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2007年10月11日 (木)

『ヒロシマナガサキ』試写会

高知市の平和資料館草の家で昨夜、『ヒロシマナガサキ』試写会がありました。
時代を証言する記録映画として白眉です。世界で初めて原子爆弾を落とされたという事実は、この時代、この社会に生きるものの原点であると思いました。
『ヒロシマナガサキ』:
http://www.zaziefilms.com/hiroshimanagasaki/

Shimanto4ナレーションも解説もなく、証言映像と米国の記録映像で事実を語らせる手法は、観るものを、戦争によってひきおこされた被爆という疑似体験へとひきこんでいきます。監督はこう語っています。
「・・苦痛、葛藤、真実が、被爆者の言葉に、被爆者の表情や瞳の中に表れています。彼らは核戦争の脅威を直に体験した人々なのです。この物語はあまりにも強烈なので、私たちが登場人物をありのままに率直に映し出すだけでそれぞれの人物からの反戦のメッセージが、おのずと、より深く個人的な方法でかもしだされるのです」と。
日系3世のスティーヴン・オカザキ監督は、25年前の『Survivors(生存者たち)』以降、500人以上の被爆者に会ったそうです。

試写に参加したのは20人くらい、あとで意見交換しました。
■いま、ビキニ環礁での被爆体験の聴きとりを続けている小学校教員の男性は、
「証言する、という行為がどれだけたいへんか・・証言したあと2日間寝込んだ人もいる」と。
思い出したくもない、つらい体験を他者に語ることは、どんなにか決断力を要したことでしょう。けれど、証言してくださった方々のおかげで、私たちは、歴史の実相に迫ることができます。ありがたいことです。
■反戦運動をしている男性は、
「被爆しても60年間生きているじゃないか、という疑問を突きつけられたとき、どう応えるか・・」と。
広島では、14万人が死亡、その後被爆していた16万人が死亡しています。映画の中で証言している方々はお元気そうですが、じつは凄まじいケロイドを手当てする毎日であったり、体のあちこちにガンを発症されていたりでした。
人間にはそれぞれの生命力があり、人生にいかに向き合うか、また、周りの人々との関係性の中で、困難を超えて生きる力を育むのではないでしょうか。被爆のときと、それから60余年間にわたる被爆者のみなさんの人生の重さに圧倒されます。

高知市内での上映予定は、主催者である16歳の小夏さんの登場する『光の国国家建設』との併映で、以下のとおりです。
ぜひ、おいでくださいね。
12月8日(土)18:30〜
12月9日(日)10:00〜、12:15〜、14:30〜の4回。
会場:高知市立自由民権記念館/民権ホール
前売1300円、当日1800円、高校生以下無料


自然保護を考えている高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」最終集約用をダウンロード


《写真は四万十/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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