核廃拒否条例制定は"地方の叛乱"
きのうご紹介した女子高校生に、語りかける文章を投稿しました。
10月19日付本紙、第4回新聞感想文コンクール高校生の部の最優秀作品を読み、「ああ、もっと語り合いたかった」と思いました。
女子高校生弘田さんは、東洋町の核廃施設応募直後に私たちが行なった街頭署名に積極的に応じてくださったけれども、翌日の報道に「どこかの自治体が受け入れなければいけない」との意見も報道され、物事を多面的に考え、深めることの大切さを学んだという内容でした。彼女の感想文について、ふたつのことを書いておこうと思います。
1 核廃拒否条例制定は、地方が大都市に対して「否!」を突きつける"地方の叛乱"なのです。日本中で一番電気を浪費している大都市の住民たちが知らんふりして、電力消費量が全国46位の高知県に危険きわまりない核のごみを押しつけようとする事実に、眼を向けてほしいと思います。すでに成立した核廃拒否条例は、北海道、鹿児島県西之表市、鹿児島県宇検村、高知県東洋町・・等々、首都圏から遠く離れ、人口密度が低く、高齢者が多く、しかも貧しい、地方の自治体が多いのです。「どこかの自治体が受け入れなければいけない」ならば、一番電気を使う大都市が受け入れるべきでしょう。便利で快適な生活に馴らされた私たちが、ひとりひとりエネルギー消費に意識を向け、原子力に依存する暮らしを続けていていいのか、全国で議論をまきおこしていく突破口として署名運動を展開している、という説明が足りなかったようです。
2 原子力発電の効率は、決してよくはありません。発電効率35パーセントを超えることはなく、制御された核爆発で得た熱エネルギーの2/3は温排水として海に捨てられています。また、電力の大消費地から遠く離れた場所に立地せざるをえないため、約8%の電力が送電中にロスとして捨てられています。
これからも若いみなさんと、大いに語り合っていきたいと切望します。
自然保護を考えている高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」最終集約用をダウンロード
《写真は泰山木/げき撮影》
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