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2006年12月 2日 (土)

長崎県対馬市でも!

対馬でも市議らが高レベル放射性廃棄物最終処分場誘致を検討しているという、12月1日付西日本新聞の記事です。

Photo_10『対馬に高レベル放射性廃棄物処分場検討』市議ら、1日地元勉強会 / 社会 / 西日本新聞

長崎県対馬市の市議会議員らが、原発の使用済み核燃料を再処理した後に出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場の誘致を検討していることが30日、分かった。最終処分場の候補地を公募している原子力発電環境整備機構(東京)を招き、1日に同市で勉強会を開く予定。市議らは「応募を考えるにしても勉強しないと判断材料が無い。勉強会が即応募につながるものではない」と話している。
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先に公開された対馬情報です。すでに調査済みなのです。
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また、宮沢賢治のふるさと花巻市のとなり、柳田国男『遠野物語』の舞台としても知られる、岩手県遠野市でも動きがあります。
日本原子力研究開発機構(旧 核燃)が遠野市で、高レベル放射性廃棄物の最終処分による地層への影響調査を実施していることがわかり、市は「なし崩し的に処分地候補になりかねない」と調査中止を要請したという記事が、高知新聞12月2日付内政面にありました。

「学術的調査」と称して最終処分場になりかねないのは、岐阜県の東濃地区も、北海道幌延町も、おなじ状況です。


《写真は岡田充弘さん撮影》

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» 原子力発電 [ノラ猫の老後]
岩手日報「遠野で放射性廃棄物処分の掘削調査計画」  一旦、凍結になったとのことだが、どこかに廃棄する必要があるものなのだろう。  事務所は冷房、暖房、パソコンも使うし、たまにはテレビも見る。電気を使っている身とは言え、放射能ってのも嫌だ。  でも、ぼく一人が、電気の無い生活を送っても、原発事情はそうもかわらないだろう。無駄遣いはしないにしても、文化的な生活をするには電気は必須だ。そう、電気を使うのは自由。  政治ってのは、既存のルールの範囲で自由に放置していたのでは問題がある... [続きを読む]

受信: 2006年12月 4日 (月) 00時54分

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