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2006年11月 2日 (木)

南海地震と東洋町

南海地震は92〜150年に1回の頻度で、世界でも最も定期的に発生しており、次は2025年または2035年までには起きるであろうと予測されています。

Okinoshima4_2東洋町は、その南海地震震源域の中にすっぽりと収まっており、室戸岬東側の急峻な斜面と沖合わずか2kmの海底で急激に水深1000mとなっていることから、これまでにとりわけ激しい断層運動が繰り返し起きてきたことがわかります。
次の南海地震で東洋町は、加速度400ガル以上の最も激しく揺れる地域、高さ8mの津波に襲われる地域、と予測されています。

そんな東洋町に、高レベル放射性廃棄物の地層処分場を誘致していいものでしょうか。

地層処分場を建設して廃棄物を埋設するまでにかかる期間は50年間とされていますが、現段階でその期間中に南海地震が起きないという保証はありません。
断層運動で地下300〜1000mまで掘削する縦穴が潰れたり、津波で海水が高レベル放射性廃棄物容器と接触して腐蝕が進み放射能汚染が生じたりする危険性を否定できるのでしょうか。

さらに地層処分後も、放射能の影響が無くなるまでの100万年間にわたって、定期的に繰り返し起きる南海地震という断層運動が埋設された高レベル放射性廃棄物にどんな影響を与えるか、誰にも保証できないでしょう。

東洋町で地層処分することの危険性は、誰の目にも明らかなはずです。

《写真は沖の島/田上圭一さん撮影》

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