反核町長の果敢な挑戦
東洋町臨時町議会が開催され、沢山保太郎町長提出議案「あらゆる放射性・核物質の持ち込み禁止条例」が全会一致で可決成立しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070520-00000030-jij-pol
原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場問題で、高知県東洋町議会は20日、臨時議会を開き、放射性廃棄物持ち込みを拒否する条例を全会一致で可決、制定した。条例は、処分場の候補地調査の阻止を掲げて当選した沢山保太郎町長が、この問題に終止符を打つ狙いで提案していた。
条例制定後、記者会見した沢山町長は「民意を踏まえ、原発受け入れ拒否も含めた形にした。全会一致になったことで対立の火種は消えたと思う」と語った。
条例は、いかなる場合も町内への放射性物質の持ち込みを禁じ、それを使用・処分する施設の建設や調査を拒否することを定めた。
(時事通信より引用)
3月末に廃案になった核廃棄物拒否条例より、一歩踏み込んだ内容になっています。
沢山町長は、この条例制定が「全国に波及することを期待する」と述べていました。"反核町長"の、原子力産業に対する果敢な挑戦だと思いました。
あす、条例全文をご紹介します。
《写真上は全会一致、写真下はきょうの生見海岸/げき撮影》
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コメント
テレビで見ました。全会一致というのが何よりですね。これで町内の対立要因はなくなりました。
町内融和のために「情報公開」と「住民参加」で良い町に東洋町はなるでしょう。
投稿: けんちゃん | 2007年5月20日 (日) 21時18分