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2007年6月の33件の記事

2007年6月29日 (金)

東洋町の民主主義

けさの高知新聞は、沢山保太郎東洋町長の、法的にすじをとおした行政手腕を紹介しています。

Nami_20東洋町観光協会が町有地を駐車場として管理運営するなどしていた問題で、同町は28日までに、7月から町直営で管理することに決めた。
問題となっていたのは、生見海岸東側と町役場前の駐車場、生見、白浜両海岸のシャワー施設。それぞれ町有地などを町と観光協会が駐車場に整備し、同協会が管理。昨年度は同協会に駐車料金など1600万円余りの収入があった。
このほか、町が白浜海岸に整備した宿泊施設「自然休養村」とキャンプ場「青少年旅行村」についても、町が管理運営委託料を同協会に支払ってきた(昨年度は約240万円)。
これについて、沢山町長は「公有地で駐車料金などを徴収するのは法的根拠がない」と疑義を表明。同協会側は「協会が勝手な判断で収益を上げていたかのように言われるが、町との了解の下でやってきた」「収益は観光事業に充ててきた」と反発し、会長が今月25日に辞任している。
町は「駐車場などの設置管理条例がなかったのは町の責任」とし、町議会で条例を制定。駐車場やそのほかの施設も直営で管理することにした。取材に対し、沢山町長は「協会に対するこれまでの説明のなかで、どういう点が法令違反なのか納得してもらえるような説明が十分にできていなかった。この点はおわびしたい」と釈明した。
そのうえで、同協会との協力態勢を構築する方針を示し「(同協会が主催していた)7月の納涼祭に向け、町が呼びかけて実行委員会をつくる。寄付金集めにも協力したい」としている。
今後、同協会に対しては、事業ごとの補助金の申請があれば受け付ける。また、役場内にある協会事務局については、協会職員を町が臨時職員として雇用し事務をサポートする。
同協会の福沢良雄/新会長(75)は「規則に違反していた面があるかもしれないが、協会は町の補助金に頼らないよう懸命に取り組んできた。町長の発案でこれからは町民全体で観光事業を進めることになったので、協会としても観光振興につとめる」としている。
(6月29日付高知新聞朝刊地域面より)


沢山町長のブログには、民主主義のルールまもるとはどういうことか、丁寧に書かれています。
http://sawayama.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/news_letter_14.html#comment-19589630
http://sawayama.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/news_letter_15.html
全国で警察の捜査費に疑惑が深まるなか、
私たち市民も、行政に眼を向け、不正を見逃さないよう筋をとおしていくことが大切ですね。


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2007年6月28日 (木)

原子力政策の民主的運営

きょう「原発さよならネットワーク高知」は、6月定例議会会期中の高知県議会でロビー活動をしました。
複数の県議さんから知らせていただいたのですが、『核廃棄物拒否条例』について橋本県知事は「そうした条例を作ることには、今のところ賛成できません」「住民や議会の意向が反映できるような制度に改めさせることが筋道ではないか」と発言したそうです。
http://hb5.seikyou.ne.jp/home/jcp-kochikengidan/
危険いっぱいの原子力政策に、はたして民主的運営が成立するのでしょうか?

Monobe2_16住民の意識がもりあがってきて、自然に「条例をつくろう!!」となった東洋町はすばらしい。
高知県民は、のどもとすぎれば、すぐに忘れる。20年以上前に、県下19か所が、住民の知らないうちに高レベル放射性廃棄物の最終処分場候補地として調査済だったことも、100万年間も放射能の減衰しない強烈な核のごみが、南海地震の常襲地帯である高知県に埋め捨てにされる寸前までいったことも、・・2ヶ月たてば、もっと大切そうなことに眼を奪われ、同じ騒動が起きない保証をつくらずに平気でいられる。
でも、そうではない高知県民もいます。未来のいのちと地球環境を護るために、私たちにできることは、原子力発電と放射能汚染について学び、暮らしとエネルギー消費のありかたを見直すことではないでしょうか。
こうした問題を県民の大多数が共有できるまで、請願署名(現在2万5千筆ほど)を続けます。


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は物部/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2007年6月27日 (水)

文化遺跡と景観権

Kochijokoen52_5高知城北側の城郭遺跡に9階建てマンションが建設されるのを止めるためには、高知市(最終判断者は市長)が国に史跡指定を申し出るしかありません。
きょうは、友人とともに、高知市議会経済文教委員会に出席しました。彼女が、幼いころから見守ってきた高知城周辺の変化、文化遺産を無計画につぶしてきた経緯を憂う訴えを、胸をふさがれる思いで聴きました。
この運動は、高知市民の、文化遺産を護りたいという誇りをかけた闘いであり、現実的には高知のシンボル高知城を遮る、県外資本によるでかいマンションはいらん! という市民の景観権の問題だと思います。

きょうの委員会では、採択5、不採択5の同数で、中野城久委員長(すてきなお名前です/公明党)の判断で不採択となりました。
こういう場合、本会議で審議されるそうです。日程的には、6月29日(金)午後1時以降になりそうだとのことです。
行方を見守りましょう!!


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は高知城公園/げき撮影》

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2007年6月26日 (火)

プレカリアートの叫び

「プレカリアート」に眼がくぎづけ。
イタリア語のプレカリオ(不安定な)とプロレタリアート(労働者階級)とを重ね合わせた新しい言葉、ユーロメーデーに登場、日本にも伝わってきたとか。
日本の非正規雇用の労働者は、労働人口の3人に1人に達しているそうです。けさの高知新聞には、労働運動の現場にひろがっている、フリーターや派遣労働者など雇用の不安定さ強いられた人びとの叫びが紹介されていました。

Tosayamahujinohana2_1「フリーターユニオン福岡」主催の集会とデモでは、月収10万円程度のワーキングプアの若者も目立つ。「企業は皆をおだてて低賃金で働かせ、一方的に使い捨てにしてきた。自己責任論にだまされてはいけない。プレカリアートは団結を」と呼びかけた。道ゆく人びとから「その通り」と歓声がとんだ。「企業のカネ余りが伝えられるのに、フリーターや派遣が食べていけない世の中はおかしい。働くということは世の中でだれが主人公なのかを問い直したい」と。
「首都圏青年ユニオン」は、非正規からの相談を受け、2000年から年間70回の団交、40件余りを解決してきた。「店を1週間かけてリニューアルするから来なくていい」と言い渡され、「こんな理由でクビは許されない」と訴えて団体交渉、解雇を撤回させ、未払い残業代も支払わせた。
「ガテン系連帯」は、「命をおとす危険性もある作業をしているのに、ぼくらを人間扱いしないことが一番の問題」「派遣会社も派遣先もこれ以上労働条件を下げて現場でモノづくりができるとは思っていない。事態は大きく動きだした。声をあげることが大事だ」と。
ホームレスと連帯する労組「ユニオンぼちぼち」は、「明るいビンボー★メーデー」を開いた。「電話相談で一番多いのは中途解雇。ホームレスは30−40代が多く、派遣で働くうち気づいたら野宿していたと聞き、人ごとと思えなかった」と。
こうして新しく誕生する労組は、ひとりでも入会できて、ネットで情報交換し、団交があればゲリラ的に動く。
(6月26日付高知新聞朝刊より抜粋)

企業本位の政策が跋扈するこの資本主義社会の末期的状況に、声をあげ行動する若者たちが全国にいた、やっぱりいた、そう、黙っていてはいけない!! 
連帯ののろしを上げよう!!


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は高知市とさやま/げき撮影》

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2007年6月25日 (月)

東洋町住民投票条例可決

きょうの東洋町6月定例町議会最終日、澤山保太郎町長が19日に提案した、町の重要な問題については投票で町民に賛否を問う住民投票条例を可決成立しました。
http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_9ea7.html
全国に例のない、常設住民投票条例を可決成立した東洋町は、今年1月の「恥」を「誇り」へと昇華し、民主主義の制度を着実に創りあげています。おなじ県民として、胸のすく思いです。

Nami_19東洋町 住民投票条例可決
高レベル放射性廃棄物の処分場調査の問題に揺れた東洋町の議会は、25日、町の重要な問題について住民投票で直接、町民の賛否を問うことを定めた条例案を可決しました。
東洋町の6月定例町議会では、最終日の25日、沢山保太郎町長が提出した議案の採決などが行われました。
このうち町の重要な問題について住民投票で直接、町民に賛否を問うことを定める条例案が、賛成多数で可決されました。
この条例案は、前の町長が放射性廃棄物の処分場調査に独断で応募した経緯を踏まえて提案されたもので、有権者の半数以上が投票すれば住民投票が成立することや、その投票の結果を町長と町議会は、尊重しなくてはならないことなどが規定されています。
このほか、25日の町議会では、▼沢山町長の任期が終わる平成23年4月まで副町長を置かないことを定めた条例案や、▼一般会計の補正予算案などが原案通り可決されました。
一方、5人の定員が全て空席になっている町の教育委員に新たに4人を任命することに議会の同意を求めた議案は、3人については同意されましたが、1人については同意されませんでした。
(NHK高知放送局ニュースより)


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2007年6月24日 (日)

核開発に反対する会

きょう6月24日(日)、「核開発に反対する会」が結成されました。
京大原子炉実験所の小出裕章さんのメッセージを、たんぽぽ舎さんから手に入れましたので、ご紹介します。

Photo_25日本では、政府、産業、マスコミが一体となって、長い間「核」という言葉と「原子力」という言葉を使い分けきた。たとえば、英語の「Nuclear Weapon」を日本語に訳す場合には、「核兵器」と訳し、「Nuclear Power Plant」を訳す時には、「原子力発電所」にしてしまう。英語では同じ「Nuclear」という単語を「核」と「原子力」に使い分け、「核」は「軍事利用」で悪いもの、「原子力」は「平和利用」でよいものと宣伝してきたのであった。そのため、多くの人々は「核」と「原子力」は別物だと思っている。しかし、技術に「軍事」も「平和」もない。かつて野坂昭之さんが、それを「戦時利用」と「平時利用」でしかないと書いたが、平時には「平和利用」のはずであった「原子力」も、戦時になれば「軍事利用」として利用できる。
 日本はすでに「平和利用」を標榜しながら「原子炉」、「ウラン濃縮」、「使用済み核燃料再処理」の3つの原爆製造中心技術を手に入れてしまった。非核保有国では世界で唯一の国である。さらに、すでに50トンに上るプルトニウムを分離して、懐に入れており、それで長崎型の原爆を作れば、数千発分を作れる。
朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)が仮に原爆を保有しているとしても、せいぜい長崎原爆数発でしかないことを思えば、核開発に関する限り日本の方が遥かに悪い。
 更なる問題は、高速増殖炉の「もんじゅ」が試運転開始早々に事故を起こしてしまいすでに12年にも亘って停止したままであるにも拘わらず、日本が高速増殖炉開発を諦めないことである。その理由は、高速増殖炉を稼動させれば、超高性能核兵器を作る材料となる超高純度プルトニウムが手に入るからである。
 核開発をしないための最善にして唯一の手段は、核=原子力技術に手を染めないこと、そして原爆材料であるプルトニウムを分離しないことである。
 結成大会のご成功を祈念します。
          京都大学原子炉実験所 小出 裕章

小出裕章さんのパンフレットが2冊発刊されます。
いろりばた会議の講演会でのお話を元に加筆修正したものをパンフレットになりました。
1『人類の歴史と核』……………B5判36頁
 −貧困に苦しむ人々とエネルギー浪費をする人々−
   1)人類の誕生とエネルギー消費
   2)JCO事故の恐ろしさと放射線被曝
   3)原子炉の考案とマンハッタン計画
   4)死の灰を作り出す原子力発電
   5)貧困に苦しむ人々とエネルギー浪費をする人々
2『地球温暖化問題の本質』……………B5判28頁
 −「原子力発電所」を正しく呼ぶと「海暖め装置」−
   1)「炭酸ガス増加」と「温暖化」どちらが先か
   2)「原発推進」の言い分
   3)ごみ(放射性廃物)の問題
   4)原発は地震に耐えられるか
   5)「原子力発電」でなく「海 暖め装置」
   6)ねずみ算式に増えるエネルギー消費
時宣を得た内容です、ご活用下さい。7月7日発行、各400円。
連絡先:たんぽぽ舎
http://www.jcan.net/tanpoposya/hyoushi.htm


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は岡田充弘さん撮影》

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2007年6月23日 (土)

ピースウェイブin高知

今年も"ピースウェイブ2007 in 高知"が、6月25日(月)から開幕します。

Shimanto6_77月1日(日)〜8日(日)の「戦争と平和を考える資料展」は、広河隆一さんの"チェルノブイリ写真展"とともに、"東洋町から高レベル放射性廃棄物を考える"資料も展示予定です。会場/自由民権記念館展示室、時間/9:30〜17:00(最終日16:00まで)

7月6日(金)7日(土)8日(日)は「平和映画祭」で『日本の青空』が上映されます。会場/自由民権記念館 民権ホール、時間/①10:30 ②13:00 ③15:30 ④18:00

7月7日(土)の「アジアの人びとが連帯する集い」は、高知県出身の評論家であり、比較文化精神医学のフィールドワークも続けておられる、野田正彰さん講演会『"盧溝橋"から70年 ー戦争の文化をひきずってきた私たちー』です。会場/高新文化ホール、時間/13:30〜16:00
「070707nodasan.pdf」をダウンロード

Jiyuuminken1_1昨年7月には、平和を考える市民セミナーと、私たちのNPO法人土といのちの共催で、野田正彰さんに『あすを開く対話』を講演していただき、たくさんの働き盛りの女性のみなさんにお聴きいただきました。
きっかけは、高知新聞に掲載された『"虚仮(こけ)"という社会病理』と題する野田さんの政治評論記事でした。
そのご、著作を読みあさり、とくに先の戦争体験者への聞き取り調査にもとづく『戦争と罪責』に、日本人の行なった戦争の実態を知り、また周恩来首相の捕虜処遇実態をも初めて知りました。

きょう6月23日は、沖縄での日本軍の組織的戦闘が終結して62年目の、沖縄「慰霊の日」。70年安保を闘った私たち世代には、「沖縄反戦デー」と呼ぶほうが親しい。
沖縄戦犠牲者20万人の半数近くが、兵隊以外の一般県民や子供で、しかも日本軍に迫られた集団自決でした。今回の教科書検定「集団自決に日本軍の関与はない」とするごまかしに、沖縄県民の多くが怒りの意見書を提出したと聞きます。
「語やびら戦ぬ世 創やびら平和ぬ世」
http://www.bund.org/news/20060705-1.htm

まったくこの国の為政者は、「集団自決に日本軍の関与はない」とか、「(核ごみ捨て場は)120%安全」とか、史実をねじまげ、事実に学ばない、じつに情けない連中ではないですか・・・軍靴の音、放射能汚染の気配がどんどん濃厚になってきます。黙っていていいのでしょうか!!


高知県民をなめたらいかんぜ!!
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《写真上は四万十川/中島健蔵さん撮影、写真下は自由民権記念館/げき撮影》
写真上は【禁転載】でお願いいたします。

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2007年6月22日 (金)

東洋町キャンドルナイト

きょうは夏至。ろうそくの灯りで静かに語りあおう、というキャンドルナイトが世界中で企画されています。地球環境保護運動の一環ですね。
東洋町でも、生見の浜でキャンドルナイトだそうです。ロマンチックですね。

Shimanto2_8夕方5時半ごろ生海海岸に集合して30分ほどビーチクリーニングし、18時ごろからそれぞれに夕食を楽しむ”浜弁当”タイム。
そのあとキャンドルの用意をして、みんなでキャンドルに点火。
最後は、メインキャンドルに火を点して、みんなで東洋町の未来のことを考える時間をもとうというものです。

地元の方やサーファーさんたちに呼びかけて、アットホームな規模での開催です。キャンドルは企画してくださった方たちで手作りしてくれました。廃食油を使って作ったエコキャンドルです。

このキャンドルナイトが東洋町の未来に明るい光をともすきっかけの一つになることを願ってでかけます。今日は東洋町でキャンドルナイトです。
(江利香さんからのメールでした)


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は四万十川/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2007年6月21日 (木)

ひまわり/太陽は反核の象徴

東洋町の町おこしのための、花いっぱい作戦のリーダー弘田さんのお話では、いま、どこにどう植えるか場所を検討している段階だそうです。紫陽花は、一度植えたら花のあと、年1回切る手入れでいいので、大歓迎と。
きょうは、また、素敵なアイディアがとどきました。

Ajisai3_1仕事中にひらめいたので、勢いのあるうちに、メールしました。

東洋町の気候に無理の無い、おおかたの人が好きな、見に行こうかと思わせる花がいいと思います。
出来ればあまりデリケートではない植物がいいですね。

Kannnouraekitohimawariそこで、ヒマワリを大量に植えるのはどうか。南国らしく、陽気な明るいイメージがあり、見栄えがするし、結構皆が好きですしね。ちゃりんこで北海道を旅行していた時、一面にヒマワリを植えている町がありました。抜けるような青空とヒマワリ、それだけですが、気持ち良かったですよ。平和だなーと思った記憶があります。
太陽は反核のシンボルマークだそうで、ヒマワリはまさに東洋町にうってつけではと一人ごちています。

Ajisai5さらに、サンフラワーが寄港していた町だし、もしかして海からも分かるくらい黄色く大量にひまわりが見えたら、なかなか気持ちいいのでは、それでツアー組んで復活したりして・・・期間限定でも。
そうじゃなくても、鉄道沿いに延々と植えて黄色い一本の道を全線に描くって話題になると思うな−。航空写真で撮ったら爽快かも。そうそう日本の衛星から撮った夜の写真ってありますよね。ものすごい光の帯でこんなに電気を浪費してたら、そりゃー原発も建つわねと思わせますよね。
ヒマワリの黄色い帯が四国を1周したら面白くないですか。黄色は幸福の象徴です。また、友人に聞きましたが、ヒマワリは放射能を分解する菌がついてるそうです。
食用油も取れるし、圧搾でやって、オーガニックの油として地場産品になり雇用も生まれるかも。収穫は線路沿いやから、貨物をつけて、イベントとしてお金かけずに上手い仕掛けを考えて、"収穫列車に乗って参加しよう!"とかして、うまくいけば収入になるかも。
絞り粕は来年の肥料として線路沿いに返し、ごみが全然でない産業ができる
延々と続くように、種はF1でない物がいいと思います。お金は始めだけで済みます。

いけると踏んで、書いてますが、あとは気候にあっているか、栽培が簡単か、ですね。専門家に聞くべしですね。
(以上、"刻屋"さんからのメール)

Ajisai_1_1"刻屋"さん、北海道旅行のひまわり畑の印象から、つぎつぎとアイディアをふくらませてくださって、ありがとうございます!!
東洋町とひまわり、ぴったりだと思いますが、専門家のみなさん、コメントをお願いします。


《写真上は甲浦駅とひまわり東洋町住民の方から送っていただきました、ほかの写真は紫陽花/げき撮影》

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2007年6月20日 (水)

住民投票条例案詳報

きのう澤山保太郎町長から提出された、常設の住民投票条例案の詳報です。
反核町長の実力が、きのうの住民投票条例案に顕われていますね。さきに強行された国民投票法案の不備を、完全にクリアした規定になっているではありませんか!!
住民のみなさんがほんとうに素晴らしい町長を選ばれたので、東洋町はこれから、日本の地方自治の模範となっていくことでしょう。

Nami_18常設の住民投票条例提案/「町政の重要事項」対象

東洋町の沢山保太郎町長は19日開会した町議会6月定例会に、「町政運営上の重要事項」について直接民意を問う住民投票条例案を提出した。住民投票条例は通常、個別のケースごとに制定されることが多く、今回の条例案は将来起こりうる事案に対応するための「常設型」となっている。

条例案は全26条で、「町政運営上の重要事項について、投票によって示された町民の総意を町政に的確に反映し、民主的な町政運営を図る」ことが目的。
住民投票が実施されるのは、有権者の1/50以上の署名があった場合▽議員定数の1/3以上の賛同で制定議案が提出され、出席議員の過半数の賛成で議決された場合▽町長がみずから発議した場合ーとしている。また、町民や町議から住民投票実施の請求があれば、町長は拒否できないとしている。
さらに、投票総数が有権者の1/2に満たない場合は、住民投票自体が成立しないと規定。その上で、同条例案の施行規則で町民の総意は「有効投票の過半数以上」とし、「(町長や町議会は投票で示された町民の)総意を尊重し、従う」ことを盛り込んでいる。
町関係者らは「県内で常設型の住民投票条例は初めてではないか」としている。
同趣旨の条例の制定議案は、高レベル放射性廃棄物最終処分施設問題で揺れた3月の町議会に議員提案されて可決された。しかし、当時の田嶋裕起町長が審議のやり直し(再議)を求めた結果、条例に必要な出席議員の2/3(7人)以上に達せず、廃案となった。
同条例案は25日に審議、採決される予定。取材に対し、沢山町長は「核廃施設問題のように、緊急に発生した重大事案に対応できる体制が必要と考えた」と、提案理由を説明している。
(6月20日付高知新聞朝刊地域面より引用)


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2007年6月19日 (火)

東洋町住民投票条例案提案

きょう19日開会した東洋町の6月定例町議会で澤山保太郎町長は、町の重要な問題については投票で町民に賛否を問う住民投票制度を定める条例案を提案しました。
東洋町の民主主義の手続きが着々と進んでいるようで、嬉しいですね。

Muroto_25東洋町の6月の定例町議会は19日、開会し、4月の町長選挙で当選した後初めての定例町議会を迎えた沢山保太郎町長が冒頭に町政の今後の方針について説明しました。
この中で沢山町長は「5月に放射性核物質の持ち込み禁止条例を制定し町への核廃棄物の導入阻止という公約については一応の決着はつけた。今後は町の行財政改革や南海地震対策に取り組みたい」などと述べました。
今度の議会には町の重要な問題については直接投票で町民に賛否を問う住民投票制度を定める条例案が提案されました。
これについて沢山町長は核廃棄物処分場の問題で前の町長が独断で調査に応募した経緯をふまえて提案したと説明しています。
また副町長を置かないことを定めた条例案など全部で11の議案が提案されました。
東洋町議会は今月25日の最終日に議案の採決が行われる予定です。
(NHK高知放送局/高知のニュースより)


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は室戸/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2007年6月18日 (月)

東洋町に花を贈ろう!!

みなさん、東洋町の澤山町長のブログをごらんになっていますか。
http://sawayama.cocolog-nifty.com/blog/

きのうのブログで澤山町長は、全国に呼びかけています。
「全国の皆さん、花菖蒲でもすい蓮でもあやめでもなんでもいいですから、核を拒否した貧しい東洋町に花々の一茎、一粒の種子を恵んでください」

ただで分けてもらった室戸の花菖蒲数百株を、きのう阿佐東線の終点甲浦駅の周辺の休耕田に移植したそうです。
「阿佐東線は、毎年経費が7000万円ほどかかり、収益は2000万円ほどです。
 年々5000万円ほどを基金を取り崩してしのいでいるとのことです。
 後、基金は1、2年分しか残っていません。
 高知県もあまり負担する気がなく、
 徳島県もこんな赤字では支援金を出そうにも県民に説明がつかないので苦慮しているようです。
 待ちぼうけのようにじっと客を待ち、
 補助金、補助金といって何もしないではいけません。
 沿線や終着駅に人が来る何か魅力的なものを作らねばなりません」

いまは紫陽花の季節。花が終わったら挿し木にして、来年とどけませんか!!
全国の反原子力の仲間たちから東洋町に、いろんな種類の紫陽花が集まる・・すてきです。
あるいは南国らしく、パッションフルーツやマンゴーなどであれば、果実も町おこしに役立ちそうです。
花の苗や花の樹を、ただで分けてくださる方の心当たりがあれば、ブログにコメントをお願いします!!
http://sawayama.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/news_letter_8.html

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電磁波で小児白血病・・

日本列島に55基稼働中の原子力発電所から高圧電線をはりめぐらし、20%ともいわれる電力ロスを見逃しながら、しかも高圧鉄塔周辺のこどもたちに白血病や脳腫瘍を発症させている原子力発電。
Yoshinorivar_1その実態は、WHOに協力して日本全国でも疫学調査がおこなわれ、5年前と4年前に報告されていました。大手マスメディアはほとんど報道しませんでしたが・・・当時、高知新聞はトップ記事として掲載していました。
http://www.marrow.or.jp/tokyo/report/no126/02.html
http://www.inetmie.or.jp/~kasamie/Denjiha0824Asahi.shtml

けさも高知新聞朝刊のトップ記事は、WHOが「電磁波は小児白血病との関連が否定できないから、予防措置を勧告し、初指針を出した」という見出しです。オール電化住宅や携帯電話、便利さ快適さを追求して電気を大量消費させる原発が、いかなる罪悪を犯し続けているか、そういう観点でごらんください。

電子レンジなど電化製品や高圧電線が出す超低周波電磁波の人体影響について、世界保健機構(WHO)が「小児白血病発症との関連が否定できない」として、各国に対策法の整備など予防的な措置をとることを求める勧告をもりこんだ「環境保健基準」を17日までにまとめた。電磁波の長期的な健康影響についての初の国際指針で、18日にも公開する。WHOは、具体的な規制値は示さなかったものの、日本や米国などでの疫学調査から「常時平均0.3〜0.4マイクロテスラ(テスラは磁界や磁石の強さを表す単位)以上の電磁波にさらされていると小児白血病の発症率が2倍になる」との研究結果を支持。「電磁波と健康被害の直接の因果関係は認められないが、関連は否定できず、予防的な対策が必要だ」と結論づけた。
(6月18日付高知新聞1面より一部引用)

小児白血病については「直接の因果関係は認められない」とは電力関係業界への"配慮"にみちた表現ですが、たとえば携帯電話や電子レンジに使われるマイクロ波の場合、ごく微細な電波が物質内部の「水」分子を振動させ、熱を帯びさせます。たべものが"チン"されると同じように、頭蓋骨のうすくてやわらかい子どもたちの頭の中も携帯電話で"チン"されて脳腫瘍ができる危険性が高いことを、サーモ(熱変化を視覚化)映像で見たことがあります。
この「因果関係」ははっきりしているので、ヨーロッパの何カ国かは、15歳以下の子どもたちに携帯電話を使わせていないと聞きます。また、「因果関係」が証明できない段階でも、危険を回避する予防原則の考え方により、西欧ではこどもたちが集まる施設は、送変電施設から離すのは常識だそうです。
日本では、大企業の利潤追求のためにマスメディアはとても"配慮"していますね。


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は吉野川/西村健一さん提供》

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2007年6月17日 (日)

アカメの産卵

6月15日の記事で、
http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_647a.html
アカメのコアマモへの産卵の可能性を断定してしまったことについて、ご指摘いただきましたので、お詫びして訂正いたします。

アカメの幼生がコアマモに因っているのはほぼ間違いないのですが、今までこのかたアカメの卵が見つかったことはない、そうです。
また、アカメはコアマモだけに依存しているわけではない可能性も示唆されています。
http://www1.ocn.ne.jp/~akame/akamezatugaku.html

Sinborigawa761_1高知の「浦戸湾を守る会」の環境保護活動の歴史は古く、1971年の「生コン事件」はやむをえなかった実力行使として、土佐人の間では誇らしく語り継がれています。現在も、活動は継続されています。
http://white.ap.teacup.com/shinbori/133.html
https://www.janjan.jp/area/0706/0706157309/1.php
これからも、連帯していきたいと考えています。


《写真は新堀川岸/げき撮影》

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MOX工場廃棄物まで

10日前の新聞記事ですが、大切なこと/いっそう危険になることなので、ご紹介します。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070607091252.asp

Niyodogawakakou_6MOX工場の廃棄物 地下最終処分に

再処理工場やプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料工場の操業で排出される、超ウラン元素(TRU)を含む廃棄物を、地下に最終処分することを可能にする改正法が六日、参議院本会議で可決、成立した。TRU廃棄物は、再処理委託に伴って海外から返還される分も六ケ所村に一時貯蔵される予定。法案成立を受け、電気事業連合会は本県と六ケ所村に対し、海外返還TRU廃棄物の受け入れと一時貯蔵施設の建設をあらためて要請するとみられる。

改正されたのは特定放射性廃棄物最終処分法と再処理等積立金法、原子炉等規制法の三法。

今年中の本格操業を目指す日本原燃・六ケ所再処理工場や、海外再処理委託で出たTRU廃棄物が対象。TRU廃棄物の代わりに英国から返還される高レベル放射性廃棄物も同様に扱う。

また、高レベル、TRU廃棄物の最終処分を安全規制の対象に追加。核物質防護検査や、処分場の坑道を埋め戻す計画の認可、確認などの手続きを定めた。

電事連は、再処理委託に伴うフランスから六ケ所村への高レベル廃棄物の返還輸送を今年3月までにすべて終了したが、2013年ごろからは英国からTRU廃棄物の返還輸送を始める予定だ。

TRU廃棄物を高レベル廃棄物に等価交換する単一返還方式は英国側が提案していた。日本への輸送回数を大幅に減らせるメリットがある。

海外からのTRU廃棄物輸送や単一返還については、電事連が昨年10月、本県に説明したが、三村申吾知事は「六ケ所再処理工場のアクティブ試験(試運転)の状況を見極めて対処する。今は検討できる状況にない」と判断を先送りしていた。
(6月7日付東奥日報記事)


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は仁淀川河口/西村健一さん提供》

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2007年6月16日 (土)

看護職のみなさんへ

きょうは、高知県看護協会のみなさんに、下記の文書に資料をそえて「高知県・核廃棄物拒否条例」請願署名運動へのご協力をお願いしてきました。
「高知県の看護職者のみなさんへ」をダウンロード

Shimanto3_12 高知県の看護職のみなさんには、県民の健康回復・健康増進のために、過酷な労働環境にもかかわらぬ昼夜のご奮闘に敬服し、また感謝しています。

 県外で30年間、臨床看護と看護教育にたずさわった私は、癌や白血病など悪性新生物の増加傾向や原因不明のあたらしい疾患との遭遇に心をいため、原因はなにか、どうすれば自然治癒力を高め回復過程をたどれるのか、どうすればこうした疾患に罹らないですむか、求めつづけてまいりました。
 そして、あるとき、広島・長崎以降、ビキニ諸島の水爆実験、先進国の核兵器開発にともなうあまたの核実験、チェルノブイリ原発事故をはじめとする原子力の制御ミスによる地球規模の放射能汚染が、こうした疾患の原因となる遺伝子の突然変異をまねいてきた、と確信するようになりました。
 
 昨年来の高知県下の核のごみ捨て場騒動は、じつは1980年代に民間業者によって県下19地区が高レベル放射性廃棄物の地層処分の候補地として調査されていたことに端を発しており、地方の住民を無視した国の進め方に、大きな不安を覚えます。南海地震が92〜150年周期で襲う高知県は、どこであろうと核のごみを埋め捨てるわけにはいきません。100万年もの間、放射能が減衰しない高レベル放射性廃棄物は、そもそも地震列島日本に埋め捨ててはならないのです。
 また、三陸の海岸を放射能で汚染しつつ高レベル放射性廃棄物をうみだす、青森県六ケ所村での再処理の本格稼働も、再処理でとりだしたプルトニウムとウランを愛媛県伊方原子力発電所等でもやすプルサーマル計画も、阻止しなければならないでしょう。これ以上の放射能汚染をまねかないために。

 未来のいのちと地球環境を守るために私たち高知県民にできることは、原子力発電と放射能汚染の危険性について学び、「高知県・核廃棄物拒否条例」を県議会全会一致で制定していただくことだと、私たち原発さよならネットワーク高知は考えます。
 年明けから現在までに、2万5千筆ほどが集まっていますが、まだまだ不十分です。
 来週月曜日から始まる県議会では、県条例制定に向けたロビー活動を展開予定です。

 県民の健康の護り手であるみなさんに、ぜひ、ご理解いただき、請願署名運動にご協力いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。    6月16日


高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は四万十川/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2007年6月15日 (金)

国の義務に言及

中国残留孤児の人たちが国の対策が不十分なため厳しい生活を強いられていると訴えた裁判で、高知地方裁判所は、「時効」を理由に訴えを退けました。
しかし、国は孤児たちが早期に帰国するための義務を一部、果たしておらず、違法だと指摘しました。

Nemunokiこの裁判は、戦後、日本に帰国した高知県内の中国残留孤児の人たちなど、あわせて56人が、「国は、すみやかに帰国させる対策を取らず、帰国後も生活の支援を十分にしてこなかったため、厳しい生活を強いられている」として、国におよそ18億5000万円、一人当たり3300万円の損害賠償を求めたものです。
判決で、高知地方裁判所の新谷晋司裁判長は「帰国から3年以上がたっていることなどから、国に損害賠償を求める権利は時効によって失った」と述べ、訴えを退けました。
しかし、国の責任については「残留孤児たちに日本国籍があるか、国には調べる義務があったが、一時外国人として扱うなどその義務を怠ったうえ、帰国する旅費の提供についても一部、義務を果たしておらず、違法だ」と指摘しました。
さらに判決の言い渡しの後、裁判長は、「時効は法律上の問題で、道義的・政治的には別問題だ。時効は現在の法律ではいかんともしがたく、司法には限界があるが、社会保険庁の年金問題のように立法によって時効を撤廃することは可能だ。今後、和解など迅速に解決することを期待する」と意見を述べました。
中国残留孤児をめぐる裁判は、全国15か所で起こされ、去年12月の神戸地方裁判所が国に賠償を命じましたが、東京や、15日に判決が言い渡された札幌など他の6つの裁判所は、訴えを退けています。
国が義務を果たさず違法だと指摘した上で、時効を理由に訴えを退けたのは高知が初めてです。
国は残留孤児たちへの新たな支援策を近く発表する予定で、15日の判決が注目されていました。

判決を受けて、原告側弁護団の藤原充子団長は、記者会見をして、「国の責任を一部認めたという点で評価でき、神戸地裁につぐ画期的な判決だ。しかし、損害賠償の請求が時効で棄却されたのは理解できない。近く控訴するつもりだ」と話しました。
また、原告団代表の石川千代さんは「結果として棄却され残念でならない。もっとはっきりとした判決を出してほしかった。これから高裁でがんばって闘っていきたい」と話しました。

これに対し、厚生労働省は「これまでの主張が認められたとは考えているが、判決内容で一部、国の主張と異なる点もあるように見受けられ、内容を詳細に確認しているところだ。
なお、厚生労働省としては今後、中国残留孤児や女性たちが置かれている事情を考慮して安心して地域で暮らせるような支援策を検討していきたい」と話しています。

(NHK高知放送局6月15日高知のニュースより)
http://www.nhk.or.jp/kochi/lnews/03.html


《写真はネムノキ/げき撮影》

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きょうもコアマモぬきとり

きょうも雨の中、新堀川のコアマモをぬきとる作業が続きました。
アカメの卵が産みつけられ、幼生が育つ"ゆりかご"となる植生なのに・・・
http://tigyougouitu.cocolog-nifty.com/aaakakugen/2007/06/post_21.html

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再処理稼動阻止全国集会

あす6月16日「六ヶ所再処理工場稼動阻止全国集会」が青森市で開催されるそうです。
高知市から、連帯のエールを送ります。

Ookinohama1_76.16「六ヶ所再処理工場稼動阻止全国集会」
 青森県六ヶ所村での核燃料再処理工場での本格稼働へ向けて大きな山場を迎えようとしています。すでに日本は約44トンもの余剰プルトニウムを抱え、六ヶ所再処理工場の稼働でさらに余剰を抱えることになります。これは国際的にも核拡散の観点から問題となっており、韓国や中国など近隣諸国の警戒感を高めています。
推進側は、2012年度に16基〜18基の原発で六ヶ所再処理工場から生み出されるプルトニウムを使うプルサーマル計画を進めようとしています。しかし、電力会社での相次ぐ原発事故や住民投票で、計画そのものが頓挫しています。
 止めよう再処理全国実行委員会(原水禁、原子力資料情報室、青森県実行委員会ほか)は、再処理工場の問題を訴える集会を開催します。

 日時:6月16日(土)14:00〜15:00
 場所:青森市「青い森公園」(青森県庁東側横)
 デモ:15:00〜 市内デモ行進
 その他:16:00から全国交流集会開催(青森県労働福祉会館)17日はフィールドワーク(六ヶ所再処理工場・活断層ほか)
 連絡先は原水爆禁止青森県民会議へ(電話017-776-5665)

■詳しくはこちらへ
 「止めよう六ヶ所再処理工場」(原子力資料情報室)
 http://cnic.jp/rokkasho/

●関連集会のご案内
 「どうなっているの?六ヶ所再処理工場 聞こう、知ろう、考えよう!大学習会」

 日時:7月7日(土)13:00〜16:30
 会場:東京・御茶ノ水「明治大学リバティタワー1001教室」 (JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 徒歩3分) 
 内容:再処理工場の稼動には賛成、反対双方の原子力の専門家の話を聞いて学習。
 ゲスト:宮川俊晴さん(原子力事業関係者、青森県在住)、小出裕章さん(京都大学原子炉実験所)
 主催:再処理工場を知る会(連絡先:03-3357-3800)ほか
 協賛:A SEED JAPAN、原子力資料情報室、大地を守る会
 詳しくはこちら http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=538
 チラシはこちら 「集会チラシ」をダウンロード

◆STOP!六ヶ所再処理工場キャンペーン・ポスター
A2サイズ、カラー(画家の田島征三さんの絵)、1枚100円(送料別)
注文は、枚数、送り先と「六ヶ所ポスター」明記の上、Fax: 03-5289-8223まで
詳しくはこちらへ http://www.gensuikin.org/gnskn_nws/0706_5.htm


高知県民をなめたらいかんぜ!!
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《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2007年6月14日 (木)

新堀川の危機迫る!!

高知城の外堀で、歴史的文化遺産である新堀川が、道路に変わろうとしています。汽水域の生態系、アカメやシオマネキ、コアマモなども危機に瀕しています。
「高知県知事宛公開質問状/新堀川」をダウンロード
「浦戸湾を守る会」事務局長アピールをごらんください。

Sinborigawa761 「数はどうであれ生息しているうちに手を打たないと。ニホンカワウソやトキのようになりますよ。」とはアカメ捕獲禁止保留記事(6月6日付高知新聞朝刊)中の魚類専門家の言葉です。アカメ(高知県絶滅危惧リスト動物編ⅠA)は幼魚時代を、主に海草のコアマモ(種子植物)の中で過ごしますので、アカメの生息にはコアマモが必要です。浦戸湾ではかつてはコアマモは数多く見られたそうですが、埋め立てや汚染などですっかりなくなり、現在では数ヶ所に見られるだけです。そのコアマモがわずかに残った場所が新堀川です。

 浦戸湾を守る会の新堀川魚類調査では,アカメはコアマモのなかで毎回観察されており、新堀川にはアカメが周年生息しています。工事中の四車線道路が川を覆えば当然日は当たらなくなり、コアマモを含め植物は全滅です。県はそのことが十分に分かっており移植するそうですが、全国的に見てもコアマモの移植に成功した例はないようです。たとえ移植に成功しても、現在のコアマモの生育地がなくなる訳ですから、アカメの生息地が増えるわけではなく、失敗すれば減るのです。

Sinborigawa7612 コアマモは種子植物ですので種で増えます。浦戸湾にはその種がすでに漂っており、コアマモの生育の適地で、現在繁茂している訳です。浦戸湾内でコアマモがないところは、育つことができる環境ではないということなのです。それでも移植するわけです。またシオマネキ(高知県絶滅危惧リスト動物編ⅠA)の移殖も同じような理由で、完全に失敗でした。ここに『道路工事の邪魔になるものは全て新堀川から撤去してしまえ。そのあとはどうなろうと知らない。たとえそれが第一級の絶滅危惧種であっても。』という県土木部の姿勢がはっきりと見透かされます。その撤去作業は9時30分より始まりました。
http://tigyougouitu.cocolog-nifty.com/aaakakugen/2007/06/post_17.html
http://shinborigawa.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post.html
 
 コアマモは高知県絶滅危惧リスト植物編ⅠBに属する絶滅危惧種です。そこに生息するアカメも含めて、いつニホンカワウソやトキのようにならないとはかぎりません。新堀川の水環境は稚魚や稚ガニ・エビにとっては、例えるなら養殖池なのです。稚ガニ・エビの天敵が少ないし、それらが生息するのに大切な天然藻場など、すばらしい生息環境があるのです。それと忘れてはならないのは、この川は行政ではなく、市民がよみがえらせたということです。

 中心地の交通量は減っており、道路を作る大義はありません。借金してまで必要もない道路をがむしゃらに作るより、この全国どこにもない中心地の自然と歴史・文化を生かした街づくりを考えようではありませんか。


高知県民をなめたらいかんぜ!!
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《写真は新堀川にて/げき撮影》

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2007年6月13日 (水)

文化遺産上にマンション

高知城周辺には貴重な遺跡が埋もれています。そのひとつに近くマンションが建とうとしています。お金のために、文化遺産が次々とつぶされるのを黙過できません。
70歳代女性の仲間の文章をご紹介いたします。

Joutoukouen2 高知県は5月14日、高知城北側のマンション予定地の買い取りを断念した。
 ここは江戸時代前期の寛永9年(1669年)土佐藩の御作業場があり、江戸時代後期(1832年)武益方役所があった所である。城とは城の建物だけで成り立っているのではない。まわりに堀があり、取り囲む城郭があってこそ"城"としての存在感がある。
 ところが昭和34年、高知城文化財指定の際、指定地域から辷り山以北がはずされたのである。私が子どもの頃は広々とした公園で、10米もの高いブランコがいくつもあり、子どもたちが元気にブランコを漕いでいた。
 どうして城を囲む城郭を文化財指定からはずしたのか。県の文化財行政の貧困さの結果、マンション業者のつけ入るすきを与えてしまった。
 このあいだ、NHKテレビで第2次世界大戦のとき、ドイツ軍の空襲をおそれたワルシャワの大学建築科の教授が学生に、町の建物を建築学の立場から絵を描かせて街並みをも描きとめさせた。戦後空襲で焼失した街並みを、その絵をもとにして丁寧にひとつひとつ復元し、中世の街がもとどおりに復元した。そして世界遺産に指定されたのである。固有の文化を大切にしなければ、街の魅力はない。
 古墳時代や中世の遺構が発見された大切な高知城北曲輪地区を、価格が高いという理由でつぶしてしまうのだろうか。県は数年前に山内家の高野切れを7億円で買いとった。価値観はそれぞれであろうが、県民には、この土地が高層マンションでつぶされないことが宝であり、視界をさえぎられることなく高知城を日々仰ぎみれると思う。
 県が申し出れば、文化庁はこの土地を史跡に指定するだろう。そうなれば8割は国からお金が出ることになる。県民の宝、高知城を守りたい。
   高知城北・土佐荘跡(北曲輪)の史跡化をめざす会

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《写真は城東公園/げき撮影》

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2007年6月12日 (火)

中国残留日本人写真展

"中国残留孤児の故郷での生存権を保障するか否か"6月15日の高知地裁判決を前に、高知市市民図書館ロビーで、「中国残留日本人(高知県)写真・資料展/生き別れた人たちの軌跡」を開催中です。
「写真展チラシ」をダウンロード

Siminnotoshokan県内の残留孤児たちの幼少期からの写真を集めた「中国残留日本人(高知県)写真・資料展」が10日から始まった。16日(土)まで。
Zanryushasinten写真はアムネスティ高知が「孤児と婦人のたどった人生を知り、苦しい現状に関心を持ってもらいたい」と開催。県内の孤児ら14人が持ち寄った写真80枚のほか、地図など資料約20点を展示している。
旧満州(中国東北部)に渡る前に家族と撮った集合写真、取り残された中国で養父母らと納まった写真、数十年ぶりに帰国し、家族と泣きながら抱き合う写真。1枚1枚が言葉では言い尽くせない人生の瞬間、瞬間を物語っている。
(6月12日付高知新聞社会面より引用)

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《写真上は写真・資料展/写真下は市民の図書館/げき撮影》

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2007年6月11日 (月)

忘れたいことを川柳に

高知県が日本一の出荷量を誇るみょうが(茗荷)にちなみ、JA土佐くろしおが「忘れたいこと」を題材に川柳を募集しているそうです。

Taisanboku4私は「忘れたくないこと」をテーマに、初心者川柳をひねってみました。

温暖化 言うたちエアコン 必需品

温暖化 それでもマイカー 手放せん

核のごみ たまりたまって 数えれん

プルサーマル 伊方の風下 高知県

再処理で 三陸の幸 食べれんが

Taisanboku3みなさんも、川柳をつくって応募してみませんか。

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《写真はタイサンボクの花/げき撮影》

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2007年6月10日 (日)

SICKO シッコ

30年近く看護職にあった私としては放射能汚染の問題同様に見逃せない、医療問題に関するマイケル・ムーア監督の話題の最新作『SICKO シッコ』がこの夏、日本上陸するそうです。
http://sicko.gyao.jp/

Ajisai3マイケル・ムーア監督と言えば、2002年に「ボウリング・フォー・コロンバイン」で銃社会の真実を突きつけ、さらに2004年の「華氏911」でブッシュ大統領政権に斬り込んだことで超有名ですが、2007年に公開予定の最新作「Sicko」(シッコ)について大問題が発生しているそうです。なんと米国財務省がフィルムを押収することを画策しており、危機感を抱いたマイケル・ムーア監督はフィルムのコピーを既に海外のいずこかへと輸送して万が一の事態に備えたらしい。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070521_sicko/

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《写真は紫陽花/げき撮影》

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2007年6月 9日 (土)

見守り・助け合い支援

けさの高知新聞朝刊地域面は、津野町の地域おこし「見守り・助け合い支援システム」や、県東部の安芸駅ぢばさん市場、横浜の高知県アンテナショップを紹介しています。

Photo_24見守り・助け合い支援システムは、町社会福祉協議会や、町、高幡消防組合などでつくる「町安心・安全ネットワーク会議」が、高齢者や障害者の緊急連絡先などをまとめた「安全・安心見守り台帳」を今後、電子データ化。関係機関が電子データをインターネット網を介して共有し、災害時の安否確認などに対応するためのシステムで、総務省の地域情報通信技術(ICT)利活用モデル構築事業に認定されており、事業費は国が全額補助するという。

一方、ごめん・なはり線安芸駅の「ぢばさん市場」は、安芸市が設置し市観光協会が運営。内原野焼など県東部の土産物、焼きたてパンなどを販売している。中でも人気は野菜などの直販コーナー。新鮮野菜や魚介類のほか、刺身や漬物、みそなど加工品がずらりと並ぶ。
直販コーナーは市観光協会に登録すれば誰でも出品できる。登録者は現在、家庭菜園で栽培しているお年寄りらも含めて約490人。駅利用者だけでなく市民も「市価より安い」と買い物に訪れ、昨年は月平均3万5千人が利用した。
売上高も右肩上がり。15年の2億887万円から18年には3億6320万円まで増えた。17年には収益の中から800万円を同市に寄付している。
成功例に学ぼうと、このほど視察した香川県三豊市の幹部らは「"おけば買ってくれる"ではなく"良いものならもっと売れる"という生産者の強い思いが商品から感じられた」と話していた。

また、室戸市の特産品を首都圏向けに販売・PRする「室戸屋」が8日、横浜市青葉区の県アンテナショップ「龍馬屋」内に登場した。自慢の「室戸の幸」を"ハマっ子"に売り込んだ。
(6月9日付高知新聞朝刊地域面より引用)

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《写真は西村健一さん提供》

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2007年6月 8日 (金)

温室効果ガス50年半減考慮

ドイツで開催中のG8サミットの核心、温暖化対策問題について「温室効果ガスの半減を2050年までに達成することを考慮(consider)する」という表現で決着したそうです。
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=1&m2=&NB=CORENEWS&GI=Main&G=&ns=news_118123643882&v=&vm=1

【ハイリゲンダム(ドイツ北部)7日共同】第33回主要国(G8)首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)は7日、最大の焦点の地球温暖化対策について「温室効果ガスの大幅な排出削減が必要だ」などとする経済文書を発表した。
焦点の長期目標については「2050年までに排出量を少なくとも半減させるとの欧州連合(EU)やカナダ、日本の決定を真剣に検討する」との表現で決着した。
議長を務めるドイツのメルケル首相は7日夕(日本時間同日夜)「合意が得られ討議は大成功だった」と述べ、安倍晋三首相も「日本の主張が認められた」と記者団に述べた。
京都議定書に定めのない2013年以降の国際協力の枠組み(ポスト京都)について文書は「主要排出国が2008年末までに新たなグローバルな枠組みに貢献する合意をすることが重要」と明記。これが「09年の気候変動枠組み条約の下での地球規模の合意に貢献するだろう」との表現で、交渉の年次目標に言及した。
(6月8日付徳島新聞より引用)

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2007年6月 7日 (木)

原発被曝者の証言

6月1日に配信されたJANJAN『安全神話の闇に葬られる原発被曝労働者』は、国と原子力産業が何をしているか、よくわかる記事です。ぜひ、ごらんください。
https://www.janjan.jp/living/0706/0705310440/1.php

Higutikenjisanこの記事の背景を知りたくて、樋口健二さんの本を入手しました。

『闇に消される原発被曝者』(三一書房/1981年)からの抜粋

1)1977年3月17日、当時の楢崎弥之助衆議院議員の調査による”原発労働者の被曝実態”が全国で報道された。「原発関係死亡下請労働者内訳」は、事故死31人、放射性被曝死75人、計106人であった。
2)1971年5月27日、敦賀原発原子炉内で不断水穿孔工事にたずさわった岩佐嘉寿幸さんは、2時間半ほどの作業中に被曝、8日目に全身倦怠感・発熱・のちに「放射線皮膚炎」と診断される右膝の症状が現れた。診断の過程で、被曝の事実をもみ消そうとする原電や国の関与があり、それまで労災問題や企業犯罪に関する国の調査委員会が、いかに被害者無視・企業優先により救済を遅らせ犯罪的役割を果たしたかを承知していた岩佐さんは、闇で苦しむ多くの原発被曝者を代表して1974年4月、大阪地裁に提訴。先に結論ありきで情報非開示の調査委員会や、お粗末な御用学者の鑑定がやり直しになるいきさつがありながら、1981年3月、政治的敗訴。
3)原発下請労働者の多くは、農業、炭坑、石油コンビナートで働いてきた貧しい人々。石炭から石油へとエネルギー革命を断行した独占資本と国の政策に翻弄されながら、ついに"原発渡り鳥"として暮らす。
4)昭和33年閉山まで筑豊炭坑にいたHさんは、浜岡原発から福島原発に流れ着いた。浜岡は日給7000円だったが、福島は8000円。「浜岡では50ミリレムとか40ミリレムでもアラームが鳴れば仕事を一応やめていたんで、福島では廃液タンクの足場かけ作業で100ミリレムにセットしたアラームメーターが絶えずビービー鳴り、こんなに放射能を浴びていいのかなあと感じていました。普通1日100ミリレムをを越せばその日の仕事は終わりなのに午後から30ミリレムのアラームメーターを持たされて別の作業にまわされるんだから、人間扱いしていないなと思うとりました。何日目かにパイプが破れて廃水が流れ出し、タンク室も水浸しで、廃水がわしらみんなの長靴を越え、膝上までびしょぬれになってしまったとです。3日もすると、全身にブツブツの湿疹ができ、かゆくてかゆくてしょうがないので病院に行ったが、親身になって話を聞くこともせず、わしらが悪いという態度がどこかにあり、それが原因で帰りました。」
(一般人は自然放射能を年間100ミリレム浴びている。人工放射線と呼ばれる胸のX線撮影で約100ミリレム、胃の透視で1500ミリレム、癌治療では1回に50万ミリレムを浴びる。電力会社は、これら暮らしの中で受ける放射線量と比較して「それでも病気になる人はいない」と問題のすりかえを必ずおこなう)

なお、被曝線量を表す旧レムrem単位は、現在シーベルトSv単位を用います。(1Sv=100rem)
現在、低線量被曝でも癌や白血病を発症する危険性がある、という研究が進んでいます。
「低線量放射線被曝のリスクを見直す」をダウンロード

高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は樋口健二さんの著作/げき撮影》

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2007年6月 6日 (水)

下北原子力半島

「再処理は許さない」という市民派西谷候補らを退け、再選を果たした青森県三村申吾知事のこれからの4年間で、県内の原子力施設が次々に着工・操業し、下北「原子力半島」がほぼ全容を現すそうです。

Niyodogawakakou_5再選された三村申吾知事と電力業界は、安全確保を前提に事実上の「蜜月の関係」にあると言われるが、今後、電力業界は数々の節目で知事判断に神経をとがらすことになりそうだ。
一期目で積み残した放射性廃棄物問題も多く、三村知事自身も難しい対応を迫られそうだ。今後、着工を迎えるのは大間原発、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料工場、使用済み核燃料中間貯蔵施設など。六ケ所再処理工場は本格操業を始める。
再処理工場についてはアクティブ試験(試運転)が順調に推移していることから「三村知事は既に本格操業についても了承する意向を固めている」(業界関係者)とする見方が強い。大間原発やMOX燃料工場も“生産工場”のイメージがあるだけに、三村知事が厳しい対応をとることは考えにくい。
むしろ、電力業界が気をもんでいるのは負のイメージがつきまとう廃棄物問題だ。日本原燃は今後、放射能レベルが比較的高い低レベル放射性廃棄物「高ベータ・ガンマ廃棄物」を六ケ所村に最終処分する方針だ。
フランスからの高レベル廃棄物の返還は三月で終了したが、今後は低レベル廃棄物が六ケ所村に輸送される英国からは本来の高レベル廃棄物に加え、低レベル廃棄物と同等の放射能レベルに換算された高レベル廃棄物も輸送される見通し
三村知事はさらに高レベル廃棄物の最終処分問題とも正面から向き合う必要に迫られるかもしれず、課題山積だ。高知県東洋町で、最終処分候補地への応募を決めた前町長が出直し町長選で大敗。精密調査地区を平成二十年代前半、建設地選定を同三十年代後半、同四十年代後半に処分開始−との国の目標は達成困難になった
東通村の越善靖夫村長が最終処分場受け入れに前向きな発言をしたことを受け「東洋町での計画頓挫で、東通村の“価値”がますます高まった」と話す電力幹部もいる。
(6月4日付東奥日報より引用)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070604111948.asp

高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は仁淀川河口/西村健一さん提供》

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2007年6月 5日 (火)

原子力産業のアジア進出

原子力産業および原子力関連産業は、アジア諸国にも進出して住民を苦しめています。

Taisanboku1例えば、フィリピンではマルコス政権時代に借款によって建設された原発の利息は1日35万5000ドルで、国民の生活を圧迫してきました。
また、マレーシアのブキメラ村では、三菱化成と現地企業の合併によって設立されたARE社が深刻な核被害を引き起こしました。

マナザイト鉱石を精錬して希土類金属を抽出する過程で、トリウム232という放射性物質が出る。その危険な物質を保管せずに生石灰と混ぜ、公道、池などにばらまいた。その結果、子どもたちが白血病やダウン症に冒され、妊婦の被曝によってゼリーベビーが誕生した。
(樋口健二『原発1973年〜1995年』より抜粋)

Taisanboku2一方、インドネシアのムリア原発建設計画への日本の関与が始まります。きょう入ったニュースによると、インドネシアのジャワ島にあるムリア半島に設備容量400万kW以上の原発建設が計画され、08〜09年入札、10年〜11年着工、16〜17年運転開始予定と、急ピッチで進められているそうです。日本のメーカーは、インドネシアへの輸出も狙っています。


《写真は泰山木の花/げき撮影》

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2007年6月 4日 (月)

原発被曝労働者

「安全神話の闇に葬られる原発被曝労働者」という記事をご紹介します。
https://www.janjan.jp/living/0706/0705310440/1.php

Hamanoprokumo_16これまで闇へと葬られてきた、原発が生み出す被曝労働者の存在。国民の大多数は「原発安全神話」を無批判に信じ込まされ、何十万人もの下請け労働者が放射能被曝に苦しんでいることなど考えも及ばなかったろう。暗黒労働によってつぶされた彼らの実態から、暗く醜い原発社会の裏側が浮き彫りになる。
原発の最大のアキレス腱ともいうべき原発下請け労働者の放射線被曝の実態は現代社会の闇とはいえまいか。
これまで原発が生み出す被曝労働者の存在は、闇から闇へと葬られてきた。わが国の原発が営業運転を開始して今年で41年、この間に55基もの原発が日本列島を埋めつくした。大マスコミを動員して「安全だ」「クリーンだ」「次代を担うエネルギーだ」「平和利用だ」と推進一筋だっただけに、国民の大多数は「原発安全神話」を無批判に信じ込まされてきた。
まして近代科学技術の結晶などと持ち上げられて、コンピューター操作によって原発が動いているかの錯覚を与えたために、何十万人もの下請け労働者たちが原発内作業での放射線被曝に苦しんでいるなど考えも及ばなかったろう。私はこの30数年間、暗黒労働によってつぶされた放射線被曝労働者たちに焦点を当て追求してきた。・・・・
(2007年6月1日付JANJAN記事より冒頭部分引用)

この記事を読み、著者の写真集をとりよせました。
モノクロ写真と被曝労働者の証言が、この国が崩れてきた道筋を伝えています。
『原発1973年〜1995年/樋口健二写真集』三一書房/1996年発行
「現実には20万人を超す被曝者の存在があるにもかかわらず、わずか3例*が労災認定を受けたにすぎない」
(本文より)
現段階での労災認定は6例だそうです。この6例は「慢性骨髄性白血病」「急性リンパ性白血病」「急性単球白血病」「急性骨髄性白血病」「多発性骨髄腫」のみで、他のガン死は認められていません放射線被曝者は財団法人の「放射線従事者中央登録センター」(2000年末現在)に登録された累計でも35万2888人です。
(2007年6月1日付JANJAN記事より抜粋)

原子力発電の影で、下請けの放射線被曝労働者たちのいのちが、いかに粗末にされてきたかを知ると、原子力政策の理不尽さがわかります。

高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2007年6月 3日 (日)

若者たちと原子力

きのうは、署名運動をとおして若者たちとの嬉しい出会いがありました。
http://blogs.yahoo.co.jp/isop18/48427381.html

Shimanto4_10市民団体「みんなの未来」主催の映画会『動けば変わる』が終わったとき、映画の前にも「高知県が核のごみを拒否することで、問題が解決するのでしょうか?」と問いかけた若い女性と語り合えました。
1)看護職者として私は、癌や白血病が増え続ける最大の原因は、地球上で進行する放射能汚染だと考えており、これを止めたい
「死亡率の推移」をダウンロード
http://www.k5.dion.ne.jp/~naokinz/KIFS/shiinsuii.htm
2)高知県19地区は、20年前から核のごみ捨て場として狙われていたのに、県民は誰も知らされなかった
「chousazumitiku2005.pdf」をダウンロード
3)この核ごみは、六ヶ所村に集めた全国55基の原発ごみを再処理したときに発生するが、放射能汚染を加速する再処理は止めなくてはならない
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/nuclear/
4)再処理を止めなければ、再処理でとりだしたプルトニウムとウランを老朽原子炉で核分裂させるプルサーマル計画が、愛媛県の伊方原子力発電所で始まってしまう
5)まず高知県民が核のごみを拒否することで、再処理後のごみの行き場をなくし、再処理にブレーキをかける
6)後始末に困る死の灰を毎日産みだしている原子力発電も、いずれ止めたい

Jiyuuminken1また、主催者側で司会をリードしていた若者に、「若いみなさんに見ていただきたいドイツ映画『みえない雲』があるけど・・」と話しかけたら、「いいですねえ、やりましょう!!」と即答。若者ふたりと固く握手をして別れました。
この秋にも実現しますようにー


《写真上は四万十川/中島健蔵さん撮影、写真下は映画会会場/自由民権記念館/げき撮影》
写真上は【禁転載】でお願いいたします。

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2007年6月 2日 (土)

沢山東洋町長のブログ

沢山保太郎東洋町長がブログを開設して1週間あまり経過しました。市民オンブズマンが首長になったのは全国でも初めてのことだけに、注目度が高いようです。
http://sawayama.cocolog-nifty.com/blog/

Muroto_24news letterには、「オンブズマン町長の視点」「反核運動」「政治思想ノート」などが記されています。
「海の駅」構想や、
「利権行政の解体」など町政に臨む姿勢と構想が、単刀直入に飾らない文章で語られています。
沢山町長は、当選直後に核のごみ捨て場文献調査を白紙撤回、同時に積極的に行動され、喫緊の課題である「交流拠点」としての「海の駅」建設に向けて条件整備を始めておられるようです。
http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_9b21.html

沢山町長のブログには、民主主義に根ざした町づくりに期待する声が読者からよせられています。その一方、ネット発言特有の匿名の、前提となる事実をあいまいにしたままの感情的な誹謗中傷も見られます。

高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は室戸/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2007年6月 1日 (金)

老朽原発金属廃材再利用

日本の原子力発電所も老朽化しており、解体後に生じる大量の放射能汚染した廃棄物をどう処理するのかは大問題です。汚染レベルを低く評価して(放射性廃棄物スソきり問題)、一般ごみ扱いが懸念されてきました。
http://www2.gol.com/users/amsmith/susokiri.html
http://www2.gol.com/users/amsmith/mondai.html
http://www2.gol.com/users/amsmith/teiki.html
「スソきりリーフレット」をダウンロード

Hamanoprokumo_15日本原子力発電東海発電所の解体作業で出た金属廃材について、経済産業省原子力安全・保安院は31日、廃材が帯びる放射能が基準以下だとして、放射性廃棄物として扱う必要がないことを確認した。政府は05年に法改正し、放射能が基準値以下の廃棄物は、通常と同様に再利用できる制度を設けたが、今回が初適用となった。
(5月31日19時46分配信 毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070531-00000094-mai-soci

東海原発の廃鉄、再利用へ 放射能基準以下で初確認
経済産業省原子力安全・保安院は31日、解体中の日本原子力発電東海発電所(茨城県東海村)から出た廃材の鉄107トンについて、放射能が国の基準以下で放射性廃棄物として扱う必要はないと確認した。
原発の解体で出た廃棄物はこれまで、低レベル放射性廃棄物の扱いだったが、05年5月の原子炉等規制法改正で放射能が基準値を下回ることが確認できれば通常の廃棄物として扱うことになった。今回の鉄は、そのような扱いの初めての例で、日本原電は社内で使うテーブルやベンチ、原子力研究施設の建設資材などとして再利用する。
国内の商業炉で最初の廃炉となった東海原発では、コンクリートや鉄などを合わせて19万2400トンの廃棄物が出る。うち4万200トンが確認の上で通常の廃棄物として扱えると推計されている。
(6月1日09時02分配信 朝日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070531-00000094-mai-soci

私たちが知らないところで、老朽原発の金属廃材が家庭用フライパンに化けていた・・などというブラックジョークが現実になるかもしれません。
http://homepage3.nifty.com/ksueda/waste0606.html
http://www.meti.go.jp/press/20070531004/20070531004.html
「原子力発電株式会社の公表」をダウンロード

高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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