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2008年5月10日 (土)

電力需要飽和時代の原発

きのうの昼下がり、「オール電化にしませんか」と勧誘の電話がかかってきました。「原発のアリバイづくりには、ご協力できません」と断りましたが、オール電化の勧誘電話は2回目です。電力需要を増やそうと、向こうも懸命ですね。これで温暖化防止など、できるわけがない・・

おととい届いた、原子力資料情報室通信407号(5月1日発行)には、「需要飽和時代の2008年度電力供給計画」という記事が掲載されています。
■原子力資料情報室
http://cnic.jp/

Koutijoukouen3【以下抜粋引用】
東電・関電で需要が飽和

 関東・関西の2大都市圏をかかえる東京電力、関西電力で、電力需要の伸びが見込めなくなっている。資源エネ庁2008年度電力供給計画から、そのことがはっきりわかる。

 東京電力は2015年度の年間最大電力を、2006年度電力供給計画で6471万kW、2007年度計画で6234万kW、2008年度計画では6119万kWと漸減してきた。関西電力も、2015年度の年間最大電力の見込みは3106万kW、3086万kW、3051万kWと縮小した。

 2007年度1年分の需要電力量(kWh)は電力各社とも過去最大となった。が、夏の記録的酷暑にもかかわらず、最大電力(kW)は、東電で5年前の、関電で6年前の記録を更新することはなかった。電力各社合計もまた、最大電力は6年前の記録を更新しなかった。

■原発は8基が計画先送り

 発電所建設の前提となる最大電力の伸びが見込めない以上、原発の新設計画は遅らせたいのが電力会社の本音だ。

 需要の伸び(?)に比べ、原発の出力が大きすぎるのは明らかだろう。小回りがきかず、100%で動かすか停止するのかどちらかという原発は、いかにやっかいなことか。

 そこで、建設中の2基(泊3号/北海道電力、島根3号/中国電力)を除く11基の原発新設計画のうち8基でまた、1年先送りとなった

 大間原発(電源開発)の着工は、前年度1年遅れに続き9ヶ月遅れである。電源開発(通称Jパワー)にとって初の原発であり、世界初のフルMOX・ABWRであれば、いずれ先延ばしは必至である。

 敦賀3、4号(日本原子力発電)は、前年度同様の先延ばしで2010年着工予定。

 政府の地球温暖化対策は、この13基の原発新設すべてを織り込んでおり、お粗末きわまりない。
【引用終わり/下線は引用者】


《写真は高知城公園/げき撮影》

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