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2008年7月14日 (月)

「違憲判決」の重さ

〈航空自衛隊がたくさんの米兵を運んで武力行使に加担しているので、現にイラクで殺されたり傷ついている人たちにとって私たちは、加害者となっている〉事実を認めた名古屋高裁の「違憲判決」は重い。
■私は強いられたくない。加害者としての立場を
http://www.haheisashidome.jp/kaihou/kaihou19_6.htm

Dscn0470【判決文より以下抜粋転載】
■自衛隊派遣の違憲性

武装勢力掃討の名の下に、・・クラスター爆弾並びに国際的に使用が禁止されているナパーム弾、マスタードガス及び神経ガス等の化学兵器を使用して、大規模な掃討作戦が実施された。残虐兵器といわれる白リン弾が使用されたともいわれる。

アメリカ軍を中心とする多国籍軍は、・・平成19年に入ってから、バグダッド及びその周辺において、たびたび烈しい空爆を行い、同年中にイラクで実施した空爆は、合計1447回に上り、これは前年の平成18年の約6倍の回数となるものであった。

航空自衛隊は、・・平成18年7月ころ以降バグダッド空港への空輸活動を行い、現在に至るまで、アメリカが空挺隊員輸送用に開発したC-130H輸送機3機により、週4回から5回、定期的にアリ・アルサレム空港からバグダッド空港へ武装した多国籍軍の兵員を輸送している・・・、アメリカ軍はこの輸送時期と重なる平成18年8月ころバグダッドにアメリカ兵を増派し、同年末ころからバグダッドにおける掃討作戦を一層強化している・・・

航空自衛隊の空輸活動は、・・多国籍軍との密接な連繋の下で、・・武装兵員を定期的かつ確実に輸送している・・、多国籍軍の戦闘行為に必要不可欠な軍事上の後方支援を行っている

このような航空自衛隊の空輸活動のうち、少なくとも多国籍軍の武装兵員をバグダッドへ空輸するものについては、他国による武力行使と一体化した行動であって、自らも武力の行使を行ったと評価を受けざるを得ない行動であるということができる。

よって、現在イラクにおいて行われている航空自衛隊の空輸活動は、・・武力行使を禁止したイラク特措法・・・に違反し、かつ憲法9条1項に違反する活動を含んでいることが認められる。


■平和的生存権

平和的生存権は、全ての基本的人権の基礎にあってその享有を可能ならしめる基底的権利である

平和的生存権は、憲法上の法的な権利として認められるべきである
【転載終わり/下線は転載者】


《写真は"隅田の花火"/げき撮影》

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