求(リコール)運動が起きるなど、混乱が続いている。こうした状況を受け氏子らが協議。「近隣市町村を騒がせている中、町内で祭りをしていいものか」「祭りの時はアルコールも入るし、けんかが起きる可能性もある」などの意見が出たため、4月29日に予定していた祭りを中止することに決めた。(3月28日付高知新聞朝刊)


《写真は宿毛/中島健蔵さん撮影》
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2007年3月12日 (月)

核廃拒否なら原発廃止を

けさの高知新聞投書欄には、17歳の高校生から「核廃拒否主張なら原発廃止も同時に」との意見が掲載されました。嬉しいですね、高知県には世相をとらえ、訴える力のある若者がいるのです!!
若者の投書内容の要点をご紹介しましょう。

ShimantoIAEAの策定した国際条約によれば、放射性物質は発生した国内において処分すべきだと確認されている。
今回の問題で反対派の意見には南海地震と関連させて危険性に言及しているケースが多いが、それを理由に「核廃施設は他の地域にというのならおかしい。他のいかなる地域といえども、危険性を完全に払拭するのは不可能だからである。
「危険性があるから自分たちのところには持ってくるな」とだけしか主張していない反対派というのは"地域エゴイズム"に陥っていると思える。
これは何も東洋町に限らず、この種の問題において反対論を唱える多くの人に言えることである。この"エゴイズム"から抜け出すためには、反対派は「原発の廃止」も同時に主張しなければならない。「核のごみ」を拒否するのであれば、それが当然と僕には思える。


《写真は四万十/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2007年3月 9日 (金)

高知新聞が熱い

高知新聞がいま、熱い。もともと自由民権運動の機関紙として創刊されただけに、ジャーナリズム精神を貫いていると感じます。3月7日朝刊に、その根っこをみました。

Usa裁判員制度をめぐる特集記事によせて、宮田速雄編集局長は『編集権の独立 明確に』として、「編集局はフォーラムを取材し記事を書くわけですが、その内容について広告主の意向に制約されることはありません。高知新聞社の編集権は独立して編集局長にあり、経営者といえども侵すことはできない」「新聞は権力を監視し、政策を検証する使命を担っています」と言明しています。
さらに、依光隆明社会部長は『疑問は まだ多い』と、最高裁と新聞社の共催で各地で行なわれてきた裁判員制度フォーラムが、裁判員が重大刑事事件だけを対象にする理由や死ぬまで守秘義務を負うことなど、ほんとうの問題のありかに踏み込んでいないことを示唆しています。
高知新聞のスタンスに、感動と賞賛の拍手をおくります。こんな高知にいられて嬉しい・・

そして、地域面で「核廃施設取材班」による『東洋町・地層処分は安全かー講演と討論会詳報ー』の大きな記事。推進派・佐藤正知さんの『システムは安定的』と、反対派・小出裕章さんの『技術的な保証ない』の発言内容を対等に併置し、解説を加えています。県民が考える材料、判断する材料を提供しています。
内容を読めば、いかに安全性に問題があるかは一目瞭然。東洋町に行けなかった高知市内の仲間たちは「切り抜いちゃある。ようわかるねえ」と口々に言います。
27日夜の東洋町には、大勢の取材陣のなかに顔見知りの取材班の記者もいて、ほっとしたことでした。

マスメディアが健全でいてくれたら、私たち県民も頑張れます。

《写真は宇佐/中島健蔵さん撮影》
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2007年3月 8日 (木)

窪川原発騒動の悲劇

きのうの高知新聞には、田辺浩三さんの投書も掲載されていました。ご本人は、書き尽くせない思いがあるそうですが、ご紹介します。

Tukiyo_2東洋町の高レベル核廃棄物処分施設問題の記事に触れるたびに、25年前の旧窪川町でのつらい過去が脳裏に浮かぶ。原発推進・反対で町は二分し、親子・夫婦・親戚・隣近所が意見の違いから対立、地域社会には数々の騒動が起こった。
都会の大学を卒業して帰ってきた文化人気取りの俺は、ジャズライブや映画上映会に興じる、政治には無関心の"遊び人"だった。が、原発騒動が激化すると、そんな人間に対しても、嫌がらせ電話や「活動をやめないと殺す」と脅迫するカミソリ入りの手紙が舞い込んだ。
土佐人の反逆精神からか反原発に傾斜するにつれ、推進派だった父親とのケンカが絶えなくなる。父は「商売は、見ざる、聞かざる、言わざる、ただ金儲けだけを考えてりゃあいい」、俺は「原発に反対するのは人の道。カネを超えた問題。視野を広くしてよ」と。ある日、父は猟銃を持ち出し、「金儲けを邪魔する息子を殺す」と引き金に指をかけ、パトカーが駆けつける騒ぎになった。
その父も「チェルノブイリの事故を見たら、お前が正しかったとわかった」と言い残して病死した。
東洋町長さん、野根漁業組合長さんよ、このままだと東洋町も旧窪川町と同じ10年騒動になるぜ。その騒動の只中で、若者や子どもたちが差別を受けたり、人権を侵害されたりして、苦しみ続けるぜ。
あの悲劇を繰り返さないでくれ!!


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2007年3月 5日 (月)

文献調査は禍根残す

Shimanto3_4きょう始まった四万十市議会は、冒頭で「東洋町の高レベル放射性廃棄物最終処分施設の文献調査に関する決議」を可決したそうです。
決議は「東洋町の住民と議会、周辺自治体の理解が得られていない状況で文献調査を開始すれば、国と地方の信頼関係に大きな禍根を残す。国が認可しないことを求める」という内容。賛成多数で可決した。(3月6日付高知新聞朝刊地域面)


《写真は大岐海岸/中島健蔵さん撮影》
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2007年3月 4日 (日)

東洋町から感謝状

東洋町が高レベル放射性廃棄物最終処分場に応募することに反対の請願署名運動の、第4次集約結果と感謝のメールが届きました。応募反対の声は、町内外4万人を超えたそうです。
ご署名いただいたみなさん、ご支援いただいたみなさん、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。

Naminori_1高知県東洋町の高レベル放射性廃棄物処分場誘致の反対署名に
ご協力いただきました皆様へ
本日、「東洋町を考える会」が取り組んだ町内・外の議会議長宛請願書(紹介議員5名)、「生見海岸を愛する有志」で集めた議会議長宛陳情書の「第四次集約分」を提出してきました。町内・高知県内はもとより、全国各地からたくさんのご協力・ご支援・応援のお手紙に心から感謝いたします。
署名数は本日2007年3月4日の累計で、町内 2201名 /町外 35214名/サーファー 6113名、 合計 43528名にという予想をかなり上回る署名数となりましたが、町長は2007年1月25日、町民の声も議会も無視して独断で応募してしまいました。ですが、大好きな町の未来と自然のために、これから生まれてくる子供たちのために、諦めずに皆で頑張って町長に声を届け続けたいと思います。メールで簡単ではございますが、ご協力・ご署名いただきました皆様へ、お礼と報告とさせていただきます。本当にありがとうございました。  「東洋町を考える会」「生見海岸を愛する有志」 


《写真は大岐の浜/写真は岡田充弘さん撮影》

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2007年2月20日 (火)

応募支持派住民集会

昼前のNHKローカルニュースによると、きのう東洋町応募支持派住民は30人ほどで集会をもったそうです。

Muroto_17田嶋裕起町長の単独応募を支持する住民たちは「東洋町の明日を考える会」を結成、埋め捨てを研究する学者らを招き、勉強会をおこなうとか・・
左リンク《最新の報道》から、「推進派町民組織発足/高知新聞」も、ごらんください。


《写真は室戸/中島健蔵さん撮影》
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2007年2月19日 (月)

反核も土佐の山間より

「原発さよならネットワーク高知」のミーティングで、今週金曜日の『六ヶ所村ラプソディー』上映に向けてTシャツをつくろうということになり、急遽、メールで県内の仲間たちに呼びかけました。

Monobe2_6たくさんのメッセージが寄せられました。
「こじゃんと!土佐を愛してる!」
「土佐を、自然を愛してる」
「自然を守る!土佐で生きる!」
「土佐の自然を守ろう!」
「おらんくの海(大地、緑、自然)を汚すな」
「うちんくの海(大地、緑、自然)を汚すな」
「ニューモのお役人 なめたらいかんぜよ!」
「カネの亡者は、土佐にはいらんちや!」
「原発のゴミは、土佐にはいらんちや!」
「土佐の自然と共に生きる」
「ストップ いらんぜよ 核のゴミ」
「応募 やめとうせ 核のゴミ」
「応募 いかんぜよ 核捨て場」
「土佐の自然をまもろう!」
「土佐の自然を子どもたちに!」
「おらんくに、核のゴミはいらん!」
「非核は土佐の山間から!」
「反核は土佐の山間から」・・・
結局、自由民権運動発祥の地たらんとする土佐人の心意気「自由は土佐の山間より・・・」にあやかり、
「反核も土佐の山間より」に決定、今夜発注しました。
Hannkakumotsyatu木曜日には届くそうですから、金曜日の映画会には、スタッフも仲間のみなさんも着用できそうです。そう、鎌仲ひとみ監督にもプレゼントできますね。


《写真は物部/中島健蔵さん撮影》
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2007年2月18日 (日)

四万十町議会も反対決議

四万十町臨時議会は16日、「東洋町における高レベル放射性廃棄物最終処分施設誘致に反対する決議」を全会一致で可決したそうです。
さすがに、窪川原発をはね返した地域ですね。
すばやくて頼もしいです!!

Shimanto3_2決議は「安全性の保障がなく、放射性物質がもれる危険性や風評被害をふくめ、周辺地域だけの問題にとどまらない。いっさいの行動に強く反対するとともに、すみやかに計画を断念するよう決議する」という内容。議員発議により、全会一致で可決した。(2月17日付高知新聞朝刊地域面)


《写真は四万十川/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2007年2月15日 (木)

彼我の差異

徳島県議会は15日開催した2月定例会で、高知県東洋町の高レベル放射性廃棄物最終処分誘致に反対する決議を全会一致で可決したそうです。決議は県議39人全員が提案者に名を連ね、東洋町の応募に対し「民主主義のルールを無視した形で断じて容認できない」と批判。しかも、飯泉嘉門知事は、今後の動きに即応できるよう海部郡3町と共同でチームを設置し、情報収集・連絡体制の強化を図るとの対応策を明らかにしています。また、県HPに特別メニューを設け、一般からも情報を募るそうです。徳島県のすばらしい議会運営と知事の対応に、敬意を表します!!
《最新の報道》から「徳島県議会が反対決議/徳島新聞」をごらんください。

Moguri_2ところが・・・
きのう高知県議会自民党会派の方から、以下のようなFAXをいただきました。
徳島県議会と高知県議会の1会派、この彼我の差異は・・・
いったい何でしょう!!

*******

文書番号6212500610
発信者 自由民主党高知県議団会長 結城健輔

冠省 先般来駕いただき御相談のありました「核廃棄物拒否条例」の制定について、正確を期する為再来いただいて直接結果を報告いたしたく電話(2月14日、13時)いたしましたが、不通のためFAXにて御通知申し上げます。
 自由民主党会派の見解として、本事業の諾否は、基本的に市町村首長の判断に任されている。従って、県議会で条例を制定する事は、首長の判断を制約する事となる。つまり地域の発展、住民の福祉という首長の思いという観点より、県議会での条例制定はなじまない、との意見集約をいたしましたので御通知いたします。(原文のママ)


《写真は田上圭一さん提供》

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2007年2月14日 (水)

高知の海を汚さないで

このブログ「きれいな土佐(を汚さないで!)」のイメージとして写真をご提供いただいている、土佐清水市在住の岡田充弘さんの写真映像と、タイで音楽活動をしながら高知県民をご支援いただいているKEIJUさんの音楽との、コラボレーション《Kochi Ocean》をごらんいただけましたか。左リンク《こちらもごらんください》から、どうぞ。

Ookinohama3_1東洋町長の非常識な応募宣言を機に、「東洋町の海を汚さないで」「高知の海を汚さないで」というメッセージをこめて、届けていただきました。
対立ではなく、心と心が響きあう運動をくりひろげていきたいと、思っています。


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2007年1月27日 (土)

響きあう心

こんなときでも、絶望せずに希望にむかって歩いていけるのは、仲間たちがいるから。

Tukiyo_1この運動とブログを媒介にして、すてきなコラボレーションが誕生しました。
岡田充弘さんの写真映像と、タイ在住のKEIJUさんの音楽が、融け合いました。
左リンク《こちらもごらんください》から「Kochi Ocean」をどうぞ!

徳島県在住のYUKARIさんからは、「私は詩を書くのが好きなんです。私はこの東洋町の事を見て、政治に訴える気持ちを詩にしました」というメッセージが届いています。
おなじく左リンク《こちらもごらんください》から「青い国 四国」をどうぞ!

愛媛県在住のNIKAさんからは、「多くの人に、原発問題に対して、もっと感性的というか感覚的にもわかって
もらいたいなと思って書きました」という小説1本、脚本1本が届きました。
「最終処分場の町」をダウンロード
「一人芝居/労働被曝」をダウンロード

若い才能と心が響きあい、新鮮な表現の誕生にたちあう喜びはひとしおです。

きょうも、高知市の繁華街では高校生や若いカップルをはじめ多くの県民がすすんで署名してくださいました。480筆も! 署名用紙を手に呼びかけてくださったみなさんは12人。マスメディアも5社8人でした。
みなさん、ありがとうございました、お疲れさまでした。


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2007年1月24日 (水)

放射性廃棄物と地域経済の疲弊

きょうは原点に立ち返り、「津野町に応募の動き」が報じられた直後の投書をご紹介します。

Hharisennbonnjpg_29月5日付け本紙社会面に、津野町で高レベル放射性廃棄物の最終処分場候補に応募する動きが報じられた。また、同日夕刊では地域経済の疲弊の実態が話題になっている。
最終処分場に応募すれば調査の段階でさえ億のカネが動くのだから、交付金目当てに地域の未来を売り渡すことになりはしまいか。現在稼働する55基の原子力発電所はすべて貧しい過疎の町に建った。青森県六か所村の再処理工場しかり。一方、核廃棄物受け入れ拒否条例をつくって拒否する自治体すらある現状では、津野町は後戻りはできなくなる恐れがある。
高レベル放射性廃棄物とは、原子力発電所で燃え残ったウランとプルトニウムを再処理工場で取り出したあとの廃液。これを金属容器にガラスで固めて地中深く埋め込もうとするのが最終処分場。このガラス固化体1本分の発する放射能の強さは途方もなく、そばに1分間立っているだけで200シーベルトも被曝する。15シーベルト以上で神経損傷による死、100シーベルト以上で急性中枢性死をもたらす。そんなガラス固化体を4万本まとめて埋め捨てにしようという計画だが、まだ世界中どこも踏み切ってはいない。半永久的に埋めておくには危険すぎるからだ。
まして定期的に繰り返す南海地震の危険地帯に「地下深く埋めれば安全」といえるはずがない。
問うべきは、後始末の方法すら確立させずに暴走し続ける原子力依存のエネルギー政策と、地域経済を疲弊させてなお「構造改革」を叫び続ける現政権の独善性ではないだろうか。(2006年9月9日付高知新聞投書欄掲載)


《写真はハリセンボン/岡田充弘さん撮影》

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2007年1月22日 (月)

国内に適地なし

けさの高知新聞投書欄に掲載された是枝峻さんの「声」を、ご本人の許可を得てご紹介します。

Okinoshima4_1東洋町長は高レベル放射性廃棄物への基本認識を欠いていると考えざるを得ない。
本紙報道によれば、昨年3月、町民や議会にも諮らることなく無断で「核のごみ捨て場」建設に直結する応募書を「原環機構」に提出していたという。応募書の写しを入手した団体の追及によって事実が明らかになった。
この問題に関する一連の町長の言動は、自らの責任において提案し説明する者ではなく、暴露されてやむを得ず弁明し、もみ消そうとするものであって、町民、議会に対する背信行為であり、近隣市町村を愚弄する許しがたい行為である。しかもこうした事態を招きながら誘致断念を明確にしていない。
放射性廃棄物の安全な処理技術は国際的にも確立されておらず、まして日本のように地震、火山、台風、岩盤、地層の断裂、人口稠密であるが故に、原子力委員会自身が「国内に適地なし」(1962年4月)としていた。にもかかわらず、「1万年以上の安定した地層に埋める」という信じがたい虚構の上に、この事業は計画されている。子々孫々への責任、広域市町村への重大影響から考えて、軽々しく誘致を唱えることは許されない。すみやかに断念を表明されることを求めます。(1月22日付高知新聞朝刊)


《写真は沖の島/西村健一さん提供》

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2007年1月21日 (日)

滋賀県余呉町長選挙

1月21日の滋賀県余呉町長選挙は「余呉の明日を考える会」が支持した二矢秀雄氏が当選されたそうです。
おめでとうございます!! 
「seisaku1.pdf」をダウンロード
「seisaku2.pdf」をダウンロード
「seisaku3.pdf」をダウンロード

Nangoku_5任期満了に伴う余呉町長選挙は、高レベル処分場誘致を断念した畑野佐久郎町長の不出馬で、多くの町議の支援を受けた元議長の久保田順一氏と、処分場に応募しないことを求める請願署名を行った「余呉の明日を考える会」が支持した、二矢秀雄氏が争いました。
1月21日(日)に投開票が行われ、二矢秀雄氏が80票差で当選しました。
元議長の久保田順一氏を応援するために、国会議員、県議会議員、周辺市長や町長が入っていたそうです。

二矢氏は、町政の流れを変えようと積極的な情報公開や町長給料の50%カットなどの財政改革、住民本位の町づくりなどを訴えてきました。(1月15日付京都新聞)

滋賀県余呉町では、嬉しい流れが成立しました。あとに続きたいものです。


《写真は南国市/中島健蔵さん撮影》
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2007年1月12日 (金)

絶望ではなく希望

Tudukisankoten高知県在住の造形作家であり、旧友である都築房子さんが、いま南国市のアートスペイス「さわと」で個展をしています。テーマは『絶望ではなく希望』。すばらしい作品群です。お近くの方はどうぞおいでください。

この時代、この社会のはらむ醜悪な様相とその対極にある希望のありかを、繊細かつ大胆に表現していて、見る者の思考と内的なエネルギーを揺さぶってくれます。


《写真は個展会場/都築房子さん提供》

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2007年1月11日 (木)

東洋町町内署名66%超達成!

緊急報告、一部訂正します。

Muroto_4ご協力いただいています、高知県東洋町の「高レベル処分場応募反対請願署名」は、東洋町内の請願署名が1月10日現在で、2114名(対象者の約66.69%)に達したそうです。東洋町の人口は05年10月末現在で3456名ですが、町内署名の対象者である中学生以上の住民数は3170名だそうです。
すでに年末段階で、過半数を突破していました。


《写真は室戸/中島健蔵さん撮影》
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2007年1月 9日 (火)

伊方原発見学記 

高知県には誇らしい市民運動史があります。窪川原発反対運動です。高知県西部の旧窪川町に起きた原子力発電所建設の動きを、町民ばかりか超党派で県民が応援し1990年12月、町議会が立地調査協定の撤回を決議しました。
当時の運動に関わってこられた方から、伊方原発見学記が届きましたので、ご紹介いたします。
伊方原発から高知市までは直線距離で約120kmですが、道のりはあったようです。  
 
Hennro_42006年11月2日、理事をしている高知市防火管理者協議会で愛媛県伊方原発の見学に行ってまいりました。
道中、原発の高レベル放射性廃棄物の受け入れを巡っての町政混乱に、町長が終息宣言を出したばかりの津野町を経由しました。ところどころに受け入れ反対の野立て看板が残っています。
伊方まで愛媛側の山も深く、休息を入れて4時間半もかかりました。高速を使えば大阪にたどり着けますね。
 
伊方では防災業務の改善に繋がる具体的な話は聞けませんでした。「テロ対策」の4文字で、その対極にある情報開示を封じ込めてしまった様子です。
仕事に繋がらない内容のお話をひたすら聞く羽目になりました。
 
佐多岬半島の根元、丘の上に建つビジターハウス『伊方きらら館』では、主に断層と高レベル廃棄物の廃棄について説明があり、皆さんの問いには、係官はにこやかに答えておりました。
青い石の岩盤は特に強固でその上に建ててあるから地震に強いこと、高レベル放射性廃棄物は東京タワーの高さほども深く埋めるので大丈夫だと、模型で図示していました。
 
「テロ対策」とは便利な言葉で、期待された原子炉を内蔵した原発本体が収納された建屋の見学には入れなくなっていました。
原発を遠望できる波止場が写真が許可される唯一の場所で、他で撮影を見つければカメラを取り上げるとのことです。
 
波止場の対岸に原発が3基あるのですが、『転落しないで下さい、テロ対策で這い上がれません』と説明です。
案内嬢は『皆さま、ピストルはお持ちでないでしょうね』とか、盛んに親父ギャグを連発しますが、笑えません。
 
正門ゲートに降りてくる坂道に『原発さよならネットワーク四国』の立て看板が立っていて、ビジターハウス横のゲート内なので驚きましたが、反対派の敷地なので仕方がありませんという説明です。
でも誘致されてきた原発だと力を入れていました。
原発が必要なのは国の政策、ここへ誘致したのはあくまでも伊方町であるという、請われてきたのだというスタンスです。
 
原発建屋のすぐ側の見晴らし所から再び説明を聞きました。
1750人が働いているが、被爆検診時には2500名が受けるということです。
全て八幡浜などからの通いで敷地内に住宅はないこと、これは危険だからではなくて敷地がないからとの説明です。
通いには通行証を持たした送迎バスなどで路上の混雑を避けている、しかし零細な業者はそのまま乗り入れているとのことで自家用車が多くみられました。
八幡浜からタクシーで来ると往復1万円ぐらいになるとのことで、時間に遅れずにだれもが来ているとも説明です。
 
「数年後に情勢が変われば、立ち入り見学を再開する」と言ってはいましたが、ますます険悪化する国際情勢ですから、立ち入り見学をさせるつもりは当分ないと見るべきでしょう。
2001年の9・11テロ以来、伊方原発の沖合いに1隻は巡視船を待機させているというご時勢です。むしろ「テロ対策」を口実に国民への情報開示を怠り、より安全性を不確実なものにしてゆく恐れがあります。
 
正門ゲートでは放射性物資の持ち出しはないか、所定位置でバスぐるみ精査がおこなわれています。放射線治療を受けている人はひっかかる精度だとのことです。
 
四国電力の招待旅行は続いており、八幡浜のホテルから最近は松山市内の全日空ホテルに代えて一泊食事交通費ともに3000円でなされていると説明していました。
この度は四電さんへ土産のお菓子箱を持参しての日帰り自主研修旅行でしたが、電気代にこのような出費も含まれているということは忘れることが出来ません。


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2007年1月 6日 (土)

ラプソディー連続上映

嬉しいニュースです。『六ヶ所村ラプソディー』高知、高松、松山、連続上映が決定しました。さらに「上映決定!」の声が高知県下、あと2、3か所から湧き上がる日を待っています。

Shimanto4鎌仲ひとみ監督作品
長編ドキュメンタリ−映画「六ヶ所村ラプソディー」
〜核燃の大地に咲く花 ここにわたしたちのくらしがある〜
四国連続上映!!

2007年2月23日(金)高知県立美術館ホール
入 場 料 
前売り券1,000円/
当日券 1,500円
(小学生以下・障害者 無料)
上映時間(120分) 10:00〜  13:00〜  15:30〜 18:30〜
監督講演会 17:40〜 20:40〜
主催 高知で「六ヶ所村ラプソディー」を上映する会
連絡先:くすのせ 携帯080−3926−7430
メール sun@evha-house.com

2007年2月24日 (土) 香川県玉藻城公園内披雲閣
お座敷上映会 &スパイラルコンベンション
入 場 料
一般 前売1500円 当日2000円
中高校生 前売 700円 当日1000円
小学生以下 無料  (公園入園料が別途200円必要となります)
10:00 開場 各ブースでの体験、見学をお楽しみ下さい。
13:00 オープニング演奏 香川ジャンベクラブ
13:15 六ヶ所村ラプソディー上映
15:15 上映終了
15:25 鎌中監督講演&質疑応答
16:15 講演終了
16:15 参加アーティストによるスパイラル演奏
16:30 終了
主催 六ヶ所村ラプソディー上映委員会
連絡先: 090-6883-8767 西原まで

2007年2月25日 (日) 松山ユースホステル2Fホール
入 場 料 前売り券1,000円/当日券 1,500円
(中学生以下・障害者 無料)
上映時間(120分) 10:00〜  13:00〜  15:30〜 (22:00〜希望があれば、、)
主 催 ♪伊方原発祈る会♪
宿 泊 泊まれます、要予約
(松山ユース089−933−6366)http://www.matsuyama-yh.com/
懇 親 会 2,000円 18:00〜 (鍋でもつつきながら話しましょう!要予約)
連絡先:クマクマ 携帯090−3184−5892
メール mia313stones@k8.dion.ne.jp


六ヶ所村ラプソディー公式ページ
http://www.rokkasho-rhapsody.com/

「世界中に起きているストーリー
人類史に普遍的なストーリー」
坂本龍一(音楽家)


《写真は四万十川/中島健蔵さん撮影》
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2006年12月27日 (水)

室戸市で誘致反対決議

Muroto_2東洋町の南隣、室戸市議会で26日「東洋町における放射性廃棄物最終処分施設誘致への反対決議」と、意見書3件を可決したそうです。東洋町が検討を進める応募問題について、周辺自治体で反対決議が可決されたのは初めて。

反対決議案は久保善則議員が提出、「市は海洋深層水関連の誘致や深層水体験施設などの利用促進に努めている。東洋町の動きには強い不信感と疑問を呈せざるを得ない。候補地に応募しないよう強く要望し、風評被害の拡大を早期に食い止めることを求める」という内容。採決前に議員1名が退席、議長を除く15名全員の賛成で可決した。
(高知新聞12月27日付朝刊地域面)


《写真は室戸/中島健蔵さん撮影》
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2006年12月24日 (日)

こころ温もる贈り物

Photo_11高知県知事宛要望書への賛同のとりまとめをしていると、たくさんの連帯/幸福のメッセージに、こころが温もります。
大月町、中土佐町、津野町、佐川町、日高村、香南市、安芸市、そして東洋町・・高知県下至る所から、県外では山形県、群馬県、埼玉県、兵庫県、宮崎県から、海外からも・・今夜も賛同者の輪は広がり続け、県内150名突破、県外海外100名突破しました。団体も増えています。

みなさん、ありがとうございます!!

あるかたの今夜の言葉をご紹介します。
「祈ってください、すべての大人たちがこの瞬間サンタクロースになって、世界中の子供たちの幸せを願うように。
そうなれば、平和な世界は簡単に来るでしょう。」

あすは県政記者クラブほか、マスコミに知事宛要望書提出の告知をします。
賛同は、一応今夜いっぱいで締め切ります。


《写真は岡田充弘さん撮影》

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2006年12月16日 (土)

津野町議会のけじめ

Photo_9津野町の12月定例町議会で13日、高レベル放射性廃棄物最終処分場誘致をめぐり「町内を混乱させた」として、山本正平議長、高橋真一郎副議長がそれぞれ正副議長を辞任したそうです。
問題が表面化して以降の"騒動"に、津野町議会として、"けじめ"をつけたわけですね。

9月4日誘致を求める陳情書と誘致に反対する陳情書が町議会などに提出され、周辺自治体が相次いで反対決議するなど県内外から注目された。結局、付託を受けた行財政改革特別委員会は、すべての陳情書を不採択。
10月30日の臨時町議会でも、すべての陳情書が不採択となり、その結果、明神健夫町長と大地勝義行財政改革特別委員長は、「公募には応募しない」「一切この問題には取り組まない」と終息宣言をした。
ところが「勉強は続ける」などとする一部町議の発言に、不安視する町民も。旧葉山村、旧東津野村の議長や村長経験者らは、町長や議会宛に混乱の責任を問う申入書を提出していた。
町議から「議会として対応する必要があるのでは」と声が上がり、議員協議会などで「責任を明確にすべき」などの意見が出され、最終的に正副議長が辞任を決意した。
両氏は「町民や周辺自治体に混乱を与えたことは間違いない。議会人としての責任を明確にし、今後の町政発展に尽くすため辞任を決心した」という。
(高知新聞12月14日付朝刊地域面より)


《写真は西村健一さん提供》

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2006年12月 7日 (木)

情報公開しなくなった国

放射能のごみ捨て場問題ばかりでなく各分野の政策について、議論を深めることもなく ろくに情報公開もせず、市民の意識が追いつかないまま拙速に進んでいくことに不安、憤り、危機感を抱きます。

教育基本法の改悪もそのひとつです。
教育基本法は、岩波書店の『教育刷新委員会・教育刷新審議会会議録』全13巻(1995年)にも明らかなように、市民として成熟した個人を育てることで二度と戦争に突き進むことのないようにと、真剣な議論をとおして練り上げられた、日本人として誇るべき文化遺産です。

今回は、人生の先輩であり、同志でもある、山本美佐子さんの論考をご紹介いたします。

Hamanoprokumo_4『教育基本法改悪に思う』

 安部内閣が最重要法案と位置づける教育基本法改正案は、衆議院で可決され、舞台は参議院に移った。
 今年の2月11日、野田正彰さんの教育基本法の講演をきいた。ほとんど身じろぎもできないほど密度の濃い内容だった。教育基本法は私たちの近代が犯した悲痛な過ちであった戦争への反省から、平和な国をつくる人間をどう教育するべきか、という視点で作られ、個人の確立を強調している。

 しかし教育基本法のある現在でも、基本法の理念とは全く別のことが行なわれている。国旗・国歌を強制し、従わない先生を処分して黙らせておいて、生徒に「生きる力」をつけさせろと言っても無理だろう。京都市の場合、関心・意欲・態度の評価は1科目で12項目もつけなければならず、次々と文部科学省から指令が降りてくる「教育改革」が現場を混乱させているときく。

 現行の教育基本法ができる過程は、岩波書店から『教育刷新委員会・教育刷新審議会会議録』全13巻として全発言が公開されている。膨大な資料であるが、関心のある人は読んでみるとよいと言われた。ところが今度の「与党・教育基本法改正に関する検討会」はマスコミに非公開で、議案書はすべて回収された。教育という国民的課題にかかわる重要法案を”密室”審議することは現行基本法を作る過程の全公開とは対照的である。

 現行の教育基本法を読んでみると、考えぬかれた文章で改正する必要はないと思う。それに、あの戦争中の教育を体験した私にとって、国を愛する態度を国に強制されるのはたまらない。教育基本法や憲法は、暴走しやすい国家権力を縛るものであって、個人を縛るものではないはずである。
 教育を人権としてとらえた現行法から、改正案は国民統制の手段へと変質させる法律になるのではないだろうか。


今年7月20日に高知市でご講演いただいた野田正彰さんの、11月11日の講演記録です。

http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200612040923571日刊ベリタ

教育現場の問題を、とりわけ、いじめと それに由来する自殺が増えたからといって、「愛国心」を謳うことが解決につながるのでしょうか。
いま問題の核心は、すべての国民の幸福の実現を視野におさめていない、文科省の安易な管理統制方式にあるのではないでしょうか。時代を逆行する「民衆の心の統制」は、まちがっていると思います。幼い心までがんじがらめに縛り上げようとする動きには、統治者の隠された危険な意図さえ感じてしまいます。

教育基本法案の徹底審議を求める署名ができます。
http://www.fleic.dyndns.org/cgi-bin/appeal1206.cgi署名書式

12月13日(水)午前10時、第1次集約だそうです。


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2006年12月 3日 (日)

自由民権運動は青年の運動だった

12月2日(土)冷たく時雨れる佐川路を「佐川史談会」の研修会『植木枝盛の憲法案』に参加しました。
講師は高知大学教育学部教授 松岡僖一さん。土佐の自由民権運動を研究されて30余年の経歴。坂本龍馬の甥 坂本直寛が、土佐での自由民権運動にどんな夢を描いたかを読み解いた『幻視の革命』ほか研究書多数。
パソコンとプロジェクターご持参で、情熱のこもった、しかも分かりやすく整理されたお話でした。


Nami_3今回のテーマは植木枝盛。
いきなり「自由民権運動は青年の運動であった」のタイトル。
明治元年/明治10年(自由民権運動絶頂期のはじまりの年)の運動家の年齢は、植木枝盛11/20歳、坂本直寛15/24歳、中江兆民21/30歳、片岡健吉25/34歳、板垣退助31/40歳、(明治政府側:伊藤博文27/36歳)というように自由民権運動の担い手は青年たちで、なかでも植木枝盛は弱冠20歳で坂本直寛、片岡健吉らとともに佐川町をはじめ、高知県下各地で政談演説会、懇親会、夜学会をしてまわっていたのです。

さらに植木枝盛は、政論紙『海南新誌』では社説のような文章を、大衆紙『土陽雑誌』ではルビ付き社会面記事のような文章を書いていました。
明治維新は「政府と政府の変換、すなわち治者のみの関係であって・・人民の幸福が増したわけではない・・」だから、「政府の独裁を廃して、人民をして政権を掌握すべきだ」(『明治第2の改革』)という論調です。

民衆の心をつかんだのは、「よしや武士」「民権数え歌」などの創作。
♪ 4つとせ 世の明けゆくその早さ 親が子どもに教えられ( 「民権数え歌」)
♪ あさひ輝く国とは言えど 民のねむりのまださめぬ(「民権都々逸」)
♪ 権利張れよや国の人 自由は天の賜じゃ(「民権田舎歌」)


明治期の青年群像が私にはなぜか、東洋町での西尾漠さん講演会を仕切っていた若者たちの姿とかさなって想像されました。つぎの時代を拓く勇気は、青年たちにこそ似合う、そう感じました。


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2006年11月29日 (水)

土佐人の知恵と勇気

某放送局の『功名が辻』という連続ドラマで舞台が土佐になったと聞き、先の日曜日に見ました。

Hamanoprokumo_3ドラマでは、おっとろしい史実を暴いていました。
長宗我部政権の治世が長く続いた四国でしたが、関ヶ原後、徳川家康の命をうけた新しい藩主の手先が一計を案じた。抵抗する「一両具足」と呼ばれる農民兼下級武士は「勇気があるが、知恵はない」「みな、そろって相撲好き」だから、相撲大会と称して種崎の浜に「一両具足」の頭領である猛者たちを村々の郷から集め、まとめて葬ってしまおうと。かくして殲滅作戦は遂行された。・・・時代が時代とはいえ、土佐っぽを「わやにすな!」って、言いたいですね。

私たちは勇気をもち知恵もつかって、住民運動を深くしずかに進めていきましょう。

笑い飛ばす材料を、どうぞ。「samurai.html」をダウンロード


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2006年11月28日 (火)

原環機構の情報公開は落第点

岡山の石尾さんから、「原子力発電環境整備機構(原環機構/NUMO)の情報公開は落第点」という原稿が届きましたので、ご紹介いたします。


「存否」も答えない『市町村認識情報』 
住民説明会の議事録、録音も不存在!!
Geisei私は高レベル放射性廃棄物最終処分場の実施主体の原環機構に対し、発足当初から情報公開請求に取り組んでいます。


津野町議会の応募・誘致の動きを受けて9月26日付で行った、原環機構の①理事会議事録 資料、②評議委員会議事録 資料、③会議費・交際費承認表、④旅費申請支払書、⑤住民説明会出席者旅費申請支払書、⑥出勤簿の開示請求に対し、原環機構は11月26日、「部分開示、非開示」の通知書を送付してきました。しかしながら、原環機構の情報公開内容は、高レベル処分法令に定められているにもかかわらず、あの旧動燃の開示内容よりも何分の1以下という極めて不十分なものです。
例えば、津野町で問題にされた「六ケ所村視察」経費、交際費、会議費、また、うわさのあった議員への何百万円もの工作費等について、「非開示」または「存否も回答しない」というものです。

今回、部分開示されるのは、①理事会議事録 資料写、②評議委員会議事録 資料写、③会議費・交際費承認表写、④旅費申請支払書写、⑤津野町住民説明会出席者旅費申請支払書写(2枚)ですが、原環機構はこの中にある、「市町村名などの市町村認識情報」は「存否」も応えず「非開示にする」という違法不当なものです。
これまで原環機構がおこなってきた、笠沙町、新上五島町、佐賀町、津野町、東洋町、余呉町ほかでの、現地工作、六ケ所村視察斡旋、会議費・交際費接待(飲食)は、全て「非開示」です。

そして、津野町住民説明会出席者名簿、説明会記録は「作成、記録していない」としていますが、27日、課長に電話した結果、録音、撮影などの電磁的記録も「存在しない」と回答しています。
Honngawaこのことは、経産省室長が東洋町住民説明会で「町の反対があれば、文献調査の次の段階に進まない」と明言して一部報道されていますが、原環機構の記録として発言は存在していないことを認めたものです。
したがって、説明会での発言は法的根拠のない発言で、竹村参議院議員の質問主意書への総理大臣の答弁書(「当該都道府県知事等の同意を得るということを国の決定についての要件とするものではない」)
「situmonshuisho.pdf」をダウンロードに比べても全く意味がない説明です。

このほか「チラシ印刷・新聞折込関係支払い会計書類」については、支払い手続き未了を理由に「非公開」としています(なお27日付で①〜⑤の開示請求を送付済み)。
また、⑥の出勤簿の写しは「非開示」としました。

以上、「部分開示」の内容をお知らせしましたが、27日に開示手数料と、開示実施方法申出書を送付しましたので、資料が1週間後には到着予定です。

このように、原環機構の情報公開は旧動燃(原子力機構)と比較しても、肝心のものは「存否」も答えないという隠蔽体質で、あの動燃の高レベル処分場候補地「鈴ガ森」の白消し、白紙地図報告書よりひどい内容です。このことは、一旦「応募」すれば闇の中で一気に建設まで強行し、建設後放射能汚染があっても全て隠して何も公開しないという、戦前のファシズムの状態への先祖返りと言えます。
このように、原環機構の情報公開は「独立行政法人等情報公開法」が適用されない、六ケ所再処理工場や電力会社と同等のものです。また、先日の中国電力土用ダム(岡山県新庄村)で、現在の社長が関わつた「データ改ざん」事件を生んだ体質とも同質と断じざるを得ず、極めて危険な組織運営であると考えます。

おわりに 原環機構は今こそ、国民から電気代として吸いあげた積立金を工作費等に使うのをやめ、ガラス張りの組織運営と、独立行政法人並みの情報公開制度(規定)に改めるよう要求します。


《写真上は高知県旧芸西村、写真下は高知県本川村/中島健蔵さん撮影》
プロの写真家から、高知県の写真を借用できました。
【禁転載】でお願いいたします。

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植木枝盛の気概

札束で頬を叩くような国とNUMOの仕切りかたに、憤りをおぼえるのは土佐人の血潮でしょうか。
いったいこの国の政治家は、いつからこのように民の幸福を指向しなくなってしまったのでしょう。
教育基本法の改悪、憲法の改悪さえ俎上にのるいま、
国民の幸せをかなえる国家の姿を憲法案に描いた、
植木枝盛の気概にふれてみませんか!?
津野町「高レベルの会」の西村さんのご紹介で、
土佐の思想史をまなぶ研修会をご案内します。


Nami_2「佐川史談会」は、総会のあと研修会『植木枝盛の憲法案』を開きます。
研修会はどなたでも参加できます。


とき:平成18年12月2日(土)14:10〜15:00
ところ:佐川町総合文化センター 東講座室
演題:「植木枝盛の憲法案」
講師:松岡僖一 高知大学教育学部教授
 (著書)『幻視の革命』『「自由新聞」を読む』『土佐自由新聞を読む』
※ 植木枝盛 1857~1892(安政4~明治25)明治前期の政治家、民権思想家
土佐藩士植木直枝、千賀の長男、板垣退助の立志社設立演説に感銘して政治を志し、独学で西洋思想を学ぶ。立志社に入り国会開設の立志社建白書を起草、機関紙の編集、執筆に携わる。土佐州会議員や小高坂村会議長、「日本国国権案」を起草する。女性解放や家庭改革をめざす論文も数多い。高知県会議員、第一回衆議院議長など。


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2006年11月26日 (日)

東洋町講演会のあと

すでに 東洋町の応募の動き表面化したあとの9月27日に、徳島県の飯泉嘉門知事が「立地には多くの危惧する点がある。慎重が上にも慎重に取り扱っていただきたい」と、県議会の代表質問に答えて、懸念を表明していました(9月28日付高知新聞朝刊内政面)が さらに、
11月19日(日)東洋町生見での西尾漠さん講演会のあと、徳島県側周辺自治体からの働きかけがありました。

Hamanoprokumo_2東洋町に隣接する徳島県海部郡の海陽町、牟岐町、美波町が11月21日、慎重な議論を求める申し入れ書を3町連名で、五軒家憲次海洋町長が田嶋裕紀東洋町長に手渡した。
内容は「室戸阿南海岸国定公園の美しい自然」「水産業、観光立地の振興」などへの影響を考え、十分な議論をふまえて対処するよう求めるーーなど。
田嶋町長は取材に対して「現時点で応募するかどうかは白紙だ。施設の安全性などを勉強していくスタンスに変わりはない」としている。(11月23日付高知新聞朝刊地域面)

また、西尾漠さん講演会に参加した室戸市佐喜浜町在住の59歳の男性からの投書がありました。
「地層処分が世界中どこも実施されていない事実や安全に実施することが可能なのか、特に風評被害などさまざまな問題点があるように思われます。地層処分でその地域および周辺は未来永劫、放射能の不安から脱却できず、必ず後悔すると思います。・・・処分施設を東洋町だけの問題とせず、周辺市町村のみなさんも自分たちのこととして、どうしたら一番いいか真剣に考えてみようではありませんか。」(11月25日付高知新聞朝刊投書欄)

こんな記事もあります。
東洋町が応募を検討していることについて、高知大学理学部の岡村眞教授(専門は地震地質学)は「東洋町の地層はもろくて変形していて不安定で、地下水が上下に動きやすい地層です。それに、東洋町は予想されている南海地震の震源域の真上に位置しています。日本の中でも地層処分に最もふさわしくない地層の一つです」と語っています。(2006年11月24日 「しんぶん赤旗」中四版)


《写真は岡田充弘さん撮影》

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2006年11月25日 (土)

道路整備とストロー効果

11月25日付け高知新聞朝刊に
『四国8の字道路 整備を〜東京 官民で初フォーラム〜』という見出しで、4段抜き記事が掲載されています。

Hennro_1記事によると、11月24日東京で開催されたフォーラムは、橋本大二郎高知県知事を代表(!!)とする「四国8の字ネットワーク整備・利用促進を考える会」の主催。この団体は今年9月(!!)に、四国四県の行政と経済界、観光、スポーツ関係者ら官民一体で設立されていた由。フォーラムでは高速道路の必要性や効果について意見交換、橋本知事は「四県が一緒になって国と議論し、道路を早くつなげたい」と締めくくり、「道路整備の安定的な財源を確保すべきだ」とする『四国8の字宣言』を採択、宣言書を財務省と国交省の事務次官らに手渡したそうです。

この宣言書が、すみやかに財務省、国交省に聴き入れてもらえるかどうか楽観できないにしても、なんだか嬉しいのは私だけでしょうか。
高知県の放射能のごみ埋め捨て応募問題の背景には、三位一体改革で地方の財政基盤がガタガタにされてしまっていたばかりか、もともと道路交通網の未整備があり、それが町おこしにマイナス材料になっていることを、橋本知事はすでに読んでいて9月の段階で行動に移していた!!のですから。
しかしながら私たち県民は「だいちゃんにおまかせ」と、安心してばかりではいられないのです。

よおく考えておきましょう。
災害時にしっかりした道路があるのは、たしかに心強いことではあります。
けれども地域経済については、高速道路で便利になるのは現地の住民だけではなく、大資本をもった地域外のみなさんも恩恵を受けるチャンスです。大企業が外から入ってきて薄利多売しやすくなるとか、あるいは大都会にあこがれる住民がひんぱんに買い物にでかけるとか・・というふうに、現地のお金は外へ外へと吸いとられていく危険性だってあるのです。
このような現象を「ストロー効果」と呼ぶそうです。きのう初めて知りました。

道路整備されたら起きうることを、住民は熟知しておく必要があります。
メリットとデメリットをよおく考え、地域経済が自立したうえで、外とうまく循環していく仕組みづくりこそが大切になってきそうです。


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2006年11月24日 (金)

環境に負けない力

東海地震震源域のまうえに位置する浜岡原発の風下にあたる首都圏では、原発震災による放射能被曝を最小限にくいとめるためのグッズがセット販売されています。強力な防塵マスクとか、放射性ヨードを体内にとりこまないための無添加の天然とろろ昆布とか・・・
でも急場しのぎの前に、日常的に、環境に負けない力を、本来の生命力を養っておきたいものですね。

Kai冷たい雨模様の勤労感謝の日、『アトピー治しは、まず食から』という料理教室を「NPO法人 土といのち」の主催、高知市内で行ないました。
おとな12人、1歳から11歳までの子ども9人の、にぎやかで楽しい集まりでした。

講師は、2、3歳のときからアトピーで、ずっと20年間ステロイドホルモン剤を使ってしまったけれど、食事を変えることで体を浄化できたKさん。その浄化のプロセスは、語り尽くせないほど壮絶だったそうです。
でも、その体験をとおしてこそ獲得できた知恵と技を、まわりの人々と共有する暮らしに、今は満足されているそうです。

ポイントは、いのちのある食材。
白米より玄米、雑穀、豆類など、そのまま発芽する力をもつ、まるごと食品を主食に、農薬や化学肥料で弱った土ではなく、土壌微生物がたくさん存在するすこやかな土から収穫した野菜をまるごと副食にすること。
なんと単純なことでしょう。人類が大昔から続けてきたこと。

地球環境は放射能や化学物質で汚染され続けてきたけれど、
環境をこれ以上悪い状態にしないようにする社会的なはたらきかけと同時進行で、私たち自身のからだに不要なものを溜めこまない、いのちをまっとうできる暮らしを組み立てたいものですね。


《写真は岡田充弘さん撮影》

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2006年11月23日 (木)

滋賀県余呉町の署名運動

Fuukei1_2高知県津野町、高知県東洋町につづき応募の動きが明らかになった、滋賀県余呉町で署名運動が本格化しています。

滋賀県余呉町の署名用紙は2種類あります。
ひとつは、先に始まった「放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜」の署名用紙で、11月25日必着で集約されます。
「れんげ通信」トップページから「yogoshomei1.pdf」をダウンロード
もうひとつは、「余呉の明日を考える会」の署名用紙で、12月12日提出予定で集約されます。
用紙は、「余呉の明日を考える会」署名運動のページから「yogoshomei2.pdf」をダウンロード

どちらもよろしくお願いいたします。


《写真は西村健一さん提供》

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2006年11月22日 (水)

ブログ開設1ヶ月目

Photo_7「それがたまるか!!」にアクセスいただいた件数は、ブログ開設ちょうど1ヶ月目にして5125件でした。

高知市での2つの講演会のあとの10月22日(日)の最初の記事以来、10月30日(月)には「津野町終息宣言」のニュースが飛び込んできて、みなさんに一刻も早くお伝えしようと大慌てで記事を書きました。そして、11月19日(日)には東洋町ではじめて住民主催の講演会が開かれ、若者たちのクールな情熱を肌で感じました。

NUMOの核のゴミ捨て場攻勢をかわし、さらにプルサーマルと再処理を止めるまでの道のりは険しいでしょう。けれどブログを通して、また現地での交流をとおして仲間の連帯がひろがり、確かに発展していくのをひしひしと実感しています。

関心をよせていただいたみなさん、ありがとうございます!!
ますます内容を充実していきますので、コメント、リンク、トラックバック、友人へのご紹介など、これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

《写真は岡田充弘さん撮影》

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2006年11月21日 (火)

六ヶ所村ラプソディー試写

今夜は、高知市内某所で記録映画『六ヶ所村ラプソディー』の試写と上映会打ち合わせをしました。

Hamanoprokumo_1中心になるのは、さる10月14日津野町でのこの映画と鎌仲ひとみ監督のトークを知った、高知市内の若者たち。今から準備をすすめ、来年2月には上映とトークを実現させたい意向です。できたら、高知県西部、高知県東部でも連続上映につなぎたいと、夢はふくらみました。


トラックバックに「予告編」が入りました。
日本人は何を知らず、何を発言してこなかったか・・・
考えさせられます。
ぜひ、ごらんください。


高知市内での、映画『六ヶ所村ラプソディー』上映と鎌仲ひとみ監督のトークの日程が決まりました。
とき:2007年2月23日(金)
ところ:高知県立美術館ホール
主催:高知で『六ヶ所村ラプソディー』を上映する会

下記バナーから、『六ヶ所村ラプソディー』オフィシャルサイトへ、どうぞ。


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

地域住民の声 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年11月19日 (日)

いざ、命の道 見聞行へ

きのう、きょうと高知県全域に冷たい雨が降っています。

Hennro津野町「高レベル放射性廃棄物を考える会」の仲間ととともに、国道55号線を一路東洋町に向かいます。私にははじめての、東洋町「命の道」見聞行です。午前中、女性の健康支援講座「自力整体で生涯すこやかに」第2回をしてから、出発です。
一泊しますので、報告はあす夜になります。

雨模様が、「西尾漠さん講演会」への、東洋町住民のみなさんの出足をくじきませんように・・・


《写真は岡田充弘さん撮影》

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2006年11月18日 (土)

東洋町で講演会

待ってました!
東洋町であす、NUMOの主催でも町の主催でもない、推進派でも反対派でもなく「中立」の立場で準備された住民主催の講演会が開催されます。
東洋町住民のみなさんが、ほんとうのことを知るきっかけになることを願っています。

けさ、アライグマさんが投稿してくださった内容です。

Ookinohama2_1知っていますか? 東洋町に放射能のゴミを埋める計画があることを・・・

「みんなでかんがえよう高レベル放射性(核)廃棄物」
 講師;原子力資料情報室共同代表 西尾漠さん
日時:11月19日(日)午後7時~
場所;高知県東洋町生見「地域福祉センター」東洋町役場裏
お問い合わせ;「東洋町を考える会」
  tel:090-5272-0091(西田)

@以上は先日、高知県東洋町および徳島県海陽町に新聞折込された「ちらし」です。「中立」の立場で準備された住民主催の講演会だそうです。ひとりでも多くのみなさまのご来場をお願いいたします。(アライグマより)


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2006年11月17日 (金)

南海地震と集落の孤立

11月17日(金)夜7時半からのNHK『四国スペシャル』は、「南海地震と四国の高齢化」に焦点をあてた生番組(73分間)を放映していました。以下概要です。

Sakanaiso1 四国四県の高齢化率は、全国平均20.1%よりも高く、なかでも高知県は一番高い25.9%である。

2 南海地震により孤立化するであろう集落数は、四国全体で1990地区、なかでも高知県は一番多い900地区と予想される。また、高知県全体が孤立化するとも、予想される。

3 南海地震に関する地域情報(揺れの強さと性質・持続時間、津波の高さと反復・継続時間など)は行政が提供し、地区ごとに自主防災組織を立ち上げて住民自身が、ハザードマップづくりをはじめ、地区に合わせた避難場所の確保や避難方法などの具体策を練りあげていく必要がある。


四国全体の高齢化、孤立化する集落の多さに圧倒されました。とくに高知県では、もう4分の1以上の方々が65歳以上であり、900もの集落が孤立化するかもしれません。
早急な対策が待たれます。

伊方原発の風下にあたる高知県、「原発震災」が起きないことを祈るほかないのでしょうか。


《写真は岡田充弘さん撮影》

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2006年11月14日 (火)

命の道

Ookinohama2高知新聞11月6日に掲載された投稿「『陸の孤島』東洋町を見捨てないで」に対する、国土交通省土佐国道事務所副所長 岡田芳樹さんと、高知県道路課長 久保博道さんからの回答が、11月14日掲載されました。
地震にそなえ、安全で安心できる信頼性の高い道路網の実現が求められているから、「命の道」の整備として緊急性の高い区間から順次進めているそうです。

はて、「緊急性の高い」という条件は何か、「順次」の優先度は何をもって判断するのか、そして「整備」の現況と見通しはどうなのか、まったく具体性に欠けています。

東洋町の田嶋裕紀町長さん、ここはひとつ、公開質問状を出してみませんか。


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2006年11月12日 (日)

余呉町署名活動を

Fuukei1余呉町では、12月町議会に向けて「高レベル放射性廃棄物最終処分場応募反対」の町外署名を、11月25日までに集めるそうです。ご協力お願いします。

署名呼びかけ文「yogoshomeiyobikake.pdf」をダウンロード
署名用紙「yogoshomei_pdf.pdf」をダウンロード
余呉町チラシ「yogotirasi_pdf.pdf」をダウンロード

詳しいことは、《こちらもごらんください》れんげ通信(放射能のゴミはいらない 岐阜)トップページをごらんください。

《写真は西村健一さん提供》

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2006年11月11日 (土)

新堀川が危ない!

Sinnborigawa11放射能汚染ではないのですが、高知市でもたいへんな事態が発生しています。
このブログ本来の情報範囲からそれますが、緊急事態なのでお知らせします。

Sinnborigawa111高知城の外堀として江戸時代に掘られた歴史的遺産である新堀川に、地域住民の反対の声を無視して、川を覆う道路工事が始まりました。
ごらんのように、ヘドロ臭のする黒い濁流で川底は見えません。夏至の宵には200本のろうそくで語り合った岸辺も汚泥で真っ黒になってしまいました。

せっかく甦ったコアマモが汚泥をかぶって全滅なら、汽水域の幻の魚アカメもいのちを奪われてしまうでしょう。

《写真提供は西岡謙一さん》

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2006年11月 9日 (木)

人形峠のウラン残土

岡山の石尾禎祐さんから、ご報告いただきました。

Img_zanndoみなさまへ
本日、人形峠の岡山・鳥取県境付近にウラン残土搬入状況の撮影に行きました。ウラン残土レンガに加工のため、20数km離れた鳥取県方面(かたも)地区からのウラン残土の搬入です。
11月7日までにフレキシブルコンテナ2514袋/約3022トン、11日が最終日で合計2635袋/4216トン搬入とのことです。説明では当初は約5000トンと言われてきましたが、16%減です。
ウラン残土の放射線(ガンマー線)は、毎時0.3マイクロシーベルト(通常の土砂0.07同)で、通常値の4.2倍とのことです。

方面(かたも)地区からの輸送は4トンダンプに2袋のウラン残土が積まれ、ブルーシートで覆うだけで、ラドンガスは方面地区から撒き散らしていました。
県境から4mのところでは、ダンプから降ろしたフレコンを、レッカーで吊り、放射線測定(本日の測定値0.23同)の後、段積み場所でビニール袋に入れ、さらに網目のフレコンに入れるという作業を、ノーマスクで行っていました。原子力機構のラドンガス対策は不十分で、このビニール袋への作業をなぜ方面地区で行わないのかと腹がたちました。

またこのウラン残土をレンガにする方式(焼製方式か非焼製方式か未定)は近く決まるとのことで、地元説明をしている東濃、幌延、人形峠を含め全国の10原子力機構事業所にウラン残土レンガを配給するようです。
10事業所でワリカンにすると1事業所421.6トンで、約7億円を使った米国製錬の500トン(約200kg超のウランを製錬したとの話)より、やや少ないとのことです。引き取り手がない場合は、ここに「永久保管」かと尋ねると、「この場所は5、6年で返還するので、全力で搬出(配給)する」とのことです。
冗談で「レンガを1つほしい」と言うと「石井岡山県知事の許可が必要」と答えるありさまでした。
彼らの説明では、必ず各事業所に搬出するとのことですから、東濃、幌延事業所のみなさま、その節はよろしくお願いいたします。もちろん住民のみなさまには、「モグラたたき」に参加していただければ幸いです。
鳥取県方面地区では撤去が終わり完全に勝利したわけで喜びにたえませんが、ウラン残土は10億円を使い、JISレンガにしても、放射能はそのままです。「スソ切り*」したと言ってもホームセンターで売るわけにもいかず、こまったものです。(*注:スソ切りとは、低レベル放射性廃棄物の危険値の小さい値/スソを無視して切り捨てて処理しようとする、危険な動きを指します。)

私の視点では、鳥取県方面(かたも)地区から裁判勝利で撤去した約3000立方米のウラン残土は、原子力機構がそのうち500tを米国製錬にまわし、鉱さいをアメリカ先住民の住む聖なる地に投棄したのであり、残りの約5000tは人形峠に運びレンガ加工して幌延や東濃などに搬出するわけで、そんな犯罪を許すことができないのです。
また、住民運動も市民運動もこの原子力機構などの暴挙を止めることの出来ないテイタラクなのです。
これが原子力の矛盾、放射能のゴミの現実なのです。

原子力の入り口のゴミがこんな状況ですから、出口のゴミ・高レベル廃棄物なんかは、東洋町長や余呉町長がいうほど甘いものではないのです。
その警鐘の意味で撮影に行きました。

そんなことを考えた紅葉の人形峠でした。岡山 石尾禎佑.

《写真は人形峠の搬入/石尾さん撮影》

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2006年11月 8日 (水)

風評被害

Uminoeki2「風評被害」という言葉を知っていますか。
「ごみ焼却場からダイオキシン発生」という噂にのって、風下の茶栽培農家の売上げがさっぱりになったという話、まだ記憶に新しいですよね。
津野町では、この9月以降「高レベル放射性廃棄物に応募の動き」という報道だけで、しきび栽培農家が打撃を受けたそうです。

実態のない段階で、買い控えをする卸業者や消費者の軽率さはどうかと思います。
しかし、核のゴミを埋め捨てにする場所に応募すれば確実に、たちまちのうちに風評被害に遭遇するでしょう。

東海村風評被害の報道記事をごらんください。「uwasa.pdf」をダウンロード

《写真提供は西村健一さん》

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2006年11月 7日 (火)

ブログ開設半月

Img_kiku2昨夜、ブログ「それがたまるか!!」開設15日目にして、累計アクセス数は2500件を突破いたしました。
みなさんが関心をお寄せくださることは、何よりの励ましです。また、みなさんの関心の高さは、理不尽な政策への抵抗の証となるでしょう。
これからも、よりいっそう多くの市民と情報を共有し、市民運動の展望を拓いていく媒体でありたいと考えています。
コメントや、リンク、友人へのご紹介など、よろしくお願いいたします。

《写真は満開の菊/撮影は石尾禎佑さん》

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2006年11月 6日 (月)

陸の孤島東洋町を見捨てないで 

原発さよならネットワーク高知事務局が11月2日(木)投稿した『陸の孤島東洋町を見捨てないで』は、けさ高知新聞「声ひろば」に掲載されました。

Photo_111月1日付本紙「所感雑感」欄の東洋町長の田嶋裕紀さんの投稿を読み、東洋町と県庁を結ぶ国道55号線の約115kmのうち、急峻な山肌と海にはさまれた東洋町野根から室戸市入木間は、まとまった雨や台風襲来の度に通行止めとなり、産業・経済も通勤・通学も医療もすべてストップする厳しい現実のあることを、初めて知りました。

激しい雨が降ることの多い高知県ですから東洋町が陸の孤島状態になることは多く、住民のみなさんは、さぞ不自由で心細い目に会ってこられたことでしょう。私の周囲の友人たちからも「東洋町は遠い」「室戸をまわっていくしかないから、高知市からでもゆうに3時間はかかる」という感想を聞いています。

田嶋町長のおっしゃるように、確実に南海地震や津波の迫る今、早急に新たな道路を整備しておく必要があると考えます。

道路が整備されれば、鉄道も高速道路もめぐらされていない東洋町の今の困窮状態は少しは改善され、町おこしの新たな可能性も見えてくるのではないか、そう期待します。

また、道路建設の見通しがつけば、多くの県民が懸念する高レベル放射性廃棄物最終処分場に応募しなくてもすむのではないでしょうか。東洋町が応募しなくてもすむことを心から願い、困っている地域住民を救う道路をつくることを道路行政関係諸機関に強く要請いたします。

《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2006年11月 5日 (日)

生見海岸で波乗り大会

Simada07秋晴れの東洋町生見海岸で11月4日、女性アマチュアサーファーの波乗り大会が開かれたという記事が、5日付高知新聞の地域面に掲載されていました。

美しい海岸線と海底の構造が繰り出す波の大きさで東洋町生見海岸は、毎年約9万人のサーファーたちが訪ねるサーフィンのメッカだと聞きます。
このにぎわいをいつまでもと願っています。

《写真提供は西村健一さん》

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2006年11月 2日 (木)

東洋町の現実

Ookinohama2田嶋裕起東洋町長の「地方の道路 早期整備を」と題する投稿が、11月1日付高知新聞朝刊の所感雑感欄に掲載されていました。
国道55線の東洋町野根と室戸市入木間は大雨や台風の度に通行止めとなり、産業・経済も通勤・通学も医療もすべてストップするという厳しい現実があること、南海地震や津波が確実に起きようとしているいま、未整備路線を早期に整備していただきたいという内容です。

みなさんは、高知県でも辺境にあり、徳島県から繋がる鉄道が甲浦まできているだけで、高速道路、JR路線からも遠く離れている東洋町の現実を、東洋町民の置かれたインフラ状況を、どう思いますか。


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2006年11月 1日 (水)

月刊クーヨン 記事

クレヨンハウスの育児雑誌 月刊クーヨン12月号(11月1日発売)「今月のピックアップ」欄(87〜89ページ)に『四万十川源流域に<核のゴミ>が来る?』が掲載されました。
全国の若いおかあさんたちに核問題を知っていただくいい機会になればと、「原発さよならネットワーク高知」事務局が電話取材を受けました。内容を、かいつまんでご紹介いたします。


『四万十川源流域に<核のゴミ>が来る?』
四万十川源流域の自然豊かな地・高知県津野町に、高レベル放射性廃棄物の最終処理施設が誘致される動きがあることがわかりました(高知新聞9月5日付)。なぜこの地が選ばれたのか? 清流・四万十川は「核の川」になってしまうのか……?地域住民に対して国が行った説明とは? 地域住民の活動や意見などもあわせて伺いました。

《核のゴミ》
エネルギー資源の少ない日本が考えた「核燃料サイクル構想」を、日本はまだあきらめられないのですね。高速増殖炉計画で使うはずだったプルトニウムがたくさん溜まって、世界中から「いったい、核兵器を何千発つくるんだい!?」と批判されています。だから、仕方なく再処理の結果回収されるプルトニウムとウランを混合してMOX燃料をつくり、「プルサーマル計画に使うのだよ」と言い訳をしているのです。

しかしこのプルサーマル計画は、福島県、新潟県、福井県では住民投票や議会決議の結果、すべて拒否されました。そこで西日本がねらわれ、佐賀県・玄海町、島根県・松江市、愛媛県・伊方町で次々と受け入れが決まり、実行段階目前です。もちろん、住民は納得していませんし、反対運動は高まっています。

こうして、プルサーマル計画で愛媛県がねらわれ、再処理の結果生まれた強い放射能の核のゴミ捨て場として近県である高知県がねらわれているのです。

《なぜ高知県がターゲット?》
Okinoshima6高知県がねらわれた理由は3つ考えられます。まず、高知県全体の財政基盤が弱くなっていること。三位一体改革として小泉政権は、地方に対する国からの財政的支援を切り捨てました。それで、高知県全体が財政難に陥っています。ふたつめに、高知県全体の人口が減り、ちいさな町や村で過疎化が進んでいること。最後に、高齢化が進んでいること。この3つが大きな理由ではないかと思います。財政基盤が弱く、人口が少なく、老人が多い……とういうことは、リーダーシップをとって原子力政策に抗議する人間は少ないのではないか、そうみくびられたのかもしれません。

町議会の方々は、原子力政策がどれだけ危険かということよりも、とにかく町の財政をなんとか立て直したいという考えが先行した。最初にこの話があったとき、ふたつの町議会とも町長を含め全員が推進派だったそうです。

《まず知ることから》
津野町では、高知新聞で大きく取り上げられると、何も知らされていなかった住民の間で大騒ぎになりました。
「高知県がまるめこまれようとしているのは、自分たちに知識がなかったためではないだろうか」、そんな声があがり、町民有志で「高レベル放射性廃棄物を考える会」を結成、推進派の町議会議員も参加して講演会を開きました。

幸い、津野町の場合は目覚めている住民が多かった。というのも高知県では、20数年前に同じ四万十川流域の窪川町への原子力発電所誘致を阻止し、当時反対運動をした方々が多数いらっしゃいます。9月津野町での講演会会場に住民がどんどん集まってくるのを見た窪川原発反対派の中心メンバーだった方が、「おお、なつかしいねや! 血が騒ぐぜよ!」と言いました。それを聞いてわたしも血が騒ぐのを覚えました。

《「絶対安全です」と言い切る推進団体》
計画を推進している原子力発電環境整備機構(NUMO)側の説明は、「選りすぐりの専門家が智恵をしぼって検討しているので絶対安全です」と言い切りました。住民は「その智恵が足りないということもあるのではないですか」という疑問をぶつけました。今後何万年もの間「核のゴミ」を保有するのだから、いまの科学では予測できないことがいくらでも起こるのではないか、と。

また、つい口がすべったのか、NUMO側が「きょうの説明を『義務として』ご理解ください」と言ったのには驚きました。するとこの説明会は、国が「ものわかりのよくない」住民に対して「義務として」理解させるための会であったのかと、わたしは受け止めました。

《もともとは国の政治がもたらしたこと》
町の有力者たちが大勢「六ヶ所村ツアー」に参加したと聞きます。でもそんなツアーをしたからと言って、ことの真相がわかるでしょうか?

もとをただせば、この問題は国によるまちがったエネルギー政策と地方切り捨て政策がもたらしたこと。高知県知事は「札束でほおを叩くな」と発言していますが、お金を使って、まちがったエネルギー政策のカタをつけようとしている国やNUMOのやり方にわたしたちは憤りを覚えているわけです。

《いまの便利な生活を見直してみませんか》
Okinishima5_1今回の「核のゴミ捨て場」問題については、高知県民が賢くなるチャンスをもらったと考えています。
原子力産業による放射能汚染の危険性や、わたしたちが過剰にエネルギーを使って便利な生活をたのしむことがどういうことなのかを考える機会をもらったと思っています。

みなさんも、まずはいままでより20%電力を使わないようにちょっと工夫してみませんか。そうすれば、原発はなくても済むのです。
たとえば、見ないテレビはつけっぱなしにしない、冷蔵庫の開け閉めの回数や開けている時間を減らす、パソコンは仕事をしないときはスリープにしておくなど、身近にできることはたくさんあるはずです。

《写真は2枚とも沖の島/提供は西村健一さん》

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2006年10月31日 (火)

津野町住民から感謝

「津野町高レベル放射性廃棄物を考える会」事務局から、感謝のメールが届いています。


津野町をご支援くださったみなさんへ

10月30日、津野町長が公募には応募しないという声明を発表しました。
9月5日新聞報道で初めて応募の動きを知って危機感を抱き、旧東津野村、旧葉山村の初対面の者同志が力を合わせて、慣れない運動を続けてまいりました。
2ヵ月足らずの短い期間にここまで持ち込めましたのは、町内・外の皆様のご支援、ご協力があってこそと心より感謝いたします。たくさんのご助言と励まし、ご芳志、ご署名をいただきましたことで、どんなに力づけられたことでしょう。
誠にありがとうございました。

Img_0125_edited1考える会は、まずは第一目標を達成したことになりますが、二度とこのような問題がおきないよう津野町の町おこし活動という第二目標に向けて力を合わせていく決意です。
また、同じ問題を抱えている東洋町への支援と協力を継続していきます。

これからもどうか津野町を見守り、ご支援くださいますようお願いいたします。


10月31日  津野町高レベル放射性廃棄物を考える会一同

《写真は津野町/撮影は石尾禎佑さん》

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終息への働きかけ

昨日の津野町長「終息宣言」の前に、終息を促す津野町住民の働きかけがありました。
旧葉山村・旧東津野村の元首長・助役・教育長・村議会議長・議員等の要職に就かれていた方たち40名から明神健夫町長に、申し入れ書が提出されていたのです。
津野町長老のみなさんの誇りと心意気あふれる申入書の内容を、ごらんください。


申し入れ書

本年9月5日新聞報道により表面化しました高レベル核廃棄物処理施設へ応募しようとした問題は、賛否双方により町長並びに町議会に陳情書が出される等、町内を二分する大問題となり、更には周辺自治体からも反対の意見書採決・議会決議が為される等、異常な中に10月13日特別委員会において「賛否双方の陳情書不採択」という変則議決により一応の終止符は打たれたのでありますが、私どもはこの間における町長並びに議員のあり方等について、その日を以って免罪に附するわけにはいかないのであります。

その理由として、

町内はもちろん周辺自治体にとっても数千年に及ぶ事柄であるにも関わらず、事前の説明も相談もなく、事を運ぼうとした姿勢は極めて前時代的であり、地域住民を蔑ろにするものである

町長・議員等の動向によって町内に無用の対立と混乱を持ち込み、周辺自治体に対しては著しく信頼を失墜した

行政を預かる者として、津野町環境基本条例・同四万十川の保全及び振興に関する条例の基本的理念及び規定に則り町政を行なうべき立場を弁えず為した行為は、その責務を放棄したと断ずるものである

10月13日、津野町行財政改革特別委員会において、満場一致で「賛否双方の陳情書不採択」という変則決議後、町長・議長のコメントは特別委員会議決及び、町民を無視した言動であり許されるものでない

以上により、町長は住民の信を問うべき政治的道義的責任を全うすべきです。それが残された道です。議会としてもその責任を問われているのであり、議会代表者やそれに次ぐ立場の者として、見て分かる態度を以って応えるべきです。

以上、津野町住民の良識において強く申し入れます。


津野町長  明神 健夫 様

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2006年10月30日 (月)

津野町終息宣言

きょう開かれた津野町特別議会を傍聴した、津野町「高レベル放射性廃棄物を考える会」事務局から、お昼前に連絡が入りました。

明神健夫町長の、終息宣言発言内容です。

「先刻、大地行財政改革特別委員長から、9月定例議会に提出されておりました「高レベル放射性廃棄物の最終処分施設の設置可能性を調査する区域」の公募に関する陳情書3件について、審議の結果が報告され、採決の結果、全会一致で委員長報告どおり決定(注:調査推進陳情、反対陳情とも継続審議とする決定)をされました。
ご案内のように、当該陳情書については、9月定例議会において、行財政改革特別委員会に付託をされ、慎重審議中でありましたし、また、議会制民主主義を尊重して、私は、本日まで意思表示を一切しておりません。
これは、民主主義国家として当然のことでありますけれども、先刻、本会議で決定(注:10月13日、誘致推進陳情、反対陳情いずれも不採択とする決定)されましたことを受けまして、この際、私の考えを申し上げておきたいと思います。
私は、町民の皆さんの意見、及び県と町の関係、また、周辺・流域自治体の意見と安定、並びに、議会が全会一致で決定されたことを重視し、当該公募には応募しないことをここに表明して、当該問題については、本日を以って終息させたいと考えております。
慎重審議お疲れさまでございました。 」
http://www.kochinews.co.jp/0610/061031headline02.htm#shimen2(高新朝刊10/31「報道」参照)

Photo_5明神町長のご英断に敬意を表します。

津野町住民のみなさん、四万十水系住民のみなさん、
よかったですねえ。
今夜は格別おいしい祝杯をあげることになりますね。

さあ、東洋町のほうはこれからどんな展開になるのか・・・
予断を許しません。

《写真提供は西村健一さん》

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2006年10月29日 (日)

ブログ開設1週間目

Photo_4「それがたまるか!!」にアクセスいただいた件数は、ブログ開設ちょうど1週間目にして1041件でした。
関心をよせていただいたみなさん、ありがとうございます!!
ますます内容を深めていきますので、コメント、リンク、友人へのご紹介など、これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

《写真は岡田充弘さん撮影》

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2006年10月28日 (土)

アカウミガメからの手紙

地球上のあらゆる”いのち”との共生を、思慮の浅い人類に呼びかける手紙が届きました。


Photo_2わしはアカウミガメ。生まれは東洋町の生見の浜。今では絶滅危惧種だが、昔はたくさん仲間がいた。
人間との付き合いも古い。食用にされたことも、長寿や子宝の神として崇められたこともある。浦島太郎を竜宮城へ連れてったのも、わしらの先祖だ。

ビキニ諸島では、仲間が核実験で被爆した。卵からかえったウミガメの子供は真っ先に、海を目指す。しかし被爆した母親から生まれた子供たちは、陸を目指し死んでいった。
わしらは知っている。放射能は遺伝子を狂わせ、生命を奪う死神なのだ。「核の平和利用」とお前さんがたは言うが、わしの知る限り、ほんとうに平和を愛する人間は、核を利用したりしない。そもそも、平和のために核など要らないのだ。万が一要るとしても、それを正しく扱えるほど、お前さんがたの科学も精神も、未だそこまで至っちゃいない。

Photo_3わしのふるさと東洋町に「高レベル放射性廃棄物」という放射能を埋めようとしている輩がいることは、わしらも知っている。
わしはアカウミガメを代表して言いたい。
東洋町に暮らす人間たちよ、だまされてはいけない。「国策」とか「交付金」とか聞こえはいいが、それは「権力と金」なのだ。
東洋町を愛する者たちよ、愛すべきものは、権力や金ではない。愛すべきものは、お前さんがたやわしらを産み育んできた海であり大地なのだ。

金で心を売ってしまった人間たちは平気で嘘をつく。自らを善人だとさえ思っている。お前さんがたが選んだ町の長(おさ)は、どっちだ?

東洋町が手を上げれば県に25億の金が入ることも、わしは知っている。それを欲しがる愚かな県議がいることも。だが、わしがこの手紙を書いたのは、そんなことが理由じゃない。

今、何も言わずだまっている東洋町の民よ、本気でふるさとを愛しているのか? 
漁師よ、農民よ、サーファーよ、目を覚ませ! 
こと核に関しては、中立などない。黙っていることは、推進する側に立つことと同じなのだよ。
地縁血縁のしがらみもあるだろうが、この問題はそんなレベルではない。何しろ高レベルなのだ。

もしも生見の海に放射能が流れ出る日がきた時、わしはガメラになってしまうかも知れない。そしてゴジラのように、お前さんがたの築いてきた文明を踏み潰すかも知れない。そうしたくないから、この手紙を書いたのだ。クラゲとビニールゴミを間違えて食ってしまい死ぬのは自業自得と諦めるとしても、放射能では死んでも死にきれないのだ。なぜならその時は、わしの屍ですら大事な子孫を殺してしまうことになるのだから。

《1枚目の写真は西村健一さん提供》
《2枚目の写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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きれいな土佐

Simada_1このブログは、高知県民が「高レベル放射性廃棄物の地層処分」についての市民側情報を共有する目的で始めました。

10月15日と20日ふたつの講演会の参加人数が期待したほど伸びなくて友人に愚痴を言ったところ、「難しいことを分かりやすく伝えること」「情報はみんなで共有すること」とあたらしいブログの立ち上げを提案され、ずっと助言していただいています。
友人とは、以前高知新聞夕刊で『ブログの達人』と紹介された西村健一さんです。

きれいな土佐の自然を撮った写真が、最初からこのブログのためにほしかったのですが、きょうやっと実現しました。
提供していただいた西村健一さんと、きれいな写真を撮ってくださった岡田充弘さん、田上圭一さんに感謝いたします。

《写真は西村健一さん提供》

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2006年10月27日 (金)

津野町長宛署名提出

Yoshinorivar_1津野町長に「応募」も「誘致」もしないよう要請する第一次署名分は、町内1628筆、町外1948筆集まったそうです(ちなみに、津野町の人口は、現在7159人)。

きょう27日午前10時、「津野町高レベル放射性廃棄物を考える会」三役のみなさんはこの第一次署名分を、不在の町長、助役の代わりに、企画調整課長の高橋正光さん、総務課長の高橋敦夫さんに、津野町本庁舎にて手渡したそうです。

《写真は吉野川/西村健一さん提供》

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2006年10月26日 (木)

DAYS JAPAN 記事

DAYS JAPAN 2006年11月号に掲載された現地報告『核廃棄物から四万十川を守れ』を、許可をいただいて転載します。報告者の山下幸一さんは、津野町「高レベル放射性廃棄物を考える会」事務局長です。

以下転載。


『核廃棄物から四万十川を守れ』

Photo 高知県の西北の山間地にある高岡郡津野町は、「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川と新荘川の源流に位置する、自然が残る美しい場所だ。

 2006年7月に入り、私たちはこのかけがえのない場所に高レベル放射性核廃棄物処分場を誘致しようとする動きがあることを知った。「高レベル放射性核廃棄物」とは、原子力発電所の使用済み核燃料を再処理した後に残る、放射性物質の濃度が極めて高い廃液である。それをガラス固化体にし、青森県六か所村などの中間貯蔵施設で30〜50年冷却した後、地下300メートルの地中に埋めて、約50年かけて処分するという。50年で放射能は弱くはなるものの、無くなるわけではなく、最終的に100万年もの間監視し続けなくてはならない危険なものだ。もしこのガラス固化物に触れれば2秒で死に至る。また、地中深くに埋めるといっても、地下水によって地表に出てくる可能性もある。それを約4万本も埋めるというのだ。この極めて危険な処分場の候補地に、津野町が名乗り出た。

 実は、今年5月1日発行の「津野町議会だより」に、2月に茨城県東海村などへ視察に行ったという記事が掲載されていた。ある議員が一般質問の中で「議会全員がNUMO(原子力発電環境整備機構)問題に積極的に取り組み、研究、研修を重ね財源確保のために勉強している状況である」と言っている記事を読んだ時、迂闊にもこれが処分場誘致の話だとは思い至れなかった。というのも05年2月1日の町議会で「津野町環境基本条例」が定められ、「健全で恵み豊かな環境を保全する」と謳っていたばかりだったからである。

 その後、05年末に津野町議会が原子力発電環境整備機構(原環機構)の職員を招いて処分場の説明を受けていたこと、そして、町会議員の勧めにより、すでに100人以上の町民が六ヶ所村へ2泊3日の視察研修に行っていたことが分かった。しかしその実態は、費用の大半を原環機構が負担しており、自己負担7000円で東北に温泉旅行に行けると言われ、行ってみたら六ヶ所村の視察で、議員にだまされたと言っている人さえいることがわかった。

 着々と進行しているこの動きに危機感を抱いた私たちは、有志を募り、小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助手)の講演会「四万十川源流と高レベル放射性廃棄物」を企画した。決定前の調査段階で、応募した自治体には年間2〜20億円の交付金が支給されるなど、原環機構はあの手この手で勧誘する。それに惑わされることなく、私たちは正確な知識をもって判断しなければならない。原環機構の「原子力発電の恩恵を受けている国民が放射性廃棄物処分に責任をもたなければならない」という屁理屈に惑わされてはならないのだ。

 講演会準備を進めていた最中の9月3日、候補地選定に向けた調査に応募するよう求めた陳情書が、誘致を求める町商工会の高橋幸人副会長らから町議会に提出された。このままでは議会で採択されかねないと判断し、私たちは急遽誘致反対の陳情書を2通作成し、4日に提出した。

 9月12日、津野町議会行財政特別委員会はこの3通の陳情書を継続審査とした。誘致を求める陳情書を採択するという暴挙は、さすがにできなかった。そして14日には、橋本大二郎高知県知事の「自分の任期中は処分場を受け入れるつもりはない」という内容の発言があり、この問題により多くの関心が寄せられるようになった。

 9月16日の小出氏の講演会当日、会場はすし詰め状態となり、町内外から来た350人以上が熱心に耳を傾けた。チェルノブイリや東海村の話など、原発事故と放射能汚染の危険性が、住民に分かりやすく説明された。講演会の後半の、岡山の「放射能のごみはいらない! 県条例を求める会」の石尾禎佑氏の報告によれば、処分場の予定地とされる「鈴が森」で旧動燃が88年に行なった調査では、地質的に処分場に「不適」となっていたという。また、処分場を拒否して町おこしに取り組んだ長崎県上五島町(現・新上五島町)の例を挙げ、今後の津野町の振興について提起した。

 講演会の後、私たちは新たに「「津野町高レベル放射性核廃棄物を考える会」を立ち上げた。現在、同県東部の東洋町でも処分場誘致の動きが出ている。私たちの闘いはまだ始まったばかりである。日本の「最後の清流」を私たちの代で終わらせるわけにはいかないのだ。


やましたこういち/1949年、高知県生まれ。高岡郡津野町在住。カルカッタ大学で博士号を取得(インド哲学専攻)。84年より10年間、インドのビィシュバ・バーラティ大学日本学科主任を務める。帰国後、自然農で食糧の自給を目指している。

《写真は西村健一さん提供》

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2006年10月25日 (水)

津野町長宛署名活動

きょうは高知市内で、津野町長に「応募」も「誘致」もしないよう要請する署名運動をしました。

津野町では10月12日の行財政改革特別委員会で誘致陳情書、反対陳情書ともに全会一致で不採択のあと、町長、町議会とも態度を保留しています。この署名活動は、10月27日に開かれる津野町議会で、町民と水系住民そして県民国民の「応募するのではないか」という危惧を払拭してもらうためです。

きのう山下さんが用紙を届けてくださったのに持たずに出かけてしまったので、きょうは奮起して80筆集め、夕方までに津野町に郵送しました。
いの町の歯医者さん、薊野のうれし屋さんに先を越され、すでに署名が済んでいた方も数名いらっしゃいました。
ご近所のSASA'S LOHASの笹岡さん、餅屋の石本さん、升形わるんカフェ兵等さん、ひろめ市場内ほていやさん、まーる食堂さん、そして、郵便局本局前や本町局前でご協力いただいたみなさんは「そらあ、まっこといかん! ねえ(それは ほんとうに いけませんねえ)」と、即座に署名に応じてくださいました。どうもありがとうございました!! 

町外住民の熱い思いを、津野町長はじめ町議会のみなさんが受けとめてくださいますようにーーー。

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2006年10月24日 (火)

考える会の心得

「津野町高レベル放射性廃棄物を考える会の心得」をご紹介いたします。

 津野町高レベル放射性廃棄物を考える会は、郷土を愛するという思いが一致して極めて自然に結成された会です。わたしたちは、高レベル放射性廃棄物処理場誘致に反対するのですが、反対のための反対に終始しないで安心安全の郷土作りと、誇りと希望のもてる津野町をめざします。
 郷土愛という基本的な一点で結ばれた会であり、会員個々の生活信条はそれぞれ異なり、政治に対する考え方も同じではありません。和して同ぜずの原則に徹し、特に政党的な要素は極力持ち込まないことを心がけます。また、特定の政治活動に本会を利用しません。政治的な問題については大いに議論すべきですが、全員一致とならなければ、会としての決定はしません。
 本会の活動はあくまでも会員の意思に基づき個人ができる範囲で行ない、会員に強要したり個人の自由を束縛したりしません。わたしたちは日々精進し平和でゆたかな郷土づくりに励みながら、会員相互の人格の向上をはかります。   以上

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週刊金曜日 記事

週刊金曜日2006年10月13日号の金曜アンテナ(あなたが伝える草の根ニュース)欄に、《「ゆたかな源流を守れ」核の処分場に揺れる町》として3葉の写真とともに掲載された記事を、許可をいただいて転載します。
報告者の高橋彰子さんは、「津野町高レベル放射性廃棄物を考える会」のメンバーです。

以下転載。


「ゆたかな源流を守れ」核の処分場に揺れる町

Yoshinorivar_3四万十川源流の里、高知県津野町でこの夏、高レベル放射性廃棄物最終処分場誘致の問題が降って湧いた。

8月には、すでに一部の町民がたった7千円で高知から青森県・六ヶ所村に2泊3日のツアーに出かけ、「これほど安全な施設で交付金も入るなら」と、文献調査に応募する署名も行なっていた。

 津野町は、2005年に旧東津野村と旧葉山村の合併で誕生した人口7000人の過疎の町。合併後も巨額の借金を抱える。町議会は、文献調査の受け入れだけで5億、10億と下りる交付金が喉から手が出るほどほしいのだ。

 9月4日、応募を求める陳情書が町議会に提出された。その後応募推進の代表が座を降りたが、議会は全会一致で継続審議とした。

 国が原子力発電環境整備機構(NUMO)を使って札束をちらつかせ、それに躍らされる町議会。議会は「応募してもいつでも引き返せる」と町民に説明する。しかし法律的には、一度概要調査に応募してしまうと、住民や町議会、首長が反対の意見書を出しても、国は最終処分場を建設することができる。引き返すのは非常に困難なのだ。

 9月16日、応募反対者が開催した講演会で、処分場候補地と思われる鈴が森一帯は、かつて旧動燃が極秘に行なっていた地層調査で「処分場として適切とはいえない」との結果が出ていることが明らかになった。

 これに対し、NUMOは「過去の調査は前提とせず新たに調査する」。四万十川水系の風評被害についての質問に対しては、「再処理場を建設した青森県には100億円の基金を設けているが使われたことはない。調査に入る段階で非科学的な連鎖反応をする必要もない」と言ってのけた。

 最終処分場の安全性の根拠は、工学的な予測データ以外どこにもない。

 四万十川源流というすばらしい自然、そして子どもたちのふるさとの未来を、目先の安堵のために国に売り飛ばすことは許されない。 (津野町高レベル放射性廃棄物を考える会)

《写真は吉野川/西村健一さん提供》

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これまでの津野町の動き

津野町「高レベル放射性廃棄物を考える会」のこれまでの経過について、山下幸一事務局長からいただいた資料でおおまかにご紹介します。
これから始まるであろう高知県下のもぐらたたきに、ぜひ生かしましょう。

経過:
8月28日 高レベル放射性廃棄物最終処分場を誘致しようという動きを察知、有志5人で会合。
8月30日 小出裕章先生講演会『四万十川源流と放射性廃棄物』を計画、実行委員会設立。
9月3日 誘致の陳情書が9月町議会に提出されるとの情報をえて、急遽反対の陳情書を準備に奔走。
9月4日 2通の反対陳情書を提出。講演会実行委員会開催。
9月9日 講演会実行委員会開催。
9月12日 津野町議会行財政改革特別委員会で陳情書が継続審議となる。
9月13日 津野町議会一般質問。
9月14日 橋本大二郎高知県知事の発言。
9月15日 チラシ事件。
9月16日 小出裕章先生講演会『四万十川源流と放射性廃棄物』開催。
9月20日 小出裕章先生講演会実行委員会を解散、津野町「高レベル放射性廃棄物を考える会」発足。
9月21日 津野町「高レベル放射性廃棄物を考える会」事務局、東洋町長に会見。
9月24日 原環機構(原子力発電環境整備機構)説明会、於:津野町西庁舎。
9月25日 津野町「高レベル放射性廃棄物を考える会」事務局、東洋町民に資料紹介。
原環機構(原子力発電環境整備機構)説明会、於:津野町本庁舎。
9月28日 津野町「高レベル放射性廃棄物を考える会」全体会で映画『六か所村ラプソディー』上映決定。
10月4日 津野町「高レベル放射性廃棄物を考える会」全体会開催。
10月7日 「岡山エネルギーの未来を考える会」研修会、於:天狗荘、事務局参加。
10月10日 津野町議会臨時議会。「高レベル放射性廃棄物を考える会」全体会開催。
10月13日 津野町議会行財政改革特別委員会で、誘致陳情書、反対陳情書ともに全会一致で不採択。
10月14日 映画『六か所村ラプソディー』上映&鎌仲ひとみ監督講演。津野町「高レベル放射性廃棄物を考える会」全体会開催。
10月21日 津野町「高レベル放射性廃棄物を考える会」全体会開催。

以上。

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それがたまるか!

またまた、ブログタイトルを変えます。
「それがたまるか!」というのは、土佐弁では「それはたいへん!」という意の一種の感嘆詞でしょうか。
たいへんなことが起きたとき、起きそうなとき、びっくりしたときによく使われますね。
「それがたま〜るか!」とか、「それがたまるか、やちがない」とかいうふうに・・・
ほとんどの津野町、東洋町住民にとって、また2つの町以外の高知県民にとっても「核のゴミの埋め捨て」は、9月5日の高知新聞記事を見て初めて知った事実だったのです。

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2006年10月23日 (月)

おっとろしや!!

「おっとろしや!!」とは、土佐弁で「恐ろしい」の意です。
南海地震が20年のうちにもやってくるという時期に、なぜ、高知県の20地区ほどが高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)の最終処分場候補地としてターゲットにされるのか、理解に苦しみます。
地震だけでも「おとろしい」のに、高レベル放射性物質である核のゴミまでやってくるとは・・

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現地からの声

高知新聞「声ひろば」欄に、『アカウミガメからの手紙』と題した投稿が掲載されます。
また、DAYS JAPAN  11月号 (広河隆一責任編集) フォトジャーナリズム誌・32ページ に、
山下幸一さん(津野町「高レベル放射性廃棄物を考える会」事務局長) のコラム「核廃棄物から四万十川を守れ」が掲載されました。820円

DAYS JAPAN http://www.daysjapan.net/

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