« ガラス固化体製造開始 | トップページ | 広島市長から上映にメッセージ »

2007年11月 8日 (木)

東京に核廃施設を

橋本大二郎高知県知事が登壇していた、「核廃」の合意形成を探るシンポジウムを、11月5日付高知新聞が紹介しています。日本原子力文化振興財団によるものです。
日本原子力文化振興財団:
http://www.jaero.or.jp/

Ryouコーディネーターは読売新聞論説委員、そのほか元東京電力副社長の参議院議員、東大の電力側御用学者、前原子力安全委員会委員長代理という顔ぶれの敵陣にのりこみ、論陣を張った大ちゃんはえらい!! 
□とくにひっかかるのは交付金で釣るやり方で、東洋町の前町長に話をもちかけたのもNUMOの関係者だと思っている。日本の原子力行政は、そういうやり方を裏で繰り返している。
東洋町の年間予算はかつての40億円から、国の三位一体改革を受けて20億円足らずに減った地方交付金を削減する一方で交付金を出すから応募をどうぞ、という国の手法は、私の倫理観からすればおかしい。

きょう、橋本知事に代わる新しい知事選挙が告示されますが、はたして新しい高知県のリーダーは、どこまで本気で国の横暴に対して論陣をはる勇気をそなえているでしょう・・・

宗教学者の山折哲男さんが、ただ一人、良識を示す援護射撃をしています。
□日本の原子力施設はどうしても東京から離れた地域につくる考え方が前提になり、そこを経済的に発展させるために金を出す政治になっている。しかし、リスクに対して公平な負担を確保する思想、価値観が日本の伝統文化の中にある平均的な日本人の感覚として、東京に施設をつくってはどうかと思う
□ノアの方舟や進化論などヨーロッパの"生き残りの論理"は、多数のために少数が犠牲になる考え方。もう一つの選択肢として、神道、儒教、仏教を問わずアジアの宗教の底流をなす"無常観"から、リスクを全員で背負う考え方がある。そういう観点からの政策決定は、おのずからヨーロッパの選択とは違ってくるだろう。

山折さんの日本人感覚には、以前から感服していましたが、今回も拍手!!です。
広島で開催された「死の臨床研究会」で、井伏鱒二の『黒い雨』をひいて、日本人が何を生きる原動力にすべきかを静かに語った講演に、とても感動した記憶があります。


自然保護を考えている高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」最終集約用をダウンロード


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

|

« ガラス固化体製造開始 | トップページ | 広島市長から上映にメッセージ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/172452/8809176

この記事へのトラックバック一覧です: 東京に核廃施設を:

» 尾崎正直さんは核廃棄物推進ではないのか? [けんちゃんの吠えるウォッチングーどこでもコミュニティ双方向サイト]
 先日市民団体原発さよならネットワーク高知が、高知県知事に立候補されている4人に [続きを読む]

受信: 2007年11月 8日 (木) 08時01分

« ガラス固化体製造開始 | トップページ | 広島市長から上映にメッセージ »