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2006年11月16日 (木)

「想定外」では済まない

11月10日(金)付高知新聞夕刊「高知地震新聞」は、
「伊方原発の地震対策」を特集していました。

Osakana_1以下概要です。

1 国の「発電用原子炉と施設に関する耐震設計審査指針」今年9月の改定をうけ、四国電力でも地震の大きさを見直すという。

2 伊方原発周辺住民が昭和53年に「伊方沖活断層についての国の安全審査は不十分」と「原発の設置許可取り消し」を求める訴訟を起こして全国から注目されたが、松山地裁は安全審査の誤りを認めながらも「大地震が想定の範囲を超えても、原発の安全性は確保される」と請求を棄却した経緯がある。

3 伊方原発1号基は300ガル(ガルは地震の加速度であり揺れの強さを示す単位)で耐震設計しているが、高知大学の岡村眞教授は「伊方沖活断層が起こす大地震は最低でも800ガル(阪神大震災で記録された揺れ、時速60kmで走る車を2秒間で急停車したときに人が受ける衝撃)」とし、「想定」のハードルを高めるよう指摘している。


伊方原発は、全長77kmもの「日本最大の活断層」中央構造線の震源域の真上にあります。
また、「内陸直下型地震は900ガル超であるのは地震学の常識」と聞きます。

地震活動期に入った地球上の、こんな危険な場所にある伊方原発で、プルサーマルを強行してもいいのでしょうか。


《写真は岡田充弘さん撮影》

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コメント

けんちゃん、コメントありがとうございます。
北海道には日本海側に泊原発、青森県には六か所村再処理工場と2つの原発があります。
昨年8月16日の宮城県沖地震で、女川原発は3基とも自動停止しました。加速度250ガルで耐震設計していたので、それをうわまわる揺れであったわけです。同原発の「限界地震」の数値は375ガルでしかないのです。「想定外」の直下型がくれば、どうなることでしょう。
「地震!」と聞けば「あの原発はとまったか!?」と住民が気づかうようになれるといいですね。

投稿: げき | 2006年11月18日 (土) 11時06分

 オホーツク地震の津波警報では自分の地域のことと、家のこと家族のことで精一杯でした。
 原発の情報をそういえばテレビでは全然言って今せんでした。
 地震の場合「情報公開」として必要ですね

投稿: けんちゃん | 2006年11月17日 (金) 11時04分

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 11月10日の高知新聞夕刊は特集で「高知地震新聞」コーナーが。その記事の中で愛媛県伊方町にある伊方原子力発電所の記事がありました。日本最大の活断層である中央構造線から僅か6キロ足らずしか離れていないところに立地しています。  以前の高知新聞の記事です。 ... [続きを読む]

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