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2006年11月26日 (日)

東洋町講演会のあと

すでに 東洋町の応募の動き表面化したあとの9月27日に、徳島県の飯泉嘉門知事が「立地には多くの危惧する点がある。慎重が上にも慎重に取り扱っていただきたい」と、県議会の代表質問に答えて、懸念を表明していました(9月28日付高知新聞朝刊内政面)が さらに、
11月19日(日)東洋町生見での西尾漠さん講演会のあと、徳島県側周辺自治体からの働きかけがありました。

Hamanoprokumo_2東洋町に隣接する徳島県海部郡の海陽町、牟岐町、美波町が11月21日、慎重な議論を求める申し入れ書を3町連名で、五軒家憲次海洋町長が田嶋裕紀東洋町長に手渡した。
内容は「室戸阿南海岸国定公園の美しい自然」「水産業、観光立地の振興」などへの影響を考え、十分な議論をふまえて対処するよう求めるーーなど。
田嶋町長は取材に対して「現時点で応募するかどうかは白紙だ。施設の安全性などを勉強していくスタンスに変わりはない」としている。(11月23日付高知新聞朝刊地域面)

また、西尾漠さん講演会に参加した室戸市佐喜浜町在住の59歳の男性からの投書がありました。
「地層処分が世界中どこも実施されていない事実や安全に実施することが可能なのか、特に風評被害などさまざまな問題点があるように思われます。地層処分でその地域および周辺は未来永劫、放射能の不安から脱却できず、必ず後悔すると思います。・・・処分施設を東洋町だけの問題とせず、周辺市町村のみなさんも自分たちのこととして、どうしたら一番いいか真剣に考えてみようではありませんか。」(11月25日付高知新聞朝刊投書欄)

こんな記事もあります。
東洋町が応募を検討していることについて、高知大学理学部の岡村眞教授(専門は地震地質学)は「東洋町の地層はもろくて変形していて不安定で、地下水が上下に動きやすい地層です。それに、東洋町は予想されている南海地震の震源域の真上に位置しています。日本の中でも地層処分に最もふさわしくない地層の一つです」と語っています。(2006年11月24日 「しんぶん赤旗」中四版)


《写真は岡田充弘さん撮影》

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