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2007年3月 8日 (木)

窪川原発騒動の悲劇

きのうの高知新聞には、田辺浩三さんの投書も掲載されていました。ご本人は、書き尽くせない思いがあるそうですが、ご紹介します。

Tukiyo_2東洋町の高レベル核廃棄物処分施設問題の記事に触れるたびに、25年前の旧窪川町でのつらい過去が脳裏に浮かぶ。原発推進・反対で町は二分し、親子・夫婦・親戚・隣近所が意見の違いから対立、地域社会には数々の騒動が起こった。
都会の大学を卒業して帰ってきた文化人気取りの俺は、ジャズライブや映画上映会に興じる、政治には無関心の"遊び人"だった。が、原発騒動が激化すると、そんな人間に対しても、嫌がらせ電話や「活動をやめないと殺す」と脅迫するカミソリ入りの手紙が舞い込んだ。
土佐人の反逆精神からか反原発に傾斜するにつれ、推進派だった父親とのケンカが絶えなくなる。父は「商売は、見ざる、聞かざる、言わざる、ただ金儲けだけを考えてりゃあいい」、俺は「原発に反対するのは人の道。カネを超えた問題。視野を広くしてよ」と。ある日、父は猟銃を持ち出し、「金儲けを邪魔する息子を殺す」と引き金に指をかけ、パトカーが駆けつける騒ぎになった。
その父も「チェルノブイリの事故を見たら、お前が正しかったとわかった」と言い残して病死した。
東洋町長さん、野根漁業組合長さんよ、このままだと東洋町も旧窪川町と同じ10年騒動になるぜ。その騒動の只中で、若者や子どもたちが差別を受けたり、人権を侵害されたりして、苦しみ続けるぜ。
あの悲劇を繰り返さないでくれ!!


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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