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2007年6月18日 (月)

電磁波で小児白血病・・

日本列島に55基稼働中の原子力発電所から高圧電線をはりめぐらし、20%ともいわれる電力ロスを見逃しながら、しかも高圧鉄塔周辺のこどもたちに白血病や脳腫瘍を発症させている原子力発電。
Yoshinorivar_1その実態は、WHOに協力して日本全国でも疫学調査がおこなわれ、5年前と4年前に報告されていました。大手マスメディアはほとんど報道しませんでしたが・・・当時、高知新聞はトップ記事として掲載していました。
http://www.marrow.or.jp/tokyo/report/no126/02.html
http://www.inetmie.or.jp/~kasamie/Denjiha0824Asahi.shtml

けさも高知新聞朝刊のトップ記事は、WHOが「電磁波は小児白血病との関連が否定できないから、予防措置を勧告し、初指針を出した」という見出しです。オール電化住宅や携帯電話、便利さ快適さを追求して電気を大量消費させる原発が、いかなる罪悪を犯し続けているか、そういう観点でごらんください。

電子レンジなど電化製品や高圧電線が出す超低周波電磁波の人体影響について、世界保健機構(WHO)が「小児白血病発症との関連が否定できない」として、各国に対策法の整備など予防的な措置をとることを求める勧告をもりこんだ「環境保健基準」を17日までにまとめた。電磁波の長期的な健康影響についての初の国際指針で、18日にも公開する。WHOは、具体的な規制値は示さなかったものの、日本や米国などでの疫学調査から「常時平均0.3〜0.4マイクロテスラ(テスラは磁界や磁石の強さを表す単位)以上の電磁波にさらされていると小児白血病の発症率が2倍になる」との研究結果を支持。「電磁波と健康被害の直接の因果関係は認められないが、関連は否定できず、予防的な対策が必要だ」と結論づけた。
(6月18日付高知新聞1面より一部引用)

小児白血病については「直接の因果関係は認められない」とは電力関係業界への"配慮"にみちた表現ですが、たとえば携帯電話や電子レンジに使われるマイクロ波の場合、ごく微細な電波が物質内部の「水」分子を振動させ、熱を帯びさせます。たべものが"チン"されると同じように、頭蓋骨のうすくてやわらかい子どもたちの頭の中も携帯電話で"チン"されて脳腫瘍ができる危険性が高いことを、サーモ(熱変化を視覚化)映像で見たことがあります。
この「因果関係」ははっきりしているので、ヨーロッパの何カ国かは、15歳以下の子どもたちに携帯電話を使わせていないと聞きます。また、「因果関係」が証明できない段階でも、危険を回避する予防原則の考え方により、西欧ではこどもたちが集まる施設は、送変電施設から離すのは常識だそうです。
日本では、大企業の利潤追求のためにマスメディアはとても"配慮"していますね。


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は吉野川/西村健一さん提供》

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コメント

NPO法人がWHO基準を翻訳したものが下にあります。
http://www.csij.org/04/electromagnetic/WHO_EHC_Japanese1.2.pdf
 正確には、実験結果の因果関係は磁界以外にも考えられ、正確には考慮できないと言っていますよね。また、
「実験的証拠及びメカニズムによる証拠はすべて、事実上、低レベルのELF磁界と生物学的機能または疾患の状態との間の関連性を裏付けることに失敗している。」
ともあります。

 あと環境科学研究所の結果も症例数が少なすぎて、優位なものとは言えないという評価です。

 たとえば、携帯電話の電磁波が影響あるとして、なぜ成人には磁界による影響があるという研究報告が1件もないのでしょう。「頭蓋骨のうすくてやわらかい」というのは関係ありません。厚くて堅くても磁界は通り抜けます。
 また磁界の大きさでいえば、ヘアドライヤーが強力です。(携帯はせいぜい数十mAでしょうが、ドライヤーは10Aと3桁も大きいのです。)いままで何十年も使われてきたヘアドライアーでは影響はないんですよね。

投稿: goronta | 2007年10月29日 (月) 12時56分

電磁波をキーワードにこのブログを拝見。

WHOのEHCは6月18日に刊行されました。原文英文で400ページを越える大作です。
読まれました?

投稿: bemsj | 2007年6月20日 (水) 17時19分

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WHOは、具体的な規制値は示さなかったものの、日本や米国などで、の疫学調査から、「常時平均0.3~0.4マイクロステラ(ステラは磁界や磁石の強さを表す単位)以上の電磁波にさらされていると、小児白血病の発症率が2倍になるとの研究結果を支持。「電磁波と健康被害の直接の因果関係は認められないが、関連は否定できず、予防的な対策が必要だ」と結論づけた。日本では、1999年国立環境研究所の故・兜真徳(上級主席研究員)らによる15歳未満の白血病の子供を対象にした疫学調査で0.4マイクロステ...... [続きを読む]

受信: 2007年6月21日 (木) 01時58分

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