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2007年4月25日 (水)

19地区が狙われていた

東洋町はひとまず終息しそうです。が、高知県を核のごみ捨て場にする調査はすでに20年前に行われていました。岐阜の兼松さんらによる、高レベル放射性廃棄物処分地調査報告書の情報公開を求める裁判闘争の結果、高知県下19地区が1980年代に国から委託された業者によって調査されていたことが判明しています。
「調査済地区2005」をダウンロード

Jinnbeisame_2どうして、19地区も狙われたのでしょう?
貧しく、過疎だから?
高知県の電力消費量は全国で46位なのに?
きのう甘利経済産業大臣が断言したように「120%安全」ならば、一番電力を消費している東京の、国会議事堂の地下にでも埋めればいいでしょうに。
高知県19地区が狙われた事実と危険な物を地方に押しつけるこの国の原子力行政の進め方について、高知県民は無関心でいるわけにはいかないでしょう。

高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード


《写真はジンベイザメ/岡田充弘さん撮影》

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コメント

 20年前に、日本全国の文献調査は、三菱重工によって、すでになされておるそうです。とすると、「文献調査2年」というのは、「罠」以外のなにものでもないわけです。東洋町はその罠にはまりかけたのですが、沢山さんをはじめとする賢者たちが協力して、時間を元に巻き戻したわけです。今後、国側は思い知ることになるのだと思いますが、「東洋町の戦い」の世界史的意義はとても大きいと思います。

 ところで、沢山さんに対し、橋本知事が、失礼なほど冷淡ですね。対立候補だった前町長の田嶋さんには、選挙期間中に自ら足を運び、1時間も話しました。(いろいろおかしい) 沢山さんがオンブズマンでもあることが気に入らないのでしょうが、もう少し公明正大、腹の据わった知事さんでいて欲しいですね。

投稿: 文三 | 2007年4月26日 (木) 10時07分

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