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2008年3月26日 (水)

チベット人僧侶の消息は

チベット人権民主化センター(TCHRD)が発表した情報によると、3月10日、チベット人の僧侶15人がチベット自治区の首都ラサのバルコルで平和的なデモを行ったことを理由に拘束され、消息や罪状の情報はなく、拷問や虐待を受けている危険性も高いそうです。15歳から32歳の拘束された僧侶たちの顔写真が公開されています。みな、清らかな印象の若者たちです・・・
■14人の顔写真/チベット人権民主化センター(TCHRD)/3月12日
http://www.tchrd.org/press/2008/p001.html
■チベット人僧侶に拷問と虐待の恐れ/Amnesty International-Japan/3月25日
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=458

アムネスティ・インターナショナル日本(理事長・搆美佳)は18日付で、中国当局のチベット人抗議者への弾圧に抗議する書簡を、駐日中国大使館の孔鉉佑臨時大使代理宛に送付したそうです。
私たちも抗議の声をあげましょう!!
■駐日中国大使館メールアドレス
info@china-embassy.or.jp

Monoibe2【以下引用】
■チベット人抗議者への弾圧に抗議する書簡

中華人民共和国大使館
臨時大使代理
孔 鉉佑 殿

中国当局はチベット人抗議者たちに自制をもって対応を

私たちアムネスティ・インターナショナル日本は、世界中の220万人以上にのぼるアムネスティの会員・支援者とともに、チベット自治区と隣接するチベット人居住地域における人権状況について深く憂慮し、自制をもってこれに対応することを貴国に要請します。

非暴力の抗議行動に参加した人びとへの中国当局による厳しい弾圧は、チベットの首都ラサで3月10日に行われた400人にものぼる僧侶のデモに始まり、現在も拡大が懸念されています。抗議行動の発端は、ダライ・ラマの非難を紙に書かせることを強制するなどの政治的プロパガンダ・キャンペーンを緩和するよう要求する僧侶たちのデモ行進で、平和的な方法による訴えでした。 これにより50人以上の僧侶が路上で拘束されました。後日、捕らわれた僧侶たちの釈放を求めて集まった群集に向けて警察と軍は催涙ガスを発砲、電気棒などを使用して抗議行動参加者を殴打し、群集を解散させるために実弾を発射しました。 

中国当局は厳戒態勢を徹底し、警察と軍隊によって包囲されたラサにある3つの主要な僧院では僧侶たちが院内に監禁され、外出禁止令下にある市内全域では市内への立ち入りを武装車両や武装警察部隊が封鎖しています。その一方、ラサ市内の一部では散発的な抗議行動が続き、隣接する青海省、甘粛省、四川省にまでチベット人の抗議活動が拡大していると報じられています。チベット自治区と上記3省のチベット人居住地域では当局との衝突により多数の死傷者を出しながら、依然不安定な状況が続いていると報告されています。

アムネスティ・インターナショナルは、当局が非暴力の抗議活動に参加したチベット人に対して過剰な武力を持って弾圧したことを強く非難し、継続中の抗議活動に対して自制をもって対応するよう貴国に要請します。抗議行動に参加する人びとには平和的に反対の意を表明する権利があり、集会の自由と表現の自由を認めない中国の姿勢は国際人権基準の違反行為であり、許されるべきではありません。

私たちアムネスティ・インターナショナル日本は、今回のチベットにおける人権の危機的な状況を深く憂慮し、事態の改善を求め貴国に以下を申し入れます。

1.抗議行動の弾圧において、ラサやチベットのそのほかの地域で拘禁された人びとの消息を明らかにし、自らの意見や表現の自由、集会・結社の自由を主張したために拘禁されたすべての人びとを速やかに釈放すること

2.中国当局は、ここ数日の同地域の封鎖と、長期にわたってチベットの人権状況の調査が制限されている状況を特に踏まえ、現在チベットで起きている事件について、独立した国連の調査を受け入れること

最後に私たちは、チベットの人びとの根本的な不満や憤りを生み出した政策の問題について、貴国が真摯に取り組む必要があることを、お伝えいたします。

2008年3月18日

社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
理事長   搆 美佳
【引用おわり/下線は引用者】


《写真は物部/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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コメント

けんちゃん、TBとコメントありがとうございます。
中国当局が今、平和的なデモを武力で鎮圧している事実に憤りを感じますが、それ以前の段階で「ダライ・ラマの非難を紙に書かせることを強制」したというやりかたも許せないですね。
志布志の冤罪事件の踏み絵を連想します。
権力側が民衆を見下してする、卑劣なやりかたですね。

投稿: げき | 2008年3月26日 (水) 15時06分

中国当局はしきりにチベット人の「暴動」と言います。しかし武器をなにも持っていません。平和的なデモに当局側が強権的弾圧をしたからでしょう。

 中国側は周到に準備し、特殊部隊まで投入。報道管制を敷いています。

 中国は平和の祭典のオリンピックを政治利用しています。人権抑圧を平気でする国に平和の祭典を開催する資格はありません。

投稿: けんちゃん | 2008年3月26日 (水) 12時57分

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 よくは知りませんがチベットでは地元のチベット仏教の信徒が殆どであると言われてい [続きを読む]

受信: 2008年3月26日 (水) 12時51分

» 「すべてやらせだ」直訴のチベット僧らTV映像に [政治]
僧侶らの勇気に敬意を表します。この僧侶らはこの後逮捕拷問されることはほぼ間違いないと思います。私達の政府はただ経済的な関係の為だけに彼らを見捨てます。 「すべてやらせだ」直訴のチベット僧らTV映像に 3月27日21時47分配信 読売新聞... [続きを読む]

受信: 2008年3月28日 (金) 05時47分

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