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2008年5月 3日 (土)

汚染の大地と汚れなき泉

『アレクセイと泉』は、もっともっと大勢のみなさんと共有したい、素敵な映画でした。美しい映像とブジシチェ村の人びとの暮らしぶりを反芻しています。
しかし、思わず微笑んでしまうような心ゆたかな暮らしぶりを続ける人びとのうえに、チェルノブイリ原発から拡散した放射性物質が容赦なく降下していた・・・

Shimanto3【以下引用】
■汚染の大地と汚れなき泉/プロデューサー

ベラルーシの東端に位置し、コヴピタ川の向こうはロシア連邦になる国境にブジシチェ村はある。ここから180キロ離れたウクライナ共和国チェルノブイリ原子力発電所が大爆発事故を起こしたのは、1986年4月26日未明のことだった。折からの南風に乗って、拡散した放射性物質の70%がベラルーシに降下した。国土の30%が半永久的に汚染の大地と化し約170万人がそこに住み続けている

95年の秋、ゴメリ州チェチェルスク保健局の放射能測定士タチアーナ・ブジリーナさんが「チェルノブイリと同じくらい汚染された森がある」と案内してくれたのが、ブジシチェ村だった。・・広葉樹と針葉樹がほどよく混ざりあい、木立から射し込む陽の陰影が清々しい、美しい森。放射能は、この木々の間に浮遊している。1平方キロ当たり60キューリー、100キューリー・・・。事故直後40キューリー以上が強制移住地域だったことからすれば、汚染度の高さが再認識される。

・・・村の真ん中に泉が湧いていた。村人たちは、飲み水に、家畜や裏庭の野菜のためにこの水を使っている。不思議なことだった。森やとりこわされた学校の跡地は、まだ放射能汚染がひどいというのに、この泉の水はきれいだった。チェチェルスク保健局で測定したら「ゼロ」。放射能は検出されなかった。・・・
【『アレクセイと泉』パンフレットから抜粋引用/下線は引用者】


《写真は四万十川/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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