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2008年4月 2日 (水)

読売も書いた「もんじゅ」の直下に活断層

今年10月に運転再開をめざすという高速増殖炉「もんじゅ」には、わずか500m西から直下を走る白木—丹生断層、直下を走る海底断層もあることを、日本原子力研究開発機構が認定したというニュース。読売新聞は発表時刻により、より詳細に報道しています。
直下を走る活断層があっても、それでも国は「安全」と言い張り、危ない高速増殖炉運転のためにプルトニウムをつくるのでしょうか。
■高速増殖炉「もんじゅ」付近、長さ15キロの活断層/読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080331-OYT1T00326.htm
■もんじゅ・美浜原発の直下に活断層、評価は「問題なし」/読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080331-OYT1T00578.htm
■高速増殖炉「もんじゅ」近くに活断層/TBS(動画あり)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3817322.html

0724ashizuri【以下引用】
■高速増殖炉「もんじゅ」付近、長さ15キロの活断層/読売新聞

 日本原子力研究開発機構は、運転停止中の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の近くに長さ約15キロの活断層があることを認定し、31日午後、国に報告する。

 国や同機構はこれまで活断層には当たらないとしてきたが、2006年に国が改訂した原発の耐震設計審査指針に基づいて再調査した結果、判断を変更した。同機構は「活断層の存在を考慮しても、耐震設計に問題はない」としている

 活断層は、もんじゅから西約2キロに南北方向に延びる「白木—丹生断層」。これまでは「リニアメント」と呼ばれる活断層の疑いがある地形とされ、耐震設計には影響しないとされてきたが、再調査で、最大でマグニチュード6・8の地震を引き起こす可能性があることがわかった。

 もんじゅの安全性を巡って地元住民らが1985年、原子炉設置許可の無効確認を国に求める行政訴訟を福井地裁に提訴した際、原告らは、この地形も活断層として考慮すべきだと指摘したが、国は反論。最高裁は05年、「国の安全審査に重大な誤りがあるとは言えない」とし、国側勝訴が確定した。

 95年にナトリウム漏れ事故が起きたもんじゅについて、同機構は10月の運転再開を目指している。市民団体「原子力発電に反対する福井県民会議」の吉村清・代表委員は「活断層があっても安全というのは納得できない。初めに運転再開のスケジュールありきではないのか」と批判している。
(2008年3月31日12時34分)

■もんじゅ・美浜原発の直下に活断層、評価は「問題なし」/読売新聞

 東京電力や関西電力など原子力事業者6社は31日、新しい耐震設計審査指針に基づく原子力発電所の安全性について、「問題なし」とする評価結果を経済産業省原子力安全・保安院に報告した。

 このうち日本原子力研究開発機構と関西電力が、それぞれ高速増殖炉もんじゅ(福井県)と美浜原発(同)の直下に活断層が存在することを新たに認定した。

 この日、報告書を提出したのは北海道電力(泊)、東京電力(福島第1、同第2)、関西電力(美浜、大飯、高浜)、九州電力(玄海、川内)、日本原子力発電(敦賀、東海第2)、原子力機構(もんじゅ)の6社11原発。

 想定される揺れの最大値は、旧指針での想定を軒並み上回り、最大1・6倍になったが、各社とも耐震安全性には問題がないと結論付けている。

 関電などが認定した活断層は、もんじゅの約500メートル西にある「白木—丹生断層」(長さ約15キロ)ともんじゅと美浜原発の約3キロ西の海底活断層(長さ約18キロ)。両断層とも地下に向かって東に傾斜しており、白木—丹生断層はもんじゅの直下約1キロ海底活断層はもんじゅの直下約5キロと美浜原発の直下約4キロの地中を横切っている。両断層ともマグニチュード6・9の地震を起こす恐れがあるものの、いずれも原発の安全性に影響はないという

 他の原子力事業者は既に評価結果を報告しており、これで全社出そろった。原発の耐震設計審査指針は2006年に改定され、保安院が各事業者に対して調査を指示していた。保安院は今後、専門家らによる審議会を開き、各事業者の評価の妥当性を審査する
(2008年3月31日20時46分)
【引用終わり/下線は引用者】


《写真は足摺岬/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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