カテゴリー「再処理について」の19件の記事

2009年4月27日 (月)

米政権交替の成果か

チェルノブイリ原発事故から4月26日で23年目。きょうになって米国オバマ政権は⑴再処理施設を建設しない、⑵高速増殖炉を断念、⑶ユッカマウンテン処分場を中止するという吉報がとびこんできた。

この国でも政権交替を実現させ、原子力政策を見直す気運が盛り上がればいいが・・・
再処理をあきらめれば、プルサーマルも消滅する、高レベル放射性廃棄物も生じないのだから。

Ookikaigan_2
■米国に核燃料再処理施設建設せず/4月21日/47ニュース(高知新聞は27日付)
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009042101000166.html
■オバマ政権、核再処理凍結を堅持/4月21日/毎日新聞
http://mainichi.jp/select/world/news/20090422dde007020008000c.html


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月29日 (金)

スイッチオフ再処理工場

グリーンピースジャパンから、六ヶ所再処理工場の試験運転をただちに中止し、工場そのものを閉鎖するよう求める要望書への賛同の呼びかけです。
賛同募集の締切は、9月30日です。
■賛同募集呼びかけ
「080822.pdf」をダウンロード
■ 経産省原子力安全・保安院宛要望書
「080822_2.pdf」をダウンロード
■スイッチON自然エネルギー スイッチOFF六ヶ所再処理工場
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/enerevo/switch1/?gv

Ookinohama1【以下転載】
■トラブル続きの六ヶ所再処理工場、経産省へ要望書

青森県に建設された六ヶ所再処理工場の操業開始が、また延期となりました。

1989年の設置申請から、これで14回目です。相次ぐトラブルで竣工が大幅に遅れるなか、事業者である日本原燃は、この11月にも本格操業に向けた手続に入りたいと述べています。

再処理作業のうち、もっとも重要な工程であるガラス固化ができないのですから、次の段階に入るのは許されてはならないはずです。ところが原子力安全・保安院は、今年2月、第5ステップ入りを認め、7月2日には目詰まりしていたラインでの試験再開を許可しました。しかし半日もたたずに、原因さえ分からないトラブルで再び停止。高レベル廃液は固化できなければ「液状」のままタンクに貯蔵されつづけます。地震などで電源を失い、タンクの冷却と掃気が止まると、廃液が沸騰し大爆発を起こす危険があります。

グリーンピースは他の団体とともに、六ヶ所再処理工場の試験運転をただちに中止し、工場そのものを閉鎖するよう求める要望書を経産省原子力安全・保安院に提出します。この要望書にご賛同ください!
【転載終わり】


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月23日 (水)

やはり止めるしかない!

大阪美浜の会からの、「やはり止めるしかない!六ヶ所再処理」学習討論会ご案内メールを転載します。
■7月26日(土)討論会/美浜の会
「toronkai080726.pdf」をダウンロード

Dscn0472【以下転載】
■7月26日(土) 六ヶ所再処理 学習討論会
半年ぶりに再開を強行したが半日で停止−ガラス固化試験
やはり止めるしかない!六ヶ所再処理


 半年ぶりに再開したガラス固化試験は、わずか半日で失敗しました。ガラス固化技術の本質的欠陥を示すものです。新聞報道では、今回の失敗の原因究明は長引き、年内の本格運転入りも微妙になってきたと報じています(7月20日 日経新聞)。 

 六ヶ所再処理工場では、昨年12月27日から中断していたガラス固化試験を、7月2日に半年ぶりに再開しました。正午に試験を再開、その9時間後にいよいよ溶融炉で溶けたガラス材を下の容器に流下させようとしたところ、400キログラム流下するはずが、何と数百グラムだけで止ってしまったのです。その後あれこれ努力したものの一滴たりとも流下せず、開始から半日で試験を中断せざるを得なくなってしまいました。

 原燃は11日に「経過報告書」を国に提出しましたが、試験失敗の原因はなんら明らかになっていません。原燃は、溶融炉本体や白金族問題は無関係のようにして、炉の下部にある流下ノズルのみに「想定外」の事が起きたかのように報告しています。
 しかし、この半日で停止したA溶融炉は、昨年に既にガラス固化試験を行い白金族が大量に堆積して止まったという経歴をもっています。その意味で新品の炉ではありません。過去の堆積した白金族が、今回の試験再開にあたって影響を及ぼしたと考えるほうが自然です。

 また、このわずか半日での失敗について、多くの反対の声を無視して試験再開に了承を与えた保安院や安全小委員会の責任も問題になります。

 学習討論会では、今回の試験失敗の実態やその原因と思われる要因などについて分かりやすく解説します。もちろん、ガラス溶融炉の仕組み、白金族問題とは?などについても説明していきます。
 ガラス固化体が作れないという現に生じた事態を、六ヶ所再処理工場の本格運転を止めるために最大限に生かすため、ぜひ、この問題について理解を深めましょう
 そして、本当に止めるために、どのような運動を行っていくのかについて議論していきましょう。

日時:7月26日(土) 午後6時30分〜9時

場所:エル・おおさか南館101号室(南館10階)
 京阪、地下鉄谷町線「天満橋駅」より西へ300m
 地図 http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html

参加費:一般500円/ 大学生以下200円

主 催:グリーン・アクション/美浜の会
(事前の予約はいりません)
【転載終わり/下線は転載者】


《写真は"すみだの花火"/げき撮影》

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月21日 (月)

六ヶ所情報ハワイへ

サーファーやボディボーダーの視点から海辺の環境保護活動を行なっている団体/サーフライダー・ファウンデーション・ジャパン(SFJ)は、ハワイ大学で『六ヶ所村ラプソディー』を上映、反響が大きいようです。
■ サーフライダー・ファウンデーション・ジャパン
http://www.surfrider.jp/activity/rokkasho/info.php?no=526
■映画『六ヶ所村ラプソディー』と再処理の影響を伝える現地のテレビ映像
http://kgmb9.com/main/content/view/8161/40/
■ハワイの観光情報サイト
http://www.hawaiimode.com/ja/top/event/346.htm
■鎌仲監督ブログ
http://ameblo.jp/rokkasho/theme-10001778783.html

Naminorihare再処理による放射能汚染は、太平洋を渡り、ハワイ諸島に流れつくのですから・・・
地球規模の環境汚染を、許してはいけません!!


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月 4日 (金)

ガラス固化体製造失敗は想定内

きのう朝、高知新聞朝刊に「ガラス固化体の製造を再開」の小さな記事が掲載されたが、夕刻には「製造停止」のニュース。
■ガラス固化体の製造を再開 国の了承受け、半年ぶり/共同通信/7月3日
http://excite.co.jp/News/society/20080702/Kyodo_OT_CO2008070201000534.html
■ガラス固化体の製造を停止 使用済み核燃料再処理工場/共同通信/7月3日
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2008070301000350.html
■ガラス溶融炉運転性能確認試験の停止/日本原燃/7月3日
http://www.jnfl.co.jp/press/pressj2008/pr080703-1.html

ガラス固化体をうまく造れないのに対策もとらず再開したのだから、失敗は想定内。中途半端な工程は、危険な毒物を増やすだけ。
こんなにも処理の困難な高レベル放射性廃棄物を産みだす再処理は、止めるしかない。
さもなければ、人類とこの星の生態系は、温暖化より悲惨な運命をたどることになる。

Hharisennbonnjpg【以下転載】
■ガラス固化体の製造を再開 国の了承受け、半年ぶり/共同通信/7月3日

 日本原燃は2日、試運転中の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)で、高レベル放射性廃液の「ガラス固化体」の製造を、国の了承受け約半年ぶりに再開したと発表した。再処理の際に出る高レベル廃液とガラス原料を溶かし合わせる際に不具合が発生し、ガラス固化体の製造は昨年12月に中断したままだった。再処理工場の試運転は終了に向け再び動きだした。原燃は1カ月程度で試運転を終わらせる予定。6月30日経済産業省原子力安全・保安院が製造再開を了承していた。


■ガラス固化体の製造を停止 使用済み核燃料再処理工場/共同通信/7月3日

 試運転中の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)で、日本原燃が2日に再開したばかりの高レベル放射性廃液のガラス固化体製造試験を3日未明に停止したことが分かった。製造に使用する装置に何らかの不具合があった可能性が高いという。固化体の製造は、再処理の際に出る高レベル廃液とガラス原料を溶かし合わせる溶融炉の不具合が原因で昨年末に中断。国の了承を受けて約半年ぶりに再開したばかりだった。


■ガラス溶融炉運転性能確認試験の停止/日本原燃/7月3日

 ガラス溶融炉運転性能確認試験につきましては、ガラス溶融炉の試験運転の諸準備が整ったことから7月2日正午に再開しました。
 ガラス溶融炉内の温度が所定の値に達したことから、同日21時11分からガラスの流下を開始しましたが、十分な流下が確認されず、21時43分流下操作を一時停止しました。
 その後、22時36分から流下操作を再開しましたが、十分な流下が確認できなかったため、7月3日 0時58分に流下操作を停止しました。
 現在、通常の運転モードから白金族対策を考慮した低温保持運転モードへ移行しており、原因について調査中です。
 本事象については、「使用済燃料の再処理の事業に関する規則」第19条の16第2号にあたるとして国へ報告し、また同旨を青森県、六ヶ所村に対しA情報として通報しましたのでお知らせします。
 なお、本事象による施設内外への放射線等による影響はありません。
【転載終わり/下線は転載者】


《写真はハリセンボン/岡田充弘さん撮影》

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月31日 (土)

再処理の怖さ/ひとりでも多くの人に伝えよう

これ以上、この地球(ほし)を放射能で汚さないよう、再処理を阻止しよう!!
サーファーのみなさん(Surfrider Foundation Japan)の運動がこんな形で、結晶しています。

Naminorihare再処理工場が稼働すると、放射能がどのように日本最大の漁場を汚染していくか、分かりやすく解説しています。
まわりの人と、もっと情報を共有していきましょう!!

■六ヶ所村問題/田中優さんから緊急提言!ダイジェスト版
http://www.youtube.com/watch?v=Lt9hXuEfu7w&feature=related

■海や空に放射能を流さないで/未来へのメッセージ
http://www.youtube.com/watch?v=7PDgfKuOp_U

■『六ヶ所村ラプソディー』予告編
http://www.youtube.com/watch?v=fb9K_gutJfU


《写真は波乗り/岡田充弘さん撮影》

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月30日 (金)

ガラス固化試験の失敗

いつもアンテナの高い仲間から、ガラス固化試験の失敗のようすを図解した動画情報を知らせていただきました。
■六ヶ所再処理工場でのガラス固化/完全なる失敗の経過
http://www.youtube.com/watch?v=wqHcLUu4QGA

関連した、きょうのニュースです。
■再処理工場固化体製造 再開時期は不透明/5月30日デーリー東北
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2008/05/30/new0805300901.htm

Naminoriame再処理の結果生じる高レベル放射性廃棄物をガラス固化して閉じ込めることができないのだから、再処理をしてはいかん!のです。日本がたっぷり保有する猛毒プルトニウムを、これ以上、全国の原発の使用済核燃料を再処理してまで生みだす必要はどこにもありません!!

【以下転載】
■再処理工場固化体製造 再開時期は不透明/5月30日デーリー東北

 六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で実施している試運転(アクティブ試験)について、日本原燃は二十九日に取締役会を開き、完成(試運転終了)時期を今月から七月に延期することを正式に決めた。ガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)の製造試験の中断が長期化しているのが要因だが、兒島伊佐美社長は同日の定例会見で「試験の難航ではなく、再開に向けて慎重に検討してきた結果だ」と強調した。

 総工費に関しては、主要な工事が既に終了しているとして、延期しても二兆一千九百三十億円に変わりはないとした。

 固化体の製造試験は溶融炉内に金属が堆積(たいせき)した影響で昨年十二月末から中断しており、再開するには、国の総合資源エネルギー調査会の小委員会で再発防止策の妥当性の評価を受ける必要がある。兒島社長は「国の了解を得て、可能な限り早く再開させたい」としたが、小委に再発防止策を示せる時期について「そう遠くない時期に」と述べるにとどめた。

 今回示した新たなスケジュールも試験再開の時期に左右されるため、不透明さを残している。さらに工場が七月に完成しても、青森県や村などと安全協定を締結しなければ本格稼働に移行できない。締結の手続きには時間を要するため、本格稼働は秋以降となる見通しだ。

 原燃は同日、経済産業省原子力安全・保安院に試運転のスケジュール変更を届け出た。

 このほか会見で兒島社長は溶融炉の排風機が止まるトラブルなどが相次いでいることに「県民の皆さまに心配をかけて、申し訳ない」と陳謝した。

 東洋大の教授らが、工場直下に活断層があるとの研究結果を示したことには「新たな知見は見当たらないが、県民の不安を解消するため、県民への説明を重ねたい」と話した。
【転載終わり/下線は転載者】


坂本龍一が「ストップロッカショ」と「ノーニュークスモアトゥリーズ」について語っています。
■坂本龍一が語る環境問題3/5
http://www.youtube.com/watch?v=6uwWwz5FiME&feature=related


《写真は波乗り/岡田充弘さん撮影》

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月16日 (金)

ガラス固化技術の根本的欠陥

「再処理工場の試験でガラス固化技術の根本的欠陥が明らかになった以上、試験を中止してください」と市民団体が5月14日、原子力安全・保安院と交渉しました。
■原子力安全・保安院宛の要望書
http://www.jca.apc.org/mihama/reprocess/hoanin_yobo080514.htm

猛毒、高レベル放射性廃棄物を閉じ込めるはずのガラス固化体をまともに造れないのに「地層処分は120%安全」は、ないでしょう・・・
美浜の会、福島老朽原発を考える会からの、交渉の報告メールを転載します。

Monoibe2【以下転載】
■美浜の会から、保安院交渉の報告

昨日、5月14日にガラス固化問題で行った保安院交渉の報告です。

みなさんのご協力により、要望書は151団体で提出しました。
ありがとうございました。
提出した賛同団体付きの要望書は美浜の会ホームページに掲載していますのでごらんください。
http://www.jca.apc.org/mihama/

□交渉に先立って午後1時から3時まで事前の検討会を行いました。

□交渉 午後3時〜4時 衆議院第2議員会館にて

 保安院から来た金城氏を相手に後述の問題で質問しました。
 1月15日にはよくしゃべった金城氏が、今回は非常に歯切れが悪く、何を聞いても「それは原燃に聞いてくれ」、「いまは把握していない」などと言った調子でした。
 明日16日に国の再処理ワーキンググループがありますが、もしそこに原燃が宿題の報告書を出すつもりなら、もうすでに金城氏の手元にきているはずなのに未だ来ていないと言っていました。
 つまり16日にもまだ原燃は報告書を出せないことが確認できました。

・交渉には30人ほど集まりました。サーフライダー・ファウンデーション・ジャパン(SFJ)の方も参加されました。

・議員が6名も参加されました。川田龍平議員(無所属)、近藤正道議員(社民)、金田誠一議員(民主)、下田敦子議員(民主)、大島九州男議員(民主)、相原久美子議員(民主)が参加、他に議員秘書が多数来ていました。溶融炉・加熱炉に詳しい大島議員が熱心で的確な追及をされました。

・大島議員が、今の炉で小手先で運転方法だけ変えてもダメだとし、炉の改造、設計変更の可能性を追及したのがクライマックスでした。金城氏は「オプション、シナリオとしてありうる」と言う一方で「手続きをやり直したら本格運転ができなくなってしまう」とも。

・近藤議員は、原燃がいまだに報告書を出せないことに驚いていました。「4月に六ヶ所に視察にいったとき、原燃は、まもなく出すと言っていた」と。

・余りの非公開にSFJの方が、「原子力三原則*とは何か言ってみてください」と聞いたところ、金城氏がしばらく考えてから「平和利用・・・」と言っただけでつまり、まったく答えることができなかったのは驚きでした。
《転載者注:*「原子力開発利用は平和目的に限られること」「民主、自主、公開の三原則を厳守すること」》

◆今回の内容的な焦点は次の点です。壁にプロジェクタで図を写しながら一つひとつ質問していきました。
炉の底にこびりついた白金族を取り除いたというが底にある底部電極の下の隙間(スリット)内のものまで取り除いたのか
 →分かりません、原燃に聞いてください(金城氏)。

東海1号溶融炉では炉に注ぐ廃液濃度を一定にするために事前の位置に濃縮器を設けていたが六ヶ所施設では1980年の設計段階でコストを理由に取り除いているその結果、溶融炉に入る廃液の濃度が変動し、それに応じて運転方法を変えねばならないようになっているが、そのような運転の基準がどうして立てられるのか
 →知りません。原燃の報告書がでれば検討します(金城氏)。

平均の「ガラス温度」が1100℃を切っているグラフを原燃が2月4日に出しているが、これでは欠陥ガラス固化体ができているのではないか
 →分かりません(金城氏)。ガラス固化体はどれも識別はしている。

ふたが閉まらなかったガラス固化体が3体あるがこれはどうするのか。重量だけで管理するのではだめではないか
 →分かりません(金城氏)。

・この金城氏の対応には、参加者全員あきれかえりました。全く無責任な対応です。

◆最後に、要望書を再処理ワーキンググループや小委員会の委員にも渡すよう要請しましたが、これについても「いろいろあるので、検討します」でした。

□交渉後、経産省記者クラブで記者会見。
今回は記者が熱心で、濃縮装置や炉底部に残存している可能性温度のことなど熱心に聞き、質問も多くでました。

原燃は宿題の報告書を未だ当分は出すことができない状況です
この間にさらに運動を広げていきましょう


■福島老朽原発を考える会からの報告

みなさまへ

保安院への要請行動に賛同・参加いただき、ありがとうございました。短時間に151団体の賛同をいただきました。交渉には30名ほどの皆さんにご参加いただきました。

保安院の金城氏の無回答ぶりに、今のガラス固化問題の困難が現れていると感じた交渉でした。

ガラス溶融炉は今のものを使う限りだめで、設計のはじめからやり直さなければならないという大島議員の指摘は全く正論で、それに対し、金城氏がオプションのひとつと認めたのは驚きでした。ただ普通に考えればそうなるはずです。

金城氏は、設計からやり直していては時間がかかり、本格稼動が難しくなるといった発言もしていましたが、そんなことは原燃やエネ庁が考えることでしょう。
安全を確保することが使命であるはずの保安院の立場を逸脱しています。

「ガラス固化問題は再処理工場の安全上の問題ではない」というのも相変わらずの姿勢で、これに対しては、ガラス固化が止まったもとで燃料のせん断だけが進むことにより、この世で最も恐ろしい高レベル放射性廃液が溜まることの危険性について、グリーンピースの鈴木さんはじめ、皆で訴えました。

会場には議員と議員秘書の皆さんも多く見えていました。ガラス溶融炉の底に残留物が取りきれずに残っている可能性ガラス温度が1100度を下回って廃液とよく混ざっていない欠陥品ができた可能性経済性を優先して六ヶ所では濃縮装置をはずしてしまい、廃液の管理をますます困難にしている点など、事前に時間をかけて勉強し、交渉でも美浜の会の小山さんがプロジェクターで図を見せながら丁寧に追及されたので、参加者は皆問題がクリアになり、そのすべてが未解決であることが誰の目にも明らかになったように思います。

明日16日には再処理WGが非公開で開催されます。原燃はここでもまだ報告書がだせない状況にあります。
資料はただちに請求し、明らかになり次第またご報告いたします。今後とも、ガラス固化で偏流を起こすほどの粘り気で、本格稼動をさせないよう監視を続けていきましょう
【転載終わり/下線は転載者】


《写真は物部/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年5月 2日 (金)

「六ヶ所村通信no.4」

国は、年内にも六ヶ所村での再処理本格稼働を始めたいようですが、高レベル放射性廃棄物を地下に埋め捨てるためのガラス固化に行き詰まっています。再処理は、処分できない毒物をつくるのです。
「埋め捨ては実現不可能!」「放射能と生態系は共存できない!!」と、いい加減に認めたらいいのに・・・。

六ヶ所村を記録し続けている鎌仲ひとみさんのメールが転送されてきました。ご紹介しましょう。
■六ヶ所村ラプソディー
http://www.rokkasho-rhapsody.com/
■六ヶ所村オフィシャルブログ
http://rokkasho.ameblo.jp/

Shimanto4【以下転載】
■ついに完成!「六ヶ所村通信no.4」−鎌仲監督よりごあいさつ−

「六ヶ所村ラプソディー」公開から二年経過。この間、全国370ヶ所で上映され 今も上映の波はますます広がっています。

現実が動き始める、その瞬間
六ケ所村通信no.4」完成にあたって・・・・・・・・・・・・・・

「六ヶ所村通信no.4」はこれまでの4本の中でも最も激しく動き始めた現実を記録したものとなりました。これまでシナリオのない、刻々と変化するダイナミックな現実をどう記録し伝えていくのかを考え、映画の完成を待たずに報告という形で「六ヶ所村通信」というビデオレターを出すことにしたのは、より早くより多くの人々に情報を提供し共有したいと思ったからです。
核燃料サイクル計画」:使用済核燃料を再処理しプルトニウムを取り出すーは国策であり日本は原子力立国を宣言しました。世界はこれからのエネルギーをどうするのか揺れています。地球温暖化をもたらした大量生産・大量消費・大量廃棄の文明の岐路に立っているのです。
六ヶ所をめぐる問題はもう一つ新たな要素を含んでいます。私たち1人1人生き方が未来を決めるというビジョンが初めて現実に共有されつつある時代に問われているのは、政府でもなく、産業でもなく、まさしく私たちのあり方と選択だということです。
そういう意味でこれまでのようなドキュメンタリー映画よりももっともっと開かれた、 現在進行形に近い市民メディアとして「六ヶ所村通信」は制作されました。

監督 鎌仲ひとみ
【転載終わり/下線は転載者】


《写真は四万十川/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月21日 (月)

原燃のテレ朝攻撃

日本原燃が、テレビ朝日「報道ステーション」に嫌がらせを始めました。

日本原燃はHPで撮影内容に言いがかりをつけていますが、再処理工場の危険性のありかや自社の秘密主義を承知のうえで、懸命に申し開きをしているようにも読めます。
■放送内容に関する事実関係等について/日本原燃HP
http://www.jnfl.co.jp/event/080415-tv.html
■原燃がテレ朝の再処理特集に抗議/4月16日東奥日報
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080416091201.asp

Naminoriame【以下引用】
■原燃がテレ朝の再処理特集に抗議/4月16日東奥日報

 テレビ朝日「報道ステーション」が十一日に放映した六ケ所再処理工場の特集について、日本原燃は十五日までに、敷地内を隠し撮りされたほか、放送内容に多くの偏向や事実誤認がある?として同番組に抗議した。

 特集は「日本の原子力発電が新しい段階に まもなく六ケ所村で再処理施設本格稼働 その内部を独占取材」とのタイトルで、同工場や高レベル放射性廃棄物貯蔵施設などを映像とともに紹介。再処理工場の排気筒からは、多量の放射性物質が放出されている?として、その安全性と必要性に疑問を投げ掛けた

 日本原燃は、映像には無断撮影された警備フェンスや警備カメラなど、今後の警備に重大な支障を来す恐れのあるものが含まれていた?としている。

 本紙の取材に対し、日本原燃は「地元の不安をあおる内容で、放送後に多くの問い合わせがあった。取材班は隠し撮り、隠し録音をしており、信義則に反する」と強調。

 一方、テレビ朝日は「(抗議)内容を子細に検討した上で、誠意を持って、できるだけ早く日本原燃に回答したい」としている。

 再処理工場の取材について日本原燃は、核物質防護や警備上の問題を理由に、事前に撮影申請書の提出を求めているほか、一部区域しか撮影を認めていない
【引用終わり/下線は引用者】

◆日本原燃に抗議メールを! goiken@jnfl.co.jp


《写真は大岐の浜の雨/岡田充弘さん撮影》

| | コメント (0) | トラックバック (1)