« 原水禁四国大会 | トップページ | 原発直下に断層21本 »

2007年10月 2日 (火)

プルサーマル阻止全国交流集会

一昨日の日曜日、松山市内で、伊方原発の出力調整反対運動20周年・原発問題住民運動全国連絡センター設立20周年記念として、「プルサーマルNO!」全国交流集会in愛媛が開催されました。
会場には、「伊方等の原発の危険に反対する愛媛県民連絡会議」のみなさんをはじめ、柏崎、刈羽、浜岡、福島、石川、佐賀、茨城、青森など住民運動をされている、19都道府県250名が集まりました。以下、簡単に要点をご紹介しましょう。

Koutijoukouen4■特別報告「中越沖地震による柏崎刈羽原発被災がしめすもの」立石雅昭さん/新潟大学理学部(地質学)
□活動期の日本列島に55基の原発があり、中央構造線に接して原発が動いている事実。システム全体の耐震設計は十分か。
□M6.8と、さほど大きくない地震で柏崎刈羽原発にあれだけのことが起きた。
新潟ー神戸ひずみ集中帯においては、M6.8〜7.5の地震が10年に1回は起きる。これまで起きていない空白域で起きることが予測できる。
□雑誌週刊ダイヤモンドで公開された原発危険度ランキングは、1位:浜岡、2位:伊方、3位:福島第2・・・、原発耐震性危険度ランキングは、1位:伊方、2位:女川、3位:浜岡、・・・となっている。これは、文科省の地震対策推進本部のデータが内陸直下型地震について反映せずプレート型地震のみに基づいているせいではあるが、危険性が高いことに間違いない。
□今年3月の能登半島地震の震源域について、長さ18キロ以上の活断層が7月末に発表されたが、事前には活断層中央部分を意図的に切って想定地震を小さく評価していた。
□中越沖地震についても海域の調査が不十分であった。
□海域における断層の評価は、東電(1979/80年)と、石油公団(1992年)、地質調査所(1994年)とで見解が異なった。なぜ再調査・再検証を指示しなかったのか。
□海域調査は、音響断面、コア柱状面のふたつの調査を重ねて評価する。この評価は、電力が勝手に解釈しないよう、広く公開して研究者が追認できるようにすべきだ。

■記念講演「必要ない『プルサーマル』で背負わされる危険」岩井孝さん/日本原子力開発機構労働組合中央執行委員長(核燃料専門)
□「プルサーマルは安全か?」の前に「プルサーマルは必要か?」の議論をしよう。プルサーマルは必要なく、安全性に大きな問題のある愚行。各原発の貯蔵施設が満杯になり原発運転停止を回避するため
□プルトニウム利用の主役は高速増殖炉のはずだが、実用化は40年先という(笑い)。
プルサーマルに経済的資源的メリットはない。ウラン燃料より割高で、ウラン資源の節約効果はない。にもかかわらず、再処理が始まれば各電力会社はもちこんだ使用済核燃料の量に応じてプルサーマルで消費することを強制される。
□再処理が始まれば、MOX燃料工場(再処理施設)からは危険なガンマ線や中性子線アメリシウム241などが発生して住民の被曝が懸念される。やってはいけない!
MOX燃料輸送時の被曝、輸送事故時の危険性がウラン燃料より増大し、MOX燃料を原子炉に装荷する時の従業員の被曝がウラン燃料より増大し、MOX燃料を装荷した原子炉の制御は不安定となる。また現状では、MOX燃料や炉心の挙動の解明が不十分である。何もいいことはない
プルサーマル使用済燃料は再利用できず、超長期保存後直接処分するしかない
□プルサーマル強行の本音は原発の運転継続。
□核燃料サイクルは辞めて、使用済核燃料は貯蔵(乾式保存)すべし。(文責:げき)


自然保護を考えている高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」最終集約用をダウンロード


《写真は高知城公園/げき撮影》

|

« 原水禁四国大会 | トップページ | 原発直下に断層21本 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/172452/8204886

この記事へのトラックバック一覧です: プルサーマル阻止全国交流集会:

« 原水禁四国大会 | トップページ | 原発直下に断層21本 »