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2008年1月31日 (木)

「生存権」をめぐる闘い

週刊金曜日1月11日号は「戦争・貧困の時代」からの脱却という特集でした。
なかでも、反貧困ネットワーク事務局長/湯浅誠さん「生存をめぐる闘いの芽を育てる」という記事に共鳴しました。

Ajisai3■"生きさせろ" "反貧困"の高まり

「交通事故死者1万人で"交通戦争"というのであれば、自殺者9年連続3万人超はもはや"内戦状態"だ」ー厚生労働省の「生活扶助基準の見直しに関する検討会」会場に集まったひとりは、そう抗議の声を上げた。・・
財界と市民のはざまに立たされた政界は、例によって統合と排除による分断政治を試みるだろう。

■国に都合のよい「自立」「共生」

私たちは言葉を簒奪されすぎた。・・
家の中に介護の担い手がいるなら介護保険を使うなという意味での「自立」、パートを二つでも三つでも掛け持ちして文字通り寿命を削るように働いてでも生活保護は受けるなという意味での「自立」であり、地域の一人暮らし高齢者は地域住民で見守り合え、一家心中するまで生活困窮者を家族の中で抱え込んでいろ、という意味での「共生」だ。

■「生存権」をめぐる問題の普遍化・全国化を

格差論隆盛の中で、現今の状況を貧困問題として規定し直し、その言葉によって個々の生活諸問題やそれに取り組む運動を、貧困問題との関係で位置づけること。もろもろの政策・自称がそれぞれの対象者を超えて「貧困」というフィルターを通して共有され、流通すること。それが一定の状況規定力を生む。
(週刊金曜日685号p24~25より引用)


《写真は紫陽花/げき撮影》

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