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2007年9月13日 (木)

柏崎刈羽原発で2千ガル超

たんぽぽ舎と地震がよくわかる会の共催「地震と原発学習会」(7〜8月に4回開催)に連続参加されたNさんの原稿を抜粋改変してご紹介します。
思想運動:
http://www.shiso-undo.org/
たんぽぽ舎:
http://www.jcan.net/tanpoposya/

Muroto1柏崎刈羽原発の運転再開はありえない

7月16日の新潟県中越沖地震以降、経産省や東電は柏崎刈羽原発の重要な事故情報を小出し、後出し
してきた。姑息にも「参院選で自民党惨敗」の大見出しにぶつけ、コソコソと「3号機の揺れ2千ガル超 想定の2.5倍」を発表したりした。原発作業員9人の地震による負傷を発表したのは11日後だった。
地震が起きたとき運転中の原発は安全に停止したと、あたかも何も問題がなかったかのように報道されたが、実は現場では原子炉を冷やしきるまでの20時間余、大騒ぎだったとの職員の証言が報じられたのは、ほとぼりがさめた1ヵ月後だった。変圧器火災の消火活動がおざなりになったのは、それどころの状況ではなかったということらしい。

柏崎刈羽原発は再稼動するという前提を、マスメディアを通した情報操作により、社会に刷り込もうとしている。また、原発が止まると電気が足りなくなると、人々を脅すかのような大宣伝。これまで原発は事故隠し、データ改ざんなどウソで固められてきたし、国もそれを許してきた。経産省や東電がマスコミに流す情報は全く信用できない。私たちには正しい情報が必要だ。

地震後、早速「地震と原発 連続学習会」(たんぽぽ舎)が開催されたので参加した(これまで4回)。毎回参加者が増え、人々の関心が高まっていることが窺えた。講師は各分野の専門家。地震列島日本の原子力政策が、いかに無謀で亡国の方針であることか。
学習を通してはっきりした以下の2点は誰も否定しようがない。
1 柏崎刈羽原発の敷地地盤が、新しい耐震設計審査指針の求める「建物・構築物は十分な支持性能をもつ地盤に設置されなければならない」を満たしていないことは、今回の地震で実証された。そもそも現敷地は原発立地には不適格である。
2 設計時に想定した基準地震動S2をはるかに超える地震動により、建物・構造物が塑性変形(永久ひずみ)をきたし、元の強度は失われている(もろくなっている)ことは確実で、たとえ壊れていないように見えても、材料工学的に再使用は無理だ。

危険箇所に立地している傷だらけの柏崎刈羽原発は廃炉にするしかない。極めて当り前のことだ。
(思想運動紙9月前半号掲載/下線は引用者)

次回の学習会「柏崎刈羽震災と原発」(第5回)は
九月十七日(月・休日)午後一時開場、一時半から五時。
会場:文京区民センター2A
講師:北岡逸人氏(柏崎刈羽市民ネット)、山崎久隆氏(たんぽぽ舎)。
 ぜひご参加を。 


自然保護を考えている高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」最終集約用をダウンロード


《写真は室戸/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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コメント

「生物系の実験研究でよく使われる放射性物質の中には飛程が短くて,ガイガーカウンターでは検出できないものがあります.本当に恐ろしいのは,こういう放射性物質だと思います.」
Ladybirdさん、貴重な情報をありがとうございます。

30年以上昔、コバルト60による子宮がん・膣がん治療に立ち会いましたが、当時ガンマ線はガイガーカウンターでは検出できなかったと記憶しています。
今でも、機種によっては「ガンマ線に対して感度がよくな」かったり、「中性子線、マイクロ波は必ずしも検出できるとは限らない」など、検出適応が異なるようですね。

放射能汚染していても、見えず臭わず検出できないとなると、これまでの環境汚染でもっとも厄介なことになるでしょうね。

投稿: げき | 2007年9月14日 (金) 15時02分

「薔薇,または陽だまりの猫」
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005
というブログに,「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会」からの声明発表,という記事が出ています.電力供給も心配ですが,やはり閉鎖しかないかもしれませんね.

投稿: Ladybird | 2007年9月14日 (金) 03時20分

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