« さいは投げられた | トップページ | 高知県にも核拒否条例を!! »

2007年1月 4日 (木)

知的な情熱を!!

新年を迎え、みなさまのご健康とご活躍を祈念します。

Ookikaigan敬愛する市民運動家、広瀬隆さんから年末にこんな支援メッセージをいただきました。
「どんなことがあっても、みなさんの知的な情熱で、ひっくり返していただきたいと思います。過去の体験上、事が進むほど、事態は悪くなりますので、早いうちに攻勢を強めていただきたいと念じています」

そう、広瀬隆さんの著作から私たちは、知らなかったことの大きさに目をみはり、いかに抗うか知的な情熱をかきたてることができます。
たくさんの著作のうち、手元に置きながら読んでいなかった『腐蝕の連鎖ー薬害と原発にひそむ人脈』を年末から読み、私はおぞましさと怒りにふるえています。
この世界を動かしてきた勢力があるように(『赤い楯』上下巻)、戦後日本の、とりわけ原子力と薬害を支えてきた、いのちよりカネを優先する勢力の存在を知れば、この国で憤らない人はいないはずです。
内容を少し、ご紹介しましょう。

なぜこのような経済苦境が生み出されるのか。誰がこの問題を起こしているのか。・・
おそるべき電力会社と業者と政治家の関係がある。・・あらゆる社会現象が、ばらばらに見えながら、人間を通じて、それぞれが密接につながっていたのだ。・・
最後に・・科学を超えた、読者自身の人生哲学を発見し、確信していただきたいのである。「むずかしいことを勉強する必要はない。電力会社が大金をばらまいているのを見ただけで、危険だと判断するのに充分だ」という漁民の言葉は、まったく正鵠を射た、人間のするどい眼力から生まれた哲学だ。・・

また、チッソによる水俣病被害者が、広瀬さんにこう語っています。
「青森の人に伝えてください。あんたたちはお人好しだ、と。・・チッソの中堅以上はよそ者で、この土地から甘い汁を吸うだけ吸って、もうけた金は外へ使ってきた。青森でも一方的な受難史がこれから始まるでしょう。放射能と被害の因果関係は、水銀以上に証明が難しいですからね」
「・・自分が生きてゆこうとするなら、絶対にほかの人間に支配されては駄目だ」


本当の"敵"の存在を知るため、みなさんにぜひ、お読みいただきたい1冊です。広瀬隆さんの著作にまだ触れてない方には、絶好の入門書としてお勧めいたします。


《写真は大岐海岸/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

|

« さいは投げられた | トップページ | 高知県にも核拒否条例を!! »

コメント

お忙しい中、レス頂き誠に恐縮です。

いえいえ、とんでもありません。
そして大変お恥ずかしい事に、県と其れに関連する村名、町名を一瞬勘違いしてしまった為に、チンプンカンプンな事を申し上げてしまいました事をお詫び申し上げます><。申し訳ありません。。冷静に改めて考えてみたらおかしな事を申し上げておりました・・・。勿論高知在住の方は余呉にはいらっしゃいませんよね。本当にすみません。


高知に限らず、
県の方々との語り合いは最優先されるべき事ですので、承知致しました。心より応援しております。わたくしも出来る限りの事はしたいと思っております故、請願署名運動に対して協力出来る事はしてゆきます。

投稿: ほこみ | 2007年1月 6日 (土) 05時27分

ほこみさん、コメントありがとうございます。
私はもちろん高知県民で、高知在住です。
余呉町は、滋賀県で琵琶湖の北のほうにある町ですから、そこで私とは会えませんよ。
それに、これから2ヶ月近くは請願署名運動を成功させるために、未知の高知県民のみなさんとの語り合いが最優先になりそうです。ごめんなさい。

投稿: げき | 2007年1月 5日 (金) 22時26分

新年 明けましておめでとうございます。

本当まさに其の通りだと思う事がいくつもありました。
広瀬氏の言葉は勿論そうなのですが、癒着の話も、又漁民の言う事も。
私自身もかねがね思う事があります。原発推進派でこう言う人がいます。「原発なくして、どう生活をしていくというのか。私たちは原発をいかに安全に使っていくかを考えればいい。」と。しかし、単純に考えて、怖くないの?と私は問いたいです。再処理工場でいえば尚更です。私は単純に考えてとても怖いです。「安全」だなんて言葉にこれっぽっちも信憑性を感じませんからね。

げきさんは高知にお住まいなんですよね?
わたしは皆さんがここまで守りたいという強い想いで守り抜いた余呉という土地をこの目でみたいと思い、今月中には出向こうと思っているのですが、其の際お会いしてお話しする事は可能でしょうか?ぜひげきさんとお話をして、語らいたいと思っておりますゆえ、宜しければ私のメールにご連絡頂けるでしょうか? 何分、直接連絡の取り方が他に無いもので、こちらコメント上で申し上げる事に致します事、お許し下さい。

投稿: ほこみ | 2007年1月 5日 (金) 05時05分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/172452/4796318

この記事へのトラックバック一覧です: 知的な情熱を!!:

« さいは投げられた | トップページ | 高知県にも核拒否条例を!! »