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2007年5月 5日 (土)

この国は民主国家か

きのう友人と話していて、「このままいくと今世紀半ばにもこの国は消滅する」という彼女の言葉が、きょうになってずしりと響いてきて、気の重い一日だった。

Takokun民主国家とされるこの国の今のリーダーは周知のごとく、戦後故あってGHQにより巣鴨プリズンから解放された元戦犯の孫で、祖父の教えに従い、現行憲法の「戦争放棄」条項を改めることに政治生命を賭している。その準備段階として、教育基本法から「主体性をもつ個人を育む」という戦後教育の中核となる理念が削除された。
一方、この狭い地震列島に55基もの原子力発電所が稼働中で、ずさんな管理と隠蔽体質により重大事故がどこで生じてもおかしくないロシアンルーレット状態であるが、政府は「原子力立国」を謳い続け、カザフスタンのウランをも買いつけに行く閣僚や、核武装を公言する配下さえ登場している。
しかも、勤勉な国民性が蓄えてきた資産は、どんどん海外資本に吸い上げられている。・・
この国は、東西冷戦を契機に米国の植民地状態となり主権を失ったが、国民にその自覚はほとんどない。

私たちは、目の前で起きていることの是非を、理由を明らかにして意思表示する訓練を十分に訓練されてきたとはいえない。その判断材料となるマスメディアの報道もまた、民主国家のそれとはいえない統制のかかった内容に傾く。しかも、周到に仕組まれてきた選挙制度の改悪により、私たちの声は反映されにくくなってきた。
先日の高知市議選の投票率は、半数割れの43%台だった。
街頭署名運動で呼びかけても、何ら反応を示さず、知らんふりして通り過ぎる人々は少なくはない。
このままでは、社会人としてのつながり、共有すべき問題意識とその深まり、望ましい未来を築くための連帯行動はいったいどうなっていくのだろうか・・・


《写真はタコと貝/岡田充弘さん撮影》

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コメント

直接関係するかどうか…ですが、本題を見て
リンクしたいと思いましたので…

国家破産対策
http://alternativereport.seesaa.net/article/41162943.html

投稿: モルダー龍馬 | 2007年5月10日 (木) 19時43分

人が病気になるのも原因があります。生活習慣に原因があるのであればその見直しから治療を始めませんと。薬で治療するのは一時しのぎですし。

 かくも国民が政治や社会に無関心になった原因もひとつではありません。
 わたしとてつい半年前までというか、正確には3ヶ月前まで「原子力政策」には無関心でしたし。

 「空気のような原子力」「原子力なしに生活はなりたたない」「日本の電気の4割は原子力」「原子力は環境にやさしく温暖化対策の切り札」とか、知らないうちに「洗脳」されていましたね。

 毎日日にちの宣伝の量を考えるとそれは大変なコストをかけて相手方はPRしています。

 署名活動をして市民が素通りするのは当たり前です。かぼそい声でも訴えを辞めればそれでおしまいですし。

 めげずにやり続けることしか道はありません。日本人も馬鹿ではありません。
 きっと東洋町の皆さんのように立ち上がると思いますよ。

投稿: けんちゃん | 2007年5月 6日 (日) 13時43分

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