« 六ヶ所情報ハワイへ | トップページ | やはり止めるしかない! »

2008年7月22日 (火)

靖国神社と日本刀

「映画『靖国』を上映したら爆破する」という脅迫電話が会場と県庁知事室にかかったので、「表現の自由を封殺する脅しは許せない!!」と憤慨した県民のみなさんも昨日『靖国YASUKUNI』上映会場に詰めかけました。4回の上映で1103名。爆弾処理班を含む県警は80名態勢で、金属探知やボディチェックなど警備にあたりました。会場には、反戦運動労組や市民団体と官権が恊働する不思議な光景がありました。

Shimanto6■『靖国YASUKUNI』
http://www.yasukuni-movie.com/

高知県在住の刀鍛冶Kさんが冒頭から随所に登場して、日本刀が完成していく過程が描写され、また、日本刀と靖国に対するKさんの想いへのインタビューが試みられたが「戦争は二度としたらいかん」と言ったきり、おだやかな表情で、言語的な表現はあまりなかった。ただ、「休みのとき聴く音楽」と訊かれ「靖国の音楽」と解釈してか、昭和天皇の音声テープを再生しようとして音がでず、Kさんが「ありゃ、ものを言わんが・・」と土佐弁でいぶかしんだとき、高知市の会場ならではのあたたかい静かな笑い声がおこった。

前半は、靖国神社に集う団体の演説や行進や軍隊ラッパや集会の模様や首相の参拝のようすなどが延々と続く。黴の生えた戦争文化を至上とする人々が集い、そうではない人々を排斥する空間であることが説得力をもって伝わってくる。

後半は、望まないのに、A級戦犯や「英霊」とともに靖国神社に合祀された人々の家族の憤懣と悲しみ。

最後の10分間は記録映像で、日本刀がいかに人斬り/戦争の文化のなかで日本人に根づいてきたかを示唆する圧倒的な内容。百人斬りとか、試し斬りとかが、いかに平然とむしろ称賛されていたか・・
日本人の精神構造に深く埋め込まれた残虐性の一端を、中国人監督に教えられた。


《写真は四万十川/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

|

« 六ヶ所情報ハワイへ | トップページ | やはり止めるしかない! »

コメント

けんちゃん、ご来場とコメントありがとうございました。
『靖国YASUKUNI』は、上映するに値する、大勢が観賞するに値する映画でしたね。
『ヒロシマナガサキ』も、あと2週間後と迫ってきましたが、何とか宣伝が行き届くよう、目下奮闘中です。

投稿: げき | 2008年7月23日 (水) 14時09分

 暑い中スタッフをされていたようでご苦労様でした。警察は市民を守るための存在ですので、仲良くすることは良いことです。

 お陰で無事に上映が終わり何よりでした。

 8月6日の「ヒロシマ・ナガサキ」も大盛況でありますように。

投稿: けんちゃん | 2008年7月23日 (水) 09時37分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/172452/22468253

この記事へのトラックバック一覧です: 靖国神社と日本刀:

» 映画靖国を鑑賞しました。 [けんちゃんの吠えるウォッチングーどこでもコミュニティ双方向サイト]
 今日は昼まで仕事。慌てて12時半からの上映なので、県民文化ホールへ駆けつけまし [続きを読む]

受信: 2008年7月23日 (水) 09時34分

« 六ヶ所情報ハワイへ | トップページ | やはり止めるしかない! »