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2007年7月の33件の記事

2007年7月31日 (火)

地震を侮ってはいけない

柏崎刈羽原発での地震の揺れが最大2058ガルであったと、けさの朝刊1面に報じられています。
http://www.kochinews.co.jp/index.htm
直下型地震は、980ガル以上の揺れになるのは地震学の常識」「ダムのように巨大なコンクリート建造物でさえ、直下型地震で破断することがある」と、専門家からお聞きしています。これまでの原発の耐震基準では、甘すぎるのです。
この活動期の地震列島は、どんなに危険な状況であるか、原子力行政にたずさわる方々が無知であってはならないでしょう。

Muroto1_6柏崎刈羽原発/地震揺れ最大2058ガル / 世界記録?想定の2.5倍

 東京電力は30日、柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市・刈羽村)の地震計で観測された新潟県中越沖地震の揺れの強さ(加速度)が、3号基タービン建屋1階の水平(東西)方向で最大2058ガルに達するなど、同原発の7基の原子炉すべてで設計時の想定を大幅に上回っていたと発表した。 東電は、原発で観測した地震の揺れの強さとしては「世界で最大ではないか」としている今後点検が進む炉心などの安全上最重要の機器に損傷がないか、懸念される
 7基中5基で1000ガルを超える加速度が観測された。東電は、これまでに地震計から得られた速報値であり、機器に与える影響や詳細な分析は今後進めるとしている。
 同原発では既に、基礎となる岩盤のすぐ上に当たる1号機原子炉建屋の最下層、地下5階床上で、最大で想定の約2・5倍に相当する680ガルを観測していた
 同様に想定の約2・5倍に相当する2058ガルが観測されたのは、3号機タービン建屋1階のタービン架台上で、基礎からみて建物のかなり上部に当たるため、揺れがより増幅されたとみられる。
(7月31日付高知新聞朝刊1面より引用)


こんな記事もあります。
http://www.kochinews.co.jp/index.htm
静岡中部/「地震活動やや高い」/気象庁判定会/プレートひずむ状態か

東海地震発生の可能性を検討する気象庁の地震防災対策強化地域判定会が30日、「静岡県中部の陸の地殻内で、地震活動レベルがやや高い状態になっている」との見解をまとめた。
静岡県内では6月1日にM4.3の地震が発生するなど、陸側と海側のプレート(岩盤)の固着域上側の地殻内で地震が増えており、1997年に統計を取り始めてから、最も活発な状態だという。
東海地震の震源域では長期間にわたりプレート境界がゆっくり滑る「スロースリップ」現象が2001年から05年まで続いていたとみられる。スロースリップの終息で、再びひずみがたまりやすくなっている可能性があるという。
(7月31日付高知新聞朝刊社会面より引用)

浜岡原発が東海地震で原発震災を起こしたら、首都圏は全滅の危険性も想定されています。


志賀原発近くに18km活断層/能登半島沖の地震源を確認

産業技術研究所は30日、能登半島沖で実施した海底調査により、今年3月に能登半島沖地震を引き起こした活断層を確認したと発表した。断層は約2万年前以降、今回を除き2、3回活動。全長は18km以上に達し、能登半島沖地震ではこのうちの約15kmと、その延長である陸域の約5kmの断層が動いたとみられる。この断層は、北陸電力志賀原発の近くにあり、同電力は3本の別々の断層とみなしていたが、同研究所は計18kmでひとつながりの断層との見方だ。
断層周辺では、約2万年前に形成された氷河期の浸食面と、それを覆う堆積物が上下方向に約3m変形しており、過去に地震が1、2回あったことが分かった。また、能登半島沖地震により、断層の南側の海底が約50cm隆起していた。
(7月31日付高知新聞朝刊社会面より引用)

地震について、じつは専門家でさえ予断を許さないほど、分かっていないことが多いのだそうです。
だからこそ日本列島地震の活動期にあって、「全国55基の原発を止める」という英断が俟たれます。


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は室戸/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2007年7月30日 (月)

被爆国の自覚政府に促す

長崎市長は、8月9日を前に,平和宣言の骨子を明らかにしました。
http://www.nhk.or.jp/news/2007/07/30/d20070730000153.html
世界で最初の被爆国の住民である自覚を、原子力に依存したエネルギー政策阻止の運動につないでいきたいものです。参議院選結果をうけた今夜の政党代表者による討論では、福島社民党党首が「危ない原発を見直す」という発言、田中新党日本代表が「モラルハザードは、年金だけではなく、原発問題にも」と発言していました。国民のいのちと幸福を護るはずの政治に、喫緊の課題として原発震災を防ぐ視座を共有していただきたいですね。

Kochijokoen52_8田上長崎市長は、▽久間前防衛大臣が長崎への原爆投下について「しょうがない」と発言したことや、▽政府と与党の幹部から核武装に関する議論を容認する発言が相次いだことを受けて、「政府の核兵器廃絶への考え方が揺らいでいるのではないか」と指摘。そのうえで、ことしの平和宣言のなかでは、政府の姿勢に危機感を示したうえで、政府に対して被爆国としての自覚を強く促す考えを明らかにしました。
さらに、核兵器の使用が正当化できないことを、日本政府が世界に訴えるよう求めるということです。田上市長は「体や心の痛みをこらえて被爆の実態を伝え続けてきた被爆者の思いを受け継ぎ、長崎市民の代表として政府に訴えたい」と話しています。
(NHKニュースより)


高知県民をなめたらいかんぜ!!
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《写真は高知城公園/げき撮影》

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2007年7月29日 (日)

原子力擁護側の事実誤認

原子力擁護側の経済ジャーナリストの記事が、右翼系雑誌「正論」8月号に掲載されています。東洋町長選の「衝撃的な」結果も紹介されていますが、原子力行政について事実誤認が多く、反論すればきりがない内容です。

Joutoukouen1_2事実誤認の数々

1 「地球温暖化対策のキメ手(原文ママ)としても、原子力発電が大きく再評価されている」
原子力発電は海を温める装置であり、制御された核爆発によりつくりだしたエネルギーの2/3を、海洋に棄てている事実をごぞんじないようです。

2「発展途上国でも原子力発電の新増設計画が目白押し」
日本の原子力産業が、無理矢理、台湾やインドネシアで、ごり押ししようとしているだけであって、現地の住民は反対運動を繰り広げています。

3「原子力発電は原子燃料(核燃料=ウラン)を繰り返し利用できる」
高速増殖炉計画は、ナトリウム漏れ事故ですでに破綻しており、これを糊塗するために計画中のプルサーマルも、現地の住民の烈しい抵抗運動に進捗していません。「繰り返し利用」などという過去の夢は、危険きわまりない幻であったことを認めて英仏はすでに撤退、日本政府も目を覚ます必要があります。

4「火力発電にくらべ原子力発電の燃料コストは1/3ほどなので、まだ十分競争力をもっている」
何を考えているのでしょう、このかたは。木を見て山を見ない経済ジャーナリストって、何でしょう。
原子力発電のバックエンドコスト(後始末にかかる経費)は、試算もできないくらい膨大なのですよ。原子力発電をすればするほど、放射能(死の灰)の量は指数関数的に増大していきます。これを、生態系に悪影響を及ぼさないように管理するために、どれだけの時間とコストがかかるか考えていただきたいものです。

5「最大の地域振興、活性化」
「放射能がきわめて高い危険な廃棄物」を受け入れると「同プロジェクトほど規模の大きい(経済波及効果というメリット)は他にない」と言われたら、それだけで、いかに危険かわかるというものでしょう。

6「原子力も安全を最優先に平和利用することこそ人類の英知だと思う」
「安全を最優先に」するなら、原子力は「平和利用」も軍事利用も、断乎拒絶することこそ、人類の英知でしょう。


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は高知市城東公園/げき撮影》

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2007年7月28日 (土)

隠されていた事実

0724ashizuri_6こんなニュースが飛び込んできました。
柏崎刈羽原発の海側では、汚水タンクが破損し、汚水処理用のパイプが破断したという説明で、その補修工事が行われたことが確認できたそうです。
ごらんください。
情報流通促進計画:
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005


高知県民をなめたらいかんぜ!!
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《写真は足摺岬/中島健蔵さん撮影》
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2007年7月27日 (金)

関電にも申し入れ行動

Muroto1_5大阪では、中越沖地震による原発耐震安全性の崩壊をうけ、大阪美浜の会は、関西電力に緊急申入行動をされたそうです。
http://www.jca.apc.org/mihama/kanden/kanden_moshiire070723.htm


高知県民をなめたらいかんぜ!!
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《写真は室戸/中島健蔵さん撮影》
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2007年7月26日 (木)

脱原発へ大きく舵を切ろう!!

柏崎刈羽原発を地震が直撃したことで、海外のメディアが大きくとりあげ、イタリアのサッカーチームは「放射能汚染した日本には行きたくない」と試合をキャンセルしてきたそうです。国内メディアも、昨夜のNHKニュースで、漏れた放射能を下請け労働者がマスクも着けずに雑巾で拭きとっている様子を映像化していました。

0724ashizuri_4きのう7月25日は、東京電力前抗議行動、浜岡から原子力保安院への申し入れ、東京電力と市民団体との6時間にわたる交渉があったそうです。
福島老朽原発を考える会(ふくろうの会)の声明を、ご紹介しましょう。

新潟県中越沖地震と柏崎刈羽原発での事態に際しての声明

柏崎刈羽原発の原子炉設置許可を取消し閉鎖せよ
耐震性が疑わしい福島第一、第二原発を直ちに停止せよ
脱原発へ大きく舵を切るきっかけにしよう

2007年7月25日
福島老朽原発を考える会

 新潟県中越沖地震により、柏崎刈羽原発は大きな被害を受けた。排気筒からは放射性ヨウ素を含む放射能が排出された。ヨウ素の放出は燃料棒が破損した可能性を示唆する。東電はこの点につきデータを明らかにしていない。使用済核燃料プールの放射能を含む水が1.2トンも海に放出された。放射能放出がリアルタイムで住民に伝えられることはなかった。誰も消そうとしない火災の様子をテレビで見るしかなかった。東電の防災はまるでなっていなかった。東電の情報隠蔽体質が、現実に住民を不安と危険に陥れた
 原発敷地内は大きくうねり、あちこちに亀裂が入っている。原子炉建屋の機器・配管等にも相当な被害が生じていると予想されるが、内部はまだ一部しか明らかにされていない。原子炉はクレーンが損傷し、蓋が開けられない状態にある。東電勝俣社長は、原子炉本体はびくともしなかったと言っているが、一体どうやって開けられぬ蓋の中身を確認したのか。さらに今回の事態を「いい体験にしたい」と言っている。住民を愚弄するのもいい加減にして欲しい。

 今回の地震を引き起こした活断層が、柏崎刈羽原発の敷地直下に伸びていることが明らかになった。東電自らがホームページで述べているように、また、原発の立地審査指針からも明らかなように、原発は活断層の直上に建ててはならない。柏崎刈羽原発はそもそも立地してはならない原発であった
 さらに、問題の活断層について、東電は原発の設置許可申請に際しての調査で、これを発見していながら、4つに切り分けた上でさらに長さ約8kmに切り縮め、他の活断層に比べて敷地に与える影響が少ないとして設計には考慮していなかったことが明らかになった。東電の申請書にある海底地形図を専門家が再評価すると、断層はつながっており、最大で約36kmに及ぶという。また、産業技術総合研究所地質調査総合センターは1994年にこの断層約20kmと評価しており、東電はこれを2000年には確認していたが、設計をやり直すことはなく、放置していた。
 東電は一貫して活断層を隠し、切り縮め、無視してきた。地元の反対運動は、原子炉設置許可取消裁判を通じて、長年にわたり東電を批判し,論争を続けてきた。運動側は、原発直下、周辺の断層が活断層であること、中越地域全体が地殻変動を起こしていること、新たに見つかった活断層を含め、切り縮めるのではなく、一体のものとして評価すべきであることを訴えてきた。地震は、大きな犠牲を払いながらも、運動側の正しさを、東電のでたらめを、誰の目にも疑いようのない形で証明した請求を棄却した東京高裁の事実認定は誤っていた。地震が「想定外」だったというのは東電の言い分である。運動側から見れば、地震は起こるべくして起きた「想定内」のものであった。柏崎刈羽原発は設置許可が取り消されて当然である国は直ちに取り消せ東電はこれを返上せよ柏崎刈羽原発は閉鎖すべきである
 柏崎刈羽原発で観測された揺れは、原発に基準地震動S2が襲った場合の設計値を大きく上回った。1号機で約2.5倍の680ガル、2号機では約3.6倍の608ガルを記録した。上下動も激しく、6号機では488ガルを記録した。S2はS1と異なり、機器の変形を覚悟し、それでも壊れないことを確認するための基準地震動である。S2を大きく超えたということは、再使用が保証できない揺れが襲ったということである。柏崎刈羽原発はその意味でも二度と使用されるようなことがあってはならない

 さらに、設計値とのこれだけ開きは、直下地震の想定が甘かったというだけでは説明がつかない。想定した地震から地震動を推定する評価方法に大幅に過小評価があったことは疑いない。同じ評価方法が全国の原発で使われている。過小評価は地震の度に問題になっていた。2004年三陸南地震、2005年宮城県沖の地震が襲った女川原発で想定を超えた。金沢地方裁判所は昨年、耐震性の不備を理由に志賀原発2号機に運転差止の判決を下した。その志賀原発を今年能登沖地震が襲ったが、やはり想定を超える揺れであった。今回の地震は改めて、耐震設計の根本が誤っていたことを明らかにした。
 国内の原発でも最も基準が甘い福島第一、第二原発も危ない。近くには双葉断層が走っているが、東電はこれも切り縮め,一部しか考慮していない。福島第一、第二原発についても直ちに停止の措置をとるべきである。福島第一3号機については、検査偽装が明らかになったことを受けて,繰り上げて定期検査にはいる予定だったものを、繰り下げ夏場に使おうとしている。とんでもない話である。

 柏崎刈羽原発の電気を使用しているのは首都圏である。電気はすべて首都圏に送られ、地元には危険と不安と被害だけが集中するこのような状況を脱する機会が訪れた。7機すべてが停止しても、首都圏で停電が起こることはなかった。
今回の事態を脱原発に向けて大きく舵を切るきっかけにしていこう

<連絡先>〒162-0825 東京都新宿区神楽坂2-19銀鈴会館405号AIR気付
TEL03-5225-7213 FAX03-5225-7214
福島老朽原発を考える会


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2007年7月25日 (水)

放射能汚染の疫学調査を

環境省は、有害化学物質が発育に及ぼす影響について大規模な疫学調査をおこなうそうです。大切なことですが、「まだしてなかったの?」と驚きです。それに、文科省が5年ほど前におこなった電磁波が子どもたちの白血病や脳腫瘍に及ぼす影響の疫学調査結果は、ほとんどマスコミには載りませんでした。
環境省には、ぜひ、原発周辺の放射能汚染と地域住民や原発下請け労働者が罹る悪性疾患についての疫学調査をこそしていただき、マスコミには大きく報道していただかなくてはなりませんね。

Muroto1_4出生前から子供10万人調査 / 有害物質の影響長期追跡(2007年07月25日09時04分)

 環境省は24日までに、約10万人の子供を対象にダイオキシンや水銀など環境中の有害化学物質が発育に及ぼす影響について、出生前から数十年、長期間追跡する疫学調査に来年度から乗り出すことを決めた。
 国内での化学物質の影響については成人を対象にした研究が中心で、より影響を受けやすい子供に関する本格的な疫学調査に国が乗り出すのは初めて。
 健康への影響が大きいとされる5種の有害化学物質について血液や尿、毛髪中の濃度を毎年1回測定し、成育の状況を記録。得られたデータを総合的に分析、5年ごとに途中経過を取りまとめ、新たな環境基準値設定の必要性などについて検討する際の参考にする方針。来年度予算の概算要求に必要経費を盛り込む。
 担当者は「化学物質の影響を最も受けやすい胎児の段階から長期にわたり、広範囲にデータを収集することで、近年増加している小児ぜんそくやアトピー、発達障害などとの因果関係解明にも役立つと期待できる」(環境リスク評価室)としている。
(高知新聞HPより引用/下線は引用者/「化学物質」を「放射性物質」とおきかえてお読みください)
http://www.kochinews.co.jp/index.htm


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2007年7月24日 (火)

IAEAって信頼できるの?

けさの高知新聞によると、政府は国際原子力機関(IAEA)調査団の受け入れを決めたそうです。原子炉上のクレーンも破損したくらいだから、まだまだ核燃料がどんな状態か、到底確認できそうにないですね。
でも、IAEAって、昔から世界の原子力産業を牛耳ってきた勢力の中枢とダブルキャストでしょう?! NPTだって、一番核兵器をもっていて、しかも今だに開発をやめない国の主張で振り回されている現状。IAEAが、一番査察すべき国は、その国ではないでしょうか!?

0724ashizuri_3柏崎原発 IAEA受け入れ/国際的な信頼維持へ

新潟県中越沖地震でトラブルが続発した東京電力柏崎刈羽原発をめぐり、政府は国際原子力機関(IAEA)調査団の受け入れを決めた。原発の地震被害は珍しく、国際的な情報共有が必要と判断したからだ。調査結果は厳しい内容となる可能性もあるが、原発の"権威"に評価を受けることで、内外の「放射能洩れ」報道を沈静化させたい東電、風評被害の解消を図りたい地元新潟県など、思いはさまざまだ。
(7月24日付高知新聞朝刊内政面より見出し引用)


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2007年7月23日 (月)

チェリャビンスク 3

地球上で一番放射能で汚染されたチェリャビンスクをご紹介する最終回です。
スラオミール・グリュンベルグによるドキュメンタリー:
http://www.logtv.com/films/chelyabinsk/

Koutijoukouen7_3The cinema verite style encourages these disclosures.A woman talks casually in her own kitchen, Dr. Romanov in his office, Dr. Kosenko among her files.The people are unposed and unprepared to dissemble of put a good face on things.The camera allows us to see that the victims, who were so proud to live where the Soviet Union produced its first atomic weapon, to some degree collaborate in their own undoing: Faced with death and the increasing weakness of each generation, they do not move away, they do feel helpless, and they strive more for financial remuneration that for a cleanup or resettlement.In the final interview, Dr. Romanovinsists that nobody died as a result of the 1957 explosion.Because the interviews seem so informal both to the victims and their victimizers, the camera captures a glimpse not just of a black-and-white situation, but of something much more complex: The victims are not saints, and while the officials are unpleasant, they were also victims of the propaganda of the Cold War, fe d on patriotism, and, of course, threatened with labor camps should they reveal the secret of Mayak.

映像が真実を伝えるという様式は、こうした暴露を勇気づけた。女性は自分の台所で何気なく話したし、ロマノフ医師は彼の診察室で、コセンコ医師は彼女のファイルの間で語った。人々は自然のままで、物事にいい顔をするよう取り繕うような準備もなかった。カメラによって、私たちは、次のことがわかった。すなわち、犠牲者たちは、ソビエト連邦が最初の原爆を製造した所に住むことを、とても誇りにしていたのだが、彼ら自身がある程度何もしないことで協同しているということが、わかったのである。世代ごとに死亡する人や弱まる人が増えることに直面して、彼らは逃げ出さず、救いがないと感じ、引き払うか再定住のための金銭的な支払いのためにいっそう努力した。最後のインタビューで、ロマノフ医師は、1957年の爆発の結果として誰一人死んでないと言い張った。なぜなら、インタビューは犠牲者と、犠牲を強いた者の双方にとてもうちとけた感じであったので、カメラは、ただ明瞭な状況だけではなく、何かもっと複雑なものの瞥見をもとらえたのである。犠牲者たちは聖者ではない。他方、役人たちは不機嫌であり、愛国心を盛り込まれた、冷戦の宣伝の犠牲者であり、そして勿論、マヤークの秘密をもらした場合には、強制労働収容所行きで脅されていたのである。


When they evacuated us... they made us sign a form saying that we wouldn't reveal state secrets. Of course, we knew what that meant... People knew where we were from, and were afraid of us; they thought we might be contagious.They shied away from us like people do now if you have AIDS. - Sofiya Khrylenko, retired teacher from an orphanage

彼ら(当局)が私たちを避難させたとき・・彼らは、私たちが秘密を明かさないという署名書式を私たちに書かせた。もちろん、私たちはそれが何を意味するか知っていた。・・人々は私たちがどこから来たか知っていたし、私たちを怖がっていた。人々は、私たちから接触感染するかと考えた。それで、人々は私たちからすばやく遠ざかった。まるで今、AIDSにかかった人に人々がするように。  ソフィア・クリレンコ、孤児院の退職教師


The reasons for making this film are clear: the story of these people needs to be told, and needs to be shown to the Western audience, as well as the Russian one.The film operates on three levels: the most immediate is that of a region in crisis, a region where people expect to live to be 50, perhaps 55, where as many as 90% of the children suffer from chronic illnesses.They deserve attention and help at least as much as the victims of Chernobyl.

この映像フィルムを製作した理由は明らかだ。犠牲になった人々の顛末は、語られる必要があり、西側の聴衆およびロシアの聴衆にもまた、見てもらう必要がある。フィルムは3段階だ。最も直接的なレベルは危機にある地域であり、人々が50歳になるか、たぶん55歳になるまでは生きるとする地域であり、90%の子供たちが慢性疾患に煩わされるような地域である。彼らは、少なくともチェルノブイリの犠牲者たちと同じくらいの注意と救援を受けるに値する。


But the story is also a cautionary tale.Because this is not one cataclysmic even, one explosion, one calamity resulting from short-term carelessness, but the effects of a long term policy of skewed priorities, the film also illustrates the dangers of allowing a government to put military secrets above its people.

しかし、顛末はまた、警告的な話でもあった。なぜなら、これは、ひとつの大変動でも、ひとつの爆発でも、短期間の不注意によるひとつの災難の結果でもなく、長期にわたる歪んだ優先順位による政策の結果である。フィルムは、軍事機密を人々(の幸福)より優先させる政府を許してきた危険性をもまた、描いている。


Finally, it is a story about the dangers of nuclear power and the production of nuclear weapons.

最後に、これは原子力と核兵器の製造がいかに危険であるかという顛末でもあった。


Nobody knows anything about us.Chernobyl happened, but that's Europe.The pollution reached Europe, and the whole world was upset.But us, out here in the backwoods of Russia? Nobody knows about it, nobody in the world cares about the fate we've sealed for ourselves here. - Farida Shaimardanova, Muslyumovo teacher

私たちのことは誰も知らない。チェルノブイリは起きた。それはヨーロッパでのこと。放射能汚染はヨーロッパに届き、世界中の人々が憤った。けれど、私たちについては、ヨーロッパの外のロシアの僻地の私たちについては、どうでしょうか? 誰もそんなこと知らないし、ここで私たち自身が封じ込めた私たちの運命について、世界の誰もかまってはくれない。  ファリンダ・シャイマルダノフ、ムスリュモフの教師

「チェリャビンスク」をダウンロード


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《写真は高知城公園/げき撮影》

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2007年7月22日 (日)

チェリャビンスク 2

「テチャ川」と聞き、報道を思い出す方もいらっしゃるでしょう。
21世紀核時代/負の遺産(1)/中国新聞:
http://www.chugoku-np.co.jp/abom/nuclear_age/former_soviet/010916.html
21世紀核時代/負の遺産(2)/中国新聞:
http://www.chugoku-np.co.jp/abom/nuclear_age/former_soviet/010923.html
ロシア通信社 ノーボスチ:
http://www.rian-japan.com/news/details.php?p=265&more=1
NNN 核の清算:
http://www.youtube.com/watch?v=Y87ixLi10qo

Koutijoukouen3_1"The Most Contaminated Spot on the Planet" is a journey, starting on a train which, after 36 hours, brings me from Moscow into the city of Chelyabinsk, the administrative center of the province and home to over a million people.The city sprang up during the Second World War, when Stalin moved weapons production to the isolated region.It would go on to produce 50% of the Soviet Union's tanks.This gave the city its nickname, "Tank City."

「地球上で一番放射能汚染したところ」は、ひとつの旅である。列車に乗ることから始まって、モスクワから36時間かけてチェリャビンスクに入った。その町はその州の首都であり、100万人以上の人々のふるさとだ。この町は、第2次世界大戦中に急にできた。スターリンが兵器工場をこの人里離れたところに移したからだ。そこでは、ソヴィエト連邦の戦車の50%を生産し続けたようだ。このことからチェリャビンスク市は「タンクの町」のあだ名をもらった。


From there, the camera travels to the villages of Muslyumovo, Brodokalmak, Tishma, and the town of Argayash.The villagers of Muslyumovo and Brodokalmak were never evacuated from the banks of the contaminated Techa River.Authorities moved the villagers of Tishma in the late 1950's, but only a few kilometers, leaving the locals' grazing land along the banks of the Techa.Argayash is the home of the Sunrasin family resettled after the 1957 explosion.Through Idris Sunrasin, we learn the radiation's death toll on one family: his grandmother, parents, and three of his eight siblings have already died of cancer.Idris himself is dying of stomach cancer and Argayash, a town of 10 thousand, falls within one of the most radioactive zones in the province, according to Russian environmentalists.

チェリャビンスク市から、カメラはムスリュモフ、ブロドカルマーク、ティシマという村々、アルガヤシという町を旅した。ムスリュモフ村とブロドカルマーク村の住民は、放射能汚染されたテチャ川岸から、まるで避難させられなかった。当局は、ティシマの村民を1950年代末に移住させたが、(移住先は)わずか数キロメーターしか離れていなかった。地元民たちが家畜に牧草を食べさせるテチャ川岸の土地を置いたままだったので。アルガヤシ町は、1957年の惨禍の後スンラシン一家が再び定住した、一家の生まれ故郷であった。アイドリス・スンラシンをとおして、私たちは、放射能汚染による家族の死傷者数を知った。すなわち、彼の祖母、両親、兄弟8人中3人が、すでに癌で死亡していた。また、アイドリス自身は胃癌で死にかけており、人口1万人の町アルガヤシは、ロシアの環境問題専門家たちによれば、地方で最も放射能汚染された地域のひとつであった。


"We're all sick. As for the children, I don't know. It's some kind of dying generation." - Lena Morozova, 32

「私たちはみな病気。子どもたちはと言えば、どうなっているのでしょう。死にゆく世代のよう。」レーナ・モロゾフ、32歳。


The camera interviews people from all walks of life: Simple farmers and shepherds, teachers, doctors, factory workers and environmental activists from the association Kishtym-57. Officials who represent the Mayak complex and doctors who work for the infamous FIB, the institute devoted to testing the region's people for radiation, are also interviewed.Until 1988, FIB also kept secret the cause of the cancers and chronic illnesses, even from the patients themselves.

カメラは、すべての階層の人々にインタビューした。すなわち、知識の乏しい農業者や羊飼いたち、教師、医師、工場労働者たち、キシティム57協会からの環境保護活動家たちも。マヤーク複合施設を代表する役人たち、悪名高いFIBで働く医師たちもまた、インタビューを受けた。FIBは、地域住民の放射能汚染を測定してきた研究所である。FIBはまた、癌や慢性疾患の原因を、患者自身に対してさえも秘密にしてきた。


The private citizens tell us the stories of being kept in the dark, ineffectively resettled or not resettled at all, the deaths in their families from cancer, their children's chronic illnesses, and their inability to move out of this contaminated area.The mullah of the largely Muslim village of Muslyumovo says simply, "It is the will of God."The villagers tell us that they do not because their roots are there, because they have no money, because their fear the ability to get a job elsewhere, because they know no other life.One man says simply: "You can't escape your fate."

普通の市民たちは私たちに、闇に閉じ込められてきた顛末、すなわち、避難民を避難先で定住させることがうまくできなかったか、あるいは全く再び定住させられなかったこと、避難民の家族に癌による死亡者たちがあること、避難民の子どもたちの慢性疾患、そして、この放射能汚染地域から移住していくには避難民たちは無力であることを語った。主としてイスラム教徒の村であるムスリュモフの、ムッラー(イスラムの法・教義に深く通じた人に対する尊称)は、あっさりと「神のご意志だ」と言った。村民たちは私たちに、彼らの出自がそこにあるという理由からではなく、彼らにお金がなく、よそで仕事を得られるかという懸念、彼らはほかのどんな生活をも知らないという理由から、(ほかの土地に避難して)行けないと語った。ひとりの男は飾らずに「人は自分の運命からは逃げられない」と言った。


When the camera visits doctors, we learn that the horrifying illnesses faced by the people are compounded by the authorities' refusal, until about three years ago, to even acknowledge that cancer existed in the region.We visit a renowned osteopath whose patient tells us that many, many children in the area of the Mayak complex are born without hands, legs, and feet.

カメラが医師たちを訪ねたとき私たちは、3年ほど前まで、住民たちが直面する病気の恐ろしさ(恐るべき病気)が、さらにその地域には癌が存在するということさえ認めようとしない当局(当局の拒絶)によって増幅されていることがわかった。私たちは名高い整骨医を訪ねた。その整骨医の患者は私たちに、マヤーク核複合施設地域内のたくさんの子どもたちが、手も脚も足もなく生まれたと話した。


We're nothing but guneia pigs here... They don't give a damn about us.

私たちはここではモルモット(ギニアの豚 guinea pig )実験材料でしかない・・彼らは私たちを気にもかけない。


There aren't many births, the women don't want to have children. Who needs more cripples? - Men gathered at the Muslyumovo store.

たくさんの赤ちゃん誕生は、そこにはない。女性たちは、子どもたちをもとうとはしない。だれが、障害児をもっとほしがるでしょう? 男性たちはムスリュモフの店に集まった。


The camera visits Dr. Genady Romanov, the head of the nuclear complex's research institute.His reactions illustrate the official view of the continuing mismanagement of radioactive waste.When I mention my conversations with local doctors about the high cancer rate in the region, he replies: "What doctors?The Muslyumovo doctors?They're ignoramuses.They're all ignorant about nuclear biology and radiology."

カメラは、核複合施設研究所長である、ジェナディ・ロマノフ医師を訪ねた。彼の反応は、放射性廃棄物の管理の失態を続けていることについての公式な見解を説明する。その地域の高い発癌率について地域の医師たちと話し合ったことを私が述べると、彼は「どの医師か? ムスリュモフの医師か? 彼らは知ったかぶりの馬鹿者たちだ。彼らはみな、核生物学や放射線学について無知だ」と応えた。


Interviews with villagers reveal the presence of the Institute of Biochemistry, called FIB, which has been checking the residents for radiation since the late 1950s, but neither told them the cause of their illness, nor treated them.The camera travels to FIB and talks to Dr. Kosenko, who has worked in the institute for over 30 years: "They didn't know anything, and we had no right to tell them that they had been irradiated.All this information was top secret, because the factory produced weapons-grade plutonium... If someone had found out that in some area there were people who had been irradiated, then it would have been possible to find the factory.That's why these people weren't given any information about radiation."

村民たちへのインタビューが、FIBと呼ばれる生化学研究所の存在を明らかにした。FIBは、1950年代末から住民たちの放射能汚染を調べてきたが、住民たちの病気を治療するどころか、住民たちに病気の理由を説明することすらしてこなかった。取材班はFIBを訪ね、研究所で30年以上働いてきたコセンコ医師と話した。彼女は「住民たちは何も知らされていなかったし、彼らが放射能に汚染されてきたなどと告げる権限は、われわれにはなかった。こうした情報のすべては最高機密だ。工場が兵器級のプルトニウムを生産していたのだから・・もしある区域に放射能に汚染された人間がいると明らかにされたたなら、工場あるということが分かってしまうだろう。それが、住民たちに、放射能に関するどんな情報も知らせない理由だ」と語った。


The authorities' cover-up of the situation expands, as we learned from yet another doctor that until recently, doctors were not allowed to give cancer as a cause of death: "Write something else, either a stroke, or a severe heart attack, or even chronic heart disease, basically any of those accompanying factors.But to just put down cancer as a cause of death was just not allowed."

事態についての当局の隠蔽工作はさらに拡大した。最近になるまで医師たちが死因が癌であると診断することができなかったということを、ほかの医師から私たちは教わった。「何かほかの(診断名を)記入せよ。脳卒中とか、重症の心臓発作とか、慢性心疾患だとか、基本的に、そうした付随する病因である何かを記入せよ。しかし、死因として癌であることを記入することだけは、けっして許されなかった。」


The camera returns to Dr. Kosenko at FIB, where we see her in a room with thousands of files.She explains that even at FIT they were not allowed to write "radiation sickness" on the patients' charts: "We were given instructions to indicate it with initials, and the three letters were ABC.Wherever we see that abbreviation... all of us who work here knew that it was radiation sickness."

カメラはFIBのコセンコ医師のもとに戻った。そこで彼女はたくさんのファイルのある部屋にいた。彼女はFIB内でさえ、当局は患者たちのカルテに「放射能による病気」と記入することを許可しなかったと説明した。「われわれは、イニシャルでそれ(放射能による病気)を示すよう指導された。そして、その3文字とは、ABCだった。どこでもそんな省略形を見たなら、ここで働くわれわれはみな、それが放射能による病気であると知っていた。」


When I left the region in March of 1992, I promised the friends I had made to return soon.When the next summer comes, I am once again on the train to Chelyabinsk.My camera revisits the people in the contaminated areas.I meet kids fishing on the Techa River, where my Geiger counter shows that the fish they've just caught contains twenty times the normal radiation."We eat these fish," they tell me, and add sarcastically, "It's like they say, 'you can't infect the infected'."

1992年3月に私がその地域を離れるとき、私は友人たちにまもなく帰ってくると約束した。次の夏がきて、ふたたび私は、チェリャビンスクに向かう列車に乗っていた。放射能汚染された地域の人々を、私のカメラは再訪した。テチャ川で釣りをしている子供たちに出会った。そこで子供たちが捕まえたばかりの魚に、私のガイガーカウンターは通常の20倍の値の放射能が含まれることを示した。「僕らはこの魚を食べるよ」と子供たちは言い、「すでに感染したものを感染させられない、ってこの魚が言っているようなんだ」と皮肉たっぷりにつけ加えた。


The camera then travels to the village of Tishma, which was rebuilt several kilometers from the contaminated Techa in the late 1950s.Anisa Nineeva explains that the village's problems have not been solved: "Only eight kilometers from us there's a radioactive waste containment facility...[the trucks that carry the radioactive waste] come right through our village... And right alongside [the Techa River] is our collective farm... That means we cut our hay there, drink that milk."

カメラは、それからティシマ村に行った。ティシマ村は放射能汚染されたテチャ川から数キロメーター離れたところに1950年代末に再建された。アニサ・ニネーヴァは、村の問題は解決されてはいないと説明した。「私たちの住むところから、わずか8キロメーターのところに放射性廃棄物の貯蔵施設がある・・【放射性廃棄物を運ぶトラックが】まっすぐ私たちの村を突っ切る。・・そして、ちょうど【テチャ川】沿いの川岸は、私たちの集団農場です。・・つまり、そこで私たちは干し草を刈り、それ(を餌にした牛の)ミルクを飲むということです。」


We go with Anisa to see her grazing land and Anisa is shocked to tears when our Geiger counter's needle repeatedly goes off the scale, showing forty times the normal background radiation."This is terrible news for me.What should I do now?This is where half the village has been cutting hay since 1956."

私たちはアニサと一緒に、家畜に草を食ませる土地を見に行った。ガイガーカウンターの針がくりかえし目盛を振り切れるのを見て、アニサは衝撃のあまり涙を浮かべた。放射線量は通常の40倍を示していた。「これは私には恐ろしいニュースです。いま、どうすればいいの? ここは、村の半分(の住民)が1956年から干し草を刈ってきた場所です。」


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は高知城公園/げき撮影》

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2007年7月21日 (土)

チェリャビンスク 1

原子力が人類と共存できない第1の理由は、放射能汚染が生態系にとりかえしのつかない災禍をもたらすこと。放射能汚染に鈍感になり、それを隠蔽すれば、私たちの世代ばかりか、未来世代にまで負の遺産をのこします。

Kochijokoen52_7チェルノブイリよりひどい放射能汚染地帯があると知り、翻訳を試みました。
この英文と翻訳をご紹介するにあたり、お断りしておかなければなりません。
1)自分用に勝手に翻訳をしています
2)著者にコンタクトをとっていません
3)日本語訳をすることについて著者の許可も取っていません
4)しかし、内容をみなさんと共有する緊急性があり、勉強のために試訳をしているにすぎません
サイトをご紹介いただき、添削していただいたSさんに、深く感謝いたします。
もとの英文は下記にあります。
スラオミール・グリュンベルグによるドキュメンタリー:
http://www.logtv.com/films/chelyabinsk/


CHELYABINSK :
The Most Contaminated Spot on the Planet

チェリャビンスク:地球上で一番放射能汚染したところ


For forty-five years, Chelyabinsk province of Russia was closed to all foreigners.Only in January of 1992 did President Boris Yeltsin sign a decree changing that.Shortly afterwards, I made my first trip to this region, which later Western scientists declared to be the most polluted spot on earth.

ロシアのチェリャビンスク州は、45年間にわたって外国人に閉ざされていた。ただ、1992年1月になって初めて、ボリス=エリツィン大統領がその法令変更に署名した。その後、短期間、私は、西側の科学者たちが後になって地球上で最も汚染された地域だと断言するこの地を、初めて訪ねた。


In the late 1940's, about 80 kilometers north of the city of Chelyabinsk, an atomic weapons complex called "Mayak" was built. Its existence has only recently been acknowledged by Russian officials, though, in fact, the complex, bordered to the west by the Ural Mountains, and to the north by Siberia, was the goal of Gary Powers's surveillance flight in May of 1960.

1940年代末、チェリャビンスク市の北80キロメートルほどに、「マヤーク」と呼ばれる核兵器製造複合施設が建設された。その存在は、最近になってようやくロシア政府によって公式に認められた。実際には、その複合施設は、西にウラル山脈、北にシベリア湿原と接しており、1960年5月のゲイリー・パワーの監視飛行の終着点ではあった。


The people of the area have suffered no less than three nuclear disasters: For over six years, the Mayak complex systematically dumped radioactive waste into the Techa River, the only source of water for the 24 villages which lined its banks. The four largest of those villages were never evacuated, and only recently have the authorities revealed to the population why they strung barbed wire along the banks of the river some 35 years ago.Russian doctors who study radiation sickness in the area estimate that those living along the Techa River received an average of four times more radiation than the Chernobyl victims.

その地域の住民は3回もの原子力の大惨事(❶❷❸)を経験した。マヤーク核兵器複合施設は、6年以上にわたって放射性廃棄物を組織的にテチャ川に投棄した。テチャ川は、川岸に並ぶ24の村の唯一の水源だった。テチャ川沿いの村のうち大きな4つの村はまるで(住民を)避難させられなかったので、最近になってようやく、当局は地域住民に対して、なぜ35年も前にテチャ川岸に沿って有刺鉄線を引いたかを明かした。この地域で放射能による病気を研究していたロシアの医師たちは、テチャ川沿いに生きているものたちが、チェルノブイリの犠牲者より平均4倍以上の放射能を被曝したと判断した。ー❶


In 1957, the area suffered its next calamity when the cooling system of a radioactive waste containment unit malfunctioned and exploded.The explosion spewed some 20 million curies of radioactivity into the atmosphere.About two million curies spread throughout the region, exposing 270,000 people to as much radiation as the Chernobyl victims.Less than half of one percent of these people were evacuated, and some of those only after years had passed.

1957年に、その地域は第2の惨禍に見舞われた。それは、放射性廃棄物を収納する装置の冷却系統がうまく作動せず爆発したというものだった。爆発は2千万キューリーもの放射能を大気圏にばらまいた。およそ2百万キューリー(の放射能)が地域一帯に広がり27万人の人々がチェルノブイリの犠牲者と同じくらいの放射能にさらされた。27万人のうち0.5%以下の人々は避難させられたが、何人かの避難は、その後何年もしてからであった。ー❷


The third disaster came ten years later.The Mayak complex had been using Lake Karachay as a dumping basin for its radioactive waste since 1951.In 1967, a drought reduced the water level of the lake, and gale-force winds spread the radioactive dust throughout twenty-five thousand square kilometers, further irradiating 436,000 people with five million curies, approximately the same as at Hiroshima.

3回目の惨事は10年後に起きた。マヤーク複合施設は、そこから出る放射性廃棄物の投棄場所としてカラチャイ湖を1951年から使用してきた。1967年、干ばつが湖の水面を下げ、強風が放射能のごみを2万5千平方キロメーター一帯に広げ、さらに43万6千人の人々が、広島での被爆量とほぼ同じ、500万キューリーの放射能にさらされた。ー❸


In the past 45 years, about half a million people in the region have been irradiated in one or more of the incidents, exposing them to as much as 20 times the radiation suffered by the Chernobyl victims.

過去45年間に、この地域の、およそ50万人の人々が、こうした惨事のうちのひとつかそれ以上によって被曝しており、彼らはチェルノブイリの犠牲者がこうむった20倍の放射能にさらされた


高知県民をなめたらいかんぜ!!
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《写真は高知城公園/げき撮影》

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2007年7月20日 (金)

全国に谺する反原発の声

柏崎刈羽原発のようすは、どうも原発震災そのもののようです。放射能汚染が、危惧されているほどでないことを祈る気持ちでいっぱいです。
きょうは、全国から、抗議行動の日程や、抗議声明への賛同を募る動きが届いています。
沢山東洋町長も、こんな要請文を、内閣総理大臣と経済産業大臣宛に提出されたそうです。
「活断層上および周辺における原発施設の稼働の中止について/緊急要請」をダウンロード

0724ashizuri_2私も新聞に投書しました。

地震列島に原発はいらない!!

7月16日に発生した中越沖地震は、柏崎刈羽原子力発電所を直撃した。今回はっきりした事実は、砂の地盤の上に、原発を建てていたこと。周辺で液状化現象の痕跡が多数見つかっている。いま日本全国に55基の原子力発電所が稼働し、そのほとんどすべてが美しい海岸線に沿った地域に建っている。立地条件が類似しているのは、なぜか。
100万kwhの原子力発電所は、原子炉の中では制御された核爆発により、300万kwhの熱エネルギーを作り、わずかその1/3だけを電気に変え、のこり2/3、つまり200万kwh分を海に棄てている。温排水を海に放出するために、原発は海辺に建つ。
日本列島は、大陸プレートと海洋プレートのせめぎ合いによって形作られた島国であり、この地球上で最も烈しく地震活動が起きている地域のひとつである。しかも、いま、阪神大震災以降の活動期に入っている。放射能汚染をもたらす原発震災の危険性は、55基の原発のどこで起きても不思議はない。
一刻も早く、原発依存のエネルギー政策を終息させる必要があるのではないか。
しかるに、「原子力は、地球温暖化が問題になる今、重要な選択肢のひとつ」などとおっしゃる方もいるので、「原子力発電は海をあたためる装置だ」ということを強調したい。
この国が言うように、二酸化炭素が地球温暖化の原因だとするならば、原子力など決してやってはいけない。放射能のごみを、最後までちゃんとお守りするならば、二酸化炭素を際限なく放出することになってしまう。
むしろ本質的な問題は、原子力発電のもたらしたエネルギーの大量消費慣習であり、このことをこそ見直すべきではないのか。
つくった熱エネルギーの2/3を海に棄てて処分するしかない原発のばかばかしい宿命を、日本全国のみなさんとともに直視しようではありませんか。


高知県民をなめたらいかんぜ!!
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《写真は足摺岬/中島健蔵さん撮影》
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2007年7月19日 (木)

砂上の楼閣/情報の隠蔽

柏崎刈羽原発では、鉄塔が傾き地面に亀裂が入り、水蒸気がもうもうとたちのぼっています。ladybirdさんに知らせていただいた「きっこのブログ」は、これだけの原発震災を大きく報じない日本のマスコミへの政治圧力を示唆、海外では大きく報道されている事実を紹介しています。
きっこのブログ:原発事故は人災です
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2007/07/post_f855.html
BBC:why Japan has stuck with nuclear power despite the risks(なぜ日本はリスクのある原子力にしがみついてきたか)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/6903146.stm
CNN:Mayor orders shutdown of nuclear plant struck by quake in Japan(市長は地震でたたかれた原発の操業停止を命じた)
http://www.cnn.com/2007/WORLD/asiapcf/07/17/japan.quake.ap/index.html

Muroto1_3昨夜のNHKクローズアップ現代では、柏崎刈羽原発の立地条件の悪さを告発していました。今回の中越沖地震ではっきりしたのは、砂の多い地盤の上に原発を建てていた事実です。周辺で液状化現象の痕跡が多数見つかっています。つくった熱エネルギーの2/3を海に棄てて処分するしかない原発のばかばかしい宿命が、日本全国で海岸線に沿った地域に55基もの原発を建設してきました。
しかも、柏崎刈羽原発の場合、直下に活断層の存在がありそうです。

私たちはこういう、自分たちの利権のためには、危険な建造物を活断層上の砂上につくり、危険が現実になったときはマスコミに圧力をかけ、市民が共有すべき情報を隠蔽する権力者たちに支配されてきました。
いまこそ、こういう政治に「わやにすな!!」と声をあげるときではないでしょうか。


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2007年7月18日 (水)

ヨウ素133が洩れたということは

大切な情報が隠蔽されている可能性があります。

0724ashizuri_17号基の放射能放出は、ヨウ素133が絡んでいるというので大問題となります。これが含まれるということは、燃料破損を意味します。よく知られるヨウ素131の半減期は8日ありますが、ヨウ素133はわずか21時間です。したがって半減期の10倍の時間が経過すれば1024分の1に減衰するので、検出はふつうは出来ませんしかしこれが有意に検出されたということは、生成されて(放出されてではありません)わずかな時間しか経過していないことを意味します
 もう一つの考え方は、定格出力運転時には燃料被覆管の内外差圧がほとんどなかったのに、地震により何かが起きて原子炉が急減圧し、燃料内部に溜まっていたヨウ素がピンホールを通じて吸い出されたということもあるかもしれません。この場合、いわゆる燃料破損という定義とはやや異なりますが、それでも漏えいは漏えいですし、それ以外に急減圧を起こした原因は何かが問題になります。
 地震で燃料破損が起きたとすれば、余震が続いている以上その規模は大きくなる恐れが高くなります。
(No Nuke MLより)

防災科学技術研究所のリアルタイム情報
余震分布図を見ると陸側に拡がってきている様子が見えます。 (No Nuke MLより)
http://www.hinet.bosai.go.jp/topics/niigata070716/

けさの高知新聞朝刊のトップ記事:
http://www.kochinews.co.jp/index.htm
柏崎刈羽/原発トラブル7基50件/中越沖地震後/排気筒に放射能
 東京電力は17日、新潟県中越沖地震後に柏崎刈羽原発で確認されたトラブルが、発生当日の火災、水漏れのほか、排気筒フィルターから微量の放射能の検出、低レベル放射性廃棄物入りのドラム缶の転倒など、原子炉7基で計50件に達したと発表した。安倍晋三首相は同日午後、同原発のトラブル発生に関し「(国への)報告が遅かった。ただちに報告するよう厳しく指示した。今回のことはきびしく反省してもらわないといけない」と述べ、東電の対応を強く批判した。原発震災としてはかつてない深刻な事態で、耐震安全性の確保が十分だったか、国や電力会社は見なおしを迫られることになる。
 東電によると、地震で緊急停止した7号基の主排気筒フィルターで、ふだんは検出されない放射性のヨウ素とコバルト、クロムを検出した。・・・
(7月18日付高知新聞朝刊1面トップ記事より)

高知新聞社説【原発耐震性】想定外では済まない:
http://www.kochinews.co.jp/index.htm


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2007年7月17日 (火)

洩れていた放射性物質

きのうの中越沖地震「想定外」の揺れで緊急停止した柏崎刈羽原発では、使用済燃料プールの水あふれ出した(原子炉建屋内部が放射性物質で汚染された状態/首相の視察は建屋までは入らなかった)ばかりか、大気中へ放射性ヨウ素やクロム51、コバルト60など放射性物質が洩れ出ていたことがわかりました。
時事通信:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070717-00000126-jij-soci
東電発表:
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu07_j/images/070717a.pdf
「東電発表」をダウンロード

これまでの情報を参考のために。
東電地震観測記録:
http://www.tepco.co.jp/cc/press/07071603-j.html
原発敷地内に走る亀裂:
http://www.m-kondo.jp/
ロイター通信:
http://www.climateark.org/shared/reader/welcome.aspx?linkid=80194

Muroto1_1排気筒から放射性物質検出=廃棄物棟ではドラム缶倒れる−油漏れも・柏崎刈羽原発

 東京電力から17日、新潟県柏崎市災害対策本部に入った連絡によると、柏崎刈羽原発7号機の主排気筒からヨウ素131、同133、クロム51、コバルト60の放射性物質が検出された。地上の濃度は法令限度以下という。東電は原因を調べている。
 また、地震の影響で同原発の固体廃棄物棟内のドラム缶約100本が転倒。うち2、3本のふたが開いていた。内容物や放射能の汚染状況は不明。一方、同2号機では、原子炉給水ポンプのタービン用の油約800リットルが漏えいしたのも確認されたという。
(7月17日16時1分配信 時事通信より引用)

情報開示が遅いばかりか、「微量だから影響はない」という言い訳が、いつまで通用するのでしょうか。
微量被曝も晩発性障害となりうる」という報告があるし、大気中に放出された場合、生物が吸い込んで内部被曝の危険性があります。無責任な管理者をだまって許していていいのでしょうか!?


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2007年7月16日 (月)

地震列島に原発はいらない!!

また、警告です。けさの新潟県中越沖地震で、震源地からわずか9kmの距離の柏崎刈羽原発では、稼働中の4基が緊急停止、変圧器火災も発生しました。
No Nuke MLのみなさんからいただいた情報を下記にリンクします。
http://www.selectourfuture.org/20070716/picture_01.jpg
http://www.selectourfuture.org/20070716/picture_02.jpg
新潟県Webの「環境放射線監視テレメータシステム」:
http://www.pref.niigata.jp/bosai/genshiryoku/rad-mon.htm
刈羽発電所の「リアルタイムデータ」:
http://www.tepco.co.jp/kk-np/monitoring/mp-j.html
環境防災Nネット:
http://www.bousai.ne.jp/
新聞報道:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070716-00000111-yom-soci

0724ashizuri地震列島大地鳴動の時期に、55基もの原子力発電所を稼働させるこの国の政府、これを見て見ぬふりすることは、狂気の沙汰でしょう。
東洋町長日誌7/17:
http://sawayama.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/news_letters12.html

55基の原発周辺でいつ大地震が起きてもおかしくないし、浜岡原発など東海地震の震源域のまうえにあるのに、プルサーマル計画にゴーサインです・・・
「日本の原発ロシアンルーレット」
http://www.stop-hamaoka.com/news/moret.html

20〜30年のうちに、原発震災が発生し、この国にとりかえしのつかない惨状が現実となるまえに、なんとか原発を止めてしまわなくては!!そう考えています。


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は足摺岬/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2007年7月15日 (日)

原子力発電は海あたため装置

たんぽぽ舎@東京から、もうひとつの新しいパンフレット『地球温暖化問題の本質』が届いていました。小出裕章さん/京都大学原子炉実験所のお話をまとめたものです。
たんぽぽ舎は、
http://www.jcan.net/tanpoposya/hyoushi.htm

Nakatosa「原子力は、地球温暖化が問題になる今、重要な選択肢のひとつ」などとおっしゃる方もいますので、「原子力発電は海をあたためる装置だ」という説を、抜粋してご紹介しましょう。

 この国が言っているように、二酸化炭素が地球温暖化の原因だとするならば、原子力など決してやってはいけないのです。自分たちが産みだした放射能のごみを、ちゃんとお守りしようとするならば、原子力をすればするだけ、二酸化炭素を際限なく放出することになってしまう。
 しかし、本質的な問題は、エネルギーを使うことにこそ、一番の根本問題があります。
 たとえば、100万kwhの原子力発電所は、原子炉の中では300万kwhの熱(エネルギー)を作っています。その1/3を電気に変えていますが、のこり2/3、つまり200万kwhは海に棄てているのです。原子力発電の正体は、海をあたためる装置だったのです。

つくった熱エネルギーの2/3を海に棄てるなどという馬鹿馬鹿しい非効率と環境破壊を続ける原子力発電を、それでも、あなたは黙って見過ごせますか?


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は中土佐の火祭り/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2007年7月14日 (土)

ドイツの原発火災続報2

6月28日のドイツの原発火災について、7月13日付の続報を送っていただきました。

Koutijoukouen7_2ドイツの原発事故 続報
 (ニュースソースはシュピーゲルSPIEGEL-ONLINE、7月13日付)

 6月28日、北ドイツシュレースヴィヒ・ホルシュタイン州内のクリュメル原発で変電設備の火災が発生し同原発が緊急停止した事故で、運転を担当するスウェーデンのヴァッテンファル社に対して地元刑事警察当局は、刑事責任(業務上過失傷害他)を問う準備に入った。会社が事故当日の運転員と責任者名を隠そうとしたため、検察は家宅捜索の許可を申請するところまで行ったが、結局会社側が氏名を提供したので、当事者の聴取を行った。緊急停止自体が不当で、停止操作に不手際(早すぎた)があったことも明らかになって、会社側広報は苦しい言い訳を余儀なくされている。
  連邦政府の環境大臣ガブリエル氏は、仮に州政府レベルで運転再開を認めたとしても連邦政府は拒否すると発言した(応訴も辞さないという決意)。州政府環境大臣は、会社への信頼は崩壊したとして、運転認可取り消しも視野に入れ、原子力法規が許す全範囲内で調査と厳格な対応をすると明言している。一方州議会野党の緑・90年同盟とドイツ自民党は、州の環境大臣が原発への監督能力と迅速な情報提供義務において信頼を裏切ったとして辞任を要求している。ドイツ環境自然保護同盟(BUND)は、ヴァッテンファル社への告発を準備中である。
(どこかと違って、市民も政府国家当局も原発に厳しい監視の姿勢を示すことが分かる。)


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は高知城公園/げき撮影》

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2007年7月13日 (金)

経産省の無謀な計画

経産省は、「次世代高速増殖炉」などと、まだ高速増殖炉計画を諦めていないようです。
あまりにも無謀な計画です、高レベル核ごみを「120%安全」と言ってのけた甘利経産相のことですから・・
http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_07071319.cfm

Muroto1「経産省、大型軽水炉本格開発へ…総額600億、2025年導入目標」

 経済産業省資源エネルギー庁は、電力会社や原発メーカーと共同で、現在の大型原発の約1・3倍の出力となる180万キロ・ワット規模の大型軽水炉を本格開発する方針を固めた。

 官民折半で来年度以降、総額600億円の研究開発費で基本設計を行い、2025年ごろからの導入を目指す。

 国は次世代の高速増殖炉を50年ごろから実用化する考えだが、20年代後半からは、老朽化した現行原発の建て替えが相次ぐと予想される。このため、高速炉導入までの間をつなぐ大型軽水炉について基礎的な調査を進めていた。高速炉が、熱効率の高いナトリウムを冷却材に使用し、全く新しい設計となるのに対し、大型軽水炉は、取り扱いが容易な水を利用する現行炉の延長となる。

 出力を大幅に上げるほか、核燃料のウラン濃度を高めて長期間燃焼させることで、使用済み核燃料の発生量を4割少なくすることを目指す。国内では、使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分地選定が難航し、廃棄物問題に道筋をつけることが最優先課題の一つになっている。また、原子力安全委員会の新指針で認められた免震構造も積極的に取り入れる。開発には、東京電力や東芝、日立製作所、三菱重工業などが参加する。国内では、55基の原発が稼働しているが、このうち20基は1970年代に建設された。現在の安全規制は、原発の運転期間を60年としている。
(2007年7月13日 読売新聞)


《写真は室戸/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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プルサーマルは原子力政策破綻の隠蔽策

きのうに続き、『プルトニウム発電の恐怖』から、プルサーマルの欺瞞性をご紹介しましょう。

Hharisennbonnjpg_7「プルサーマルは原子力政策破綻の隠蔽策」
1995年の高速増殖炉「もんじゅ」事故で状況は一変したのです。高速増殖炉実現の見通しがまったく不透明になりました。実はそのときすでに、先行していた外国はすべて高速増殖炉開発から撤退していました。その理由は、
1)軽水炉にくらべて暴走しやすいなど危険性が格段に大きい
2)そのため安全対策に巨額を要するなど経済的に成り立たない
3)核拡散の危険が飛躍的に増大する
からでした。「資源小国」をかこつ日本は、高速増殖炉の圧倒的魅力に目がくらみ、世界の情勢が見えていなかったのです。
高速増殖炉の破綻は、先送りされてきた原発使用済核燃料処分問題をにわかに浮上させました。六か所再処理工場のある青森県をはじめ各原発立地が、核のゴミに過ぎなくなった使用済核燃料の将来を危惧して、使用済核燃料の受け入れや貯蔵量の増加を忌避したからです。それは、全原発の停止を招きかねない大問題でした。
1997年1月、突然新聞紙上に全電力会社のプルサーマル導入計画が公表され、プルサーマル導入へ向けてめまぐるしい動きが起こりました。それまで30数年間、事実上放置されてきた国策の突然の異常な動きを怪しんだ人は少なくなかったでしょう。
原子力委員会が2003年8月にまとめた『核燃料サイクルについて』には、「プルサーマルが着実に進めば、国内の再処理工場で回収する以上のプルトニウムを利用することになると考えられ、わが国が国内および海外において保有するプルトニウムの総量は減少する傾向になると考えられます」とありました。プルトニウムは、高速増殖炉で増やすものから「減少する」ほうが好ましいものに変わってしまったのです。
余剰のプルトニウムをもたないために、ふつうの原発で燃やすしかないというのが、プルサーマル推進の理由となっています。すなわちプルサーマル計画こそ、核燃料サイクル路線の行き詰まりの産物であり、プルトニウムがやっかいなゴミであることの象徴に他なりません。
(小林圭二 西尾漠/編著『プルトニウム発電の恐怖』2006より引用、下線は引用者)


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真はハリセンボン/岡田充弘さん撮影》

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2007年7月12日 (木)

ドイツの原発火災続報

6月28日のドイツ原発火災等について、ドイツ滞在中の方から現地報告が届きました。

Kochijokoen52_66月末のドイツの原発事故 (ニュースソースはシュピーゲルSPIEGEL-ONLINE と公共テレビ(第1放送ARD))

 6月28日、北ドイツシュレースヴィヒ・ホルシュタイン州内のクリュメルとブルンスヴュテルの両原発が相次いで事故を起こし、同国の脱原発政策を逆行させようとしていた(社民・宗教保守)大連立政権内の保守部分と電力業界は苦虫を噛みつぶしている
 同日13時過ぎにブルンスヴュテル原発でショートが原因の原子炉緊急停止が行われた後、15時にクリュメル原発で大規模変電設備の火災が発生、猛煙を上げて炎上し同原発も緊急停止した。消火は困難を極め、消防士100名以上が出動した。その際、運転業者のヴァッテンファルは当初否定していたが、原子炉設備自体にも、制御弁やポンプ関連で、重大な影響が及んだことが後日明確となった。その原因と火災との関連は今のところ解明されていない。現場の運転担当者が規定にない操作をした可能性や、猛煙の影響で運転室内でもガスマスクを装着する状態だったことなどが取りざたされている。一般に近年の原発関連技術の低下運転員訓練の不備を指摘する声がある。放射能の外部への影響はなかったとされている。
 運転責任者のヴァッテンファル社はこれら事故間の関連性を否定してきたが、今週に入って、地域の電力ネットワーク内の変動の影響など、一連の事故は相互に関連する可能性があることが指摘されている。原子炉本体は当然として、それ以外の設備の異常が大きな事故につながる可能性が懸念されている。
 今回の一連の事故について何より問題視され批判されているのは、電力業者が州政府の最後通告にもあたる要請があるまで状況の報告をしなかったこと、さらに詳しい調査以前に「安全」と「相互無関連」を発表広報したことで、州政府は運転許可の取り消しも視野に入れて、徹底的な調査を行うと言明した。環境保護団体は州政府の指導監督責任を追及している
 つい最近の世論調査では、ドイツ国民の過半数が、脱原発政策の進行状況について、「現状でよい」または「遅すぎる」と考えており、「早すぎる」または「脱原発見直し」を支持するのは4割程度となっている。「ドイツの原発は大丈夫、我々は責任を持てる」と繰り返してきた電力業界に対して疑惑の目が向けられている。 
http://www.spiegel.de/wissenschaft/mensch/0,1518,491362,00.html

広報の姿勢も、隠蔽体質も、原子力については、どこの国も酷似していますね。


高知県民をなめたらいかんぜ!!
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《写真は高知城公園/げき撮影》

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プルトニウム発電の恐怖

昨年秋、『プルトニウム発電の恐怖/プルサーマルの危険なウソ』と題する本が発行されました。著者は、元京都大学原子炉実験所講師の小林圭二さん、原子力資料情報室の西尾漠さん、そして全国各地でプルサーマル阻止の闘いを続けているみなさんです。
少しずつご紹介していきましょう。

Niyodogawakakou_7プルサーマルは、プルトニウムで燃料を作り、いまの原発(軽水炉)で燃料の一部として使うことです。その計画については、主に危険性に注目が集まっています。プルサーマルによって原発の危険性は確実に増大します。しかし、国際道義上の問題はより基本的です。
プルトニウムはもともと地球にありませんでした。それが最初に人の手で作られたのは原爆を作るためです。人類初のプルトニウム利用は、第2次大戦中、アメリカが長崎に落とした原爆でした。一瞬にして数万の住民が殺害され、最終的に約10万人が犠牲になります。しかし、戦後の世界はその未曾有の犠牲よりも破壊力の巨大さに注目しました。大国は熾烈な核兵器開発競争をくりひろげ、アメリカ以外にソ連、イギリス、フランス、中国があいついで核を保有するに至ったのです。
プルトニウムは、原子炉と再処理工場によって製造されます原子炉と再処理は原爆を作るために開発された技術で、のちに原子炉が原発の熱源に、再処理施設が高速増殖炉用燃料製造に転用されました。
しかし、核放棄の見返りであったはずの「平和利用」が、皮肉にも核兵器の拡散をもたらしました。軍事利用と「平和利用」との間に技術的な違いがないからです。インドとパキスタンは、「平和利用」によって原爆保有に成功したのです。
今や世界のすべての国がプルトニウム商業利用の中止や縮小へと向かっています。
日本だけが世界の流れに逆らい、これからプルトニウムの大量利用、大量流通に踏みだそうとしています。プルサーマルがはじまると、事故や核拡散の恐れが格段に高まります。日本がそんな時代にはいることをどの国ものぞんではいません。・・・
(小林圭二さん/まえがきより抜粋引用/下線は引用者)


高知県民をなめたらいかんぜ!!
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《写真は仁淀川河口/西村健一さん提供》

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2007年7月11日 (水)

土佐人の気質

あすは参議院選挙公示日。参院選をまえに高知新聞は県民世論調査をおこない、7月6日から『千の声』という特集記事を連載しました。

Shimanto6_8その第1回目の記事、『郷土愛/住んで良かった66%』に、こんな声があります。

「高知は自由民権発祥の地」「貧乏県だが、いごっそう、はちきんの県民性、人情の厚さを誇りに思う」
自由闊達さや土佐人の気質を、郷土愛や自負心に結びつけている人も多い。
高知市の60代女性は旧窪川町の原子力発電所計画、東洋町の核廃棄物処理施設構想にノーを突きつけた住民運動をひいた。
「住民自治が生きている。自由な風土と伝統は他県に例を見ない」
(7月6日付高知新聞朝刊1面より引用)


高知県民をなめたらいかんぜ!!
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《写真は四万十川/中島健蔵さん撮影》
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2007年7月10日 (火)

制御棒神話の崩壊

この4月、東洋町に泊まり込んで町長選挙をサポートしてくださった、東京の高木章次さんの『日本の原発』という記事から「制御棒神話の崩壊」の部分を、ご紹介しましょう。DAYS JAPAN 7月号からです。

Sukumo_3昨年末の、中国電力のデータ改ざんをきっかけに、経済産業省原子力安全・保安院が、全電力12社に総点検を指示、3月末に報告が出ました。原発に関しては97事例455件という恐ろしい結果が出たのです。4月には、さらに追加事例の報告がありました。

驚いたのは、沸騰水型原発(BWR、原子炉の中で蒸気を作りタービンに送るので、放射能が外に漏れやすく作業員の被曝も多い。再循環パイプ配管は特に地震に弱い)で、定期点検中に制御棒脱落事故やその一歩手前の誤注入事故(合計20件)を多くの会社が隠していたことです。
原発の安全は、(核分裂を)止める、(燃料を)冷やす、(放射能を)閉じ込める、の3つを基本としていますが、その中でも最も重要なのは、核分裂を止めるための制御棒がすべて、原子炉に確実に入ることです。

しかし、2件の脱落事故では、臨界(核分裂が継続する状態)事故まで起こしていました。
北陸電力は、石川県の志賀原発1号基で、1999年6月18日に制御棒3本が脱落し、臨界状態となり、緊急停止もできなかったことを今年3月15日に発表しました。これは暴走事故につながる即発臨界でした。
この事故を公開していれば、茨城県東海村で3ヶ月後の1999年9月に起きたJCOの臨界事故(多数の作業員が被曝、2人死亡)を防げた可能性があったでしょう。
東京電力は、1978年11月2日に、福島第1原発3号基で5本の制御棒が脱落して、7.5時間も臨界状態になっていたを、今年3月22日に発表しました。

今回の隠蔽発覚問題では、密室の中で拙速な収拾が進められています。問題点は
1 情報公開がきわめて不十分で、何がおきたのか不明のまま
2 国は制御棒(駆動装置)の構造的欠陥について検討せず、操作手順の問題にすりかえ
3 国は原子炉等規則法違反による運転停止や運転取り消し処分を回避


高知県民をなめたらいかんぜ!!
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《写真は宿毛/中島健蔵さん撮影》
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2007年7月 9日 (月)

原発ー国と業界の癒着

市民サイドから原発の情報を提供している原子力資料情報室。毎月発行されている「原子力資料情報室通信」395号巻頭記事は「原発ー国と業界の癒着と腐敗は底知れない」です。
抜粋してご紹介しましょう。

Tokeisou2ひとりの技術者の内部告発がきっかけで、2002年8月、「東京電力検査記録改ざん・隠蔽事件」が明らかになった。東電は全面的に非を認め、全原発を止めざるを得なくなった。(詳細は『検証 東電原発トラブル隠し』岩波ブックレットNo.582)その事件のおりに、国が行なってきた定期検査でも不正が行われており、原発の安全性の根幹がまったくの虚構だったことが判った。
このたび、(今年)3月30日に、全電力12社から過去にさかのぼった総点検の結果が国に報告された。そのうち、原発に関しては、東電の230件、中電の123件など455件を数える。実に多くのデータの改ざん、擬装、ねつ造、隠蔽が行なわれていたわけであるが、本来は2002年の事件のときに出されるべきことであった。国も電力もプラントメーカーも寄りかかり合い、馴れ合ってきた原子力村の内情がまたひとつ見えてきた。
しかも、4月13日の原子力安全・保安院に対するヒアリングで担当者は、「総点検は全社で7万人の関係者から事情聴取した」が、「法律に基づく報告徴収ではないので、ウミが全部出切ったかどうかは分からない。これ以上の追加報告を国としては求めていない今後さらに出てくる可能性は否定できない」と答えた。


高知県民をなめたらいかんぜ!!
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《写真はトケイソウ/げき撮影》

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2007年7月 8日 (日)

人類の歴史と核

たんぽぽ舎@東京から、新しいパンフレット『人類の歴史と核』が届きました。小出裕章さん/京都大学原子炉実験所のお話をまとめたものです。
たんぽぽ舎は、
http://www.jcan.net/tanpoposya/hyoushi.htm

Tokeisou1貧困に苦しむ人々とエネルギー浪費をする人々」というサブタイトルの箇所には、世界の「エネルギー消費の格差と不公平」のグラフがあって、地球上60数億の人々のうち、たった1/4の人間が世界全体のエネルギーの8割を使い、のこり3/4の人間はのこり2割のエネルギーしか使っていない状態を示しています。合州国やヨーロッパ諸国、石油産油国、日本や韓国などがエネルギー浪費国家群であり、それ以外のアジア、アフリカ諸国などはエネルギーを使えないために死んでいくエネルギー窮乏国家群です。

この事実は、原子力発電によるエネルギーの大量消費を生活習慣としてきた私たち日本人に、決断を迫る内容ではないでしょうか。


高知県民をなめたらいかんぜ!!
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《写真はトケイソウ/げき撮影》

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2007年7月 7日 (土)

ドイツで原発火災

ドイツ/ハンブルグ近郊のクリュメル原発変電施設で6月28日火災が発生、2時間後に鎮火したそうです。
原子炉に損傷はなかったようです。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/archive/news/2007/06/29/20070629ddm007030099000c.html

シュピーゲルのサイトに映像があります。白い液体で消火しています。
http://www.spiegel.de/wissenschaft/mensch/0,1518,491362,00.html

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九州で反核集会

きょうは、佐賀市と唐津市で反核集会があり、澤山保太郎東洋町長が連帯の檄をとばすそうです。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~pulusagamaru/index.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070708-00000259-mailo-l41

Monoibe2_7佐賀県では、4万9609名の署名を添えて直接請求したプルサーマル県民投票条例制定案(「プルサーマル・大事なことは住民投票で決めよう佐賀県民の会」請求)が、2007年1月の臨時佐賀県議会で否決された経緯がありますが、ねばりづよく反核運動を続けています。

沢山町長は、7月4日の高知大学学生主催の討論集会でも、反核運動が住民自治を主体的に展開する契機になったことを力強く語っていました。
http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_3b0b.html

この国で、ほんとうの市民社会を実現するために、反核/平和運動がその推進力になると確信しています。


高知県民をなめたらいかんぜ!!
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《写真は中島健蔵さん撮影》
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2007年7月 6日 (金)

日本の青空

『日本の青空』は、すばらしい映画でした。必見です。
http://www.cinema-indies.co.jp/aozora/index.html

Jiyuuminken1_2いま、「平和憲法」が「戦争のできる」憲法に変えられそうな情勢ですが、この日本国憲法は、植木枝盛の私擬憲法の流れをくむ鈴木安蔵ら憲法研究会の「憲法草案要綱」を手本にしており、決してGHQオリジナルの押しつけ憲法ではないことが、よくわかります。
きょうから3日間、高知市自由民権記念館で上映されます。
1回目/10:30〜12:33、2回目/13:00〜15:03、3回目/15:30〜17:33、4回目/18:00〜20:03

きょう会場で「高知県・核廃棄物拒否条例」制定に向けた署名運動をさせていただきました。
ほどんど100%の方が、応じてくださいました。ありがとうございました!!

高知県民をなめたらいかんぜ!!
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《写真は自由民権記念館/げき撮影》

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2007年7月 5日 (木)

劣化ウラン弾

きのう7月4日は、高知市が空襲で丸焼けにされてから62年目の「高知空襲の日」。市内2か所で、二度と戦争をおこさないよう、平和を祈念する空襲展が開催中です。

先だって話題になった劣化ウラン弾ですが、日本の原子力発電所は核燃料を米国に依存しているので、湾岸戦争以降米軍が多用する、きわめて非人道的な核兵器と私たちとは無関係ではないのです。
Hamanoprokumo_17劣化ウランは、ウラン核燃料や核爆弾製造のために、ウラン235を製造(濃縮)する過程で大量に発生する核のゴミ
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/UMRC/du_human_effect.htm
天然ウラン(ウラン235:0.7%)を濃縮して核燃料(ウラン235:3〜5%)は作られますが、その過程で大量の低濃度ウランが発生します。一般に核燃料1kgを製造するために、0.2〜0.3%という天然ウランよりもウラン235の含有率が低いウランが5〜10kg生み出されると言われています。これがいわゆる劣化ウランです。この劣化ウランには全く使い途がありません。つまり核のゴミに他ならないのです。
劣化ウラン弾とは、その「核のゴミ」から作った兵器
劣化ウランは、原発の燃料としては使えないのですが、鉛より1.7倍も大きい、非常に大きい密度を持ち、また非常に堅いため、放射能による被害を考えなければ、戦車や装甲車両の装甲を打ち抜くための砲弾(装弾筒付有翼徹甲弾(APFSDS)という特殊な砲弾)の材料としては最適な物質です。1991年の湾岸戦争では、劣化ウランは戦車砲弾や航空機の機銃弾として使用されていましたが、1997年以降アメリカは、貫通爆弾や巡航ミサイルなど、さまざまな兵器に劣化ウランを大量に使うようになっていると言われています

米軍は1995年、沖縄県鳥島で1520発の劣化ウラン弾を射撃。この事実を1年間秘匿していたが、ワシントンタイムズのスクープで明るみにでた。
劣化ウランの半減期が地球の寿命と同じと知り驚倒するのは私ひとりではあるまい。
(『劣化ウラン弾 Metal of Dishonor』日本評論社/1998より引用)

核のごみは、ウラン鉱山採掘段階から、核燃料の濃縮工程を経て、再処理に至るまでの全プロセスで発生します。その捨て場に困って、いや戦争を意図して、兵器転用されるなどということは、人間ではなく悪魔の仕業としか思えません。


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2007年7月 3日 (火)

活字を読まない羊たち

「活字を読まない羊たち」というコラムが、日曜日の高知新聞に掲載されていましたので、ご紹介します。

Sendan2きちんとした文章を読まない、書かない、情報は必要なものだけネットで、という世代が増え続けて行き着く先は、杞憂かもしれませんが、私は日本人の総幼稚化、物事の表層しか見ない人が急増するように思えてなりません。・・
きちんとした文章を読む、そして書くという行為は間違いなく脳の前頭前野を鍛え、感情をコントロールし、想像力を豊かにすると脳学者は指摘します。・・
「民」の字源は、「針で目をつぶされた奴隷」。最後に書く斜めの線は、瞳を突く針だった象形文字の名残です。
物事の本質が見えない、あるいは見ようとしない民は、表面的な情報に流され言いなりになる奴隷かもしれません。国にとってはコントロールしやすい、お上に従順な羊ともいえます。
活字を読まない羊たちを眺めながら、陰でほくそ笑んでいる人はだれでしょうか。
(7月1日付高知新聞朝刊社会面より抜粋引用)

じつに同感です。
インターネットは使い勝手のいい道具ですが、何のために使うのかという明瞭な目的意識や、自制の意識に欠ける使い方がはんらんしていて、おぞましく感じることがあります。


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は栴檀の花/げき撮影》

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2007年7月 2日 (月)

47都道府県で説明会

高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定が難航しているため、経済産業省資源エネルギー庁は28日までに、処分事業の説明会を47都道府県すべてで開くことを盛り込んだ取り組み強化策の原案をまとめたようです。
国側は必死になって、核のごみ捨て場を確保するつもりですね。
http://www.shikoku-np.co.jp/national/main/article.aspx?id=20070628000244
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000706290003

Hharisennbonnjpg_6総合資源エネルギー調査会の放射性廃棄物小委員会で7月中に取りまとめ、今秋にも実施する。
エネ庁は「処分実施を前提としたものではなく、国民一人一人に説明するのが目的」としており、放射性廃棄物を持ち込ませないことを条例で定めている北海道や原子力関連施設や地層研究施設受け入れにあたり、受け入れない方針を明らかにしている青森、岐阜両県でも開催する。
説明会は原則として都道府県庁所在地で、事業主体の原子力発電環境整備機構と開催。自治体担当者や市民に参加を呼び掛け、地元の新聞、放送局にも協力を求める。
(6月28日付四国新聞より引用)

青森県は2代前の北村正哉知事の時代から、高レベル廃棄物処分場を県内に受け入れないという方針を明確にしている。説明会の開催は、県内に微妙な波紋を広げそうだ。
県内のある電力関係者は、説明会開催について「(放射性廃棄物の持ち込みを条例で禁じている)北海道や、青森県はピリピリするのではないか」と話す
県幹部は「まだ(説明会を開くと)決まったわけではないので、コメントできない」と話した。
経済産業省資源エネルギー庁の放射性廃棄物等対策室は「青森でも説明会は開くが、(処分地選定の)応募を、開催の前提としているわけではない」と説明する。
(6月29日付朝日新聞/青森より引用)


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード

《写真はハリセンボン/岡田充弘さん撮影》

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2007年7月 1日 (日)

高知大学で討論会

今週水曜日の午後、高知大学朝倉キャンパスで「揺れる東洋町を考える」と題した討論会が開催されます。
とき:7月4日(水)13:00〜14:30
ところ:高知大学朝倉キャンパス210番教室
ゲスト:澤山保太郎町長
主催:揺れる東洋町を考える会(代表:山本健一/高知大学農学部)

Mihara_1東洋町でおきた高レベル放射性廃棄物最終処分場問題をとおして、東洋町のかかえる財政問題に見る地方自治体の課題を主題として、討論会形式で当事者の生の意見を聞き、質問をまじえて疑問点を明らかにし、これからの自分たちひとりひとりの行動に生かすべく、考察を深めたいと思います。
市民のみなさんも、どうぞ、ご参加ください。
公共交通機関をご利用ください。電停・バス停/朝倉高知大学前/正門からまっすぐ南へ徒歩3分/車でお越しの方は守衛室にご相談ください。
(高知大生から送られたチラシより一部改変)

人間は自由に生きているか!?
人間は自己のおかれた状況を変革しうるか!?
澤山町長の筋金入りの政治哲学を、若者たちに、たっぷり吸収してもらう絶好の機会ですね!!


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は三原/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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