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2008年3月29日 (土)

隠して核武装する日本

名著『エネルギーと環境』を著わした物理学者/槌田敦さんは、「核開発に反対する会」の代表で、昨年11月、『隠して核武装する日本』を共著で出版されています。いま、兵器級プルトニウムをつくる高速増殖炉「もんじゅ」10月運転再開を阻止する、署名運動の準備が進んでいるようです。
■核開発に反対する会
http://kakukaihatsu-hantai.jp/index.html

高速増殖炉はリスクが大きすぎるので、諸外国も撤退しました。
核汚染リスクとひきかえにしても核大国への野望を捨てきれず、再処理工場の本格稼働とセットで核燃サイクルという国策を完遂しようというのでしょうか。

日本人は、地球を殺すのですか!!

Manbo【以下引用】
■核武装を準備する日本

核武装の合唱はすでに始まっている。書店にはこの種の本が積み上げられている。しかし、これに対抗する運動はほとんど存在しない。そして、日本が核武装を準備している事実は日本国民に隠されたままである。日本の学者、識者の多くはその事実を知っているが、彼らはこれを問題にすることを、なぜかためらっている。

1954年には、原子炉築造のために2億円超の中曽根予算が提出されたが、その提案説明では「原子兵器を理解し、これを使用する能力を持つ」ために原子炉を設置すると述べられている。これにより、軍用プルトニウムの製造と所有が密かに計画されてきたのである。

アメリカは、日本最初の原子力発電所(東海原発)で得られる使用済核燃料を日本で再処理することを許さなかった。つまり、日本の核武装を許さなかった。その結果、再処理はイギリスでおこない、得られる軍用プルトニウムはイギリスが買うことになった。イギリスはこれで原爆をつくっていた
その一部はイギリスとアメリカとの間の核物質交換協定により、アメリカからの天然ウランと引き換えにこの軍用プルトニウムはアメリカに供給され、アメリカの原爆にもなっていた
平和のための日本最初の原発」は最初からウソだったのである。

アメリカに何度も妨害されて、日本は外国の原子炉を買って軍用プルトニウムを作ることをあきらめ、日本の技術で自前の軍用原子炉を作ることにした・・・・・
【以上、『隠して核武装する日本』影書房、2007、p13〜19 抜粋引用/下線は引用者】


《写真はマンボウ/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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» 本の切口 04022008 [つき指の読書日記]
 日本という国家は不思議である。国家機密を守り、他国のスパイ活動を処罰する法律もない。他国の情報を積極的に収集管理し、国益にかかわる情勢判断、分析する機関もないに等しい。その能力がないかというと、民間企業の商社をはじめ、外務省、防衛省、公安調査庁などと優秀な人材はけして劣るとは思えない。前安倍内閣でそれを取りまとめようと「日本版NSC」を立ち上げたが、官僚の省壁があって十分に機能していないといわれている。その分野に直接、間接的にかかわり、独自の鋭い見解をもつ二人の対談形式の本を読んだ。 ...... [続きを読む]

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