東洋町は地層処分に不適
きょうの高知新聞夕刊に、快哉を叫びました。
南海地震研究と対策に先駆的はたらきをされている岡村眞高知大学理学部教授の見解が、大きく報道されています。
朝刊にあった原子力フォーラム全面広告の不愉快さを、打ち消して余りある内容でした。
左リンク《最新の報道》から「東洋町は処分地に不適」をごらんください。
「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード
「東洋町は、地質や地震活動の観点から、国内で最もまずい場所のひとつ」です。
1 東洋町一帯が世界有数の地殻変動帯であり、次の南海地震予想震源域の真上にある。
2 地質の成り立ちは、東洋町〜室戸沖で海洋プレートと陸側プレートがぶつかり、もぐりこみ、ボロボロの状態。地下300mも1000mも同じ地質。
3 地質がぼろぼろだから、割れ目が多く地下水が通りやすい。地下水が地表に向かって流れ出す恐れもある。
4 南海地震は1万年の間に100回起きる。地震で地下がどう変形していくか、誰にもわからない。高レベル放射性廃棄物の人工バリアがバラバラになったり、深部の地下水が噴き出す恐れもある。
5 高知県は全域が地殻変動帯なので地層処分に適した場所はない。
6 処分地選定は地質学的により安定した場所を探した上で、政府が国民に理解を求める努力をすべきでないか。地質条件に関係なく、手を挙げた市町村の中から処分地が選ばれるのはおかしい。
高知県には、すばらしい人材がいます。誇らしいです。
岡村教授は、伊方原発をめぐる裁判で、伊方原発の北側わずか6kmの沖に日本最大の活断層「中央構造線」があることを証言されました。防災科学のオープンクラスでは、いつも力強く烈しく語りかけておられ、どの学生も圧倒されたようすで、眠るひまもなさそうでした。
《写真は遍路/岡田充弘さん撮影》
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