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2008年2月16日 (土)

拙速にすぎる再処理試験

青森県六ヶ所村の再処理工場は、経産省原子力安全保安院の了承を受け、14日試運転最終段階に入った。ガラス固化体製造段階の問題を解決できぬまま、やみくもに試運転を完了させようという、拙速に過ぎる対応ではないでしょうか。
そもそも、地球上の放射能汚染を急激に悪化させる再処理を、してはいけないのです。
■東奥日報:
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080214155137.asp
http://www.toonippo.co.jp/shasetsu/sha2008/sha20080216.html
■読売青森:
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20080214-OYT8T00731.htm
■フクロウの会:
http://fukurou.txt-nifty.com/pu2/2008/02/post_53ac.html

Ookinohama1■試運転第5ステップ開始/再処理

 日本原燃は14日午後、六ケ所再処理工場のアクティブ試験(試運転)の最終段階となる第5ステップを開始した。国の原子力安全・保安院は同日、不具合が起きた第四ステップのガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)製造試験について「十分ではない」と指摘し、再度固化体を製造して国の確認を受けることを条件に次段階入りを認めた。2006年3月から続けられてきた試運転は大詰めを迎える。
(2月14日付東奥日報)

■再処理工場 試運転最終段階に
原子力保安院、条件付き了承

 日本原燃は14日、使用済み核燃料再処理工場(六ヶ所村)の最終試運転(全5段階)の第5段階に入ったことを明らかにした。経済産業省原子力安全・保安院が同日、高レベル放射性廃棄物のガラス固化体製造設備の再点検などを条件に了承した。第4段階は昨年中に終了する予定だったが、ガラス固化体の製造過程の不具合などから大幅に遅れた。第5段階は約3か月かかるとされており、今年度内の同工場操業は困難な見通しとなった。

 同院は14日、都内で原子力関係の専門家で構成する「核燃料サイクル安全小委員会」(委員長=松本史朗・原子力安全基盤機構技術顧問)を開き、第5段階の移行について「差し支えない」との結論を出した。

 ただし、同院は昨年12月、ガラス溶融炉の底に白金属系の物質が蓄積してガラスの粘性が強まる不具合が発覚したことを重大視。「目標とする運転が実現可能である見通しを得た」とした原燃の報告書について、「具体性がなく十分でない」と指摘。原燃に対し、第5段階に入る条件として、炉内の温度管理や運転データの監視など運転方法を具体化する必要があるとして、改めて点検結果を同院に報告することを求めた。

 同院の石井康彦・核燃料サイクル規制課長は、第5段階の移行について、「大学生にたとえると、留年ではないが、3年生の専門単位を落としたというイメージだ。4年生で単位をとらないと卒業はできない」と説明した。

 第5段階は、同工場のすべての設備の性能について、連続運転ができるかどうかの最終確認を行うものだ。ガラス溶融炉2系統の運転性能試験など20項目の試験を行うほか、100トンの使用済み核燃料の切断を実施する予定。

 同院が実施するすべての設備の使用前検査に合格すると、第5段階が終了し、本格操業に向けての準備が整うことになる。
(2008年2月15日 読売新聞)

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Nobody talks, Nothing changes 誰も話さなければ、何も変わらない  No Nukes Mo Peace  青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場の本格稼働の中止を求める運動に関して。  以前、僕のブログでは、2007/9/13 六ヶ所再処理工場本格稼働の中止を求める署名活動 で取り上げさせていただいて、僕の周りの人たちや、僕のこのブログを読んでいただいた方達がたくさんの署名を集めていただきました。 直接、サーフライダーファウンデーションに送っていただいた方もありますし、僕に送... [続きを読む]

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