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2007年5月19日 (土)

棄民/直接民主主義

沢山保太郎東洋町長にインタビューしたラジオ番組収録起こし(高知シティFM"けんちゃんのどこでもブログ")を手に入れ、ひとり感動しています。
ほんの一部をご紹介します。

Koutijoukouen7_1■棄民
放射性廃棄物の処分について、どうすればいいのか何も計画的になされないまま来たツケを、こういう貧しい地域(東洋町)に大きな交付金と交換にもってこようとしたということですね。
そういうやりかたは、『棄民』というか、この辺鄙なところ(東洋町)に住んでいる人は見捨ててもいい、そんな考え方を国は露骨に出してきていましたね。
それに対して、この小さな地域の僅かな人口ですけれども、その人達が団結して力を発揮して、それ(高レベル放射性廃棄物最終処分場文献調査)を阻止しました。小さなムラ(地域)の人達が大きな反撃をして、国の間違った政策を正していく、大きな1歩を記したという点でよかったと思います。こういう反対運動は今までなかなかなかったのではないでしょうか。

Kochijokoen52_4■直接民主主義で決着
言われるとおりで、野根と甲浦が合併して東洋町ができたのですが、両方の地区の交流は盛んではありませんでした。かつては(東洋町の)役場をどこにするのかで、両地区が引っ張り合いをした時代もありましたね。しかし今回の騒動で野根も甲浦も一致団結した。7割以上の町民が「反核」「文献調査反対」で手をたずさえて運動したということです。
新聞報道などでは「町が2分した」とのことでしたが、むしろ町は「一体化した」と言ってもいいんじゃないかと思います。

全体として、住民のパワーで町の執行部や役場がやってきたことをひっくり返したことは、一種のパリ・コミューン的な状況が起こったと思うね。これは本当の民主主義。
直接民主主義で問題を決着させたという意味で、パリ・コミューン的な住民の力を制度的にも定着させないといけないと思います。民主主義というものの本当の姿を残していかないといけないと思います。それは制度とか思想ではなくて、1つの大きな事業だと。産業というたらどうでしょうか。これをやれば本当に町(地域)がよくなる。そういうものとして定着させなければならない。そのように思いますね。


《写真は高知城公園/げき撮影》

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