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2008年5月の32件の記事

2008年5月31日 (土)

再処理の怖さ/ひとりでも多くの人に伝えよう

これ以上、この地球(ほし)を放射能で汚さないよう、再処理を阻止しよう!!
サーファーのみなさん(Surfrider Foundation Japan)の運動がこんな形で、結晶しています。

Naminorihare再処理工場が稼働すると、放射能がどのように日本最大の漁場を汚染していくか、分かりやすく解説しています。
まわりの人と、もっと情報を共有していきましょう!!

■六ヶ所村問題/田中優さんから緊急提言!ダイジェスト版
http://www.youtube.com/watch?v=Lt9hXuEfu7w&feature=related

■海や空に放射能を流さないで/未来へのメッセージ
http://www.youtube.com/watch?v=7PDgfKuOp_U

■『六ヶ所村ラプソディー』予告編
http://www.youtube.com/watch?v=fb9K_gutJfU


《写真は波乗り/岡田充弘さん撮影》

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2008年5月30日 (金)

ガラス固化試験の失敗

いつもアンテナの高い仲間から、ガラス固化試験の失敗のようすを図解した動画情報を知らせていただきました。
■六ヶ所再処理工場でのガラス固化/完全なる失敗の経過
http://www.youtube.com/watch?v=wqHcLUu4QGA

関連した、きょうのニュースです。
■再処理工場固化体製造 再開時期は不透明/5月30日デーリー東北
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2008/05/30/new0805300901.htm

Naminoriame再処理の結果生じる高レベル放射性廃棄物をガラス固化して閉じ込めることができないのだから、再処理をしてはいかん!のです。日本がたっぷり保有する猛毒プルトニウムを、これ以上、全国の原発の使用済核燃料を再処理してまで生みだす必要はどこにもありません!!

【以下転載】
■再処理工場固化体製造 再開時期は不透明/5月30日デーリー東北

 六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で実施している試運転(アクティブ試験)について、日本原燃は二十九日に取締役会を開き、完成(試運転終了)時期を今月から七月に延期することを正式に決めた。ガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)の製造試験の中断が長期化しているのが要因だが、兒島伊佐美社長は同日の定例会見で「試験の難航ではなく、再開に向けて慎重に検討してきた結果だ」と強調した。

 総工費に関しては、主要な工事が既に終了しているとして、延期しても二兆一千九百三十億円に変わりはないとした。

 固化体の製造試験は溶融炉内に金属が堆積(たいせき)した影響で昨年十二月末から中断しており、再開するには、国の総合資源エネルギー調査会の小委員会で再発防止策の妥当性の評価を受ける必要がある。兒島社長は「国の了解を得て、可能な限り早く再開させたい」としたが、小委に再発防止策を示せる時期について「そう遠くない時期に」と述べるにとどめた。

 今回示した新たなスケジュールも試験再開の時期に左右されるため、不透明さを残している。さらに工場が七月に完成しても、青森県や村などと安全協定を締結しなければ本格稼働に移行できない。締結の手続きには時間を要するため、本格稼働は秋以降となる見通しだ。

 原燃は同日、経済産業省原子力安全・保安院に試運転のスケジュール変更を届け出た。

 このほか会見で兒島社長は溶融炉の排風機が止まるトラブルなどが相次いでいることに「県民の皆さまに心配をかけて、申し訳ない」と陳謝した。

 東洋大の教授らが、工場直下に活断層があるとの研究結果を示したことには「新たな知見は見当たらないが、県民の不安を解消するため、県民への説明を重ねたい」と話した。
【転載終わり/下線は転載者】


坂本龍一が「ストップロッカショ」と「ノーニュークスモアトゥリーズ」について語っています。
■坂本龍一が語る環境問題3/5
http://www.youtube.com/watch?v=6uwWwz5FiME&feature=related


《写真は波乗り/岡田充弘さん撮影》

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2008年5月29日 (木)

『勇者たちの戦場』

きのう高知市内で自主上映された『勇者たちの戦場』(HOME OF THE BRAVE)を観ました。
■勇者たちの戦場
http://www.nikkatsu.com/yusha/

国家権力のエゴと企業の利益のために始まった、はてしない殺戮の連鎖。その無惨さ、無意味さと、深く傷ついてイラクから故郷に帰還した兵士たちが、もとの日常に容易には戻れない日々を丁寧に描いていました。
現地イラクの少年や武装勢力を悪者に仕立てていたのが気になりましたが、帰還兵と家族の痛みには肉薄しており、反戦の意思が伝わってきます。

Taisanboku1戦争は、ときに人間の精神を破壊してしまいます。
昔、ベトナム戦争帰還兵を描いた、こんな映画もありました。
■帰郷(1978年)
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD2346/story.html


《写真はタイサンボク/げき撮影》

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2008年5月28日 (水)

青森ATVの伝える速報

青森ATVの伝える動画ニュースふたつ、ごらんください。

東洋大学渡辺教授は再処理工場の直下に100kmの断層がある可能性について「揺れよりも、ずれに無警戒な耐震設計でいいのか」と問題提起しています。いっぽう日本原燃は、科学的議論に応じようとはしていません。
■東洋大の渡辺教授/「ずれ」への対策指摘
http://www.atv.jp/news/
■再処理工場直下に活断層/M8の恐れも/5月25日
http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/m_8b98.html
■科学的根拠と政策決定/5月24日
http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_af6e.html

マグニチュード8級の大地震の規模は、四川大地震で世界中が認知することになったのに・・・

同じサイトに、世界で初めて危険なプルトニウム燃料だけを軽水炉でつかう大間原発が、土地の一部未収用にもかかわらず、誘致から32年目に着工したという動画ニュース。
■大間原発が着工
http://www.atv.jp/news/
■大間原発敷地内に私有地/5月11日
http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_9d95.html

0724ashizuri【以下転載】
■東洋大の渡辺教授/「ずれ」への対策指摘

地形学の研究者で、東洋大学の渡辺満久教授は、きょう千葉市で開かれたシンポジウムで、六ヶ所村にある再処理工場の近くには活断層が存在する可能性が高く、日本原燃の耐震構造では、土地のずれによる被害に対策が取られていないと指摘しました。

東洋大学の渡辺教授は、きょう開かれた「日本地球惑星科学連合のシンポジウムで発表した研究成果の中で「再処理工場の近くには活断層が通っていると指摘し「断層は古いものとする日本原燃の調査結果に反論しました。その上で「現在の耐震構造で仮に土地がずれた場合に建物の被害を免れる保証があるのか」と述べ疑問を投げかけました。この問題では、日本原燃がきのう「科学的な根拠に乏しく一方的な推論に基づくもので妥当ではない」との見解を出しています。これに対し渡辺教授は、インタビューに「どこが科学的でないのか議論をすべき」との考えを示したほか、施設の耐震構造について次のように述べました。

「・・・土地が傾いたり、くい違ったりすること対して、あまりにも無警戒ではないか

きょうの渡辺教授の見解について日本原燃は新しいデータや事実に基づく見識は見あたらず、再処理工場の真下に活断層はないという結論に変わりはないとコメントしています。
【転載終わり/下線は転載者】


《写真は足摺岬/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2008年5月27日 (火)

夕張市商工会議所が勉強

夕張市での核廃「勉強」の動きが報道されました。
■夕張で原発ごみ処分場構想 地元商工会議所、応募検討/5月26日付東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008052601000903.html

交付金頼みで財政再建しようなんて、悲しいです。
原発立国という国策は破綻寸前なのに、全国にさきがけて核廃拒否条例を制定した北海道から"おかみにすがる"ような声が聞こえてくるとは・・・
やめようメッセージは、こちらへ!!
■夕張商工会議所
yubari@cocoa.ocn.ne.jp
http://www16.ocn.ne.jp/~yubaricc/

Photo【以下転載】
■夕張で原発ごみ処分場構想 地元商工会議所、応募検討/5月26日付東京新聞

 財政再建団体の北海道夕張市で、夕張商工会議所(沢田宏一会頭)が中心となり、原発の使用済み核燃料を再処理した後に出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場の候補地選定調査に応募する構想が持ち上がっていることが26日分かった。

 沢田会頭らは既に経済産業省を訪問、施設概要や応募後の交付金について説明を受けており、住民も参加した勉強会を年内にも開きたい考え。

 ただ北海道には放射性廃棄物は受け入れがたいとする条例があり、建設実現には改正が必要。藤倉肇市長は「詳細は聞いていない。これからの夕張をどうするかは市民が議論して決めなければならない」としている。

 処分場は、原子力発電環境整備機構が2002年から全国の自治体に対し公募を開始。応募すると、建設決定に至る前の選定調査の段階から多額の交付金が支給される。
(共同)
【転載終わり/下線は転載者】


《写真/岡田充弘さん撮影》

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2008年5月26日 (月)

四川省核施設で何が・・

けさの高知新聞朝刊は、四川省広元市にある、核弾頭に使うプルトニウムを製造する工場が厳戒態勢で1200トンのコンクリートを運び込んだと報じています。
四川大地震で、放射能洩れ事故が起きているように観測されますが、取材もできないようです。
■放射能封印か/5月26日付高知新聞
http://www.youneeds.com/xfiles/project_y/ecorogy/energie/world_nuclear_site/Cjina-SisenEearthquakeNuclear_KochiNewspaper080526.html

Muroto1【以下転載】
■放射能封印か/5月26日付高知新聞

中国・四川大地震の被災地で、核関連施設「821工場」がある四川省広元市三堆に25日までに入った。「ここの取材は一切だめだ」と警官。「地震で工場が壊れたと聞いた。その後、大量のコンクリートを運び込んだ。何か問題が起きたのは間違いない」と不安がる住民。中国メディアの記者の姿もなく、ほかの被災地とは異質の緊張感が漂っていた。

821」は主に大陸間弾道ミサイル「東風5号」などの核弾頭に使うプルトニウムの製造を行う施設だが、国際原子力機関(IAEA)に登録されていない。

地震発生の後、821に運び込んだコンクリートは1200トンに上る」。まゆをひそめてこう語る付近の建材業の男性は、コンクリート搬入の手伝いをした。工場の作業員も避難したという。コンクリートによる放射能洩れ封じ込めの作業が行われている可能性もある。

被災地一帯は中国の核研究・開発・貯蔵の基地でもあるが、中国政府は公表しておらず実態はベールに包まれている。震災により図らずもその一端が明らかになった。

広元市当局者は工場の放射能汚染などの可能性について「この地区は軍が管理しており、われわれは何も知らない」と話した。
【転載終わり/下線は転載者】


《写真は室戸岬/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2008年5月25日 (日)

再処理工場直下に活断層/M8の恐れも

けさの高知新聞トップ記事は、六ヶ所村再処理工場直下に未発見だった長さ15km以上の活断層がある可能性が高く、大陸棚外縁断層とつながっていれば長さ100kmほどでM8級の大地震が起きる恐れがあると、図解して伝えています。
■再処理工場直下に活断層か/青森県六ケ所村/5月25日付高知新聞
http://www.kochinews.co.jp/
■工場直下に活断層か 六ケ所・核燃再処理施設/5月25日付河北新報
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/05/20080525t23009.htm
■六ケ所村:核燃料サイクル施設の直下に未知の活断層/5月25日付毎日jp青森
http://mainichi.jp/select/today/news/20080525k0000m040106000c.html

四川大地震の規模がM8ですから、六ヶ所村で大地震が起きると、全国55基の原発から集めた使用済核燃料はじめ海外で再処理したプルトニウムなど大量の核物質がむきだしになり、未曾有の放射能汚染が広まるでしょう・・・

0724ashizuri【以下転載】
■再処理工場直下に活断層か/青森県六ケ所村/5月25日付高知新聞

 試運転中の使用済み核燃料再処理工場がある青森県六ケ所村の核燃料サイクル施設の直下に、これまで未発見だった長さ15キロ以上の活断層がある可能性が高いとの研究を、渡辺満久東洋大教授(地形学)らが24日までにまとめた。

 沿岸部海域の「大陸棚外縁断層」とつながっている可能性もあり、その場合、断層の長さは計約100キロに達し、マグニチュード(M)8級の地震が起きる恐れがあるという。

 日本原燃は昨年、新潟県中越沖地震とほぼ同じM6・9の直下型地震などを想定しても「施設の安全性は確認されている」と国に報告したが、教授は今回の研究を踏まえ「耐震性を再検証すべきだ」と指摘している。

 渡辺教授は研究結果を、千葉市で25日から開かれる日本地球惑星科学連合大会で発表する。

 教授らは、施設周辺で露出した断層や地形を調査。東側の太平洋沿岸の陸域で、幅1−2キロ、長さ約15キロのたわんだ地形を見つけた。

 教授によると、地下探査データなどから、西側に傾斜した逆断層の存在が読みとれ、断層面はサイクル施設の直下まで延びていると見られる。

 また、大陸棚外縁断層の南端が延びる方向が、この断層と一致しており、両者はつながっている疑いが強いととしている。


■六ケ所村:核燃料サイクル施設の直下に未知の活断層/5月25日付毎日jp青森

 渡辺教授らは、地層が上へ乗り上げる「逆断層」が地下で動いた場合に地表にできる特異な隆起(長さ15キロ、幅1キロ)が施設のすぐ東側を南北に走っているのを確認。地下に活断層があると考え、日本原燃が06年に行った地震波探査データも調べた。その結果、同じく施設東側の活断層出戸西方(でとせいほう)断層(長さ6キロ)の真下の地下500メートル~1.5キロに、施設直下へ斜めに沈み込む新たな逆断層面があった。

 日本原燃も出戸西方断層の存在は確認しており、07年11月に国に提出した耐震安全性評価で、活動時期を3万年以内として耐震設計で考慮。近くの海域を南北に走る「大陸棚外縁断層」(同84キロ)については「12万~13万年以内に動いた形跡が認められず、活断層ではない」とした。

 これに対し、渡辺教授は、隆起の規模や地形の連続性から、指摘した活断層(同15キロ)は外縁断層とつながっており、全体で長さ約100キロに達する活断層だと主張。出戸西方断層の活動は、真下を通るこの活断層の活動に伴う副次的なものとし、「全体の活動時期は3万年以内で、耐震上考慮すべきだ」と指摘する。
【転載終わり/下線は転載者】


《写真は足摺岬/中島健蔵さん撮影》
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2008年5月24日 (土)

科学的根拠と政策決定

科学的根拠に基づく政策決定に慣れていない日本の行政官には、科学的データや科学的根拠の読み方が浸透していないという問題提起が、『世界』6月号に掲載されています。
■21世紀の環境問題/電磁波と高圧電線・何が問題なのか/『世界』6月号p185〜194
http://www.iwanami.co.jp/sekai/

エネルギーが非常に大きい電離性放射線の生体への影響に比べ、波長が長くエネルギーが低い生活周辺の非電離性放射線の電磁波での発がん影響はまだあまり知られていない。
先進諸国では、カロリンスカ研究所の疫学研究の結果が1993年に広く伝えられ、高圧送電線の周辺に学校など小児の施設を作らない15歳以下の小児に携帯電話を持たせないなどの対策がすでに1990年代から行なわれている。ところが日本国内の情報の伝わらなさには、日本独自の事情を考えざるを得ない。

Monobe2_2【以下抜粋引用】
■科学的根拠と政策決定

電磁波の人体への影響が問題になっている。特に、今、焦点となっているのは、高圧電線からの電磁波が白血病を起こすかどうかという点である。ところが、この点に関する科学的議論が、日本では直接交わされる機会はない

・・理論の発達と応用の展開で、疫学はヒトにおける因果関係を記述するための豊富な言葉と技術を持ちはじめる。

現在の日本において、ヒトにおける因果関係に関して生じている様々なトラブルのほとんどは、この「言葉」を持つ人と、持たない人(言葉が存在することすら知らない)との間の議論が噛み合ないことに起因する。そして最大の問題点は、日本政府つまり、環境省、厚生労働省、経済産業省、総務省、文部科学省が、その言葉を持たない側にしばしばまわってしまうことである。その根底には、日本の医学部が「言葉」を持たないまま、因果関係の問題に踏み込まずに経過してきたという実状がある。

・・日本は、当事者が直接話し合うことによって合意を形成してゆくというスタイルをまったくとらない。官僚が選んだ「第三者」「有識者」という、他人事でしかない人たちばかりが集まって、官僚から与えられた資料を読んで議論するこれでは結論は最初から決まっている

・・政策に科学的根拠が生かされないとしたら、好みの問題や政治的力や政権への近さを「根拠」とする旧来の政策決定と同じことになってしまう。・・・
【引用終わり/下線は引用者】


《写真は物部/中島健蔵さん撮影》
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2008年5月23日 (金)

柏崎刈羽原発再開意図みえみえ

四川大地震による四川省内の原子炉や核研究施設などへの被害状況は明らかにされていないが、四川省からの移転が検討されているときく。
活動期の地球上にある核関連施設がいかに危険か、放射能汚染の恐怖を私はひしひしと感じています。

こんなとき、柏崎刈羽原発は来年1月に再開か、という驚く情報がありました。
■「原発再開は来年1月」 柏崎刈羽、東電内部文書か/5月21日共同通信
http://excite.co.jp/News/society/20080521180937/Kyodo_OT_CO2008052101000591.html
■追加情報■東電が「社内文書」と認める/5月22日新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=110527
【以下転載】
社内文書とほぼ推定した根拠について東電は、文書を入手したNPO法人原子力資料情報室のホームページ上で公開された文書を見た社員が「社内で作ったものではないか」と指摘したと説明。作成された部署や目的などについては「調査中」としている。
【転載終わり】

一方、東電が柏崎刈羽原発の耐震強度を5倍にするという判断が報道されています。
直下に少なくとも長さ34kmの活断層のある、やわらかい堆積層の地盤では、無駄な抵抗ではないでしょうか。
カネとコネで造った世界最大の原発をあきらめられないのでしょうか・・・
■「再開意図見える」と反発も=原発耐震基準見直しで−新潟/5月22日時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080522-00000201-jij-soci
■柏崎刈羽原発、揺れ想定5倍に 東電が耐震補強へ/5月22日asahi.com
http://www.asahi.com/national/update/0522/TKY200805220316.html

Muroto1【以下転載】
■「再開意図見える」と反発も=原発耐震基準見直しで−新潟/5月22日時事通信

 昨年7月の新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)について東京電力が耐震設計の基準として想定する地震の揺れ(基準地震動=Ss)を見直したことについて、地元の原発反対3団体は22日、「断層の長さが確定しない段階でのSs策定は非科学的。運転再開を急ぐ意図が透けて見える」とする声明を出した。
 声明の中で、3団体はSs撤回や同原発閉鎖などを要求。また「中越沖地震を想定できなかった国の安全審査は信用できない」として、同原発の設置許可取り消しなどを求めている。


■柏崎刈羽原発、揺れ想定5倍に 東電が耐震補強へ/5月22日asahi.com

 東京電力は22日、昨年7月に新潟県中越沖地震に直撃された柏崎刈羽原発について、耐震設計の前提となる直下の地震の揺れの想定「基準地震動」を現行の約5倍の最大2280ガル(ガルは加速度の単位)とする報告書を国に提出した。中越沖地震よりも大きな揺れを想定した。国内のほかの原発の約3〜5倍で、突出して高い値となる。

 東電はこの新たな基準地震動をもとに、6月から配管などの耐震補強工事に入る。しかし、新潟県は運転再開に慎重な姿勢を示しており、運転再開のめどはたっていない。

 国内のほかの原発は、06年に改定された国の原発耐震指針にもとづき、3月までに基準地震動の見直しを発表していた。今回、東電が極めて高い値を報告したことで、他原発の見積もりが十分かどうかや、耐震補強のあり方が再び議論になりそうだ

 東電はこの日、中越沖地震(マグニチュード〈M〉6.8)の後に観測された地震波や周辺の地下構造を調査・分析した結果を、経済産業省原子力安全・保安院の審議会の作業部会に報告した。

 それによると、震源とみられる活断層は将来、M7.0の大地震を起こす可能性があるとし、基準地震動は1〜4号機の直下の岩盤で2280ガル、5〜7号機では1156ガルと見積もった。現行は7基とも450ガルとしていた。震源とされる海底断層を新たに活断層と認めたことや、地盤の再評価などの結果としている。

 ただ、東電は、原発敷地の地表に近い地盤が比較的軟らかく、地震の揺れが弱まるため、原発の基礎部分に届く揺れは最大でも829ガル程度に減衰するとした。

 東電は安全性に余裕をもたせて、1千ガルの揺れに耐えるよう全7基で耐震補強工事に入るとしている。この揺れでは原子炉の強度には問題ないとし、原子炉の冷却水配管の支えなどを増やす。6月に7号機から始める予定だ。

 国内の他原発は3月までの基準地震動の見直しで、すべて値を上方修正した。それでも最大は東海地震の震源域にある中部電力浜岡原発の800ガルだった。他原発の新基準地震動は現在、国の保安院の審議会で審査中。東電の今回の報告が審議会での議論に影響する可能性もある。

 柏崎刈羽原発の総出力は821.2万キロワットで世界最大だが、地震で全7基が止まったままだ。運転停止が長引けば、夏季の電力需要を火力発電で代替することになり、国内の温室効果ガスの排出にも大きな影響が出る

 東電は、揺れが想定をはるかに上回ったのは柏崎特有の地下構造が原因と説明。原子力関係者には、ほかの原発は事情が違うとの考え方が根強い。ただ、想定を超える揺れは、地域性だけでは説明できないと考える専門家は多い。纐纈一樹・東京大学教授は「ほかの原発でも、不確かさを考慮すべきだ」と指摘した。
【転載終わり】


《写真は室戸岬/中島健蔵さん撮影》
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2008年5月22日 (木)

原子炉定期点検の現場

原子炉は、中性子を吸収するホウ酸を用いて出力調整するのだそうです。そのホウ酸は、回収してくり返し使うため微量の放射能を含むそうですが、
伊方原発1号基の、ホウ酸を1次冷却水に送り込む配管の耐圧検査で、配管の圧力計を取り外した穴から約15リットルが漏れ、約1リットルが作業員に掛かったそうです。
放射線被曝はないと、報道されていますが・・・
■伊方原発:1号機でホウ酸配管水もれ、作業員3人浴びる 被ばくなし/5月22日付毎日jp愛媛
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20080522ddlk38040495000c.html

このような作業手順の単純な操作ミスによる事故は、不慣れな下請け労働者に現場作業をおしつける原子力産業の日常に起因するのではないでしょうか。

Nangoku【以下転載】
■伊方原発:1号機でホウ酸配管水もれ、作業員3人浴びる 被ばくなし/5月22日付毎日jp愛媛

 県は21日、定期点検中の伊方原発1号機(伊方町、加圧水型軽水炉、出力56万6000キロワット)補助建屋4階にあるホウ酸供給ラインから水が吹き出し、作業員3人に掛かったと発表した。水に放射能は含まれず被ばくはなかった。

 県によると同供給ラインは、原子炉の出力調整のため、中性子を吸収するホウ酸を1次冷却水に送り込む配管ホウ酸は回収してくり返し使うため微量の放射能を含む

 同日は耐圧検査を行うため午前11時40分ごろ、この配管に放射能を含まない純水を注入したところ、配管の圧力計を取り外した穴から約15リットルが漏れた。約1リットルが作業員に掛かり、残りはポリ袋で受けて回収した。

 耐圧検査時は、配管の圧力計を外して検査用の仮設圧力計に交換するが純水を注入した時点では仮設圧力計が取り付けられていなかった上、根元の弁も開いており水が吹き出した。同社で作業手順に問題があったとみて調べている。
【転載終わり/下線は転載者】


《写真は南国の青蜻蛉/中島健蔵さん撮影》
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2008年5月21日 (水)

米軍イージス艦宿毛入港

けさ5月21日7時半ごろ、米イージス駆逐艦オカーンが宿毛湾に入った。高知市からも駆けつけた平和団体など県民約200名(愛媛県民も)が早朝デモを行なった。
かつて軍港であった宿毛港を、こんどは米軍が軍港化することのないように、断乎阻止しよう!!
「友好親善」なら、軍艦で漕ぎ着けるのではなく、武器なしで民間人としておいでなさい。

0724ashizuri■米艦 再び宿毛入港/5月21日付高知新聞夕刊
http://203.139.202.230/?&nwSrl=226908&nwIW=1&nwVt=knd
【以下転載】
26日まで乗組員250人滞在

宿毛市長は「未来のために友情を深めることを願っている」と英語で歓迎の言葉を述べ、・・・
市民との交流行事も計画されている。・・

■米イージス艦宿毛再寄港 デモ行進に200人/5月21日付高知新聞夕刊
http://203.139.202.230/?&nwSrl=226909&nwIW=1&nwVt=knd


《写真は足摺岬/中島健蔵さん撮影》
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2008年5月20日 (火)

憲法九条と地球市民

5月4〜6日幕張メッセで開催された「9条世界会議」で、週刊金曜日は5日、伊藤真さんの逐条解説と長倉洋海さんの写真による『日本国憲法』発売を記念した「憲法九条と地球市民」と題する対談をおこなったそうです。
その記事を一部転載します。
■週刊金曜日
http://www.kinyobi.co.jp/Recent

Ookikaigan【以下抜粋転載】
■憲法九条と地球市民

司会進行役の佐高信さんが「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」という九九条に触れ、「九九条に名前があがっている人たちは隙あらば憲法を破ろうとしている人間のブラックリスト」と発言。

伊藤真さんが「憲法は国民が国家に守らせるもの。法律は逆に、国家が作って(国家の)秩序を守るために国民が守るべきもの。九九条に国民が入っていない理由は、憲法とは国民が主体となって政治家たちに守らせるものだから。もう一つの理由は、国民は憲法に反対する自由も与えられているから。将来、憲法をどうするかについて我々が決めることができる。つまりそれだけの責任を負わされているという意味でもある」と丁寧に解説した。
【転載終わり/下線は転載者】


《写真は大岐海岸/中島健蔵さん撮影》
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2008年5月19日 (月)

四川地震とチベットの核

身の毛もよだつ、怖い情報がとびこんできました。

中国政府は半世紀以上にわたって、チベット人民の宗教的自由や文化を抑圧してきました。さらに、四川省での巨大地震で明らかになったように、チベット族が多く住む、四川省など地震多発地帯において何ら地震対策をしてこなかったばかりか、何と、こうしたチベット族居住地区へ、核施設や核廃や被曝労働を押しつけてきました。

旧ソ連、チェリャビンスクでの核汚染同様、無知な核廃投棄があったようです。
■チベットの核/ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
http://www.tibethouse.jp/atomic/index.html

四川省にも、原発震災の危険があったことが、やっと報道され始めました。
■巨大地震と核関連施設
http://www.youneeds.com/xfiles/project_y/ecorogy/energie/world_nuclear_site/cina-sinsen-menyohcity.html
■四川省の核製造施設と原子炉は地震に耐えた
http://www.melma.com/backnumber_45206_4097943/

Photo【以下抜粋転載】
■チベットの核/ダライ・ラマ法王日本代表部事務所

すべての生命体を破壊し、私たちの美しい緑の惑星を不毛な死の地に変えてしまう核兵器は、仏教の教えに相反するものである。核兵器を使用すれば、生あるものは無差別的に殺戮され、数千年もの間、その影響は残ってしまう。そのためチベット人は、平和を愛する精神を育んだ母国が、中国占領下で核兵器の貯蔵庫や核廃棄物の投棄場となっていることが報じられるたびに、大きな動揺を憶えずにはいられない。

□第9学会
中国の北西核兵器研究設計学会(第9学会)は、海抜3030メートルに位置し、ココノール湖の東から約16キロメートル離れた分水嶺にあるため、その排出液はツァン・チュ川へと注がれるこの支流はやがて黄河に合流する。70年代後半には、高濃度ウラニウム燃料の再処理実験が実施されるようになった。

廃棄した放射性廃棄物には、固体、気体のみならず、懸濁液として処理されたものもあるが、その量はいまだに不明である。そもそも廃棄物の処理自体がきちんと管理されておらず、記録状況も最悪であった

中国国営新華社通信は、95年7月20日付けで、「第9学会は87年に閉鎖され、その拠点はチベット東部の四川省の用地に移転された」と報道した。

□放射性廃棄物
93年の人権世界会議でのウィーン宣言では、「毒物および危険物質の不法投棄は、人類の人権、生命、そして健康を脅かす重大な問題となりうる」という内容が明確に打ち出された。

84年2月18日、「ワシントン・ポスト」は、中国が60億米ドルと引き換えに、ヨーロッパの原子炉の4千トンもの放射性廃棄物を、遠隔地であるゴビ砂漠に保管することに一応の合意を示したことを報じた。88年の秋、チベット人の間で、西欧諸国が核廃棄場としてチベットを利用するかもしれないというニュースが駆け巡った。チベット人の精神的、政治的指導者であるダライ・ラマ法王は、中国政府が海外の核廃棄物をチベットに投棄する計画があることを示す署名入りの書類が存在することを明らかにしている。

チベットは、「少数民族」がまばらに居住しているところで北京からも離れているため、中国人の考え方に従うと、「核廃棄物を投棄するには最適な場所」ということになってしまう。

□ウラニウム鉱山
チベット内のウラニウム鉱山は、ダムシュン(Damshung)、ラサ北部、ツァイダム盆地、ゴルムド北部、ヤムドク湖周辺、そして南アムドなど複数の地域に存在する。甘粛省甘南チベット族自治州区州のテオ(Thewo )にあるウラニウム鉱床は、チベットで最大のものとして知られている。ウラニウムの処理施設は テオの南西四キロに位置する。

亡命政府に届いた情報の中に、謎の死を遂げたテオの住民24人の名簿が含まれている。目撃者によると、彼らはみな高熱を出し、そのあとで震えるような寒さを訴えて死んだそうである。また、死体は青く変色していたという。

□服役者の核施設での労働
1960年代、1970年代に、政治犯を含む服役者たちが、中国の基本的な核施設を建設するのに駆り出された。アムド(青海省) にある複数の巨大な強制労働収容所は、必ず核ミサイル用地に隣接している

「アムドにある労働更正施設では、服役者が放射能を帯びた鉱石を採掘させられていた。服役者たちは核実験用地へ強制的に送り込まれ、危険な作業をさせられていた」

地球の聖地であるチベット高原を、核のホロコーストから守らなければならない。この責任は、中国政府、チベット人、そして国際社会が平等に負うべきである。手遅れになる前に立ちあがらなくてはならない


■四川省の核製造施設と原子炉は地震に耐えた

四川省地震で、米国の軍事関係者がもっとも懸念したのは、中国版ロスアラモスと言われる核兵器製造施設がどうなったか、だった。5月16日午後4時段階で、放射能漏れはない、と重要情報をリークした。

プラントの暗号名は「821」と呼ばれ、密林を開拓して広大な土地に原子炉が立てられている(燃料はプルトニウム型)。

ともかく米国の専門家がリークした現段階の情報では、四川省の核製造施設と原子炉は地震に耐えたようである。
【転載終わり/下線は転載者】


《写真は今年最後の芍薬の花/げき撮影》

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2008年5月18日 (日)

伊方老朽原発停止を県に

「トラブル続きの伊方原発を止めよう!!」と、超党派プラス市民団体から成る "伊方等の原発の危険に反対する愛媛県民会議" が、県と四電に申し入れました。
■伊方原発:老朽原発停止と耐震対策、四電と県に申し入れ--県民連絡会議/5月14日付毎日jp愛媛
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20080514ddlk38040687000c.html

そもそも、伊方のプルサーマルを阻止する署名運動から始まった私たち "原発さよならネットワーク高知" は、 "伊方等の原発の危険に反対する愛媛県民会議" と連帯し、共に歩みます。

Joutoukouen1【以下転載】
■伊方原発:老朽原発停止と耐震対策、四電と県に申し入れ--県民連絡会議/5月14日付毎日jp愛媛

 「伊方等の原発の危険に反対する愛媛県民連絡会議」(和田宰・代表幹事)は13日、四国電力と県に対し「トラブル続きの老朽原発の停止・廃炉計画と徹底的な耐震安全対策、プルサーマル計画の撤回を求める申し入れ」を行った。

 申し入れ書は、伊方原発1、2号機で通算5回にわたり湿分分離加熱器の割れが見つかったことについて大地震の巨大な揺れがきた場合に、耐えられるのかというのは当たり前の不安」として、稼働後30年を超えた1号機の停止・廃炉に向けた対策耐震安全性に関するデータ公表と徹底的な対策実施3号機プルサーマル計画の中止--を求めている

 県庁では同連絡会議の中尾寛・事務局担当幹事らが、門野利之・県原子力安全対策推進監に申し入れ書を手渡した。門野推進監は、相次ぐ同加熱器トラブルについて「県も原点に帰って指導を強化したい」と回答原子炉の高経年化や廃炉問題については「今後(無条件に)さらに30年(の運転が)大丈夫とは考えていない。国は毎年の定期検査ごとに厳格に安全を確認する。県も四国電力の長期保全計画を十分確認したい」などと語った。
【転載終わり/下線は転載者】


《写真はニオイバンマツリ/げき撮影》

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2008年5月17日 (土)

宿毛港にイージス艦来るな!!

高知県西部宿毛港への米軍イージス艦"オカーン"5月21〜26日入港に反対する集会が、きのう夕刻、高知市役所前でありました。超党派の集会で(平和憲法ネットワーク高知、高知県平和運動センター、県平和委員会、原水爆対策協議会、原水爆禁止県民会議の共催)、労働組合も、共産党、社民党、新社会党、市民団体、チェ・ゲバラも(?)集まり、250人くらいの参加人数でした。
「核搭載の事前協議がなかったから、搭載はなかろう」などと脳天気な政府/外務省は、非核三原則を何と心得るのでしょうか・・

■イージス艦
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/aegis.htm

Shuukai_4【以下転載】
■集会アピール

 米海軍イージス艦「オカーン」の宿毛湾寄港について、港湾管理者である高知県は、「核搭載がないことを確認できれば受け入れを拒否する理由がない」とし、岸壁使用許可権者である宿毛市長は、「法律・条例に基づき判断した。親善が目的なので歓迎態勢を整えたい」として使用を許可した。私たちは、県、宿毛市に対し、満腔の怒りをもって抗議する

 米イージス艦は、巡航ミサイル「トマホーク」を搭載しており、核弾頭搭載は常識である。「米側から事前協議がない以上は、核の持ち込みはない」とする日本政府の見解は、機密指定を解かれた米軍文書からすでに「核の持ち込みがあった」ことが明らかになっていることからしても欺瞞でしかない。今回、アリバイ的な外務省照会のみによって使用許可を行なった宿毛市、何らの指導性を発揮しなかった県の姿勢は断じて認められない。

 寄港を認めることは、わが国の「非核三原則」、
1997年12月県議会における「高知県の港湾における非核平和利用に関する決議」に反するものであることはもちろん、米軍の宿毛湾寄港の目的は、徳島県にも寄港打診がなされていることに示されるように、今後、宿毛湾港をはじめ四国太平洋岸の港湾を米軍再編とミサイル防衛戦略に組み込もうとするねらいを持つものであるし、また、何らかの事故が起きた際は、高知県にとどまらず、四国全体に及ぶきわめて深刻な核汚染をもたらすものである。

 さらには、今日、米軍兵士による凶悪事件が相次いでいる状況は、単なる偶然ではなく、アフガン・イラクの戦況が悪化の一途をたどる中で、米軍兵士が人間性を失うような戦争訓練を受けていることと無関係ではないと考えざるを得ない。宿毛市長は「米軍側は事件を起こさないことを保障しており、治安上の心配はない」としているが、「オカーン」はアフガン・イラク戦線に加わっている艦艇であり、宿毛市民の安全は何ら担保されていない

 「銃剣とブルドーザー」によって土地を収奪され、繰り返される米軍兵士の犯罪によって人権をじゅうりんされてきた沖縄の悲劇は、着々と進められる米軍再編によって全国に拡大されようとしている私たちは、沖縄をはじめとした全国の闘う仲間と連帯する

 高知県をアメリカの軍事戦略に組み込ませてはならない

 米海軍イージス艦「オカーン」の宿毛湾寄港に強く反対するとともに、高知県、宿毛市が寄港を許可したことに強く抗議し、現地行動をはじめ、寄港撤回を求める行動を強めるものである。

       2008年5月16日
 米海軍イージス艦宿毛湾寄港に反対する5・16集会
「集会アピール」をダウンロード

Shuukai_2■抗議行動への呼びかけ
「寄港抗議行動」をダウンロード

21日は午前7時半から、抗議集会を始めることにしました(時刻注意!)。
また、26日午前8時からも追い出し行動を行ないます。
宇須々木港(新港のとなり)に集合です。

抗議行動(横断幕、デモ申請など)を成功させるための
カンパも呼びかけることにしました。
【転載終わり/下線は転載者】


《写真はいずれも5・16集会/げき撮影》

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2008年5月16日 (金)

ガラス固化技術の根本的欠陥

「再処理工場の試験でガラス固化技術の根本的欠陥が明らかになった以上、試験を中止してください」と市民団体が5月14日、原子力安全・保安院と交渉しました。
■原子力安全・保安院宛の要望書
http://www.jca.apc.org/mihama/reprocess/hoanin_yobo080514.htm

猛毒、高レベル放射性廃棄物を閉じ込めるはずのガラス固化体をまともに造れないのに「地層処分は120%安全」は、ないでしょう・・・
美浜の会、福島老朽原発を考える会からの、交渉の報告メールを転載します。

Monoibe2【以下転載】
■美浜の会から、保安院交渉の報告

昨日、5月14日にガラス固化問題で行った保安院交渉の報告です。

みなさんのご協力により、要望書は151団体で提出しました。
ありがとうございました。
提出した賛同団体付きの要望書は美浜の会ホームページに掲載していますのでごらんください。
http://www.jca.apc.org/mihama/

□交渉に先立って午後1時から3時まで事前の検討会を行いました。

□交渉 午後3時〜4時 衆議院第2議員会館にて

 保安院から来た金城氏を相手に後述の問題で質問しました。
 1月15日にはよくしゃべった金城氏が、今回は非常に歯切れが悪く、何を聞いても「それは原燃に聞いてくれ」、「いまは把握していない」などと言った調子でした。
 明日16日に国の再処理ワーキンググループがありますが、もしそこに原燃が宿題の報告書を出すつもりなら、もうすでに金城氏の手元にきているはずなのに未だ来ていないと言っていました。
 つまり16日にもまだ原燃は報告書を出せないことが確認できました。

・交渉には30人ほど集まりました。サーフライダー・ファウンデーション・ジャパン(SFJ)の方も参加されました。

・議員が6名も参加されました。川田龍平議員(無所属)、近藤正道議員(社民)、金田誠一議員(民主)、下田敦子議員(民主)、大島九州男議員(民主)、相原久美子議員(民主)が参加、他に議員秘書が多数来ていました。溶融炉・加熱炉に詳しい大島議員が熱心で的確な追及をされました。

・大島議員が、今の炉で小手先で運転方法だけ変えてもダメだとし、炉の改造、設計変更の可能性を追及したのがクライマックスでした。金城氏は「オプション、シナリオとしてありうる」と言う一方で「手続きをやり直したら本格運転ができなくなってしまう」とも。

・近藤議員は、原燃がいまだに報告書を出せないことに驚いていました。「4月に六ヶ所に視察にいったとき、原燃は、まもなく出すと言っていた」と。

・余りの非公開にSFJの方が、「原子力三原則*とは何か言ってみてください」と聞いたところ、金城氏がしばらく考えてから「平和利用・・・」と言っただけでつまり、まったく答えることができなかったのは驚きでした。
《転載者注:*「原子力開発利用は平和目的に限られること」「民主、自主、公開の三原則を厳守すること」》

◆今回の内容的な焦点は次の点です。壁にプロジェクタで図を写しながら一つひとつ質問していきました。
炉の底にこびりついた白金族を取り除いたというが底にある底部電極の下の隙間(スリット)内のものまで取り除いたのか
 →分かりません、原燃に聞いてください(金城氏)。

東海1号溶融炉では炉に注ぐ廃液濃度を一定にするために事前の位置に濃縮器を設けていたが六ヶ所施設では1980年の設計段階でコストを理由に取り除いているその結果、溶融炉に入る廃液の濃度が変動し、それに応じて運転方法を変えねばならないようになっているが、そのような運転の基準がどうして立てられるのか
 →知りません。原燃の報告書がでれば検討します(金城氏)。

平均の「ガラス温度」が1100℃を切っているグラフを原燃が2月4日に出しているが、これでは欠陥ガラス固化体ができているのではないか
 →分かりません(金城氏)。ガラス固化体はどれも識別はしている。

ふたが閉まらなかったガラス固化体が3体あるがこれはどうするのか。重量だけで管理するのではだめではないか
 →分かりません(金城氏)。

・この金城氏の対応には、参加者全員あきれかえりました。全く無責任な対応です。

◆最後に、要望書を再処理ワーキンググループや小委員会の委員にも渡すよう要請しましたが、これについても「いろいろあるので、検討します」でした。

□交渉後、経産省記者クラブで記者会見。
今回は記者が熱心で、濃縮装置や炉底部に残存している可能性温度のことなど熱心に聞き、質問も多くでました。

原燃は宿題の報告書を未だ当分は出すことができない状況です
この間にさらに運動を広げていきましょう


■福島老朽原発を考える会からの報告

みなさまへ

保安院への要請行動に賛同・参加いただき、ありがとうございました。短時間に151団体の賛同をいただきました。交渉には30名ほどの皆さんにご参加いただきました。

保安院の金城氏の無回答ぶりに、今のガラス固化問題の困難が現れていると感じた交渉でした。

ガラス溶融炉は今のものを使う限りだめで、設計のはじめからやり直さなければならないという大島議員の指摘は全く正論で、それに対し、金城氏がオプションのひとつと認めたのは驚きでした。ただ普通に考えればそうなるはずです。

金城氏は、設計からやり直していては時間がかかり、本格稼動が難しくなるといった発言もしていましたが、そんなことは原燃やエネ庁が考えることでしょう。
安全を確保することが使命であるはずの保安院の立場を逸脱しています。

「ガラス固化問題は再処理工場の安全上の問題ではない」というのも相変わらずの姿勢で、これに対しては、ガラス固化が止まったもとで燃料のせん断だけが進むことにより、この世で最も恐ろしい高レベル放射性廃液が溜まることの危険性について、グリーンピースの鈴木さんはじめ、皆で訴えました。

会場には議員と議員秘書の皆さんも多く見えていました。ガラス溶融炉の底に残留物が取りきれずに残っている可能性ガラス温度が1100度を下回って廃液とよく混ざっていない欠陥品ができた可能性経済性を優先して六ヶ所では濃縮装置をはずしてしまい、廃液の管理をますます困難にしている点など、事前に時間をかけて勉強し、交渉でも美浜の会の小山さんがプロジェクターで図を見せながら丁寧に追及されたので、参加者は皆問題がクリアになり、そのすべてが未解決であることが誰の目にも明らかになったように思います。

明日16日には再処理WGが非公開で開催されます。原燃はここでもまだ報告書がだせない状況にあります。
資料はただちに請求し、明らかになり次第またご報告いたします。今後とも、ガラス固化で偏流を起こすほどの粘り気で、本格稼動をさせないよう監視を続けていきましょう
【転載終わり/下線は転載者】


《写真は物部/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2008年5月15日 (木)

"もんじゅ"へ核燃料輸送

高速増殖炉"もんじゅ"への核燃料輸送情報が届きました。
プルトニウムを乗せた輸送トラック3台が、パトカーに先導されて首都高速を疾走しているのです。
映画『東京原発』のシーンを思い出します。テロリストやおかしな人間が狙いませんように・・・

【以下転載】
 5月15日午後7時15分頃、プルトニウム燃料(MOX燃料)を積んだ輸送トラック3台がパトカーに先導されて、首都高速道路三号渋谷線渋谷駅付近を通過しました。

 16日早朝にはもんじゅに着くと見られています。


 兵器級プルトニウムを製造可能なもんじゅの稼動(といっても出力が不安定な低出力運転がせいぜいで、臨界になるかどうかも不透明)を秋に控えて、7月にももう一度輸送があると言われています。
 95年のナトリウム火災に加え、最近でもナトリウム漏えい検出器の欠陥が発覚、また燃料そのものの劣化もあり、起動しても重大事故を引き起こす恐れのある原子炉を無理矢理動かそうという背景には六ヶ所再処理工場を本格運転したいこととあわせ、兵器級プルトニウムの蓄積もあると思っています。

■追加情報

19:08 都内青山通過(首都高速) 陸橋のところ
19:14 渋谷通過

06:25 もんじゅ到着
【転載終わり】

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エネルギー・マイレージ

きのう、原子力発電に関するディベートを準備中の学生さんから、ブログに質問が届きました。
嬉しいことです。かつて看護学生たちと交流したときの愉しさがよみがえってきます。

■原子力発電は海あたため装置/2007年7月15日当ブログ記事
http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_0af7.html

Sora08511■質問

私は学生です。
今回、原子力発電に関連するディベートに使用する資料を集めるために、このブログを拝見させて頂きました。
2007年7月15日 (日)の記事の内容に関して、疑問点がありました。
文章中、中ほどで「原子力をすればするだけ、二酸化炭素を際限なく放出することになってしまう。」とありますが、なぜ、原子力を利用することで二酸化炭素が際限なく放出されるのでしょうか?
化石燃料を使った発電よりも原子力発電は、二酸化炭素の排出量が少ないと、東京電力や電気事業連合会などのサイトには載っていました。
ちょっと不思議に思ったので、コメントしていきます・・

■回答

「とある学生」さん、ご質問ありがとう。

東京電力や電気事業連合会など原子力推進側は、以前「原子力は二酸化炭素を出さない」と強調していましたが、最近は「原子力は発電過程で二酸化炭素をださない」と変わっています。

原子力発電の全体像をとらえてみましょう。南アフリカやオーストラリアのウラン鉱山での採掘から、米国での製錬、濃縮・加工、この国での原子炉建造、一部欧州での使用済核燃料の処分、欧州往復海路のテロ対策護送船団・・等々という全過程を通して、膨大な運搬エネルギー、セメントや鉄など資材にエネルギー資源を消費し、二酸化炭素を大量に発生しています。

日本列島の場合、不便な海岸線に立ち並んだ原子炉55基への道路を造り、核燃料を運び込み、高圧送電線を都会まではりめぐらせ、使用済核燃料は青森県六ケ所村まで特別仕様の大型運搬車で運び出しています。さらに、再処理後に発生する放射能が100万年間減衰しない高レベル放射性廃棄物を地層処分する(500メートルの穴を掘って50年がかりで埋める)となると、エネルギー資源をいったいどれだけ二酸化炭素に変えて放出してしまうことになるのでしょうか・・・

原子力発電は、エネルギーの地産地消ではありません。"フード・マイレージ"のように、運搬すべき材料(&ごみ)の重量と距離をかけあわせてみれば、エネルギーを作るためにエネルギーを大量消費してしまう実態、いかに効率の悪い発電方法であるか、お分かりでしょう。
原子力は、"エネルギー・マイレージ"を増やすばかりか、生態系とは共存できない放射性毒物(死の灰)を増やし続け、私たちの無自覚な電気の無駄遣いを日常化しているのです。


《写真は高知市の空にうすれゆく虹色の光/げき撮影》

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2008年5月14日 (水)

"もんじゅ"へのプルトニウム燃料輸送に反対!!

あす5月15日(木)、高速増殖炉"もんじゅ"へのプルトニウム燃料が輸送されるそうです。
1995年12月のナトリウム洩れ事故で水素爆発の危機にあった"もんじゅ"は、事故後10年以上にわたって莫大な維持管理費を浪費してきました。そのリスクの大きさから世界中が撤退した高速増殖炉に、日本だけがなぜか固執しています。

■もんじゅは今/福井新聞社/2005年
http://www.fukuishimbun.co.jp/monzyu05/

Kochijokoen52【以下転載】
■もんじゅは今/福井新聞社/2005年

1 揺れた「存在」
 http://www.fukuishimbun.co.jp/monzyu05/index.html#1201

2 前例ない長期停止
 http://www.fukuishimbun.co.jp/monzyu05/index.html#1202

3 "実戦"ない現場
 http://www.fukuishimbun.co.jp/monzyu05/index.html#1203

4 信頼回復への道
 http://www.fukuishimbun.co.jp/monzyu05/index.html#1204

5 変転した訴訟
 http://www.fukuishimbun.co.jp/monzyu05/index.html#1205

6 エネ拠点化の中核
 http://www.fukuishimbun.co.jp/monzyu05/index.html#1206

7 再び組織改編
 http://www.fukuishimbun.co.jp/monzyu05/index.html#1207

8 実用化目標「2050年」
 http://www.fukuishimbun.co.jp/monzyu05/index.html#1208
【転載終わり】


《写真は高知城公園/げき撮影》

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2008年5月13日 (火)

小さな国の大きな奇蹟

チェ・ゲバラの娘/アレイダ・ゲバラさんが、あす5月14日、著作『小さな国の大きな奇蹟』発売にあわせ初来日という情報が届きました。
■チェ・ゲバラ生誕80周年/キューバの医療現場に立つ娘・アレイダ氏が全国講演を開催
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080430-00000008-cine-movi

Koutijoukouen7【以下転載」】
■チェ・ゲバラ生誕80周年/キューバの医療現場に立つ娘・アレイダ氏が全国講演

国境や国籍を超えた平等主義を掲げ、キューバ革命の成功を導きながらも、志半ばの39歳という若さで生涯を閉じたラテンアメリカの先導者、チェ・ゲバラ。その生誕80年、そして革命50周年を記念して、ゲバラの娘でありキューバの医師として活動する、アレイダ・ゲバラ氏がこのたび5月に初来日する。

7歳にして父・チェを亡くしながらも、親ゆずりの行動力でキューバ親善大使を務めながら、父と同じ医師としてラテンアメリカやアフリカを飛び回り、子供たちの医療活動に当たっているアレイダ氏。

ジャーナリストとしても活躍する彼女が寄稿する、医療先進国と言われるキューバの人々の生活を綴った「小さな国の大きな奇蹟 キューバ人はなぜこんなに豊かに暮らしているのか」(吉田沙由里著 WAVE出版/1,600円<税込>)が5月14日(水)に発売される。

そして、同日行われる本書の出版記念イベントを皮切りに、東京から広島、大阪、神戸、沖縄まで7日間にわたってアレイダ氏による講演会が開催。同18日(日)に東京・JICA地球ひろばにて行われる講演会では、チェ・ゲバラの同志、フィデロ・カストロの知られざる素顔にオリヴァー・ストーン監督が迫った『コマンダンテ』が上映されることも決定した。

アレイダ氏の口から語られるキューバの実態、そして父チェ・ゲバラの素顔とは——。日本でも問題視されている医療の現場に立つ彼女ならではの証言が聞けるこの貴重な機会に、ぜひ足を運んでみては?

■アレイダ・ゲバラ全国講演スケジュール

5月14日(水)「小さな国の大きな奇蹟」出版記念イベント&パーティ(東京・赤坂)
5月15日(木)「小さな国の大きな奇蹟 キューバ〜知られざる医療技術と国際人道支援〜」(広島)
5月17日(土)「アレイダさんが語る 父チェ・ゲバラのこと キューバ医療のこと 阿部知子さんと語る『子どもたちの未来』」(東京・神田)
5月18日(日)「ピースローカル★Revolution 小さな国の大きな奇蹟」(東京・広尾)
5月20日(火)「VIVA!CUBA×JAPAN FIESTA 〜キューバと日本に平和の橋をかけよう〜」(大阪)
5月22日(木)「キューバの医療を神戸で聞く会」(神戸)
5月24日(土)「アレイダ・ゲバラさん講演会 医療先進国キューバ」(沖縄)

■チケットの申し込み方法
メールにてinfo@atenajapan.comまで、講演日・お名前・枚数・連絡先を明記してお送り下さい。折り返し予約完了のメールをお送りします。

■詳細はアテナ・ジャパン公式サイトまで。
http://www.atenajapan.com/
【転載終わり】


《写真は高知城公園/げき撮影》

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2008年5月12日 (月)

電力のゆくえ

朝日新聞/新潟の連載記事『電力の行方』、最終回は「地球温暖化対策」でした。
■連載「電力の行方 原発被災2度目の夏」(10)地球温暖化対策/5月8日付朝日新聞
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000805080004

Koutijoukouen6【以下抜粋引用】
■温暖化対策

 東京電力柏崎刈羽原発が中越沖地震に被災して停止した影響で、同社のCO2排出量は大幅に増えた。老朽化した火力発電所を再稼働させ、新たに購入した石油や天然ガスを燃やしたため、07年度の国内の温室効果ガスの総排出量を推定で2%程度も押し上げてしまったのだ。

 しかし、年次大会で原産協会長の今井敬(78)は、原発を安定的に動かすべきだという論陣を張った。「日本の原発設備利用率は06年度で70%、07年度は中越沖地震の影響で61%とさらに下がった。これが米国並みの90%になれば、06年度と比べても、発電電力量が約900億キロワット時増加する。これを火力発電で電力供給した場合と比べると、日本全体の5%のCO2を削減できる効果がある」

     ■      ■

 4月26日、東京都内の反原発団体は、柏崎刈羽原発の廃炉や、稼働中の原発の停止を求めて東京・渋谷をパレードした。グリーンピースジャパンの鈴木真奈美(50)は「温暖化対策を妨げているのは、むしろ原発だ」と訴えた。

 災害や事故で原発が動かなくなると、電力会社は火力発電を動かし、CO2排出量を激増させる。国が原子力行政を強力に推進することは、温暖化対策の主柱となるべき自然エネルギーの導入を妨げているのではないか――。

 原子力資料情報室は03年、「エネルギーシナリオ 2050」を作り、提言した。

 「私たちは普通の消費者であり、ほとんどの人はエネルギー関係の仕事をしているわけではない。でも電気を使ってお金を払うのは私たちだ。
本当なら、私たちが主体的に将来のエネルギー構造を考えてもいいのではないか」

 電力をどう確保するかという問いは、原発とどう向き合うかということを意味する。柏崎刈羽原発の再開のめどが立たない中、県内では今秋、知事選や柏崎市長選、刈羽村長選を迎える。
【引用終わり】


《写真は高知城公園/げき撮影》

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2008年5月11日 (日)

大間原発敷地内に私有地

本州最北端、青森県大間町に建設予定の大間原発用地は、買収を拒否した私有地が全体の3%強あるにもかかわらず、あの「核廃は120%安全」発言の甘利経産大臣が4月23日設置許可処分を出したのだそうです。
原子力という国策のまえには民意が反映されないのです。

ひきつづき原子力資料情報室通信407号(5月1日発行)から、連載「大間原子力発電所を問う」第1回の記事をご紹介しましょう。
■原子力資料情報室
http://cnic.jp/

Koutijoukouen42【以下抜粋引用】
■敷地中央に未買収地

 大間町は、対岸の北海道との間の津軽海峡を回遊するまぐろの一本釣りで有名な町です。

 大間原発の最大の問題は、敷地のほぼ中央に「未買収地」(買収除外地)が存在することです。全体で約132万平方メートルの建設予定地の1%強を占め、原子炉建屋予定地にかかるこの土地は、故熊谷あさ子さんの所有地です。

 「大間の自然はお金には換えられない」というあさ子さんの遺志をひきついで、いまは遺族が守っています。

 この熊谷さんの土地のほかにも、全体で約2%の未買収地が残っている状態で、大間原発を建設・運転する電源開発(当時特殊法人、2004年から株式会社)が1999年に原子炉設置許可を申請、国もそのまま受けとるという乱暴な方法で、大間原発は進められてきました

 このような土地の敷地境界で安全審査上問題ない被曝量となるカラクリは、今後の連載の中でとりあげます。・・・
【引用終わり/下線は引用者】


《写真は高知城公園/げき撮影》

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2008年5月10日 (土)

電力需要飽和時代の原発

きのうの昼下がり、「オール電化にしませんか」と勧誘の電話がかかってきました。「原発のアリバイづくりには、ご協力できません」と断りましたが、オール電化の勧誘電話は2回目です。電力需要を増やそうと、向こうも懸命ですね。これで温暖化防止など、できるわけがない・・

おととい届いた、原子力資料情報室通信407号(5月1日発行)には、「需要飽和時代の2008年度電力供給計画」という記事が掲載されています。
■原子力資料情報室
http://cnic.jp/

Koutijoukouen3【以下抜粋引用】
東電・関電で需要が飽和

 関東・関西の2大都市圏をかかえる東京電力、関西電力で、電力需要の伸びが見込めなくなっている。資源エネ庁2008年度電力供給計画から、そのことがはっきりわかる。

 東京電力は2015年度の年間最大電力を、2006年度電力供給計画で6471万kW、2007年度計画で6234万kW、2008年度計画では6119万kWと漸減してきた。関西電力も、2015年度の年間最大電力の見込みは3106万kW、3086万kW、3051万kWと縮小した。

 2007年度1年分の需要電力量(kWh)は電力各社とも過去最大となった。が、夏の記録的酷暑にもかかわらず、最大電力(kW)は、東電で5年前の、関電で6年前の記録を更新することはなかった。電力各社合計もまた、最大電力は6年前の記録を更新しなかった。

■原発は8基が計画先送り

 発電所建設の前提となる最大電力の伸びが見込めない以上、原発の新設計画は遅らせたいのが電力会社の本音だ。

 需要の伸び(?)に比べ、原発の出力が大きすぎるのは明らかだろう。小回りがきかず、100%で動かすか停止するのかどちらかという原発は、いかにやっかいなことか。

 そこで、建設中の2基(泊3号/北海道電力、島根3号/中国電力)を除く11基の原発新設計画のうち8基でまた、1年先送りとなった

 大間原発(電源開発)の着工は、前年度1年遅れに続き9ヶ月遅れである。電源開発(通称Jパワー)にとって初の原発であり、世界初のフルMOX・ABWRであれば、いずれ先延ばしは必至である。

 敦賀3、4号(日本原子力発電)は、前年度同様の先延ばしで2010年着工予定。

 政府の地球温暖化対策は、この13基の原発新設すべてを織り込んでおり、お粗末きわまりない。
【引用終わり/下線は引用者】


《写真は高知城公園/げき撮影》

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2008年5月 9日 (金)

宿毛港にまたイージス艦

イスラエルは5月8日、1948年の建国宣言60周年を迎えたが、建国をいち早く支持したばかりか60年間最大限の援助を惜しまなかったのが米国です。一方、パレスチナ人らはアラビア語で「大惨事」を意味する「ナクバ(Nakba)」と呼び、5月15日に開催する「ナクバ」60周年に向けた準備が進められています。
■イスラエル建国60周年の影にパレスチナの悲劇/5月8日AFPBB
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2378260/2829804
■パレスチナ1948-NAKBA-
http://nakba.jp/

2006年5月のイージス駆逐艦「ラッセル」につづき、また、高知県西部/宿毛湾へイージス艦が入港するという情報が届きました。同港への米海軍艦艇の入港は、これで2度目です。
米軍再編の動きにともない、米軍は日本列島を不沈空母にすべく軍港を増やそうとしているのでしょう。そんな米軍に最大限の思いやり予算を献上しているのがこの国です。
前回のように、嬉しがってはしゃぐ日本人を見たくないなあ・・・

Taisanboku1【以下転載】
■米イージス駆逐艦「オカーン」の宿毛湾入港についての情報

5月21日入港、26日出港の予定で、米海軍駆逐艦「オカーン」(USS O'Kane, DDG-77)が宿毛湾に入港する予定です。
5月1日に高知県に連絡があり、港湾管理者は宿毛市であることから、県としては必要な書類を準備して宿毛市に提供する段階とのことです。
宿毛湾への米海軍艦艇の入港は、2006年5月のイージス駆逐艦「ラッセル」につづいて2度目。

米海軍駆逐艦「オカーン」(USS O'Kane, DDG-77)のデータ。
アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦で、「ラッセル」と基本形は同じだが、タイプ㈼に属する。1999年10月に竣工。母港はハワイ真珠湾。

■主要装備
全長:154メートル(505.25フィート)
幅:20.4メートル(67フィート)
高さ:9.3メートル(30.5フィート)
重量:8300トン
速度:30ノット
乗組員:幹部23名、下士官兵291名、チーフぺティ24名
航空機:ランプ着陸デッキ装備/ASWヘリ
武装:2つのミサイルランチャー×2(MK41VLS標準ミサイル、トマホーク・ハプーン発射可能)
MK45(5インチ)軽量銃×1
ファランクスCIWS×2

■戦歴
2001年7月から2002年1月19日まで、空母「カールビンソン」の戦闘グループに属し、「不朽の自由」作戦を支援。
2002年6月−7月にリムパックに参加。
2003年、ウエストパックに参加。
2003年1月−2005年7月、空母「カールビンソン」の戦闘グループに属し、「イラクの自由」作戦を支援。
2006年6月−7月、リムパックに参加。
【転載終わり】


《写真は泰山木/げき撮影》

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2008年5月 8日 (木)

伊方老朽原発の休止を

愛媛県伊方原発1号基は、1977年9月30日に運転開始、当初の耐用年数30年を超えてしまった老朽原発です。
その伊方原発1号基のあいつぐ不備について、愛媛県議が愛媛県に申し入れをしました。
■伊方原発:佐々木県議、加熱器溶接割れで申し入れ/毎日愛媛5月2日
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20080502ddlk38040466000c.html
■伊方原発:1号機蒸気噴出口3個に、割れ新たに5カ所 /毎日愛媛5月8日
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20080508ddlk38040665000c.html

Tokeisou2【以下転載】
■伊方原発:佐々木県議、加熱器溶接割れで申し入れ/5月2日毎日愛媛

 四国電力伊方原発1号機(伊方町、加圧水型軽水炉、出力56万6000キロワット)で発生した湿分分離加熱器の溶接割れについて、佐々木泉県議(共産)は1日、県に書面で「伊方原発の加熱器異常についての申し入れ」を行った。

 申入書は、05~06年に伊方1、2号機の同加熱器が神戸製鋼製に変更されて以来、溶接割れが4回相次いだことを重視し「原因徹底糾明と再発防止を誓ったのは何だったのか」と指摘。対策を四電任せにしてきたとして、県の積極的関与と原発に批判的な研究者を加えた県独自の調査体制づくり同原発のプルサーマルと寿命延長を中止し安全運転対策や震災対策を県民に公開すること--を求めている。

■伊方原発:1号機蒸気噴出口3個に、割れ新たに5カ所 /毎日愛媛5月8日

 定期検査中の四国電力伊方原発1号機(伊方町、加圧水型軽水炉、出力56万6000キロワット)湿分分離加熱器の蒸気噴出口溶接部に割れが見つかった問題で、県は7日、その後の同社の調べで新たに3個の蒸気噴出口に計5カ所の割れが見つかったと発表した。

 1号機には湿分分離加熱器がAからDまで4台あり、それぞれ内部の天板(上下仕切り)に20個の蒸気噴出口がある。これまでに割れが見つかった加熱器Aで、今回新たに別の噴出口1個に2カ所の割れが見つかり、加熱器Bの噴出口1個に2カ所、加熱器Cの噴出口1個に1カ所の計5カ所で14センチから5ミリ大の割れが見つかった。

 同社は計3個の噴出口をメーカーに送って詳細に調べるとともに、引き続き各加熱器の溶接部総点検を続ける。
【転載終わり/下線は転載者】


《写真は時計草/げき撮影》

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2008年5月 7日 (水)

出稼ぎ労働者の人権裁判『わが道』上映迫る

きたる5月11日(日)、出稼ぎ労働者の人権裁判を再現した、新藤兼人監督『わが道』が上映されます。
小夏の映画会主催。16:10、18:30の2回、高知市の平和資料館/草の家にて、入場フリー、カンパ歓迎だそうです。
■映画『わが道』
http://www.nihon-eiga.com/prog/000482_000.html
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD28562/comment.html

現代も続く出稼ぎ労働は、いのちを使い捨てるかのような原発下請け労働に象徴されています。

Ajisai3【以下転載】
■映画『わが道』1974年
行き倒れになった青森出身の出稼ぎ労働者が、身元不明人として処理され、医大で勝手に人体実験が行われる。人権無視の現実をドキュメンタリー・タッチで描く社会派ドラマ

国民の権利を保障する憲法が、それを最も尊重し、擁護する義務を有する政府及び公務員によって無視された実態を、一出稼ぎ労働者の妻が告発した、いわゆる出稼ぎ憲法裁判であった。法廷で裁判が進むにつれ、関係諸官庁の不誠意は次々と明るみに出された。やがてミノの闘争は、全国二百万人の出稼ぎ労働者と、その家族の生命と人権を守るための闘争へと拡大していった。「河村ミノさんを守る会」の支援も大きな力になった。昭和46年12月13日、裁判は勝利した。ミノの執念が、国を相手どって勝ったのだ。
【転載終わり/下線は転載者】


《写真は紫陽花/げき撮影》

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2008年5月 6日 (火)

原子力政策は憲法と相容れない

憲法は、国家権力を縛ることが存在理由のはずです。
(第11条 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与えられる。)

5月3日の憲法記念日、東京の2つの憲法集会(日比谷、教育会館)で、たんぽぽ舎は「原子力政策は憲法と相容れない」のちらしを2,500枚配布したそうです。
■たんぽぽ舎
http://www.tanpoposya.net/

Sendan3_2【以下転載】
■原子力政策は憲法と相容れない/5/3憲法記念日によせて

 2007年7月、マグニチュード6.8の地震が世界最大の東京電力柏崎刈羽原発を襲った。
 幸い、大規模放射能放出事故には至らなかったが、原発にとり最も重要な「(核分裂反応を)止める」「(核燃料を)冷やす」「(放射能を)閉じ込める」機能に、重大な損傷を受けた
 また、M6.8の地震では本来あってはならないはずの「想定最大の揺れ」をも超える揺れにも襲われていた
 ひと言で言えば、設置許可申請時の想定が全てデタラメであったのだ。
 あってはならない事態を起こしたにもかかわらず、原発は依然として廃炉になっていない。そのうえ、このようなデタラメ想定は柏崎刈羽原発に限ったことでもなかった。
 今現在、原発の何倍もの使用済燃料を貯蔵し、それを切り刻む「再処理」を行っている六ヶ所再処理工場は、その敷地に断層をかかえ沖合には大きな地震を起こすプレート境界と、海底活断層が控えている。いずれも、何時大地震を起こしても不思議ではない

■「国策」の前に全て偽装された

 昨今、「●●偽装」が一種の流行りのごとく報道されているが、なぜかこの「原子力(核)耐震偽装」だけはほとんど取り上げられることはない
 しかしこれほど恐ろしい偽装が他にあろうか。
 原子力施設の設置に伴う地盤、地質、地震想定については、過去に多くの人々が異議を唱えてきた。しかし「国策」の前に、それらの声は無視された。
今頃になって「新しい発見」でもあるかのごとく、活断層の評価が変えられているが、建設当時に正当な評価がされていたならば、そこには原子力施設など作ることは出来なかったであろう。
 消されたり値切られた断層、起こらないことにされた地震、軟弱な地盤なのに「強固な岩盤」挙げ句の果ては「人工岩盤」つまり自然の岩盤が悪すぎるから岩盤そのものを作り直したのだ。
 繰り返されてきた偽装は、残念ながら本物の地震により脆くも崩れた。幸い大量放射能放出には至らなかったが、そうなっていてもおかしくなかった。

■憲法の危機

 大量の放射能が降り注ぐ中で、基本的人権をどうやって守ればよいのだろう
 いや、そのような事態を引き起こしてしまったならば、その過程で私たちは憲法の求める「不断の努力」を怠った結果として、責任を問われるのである。
(第12条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない
 現在、日本中で55基の原発と、原発よりも破壊力の大きな「もんじゅ」といくつかの研究炉そして原発からの使用済燃料を集めて再処理を行っている六ヶ所と東海再処理工場などの原子力施設は、たとえば地震により破壊される危険性が高まっている今、運転停止、廃炉への「不断の努力」を怠ることはできない。原発を廃止へ!
【転載終わり/下線は転載者】


《写真は栴檀の花/げき撮影》

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2008年5月 5日 (月)

転写される水の力

『アレクセイと泉』に描かれた世界と、現代のこの国の私たち暮らしぶりとでは、まったく違うと感じます。
人間は、あんなにも力強く、しなやかで、こころやさしく関わり合っていたのですね。この国の社会状況がいかに殺伐としているか、いかにたいせつなことを見失って生きているか、感じます。

Shimanto6【以下引用】
■転写される水の力

ベラルーシ共和国のちいさな村。

村の老人たちは、およそ生活するために必要なすべてのものを自分たちで作る。篭を編む、毛糸を紡ぐ、機を織る。農作業も、泉の修復工事も、何もかも自分たちでおこなう。その彼らの暮らしには「遊び」と「仕事」の区別はない。全部ひっくるめて「暮らし」なのだった。

いまも彼らはベラルーシ共和国の放射能の残るブジシチェ村において、静謐に水を湛える泉とともに暮らしているのだ。たとえようもなく質素に美しく、それにひきかえ、私のザマは何だ。正直に言って、落ち込んだ。偉そうに生活者面して生きているが、実際には何ひとつ生きていくために必要なことができないじゃないか・・と。

それでも、私は絶望していなかった。何の根拠もなく、ふつふつと自分のなかに生きる力を感じていた。

私のなかに「泉」が転写されてしまったのだ。映画を観終わったとき、すでに、私のなかにあの小さな村の「泉」が存在していた。水の力は、どんなハードディスクにもインストールできるアプリケーションのようなものだ。

汚染されることなく湧き続ける水のエナジーは、時空を越え、画面を越えて、観る者のなかに転写される。そして動きだす。
【『アレクセイと泉』パンフレットから抜粋引用】


《写真は四万十川/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2008年5月 4日 (日)

いのちの水

『アレクセイと泉』で記録されたブジシチェ村に湧きでる泉は、不思議です。水の星/地球を循環する水に思いをはせると、人間の存在のちっぽけさを感じます。

Shimanto2【以下引用】
■いのちの水の泉へ

この映画のブジシチェ村に湧きでる泉の水は、いつ地表に降りそそいだ雨や雪なのだろう。

16、17世紀までは、とくにヨーロッパでは、泉は地下の奥深くにひそむ、巨大な貯水池から湧出されると信じられていた。地学の参考書によると、いまでは「降水起源説」が定説になっている。

雨や雪が地表から地下に浸水し、ふたたび地表へ湧きでるその周期は地形や地質によって異なるけれど、100年から1000年単位の幅があると言われる。

原発事故で汚染されたブジシチェ村ーそのなかで唯一、清らかな水が湧き続ける泉も、100年後には、おそらく放射能が検出されるだろう人間が狂わせた循環
【『アレクセイと泉』パンフレットから抜粋引用/下線は引用者】


《写真は四万十川/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします

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2008年5月 3日 (土)

汚染の大地と汚れなき泉

『アレクセイと泉』は、もっともっと大勢のみなさんと共有したい、素敵な映画でした。美しい映像とブジシチェ村の人びとの暮らしぶりを反芻しています。
しかし、思わず微笑んでしまうような心ゆたかな暮らしぶりを続ける人びとのうえに、チェルノブイリ原発から拡散した放射性物質が容赦なく降下していた・・・

Shimanto3【以下引用】
■汚染の大地と汚れなき泉/プロデューサー

ベラルーシの東端に位置し、コヴピタ川の向こうはロシア連邦になる国境にブジシチェ村はある。ここから180キロ離れたウクライナ共和国チェルノブイリ原子力発電所が大爆発事故を起こしたのは、1986年4月26日未明のことだった。折からの南風に乗って、拡散した放射性物質の70%がベラルーシに降下した。国土の30%が半永久的に汚染の大地と化し約170万人がそこに住み続けている

95年の秋、ゴメリ州チェチェルスク保健局の放射能測定士タチアーナ・ブジリーナさんが「チェルノブイリと同じくらい汚染された森がある」と案内してくれたのが、ブジシチェ村だった。・・広葉樹と針葉樹がほどよく混ざりあい、木立から射し込む陽の陰影が清々しい、美しい森。放射能は、この木々の間に浮遊している。1平方キロ当たり60キューリー、100キューリー・・・。事故直後40キューリー以上が強制移住地域だったことからすれば、汚染度の高さが再認識される。

・・・村の真ん中に泉が湧いていた。村人たちは、飲み水に、家畜や裏庭の野菜のためにこの水を使っている。不思議なことだった。森やとりこわされた学校の跡地は、まだ放射能汚染がひどいというのに、この泉の水はきれいだった。チェチェルスク保健局で測定したら「ゼロ」。放射能は検出されなかった。・・・
【『アレクセイと泉』パンフレットから抜粋引用/下線は引用者】


《写真は四万十川/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2008年5月 2日 (金)

「六ヶ所村通信no.4」

国は、年内にも六ヶ所村での再処理本格稼働を始めたいようですが、高レベル放射性廃棄物を地下に埋め捨てるためのガラス固化に行き詰まっています。再処理は、処分できない毒物をつくるのです。
「埋め捨ては実現不可能!」「放射能と生態系は共存できない!!」と、いい加減に認めたらいいのに・・・。

六ヶ所村を記録し続けている鎌仲ひとみさんのメールが転送されてきました。ご紹介しましょう。
■六ヶ所村ラプソディー
http://www.rokkasho-rhapsody.com/
■六ヶ所村オフィシャルブログ
http://rokkasho.ameblo.jp/

Shimanto4【以下転載】
■ついに完成!「六ヶ所村通信no.4」−鎌仲監督よりごあいさつ−

「六ヶ所村ラプソディー」公開から二年経過。この間、全国370ヶ所で上映され 今も上映の波はますます広がっています。

現実が動き始める、その瞬間
六ケ所村通信no.4」完成にあたって・・・・・・・・・・・・・・

「六ヶ所村通信no.4」はこれまでの4本の中でも最も激しく動き始めた現実を記録したものとなりました。これまでシナリオのない、刻々と変化するダイナミックな現実をどう記録し伝えていくのかを考え、映画の完成を待たずに報告という形で「六ヶ所村通信」というビデオレターを出すことにしたのは、より早くより多くの人々に情報を提供し共有したいと思ったからです。
核燃料サイクル計画」:使用済核燃料を再処理しプルトニウムを取り出すーは国策であり日本は原子力立国を宣言しました。世界はこれからのエネルギーをどうするのか揺れています。地球温暖化をもたらした大量生産・大量消費・大量廃棄の文明の岐路に立っているのです。
六ヶ所をめぐる問題はもう一つ新たな要素を含んでいます。私たち1人1人生き方が未来を決めるというビジョンが初めて現実に共有されつつある時代に問われているのは、政府でもなく、産業でもなく、まさしく私たちのあり方と選択だということです。
そういう意味でこれまでのようなドキュメンタリー映画よりももっともっと開かれた、 現在進行形に近い市民メディアとして「六ヶ所村通信」は制作されました。

監督 鎌仲ひとみ
【転載終わり/下線は転載者】


《写真は四万十川/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2008年5月 1日 (木)

東洋町政大改革の一年

核廃騒動から一年。東洋町は、澤山新町長のリーダーシップのもと利権やコネ契約を一掃、めざましい変革が進行しています。
■改革の原則/News & letters75/3月28日東洋町長日誌
http://sawayama.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_d983.html

一昨年暮れから全戸配布されて住民のみなさんの運動を鼓舞した『連帯』1〜3号のように、澤山町長自身による町政報告『清流』第1号を手に入れました。手にとって読める新聞のような媒体は、年配者にはやはりなじみ深いのでしょう、もうすぐ88歳の父も「澤山さんは、すごいのう・・」と読みふけっていました。
せめて項目だけでも、ご紹介しましょう。

422sawayama02【以下抜粋転載】
■町政報告「清流」NO.1/2008年4月10日

東洋町大改革の路線を共に歩もう!!/核の交付金に頼らない!!自力更正の大道

■新年度の挨拶

 新しい時代が始まりました。古い淀んだ空気を一新するときが来ました。ふるさとを再建するつち音を高く響かせて、ともに歩むときです。高レベル放射性廃棄物の不安を一掃した力で、新しい東洋町、美しい東洋町を築き直そう。

 そこは、弱い立場の人やお年寄りの福祉の町であり、子どもたちがたくましく育つ教育の町であり、そして、元気な人が毎日喜んで働く町としての東洋町であります。

 町役場は、町民の福祉と人権を守る砦として再編成し鍛えています。町役場を、町民の働く産業を復興する動力源として機能させます。東洋町役場はいかなる苦難にもひるまず、正義と人道の大道を進んでいきます。

■平成20年度の新予算/福祉・教育、産業振興の予算を重点!!"人件費4000万円縮減"澤山新町政の大改革の前進

1 保育通園奨励金1人3千円支給
 保育園の保護者負担を大幅に減らすため、毎月通園奨励金を1人3千円(金券)を給付することに決めました。

2 子どもの医療費無償9才まで延長
 今後義務教育修了までの医療費は全額を町が負担していく方向で努力します。

3 教育費の保護者負担を大幅軽減/義務教育無償化へ前進
 これは憲法で義務教育は無償であるという規定をそのまま実行するということです。毎年教材費などで各児童には数万円の負担が請求されています。それは憲法違反の疑いがあります。

4 荒れた放棄農地開墾に700万円を計上

5 福祉・介護施設の充実・お年寄りの福祉事業を再開します

6 福祉バスを無料にします

7 役場事務の宅配サービスを始めます

8 全てのゴミを町内で処理するシステムを作ります

9 道路特定財源(暫定税率)は町民のために使います

10 「海の駅」の本格的建設へ

11 商店街活性化の切り札商品券を数千万円発行
 地元商店の繁栄のために一番の即効薬は、地域商品券(金券)流通の支援です。・・・

12 避難やぐらの建設

13 野根中体育館防災工事

14 EMを使って東洋町の海、川、溝、を清浄化します

15 東洋町でミニ・オリンピックを開催します

16 なぜ、地域福祉センターの介護サービス事業をやめたのか

 町が福祉事業を全廃して県外の業者に介護サービスを丸投げして、そうして町の財政は少しでも軽くなり助かったでしょうか? まったく反対です。
 町が、社会福祉協議会などと協力して事業を再開し効率のよい運営をすれば、外に出していた巨額のお金が町に流れるし、町の負担もさらに軽くなり、お年寄りの個人負担も軽くなります。東洋町で日本一の福祉事業をやってゆきます。

17 東洋町の教育改革

 県教育委員会から、東洋町には教育長がいない、責任者がいない、大変だ、などという「指導」文書が舞い込んできました。県教委はその前に大々的にテレビや新聞社などを招き入れて、報道しました。
 東洋町には事前に何の連絡もなく、全く突然のことであります。探しまわって頼みまわっていますが、どうしても引き受け手もなく、適当な人材が欠乏しています。法に基づいて教育長代理をおいて、日常の業務をこなしています。教育長不在でも東洋町の教育改革は大前進中です。


■澤山町政10ヶ月の改革の進展"この改革路線を守り東洋町を再生させよう"/平成20年3月10日 3月定例議会/行政報告(解説)

1 東洋町放射性核物質持ち込み拒否に関する条例・住民投票条例の制定

〜20
【転載終わり】


《写真は昨年4月22日出直し選挙勝利の瞬間の澤山さん/下司さん撮影》

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