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2007年7月21日 (土)

チェリャビンスク 1

原子力が人類と共存できない第1の理由は、放射能汚染が生態系にとりかえしのつかない災禍をもたらすこと。放射能汚染に鈍感になり、それを隠蔽すれば、私たちの世代ばかりか、未来世代にまで負の遺産をのこします。

Kochijokoen52_7チェルノブイリよりひどい放射能汚染地帯があると知り、翻訳を試みました。
この英文と翻訳をご紹介するにあたり、お断りしておかなければなりません。
1)自分用に勝手に翻訳をしています
2)著者にコンタクトをとっていません
3)日本語訳をすることについて著者の許可も取っていません
4)しかし、内容をみなさんと共有する緊急性があり、勉強のために試訳をしているにすぎません
サイトをご紹介いただき、添削していただいたSさんに、深く感謝いたします。
もとの英文は下記にあります。
スラオミール・グリュンベルグによるドキュメンタリー:
http://www.logtv.com/films/chelyabinsk/


CHELYABINSK :
The Most Contaminated Spot on the Planet

チェリャビンスク:地球上で一番放射能汚染したところ


For forty-five years, Chelyabinsk province of Russia was closed to all foreigners.Only in January of 1992 did President Boris Yeltsin sign a decree changing that.Shortly afterwards, I made my first trip to this region, which later Western scientists declared to be the most polluted spot on earth.

ロシアのチェリャビンスク州は、45年間にわたって外国人に閉ざされていた。ただ、1992年1月になって初めて、ボリス=エリツィン大統領がその法令変更に署名した。その後、短期間、私は、西側の科学者たちが後になって地球上で最も汚染された地域だと断言するこの地を、初めて訪ねた。


In the late 1940's, about 80 kilometers north of the city of Chelyabinsk, an atomic weapons complex called "Mayak" was built. Its existence has only recently been acknowledged by Russian officials, though, in fact, the complex, bordered to the west by the Ural Mountains, and to the north by Siberia, was the goal of Gary Powers's surveillance flight in May of 1960.

1940年代末、チェリャビンスク市の北80キロメートルほどに、「マヤーク」と呼ばれる核兵器製造複合施設が建設された。その存在は、最近になってようやくロシア政府によって公式に認められた。実際には、その複合施設は、西にウラル山脈、北にシベリア湿原と接しており、1960年5月のゲイリー・パワーの監視飛行の終着点ではあった。


The people of the area have suffered no less than three nuclear disasters: For over six years, the Mayak complex systematically dumped radioactive waste into the Techa River, the only source of water for the 24 villages which lined its banks. The four largest of those villages were never evacuated, and only recently have the authorities revealed to the population why they strung barbed wire along the banks of the river some 35 years ago.Russian doctors who study radiation sickness in the area estimate that those living along the Techa River received an average of four times more radiation than the Chernobyl victims.

その地域の住民は3回もの原子力の大惨事(❶❷❸)を経験した。マヤーク核兵器複合施設は、6年以上にわたって放射性廃棄物を組織的にテチャ川に投棄した。テチャ川は、川岸に並ぶ24の村の唯一の水源だった。テチャ川沿いの村のうち大きな4つの村はまるで(住民を)避難させられなかったので、最近になってようやく、当局は地域住民に対して、なぜ35年も前にテチャ川岸に沿って有刺鉄線を引いたかを明かした。この地域で放射能による病気を研究していたロシアの医師たちは、テチャ川沿いに生きているものたちが、チェルノブイリの犠牲者より平均4倍以上の放射能を被曝したと判断した。ー❶


In 1957, the area suffered its next calamity when the cooling system of a radioactive waste containment unit malfunctioned and exploded.The explosion spewed some 20 million curies of radioactivity into the atmosphere.About two million curies spread throughout the region, exposing 270,000 people to as much radiation as the Chernobyl victims.Less than half of one percent of these people were evacuated, and some of those only after years had passed.

1957年に、その地域は第2の惨禍に見舞われた。それは、放射性廃棄物を収納する装置の冷却系統がうまく作動せず爆発したというものだった。爆発は2千万キューリーもの放射能を大気圏にばらまいた。およそ2百万キューリー(の放射能)が地域一帯に広がり27万人の人々がチェルノブイリの犠牲者と同じくらいの放射能にさらされた。27万人のうち0.5%以下の人々は避難させられたが、何人かの避難は、その後何年もしてからであった。ー❷


The third disaster came ten years later.The Mayak complex had been using Lake Karachay as a dumping basin for its radioactive waste since 1951.In 1967, a drought reduced the water level of the lake, and gale-force winds spread the radioactive dust throughout twenty-five thousand square kilometers, further irradiating 436,000 people with five million curies, approximately the same as at Hiroshima.

3回目の惨事は10年後に起きた。マヤーク複合施設は、そこから出る放射性廃棄物の投棄場所としてカラチャイ湖を1951年から使用してきた。1967年、干ばつが湖の水面を下げ、強風が放射能のごみを2万5千平方キロメーター一帯に広げ、さらに43万6千人の人々が、広島での被爆量とほぼ同じ、500万キューリーの放射能にさらされた。ー❸


In the past 45 years, about half a million people in the region have been irradiated in one or more of the incidents, exposing them to as much as 20 times the radiation suffered by the Chernobyl victims.

過去45年間に、この地域の、およそ50万人の人々が、こうした惨事のうちのひとつかそれ以上によって被曝しており、彼らはチェルノブイリの犠牲者がこうむった20倍の放射能にさらされた


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は高知城公園/げき撮影》

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