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2007年12月20日 (木)

宇和海の海水温上昇

愛媛県西部の宇和海の海水温は30年間で1℃上昇し、テーブル珊瑚の群生ができる一方、鬼ヒトデの被害が広がっているそうです。
NHK松山放送局の取材映像をさきほどテレビで見ましたが、もうHPには存在しないようです。

Sakanaiso30年間で海水温が1℃上昇した宇和海には、伊方原子力発電所のある佐田岬半島が突き出しています。そして、まさに30年前の1977年9月30日、伊方原発1号基が運転を開始したのです。

宇和島市海域では、岩と砂だった海底に、沖縄のようなテーブル珊瑚の見事な群生が広がり、観光資源になると喜ばれる一方、南側の高知県に接する愛南町海域では、観光資源だった珊瑚の群生に沖縄にいるような鬼ヒトデの被害が広がリ、人海作戦で1匹ずつ駆除しているという、映像ニュースでした。

地球温暖化で海水温が上昇したというナレーションが入っていましたが、つくったエネルギーの2/3を温排水として海に捨てている原発の存在を、なぜはっきりと言わなかったのでしょう。原発のせいで、30年間に1℃の海水温上昇があっても不思議はないのに・・・。


《写真は岡田充弘さん撮影》

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コメント

SGWさん、コメントと貴重なデータをありがとうございました。

いただいたpdfのデータによると、
佐田岬半島以北の伊予灘ないし瀬戸内海側の海水温上昇は、1972年から2002年の30年間で0.5℃と読めますね。
NHK松山放送局のニュースで紹介された宇和海海水温が30年間で1℃上昇したというデータとの、測定条件や測定方法の相違が明らかではありませんので、安易な比較はできませんが、この海域での海水温の上昇傾向は確かなようですね。
それが何に起因しているかは、専門家の判断を待つ必要があると思います。

ただ、30年間の海水温上昇が、伊方原発運転開始とぴたりと一致することを無視できないと考えます。

投稿: げき | 2007年12月21日 (金) 17時08分

 愛媛県のデータがありましたので、URLを貼り付けておきますが、ここの図3をみると伊予灘の側の昇温は、30年間で0.5℃となっています。
伊予灘における水温の長期変動についてhttp://www.pref.ehime.jp/060nourinsuisan/210cyuyo-suisi/00007513051226/tayori/V15/15suion.pdf

投稿: SGW | 2007年12月21日 (金) 11時03分

 原発が原因で海水温が上昇する程度は、佐田岬半島の北側に面している原発の温排水が直接出て行くので、宇和海側よりも瀬戸内海側が激しいはずです。
瀬戸内海自体の海水温上昇を調べて比較してみてはどうでしょうか?(といってもどこにデータがあるのかわかりませんが)

 宇和海は黒潮からの流れ込みや深海からの昇流分の影響が大きそうで、原発の直接の影響というのはあまりありそうにないと思いますが。

投稿: SGW | 2007年12月21日 (金) 10時24分

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