終息への働きかけ
昨日の津野町長「終息宣言」の前に、終息を促す津野町住民の働きかけがありました。
旧葉山村・旧東津野村の元首長・助役・教育長・村議会議長・議員等の要職に就かれていた方たち40名から明神健夫町長に、申し入れ書が提出されていたのです。
津野町長老のみなさんの誇りと心意気あふれる申入書の内容を、ごらんください。
申し入れ書
本年9月5日新聞報道により表面化しました高レベル核廃棄物処理施設へ応募しようとした問題は、賛否双方により町長並びに町議会に陳情書が出される等、町内を二分する大問題となり、更には周辺自治体からも反対の意見書採決・議会決議が為される等、異常な中に10月13日特別委員会において「賛否双方の陳情書不採択」という変則議決により一応の終止符は打たれたのでありますが、私どもはこの間における町長並びに議員のあり方等について、その日を以って免罪に附するわけにはいかないのであります。
その理由として、
町内はもちろん周辺自治体にとっても数千年に及ぶ事柄であるにも関わらず、事前の説明も相談もなく、事を運ぼうとした姿勢は極めて前時代的であり、地域住民を蔑ろにするものである
町長・議員等の動向によって町内に無用の対立と混乱を持ち込み、周辺自治体に対しては著しく信頼を失墜した
行政を預かる者として、津野町環境基本条例・同四万十川の保全及び振興に関する条例の基本的理念及び規定に則り町政を行なうべき立場を弁えず為した行為は、その責務を放棄したと断ずるものである
10月13日、津野町行財政改革特別委員会において、満場一致で「賛否双方の陳情書不採択」という変則決議後、町長・議長のコメントは特別委員会議決及び、町民を無視した言動であり許されるものでない
以上により、町長は住民の信を問うべき政治的道義的責任を全うすべきです。それが残された道です。議会としてもその責任を問われているのであり、議会代表者やそれに次ぐ立場の者として、見て分かる態度を以って応えるべきです。
以上、津野町住民の良識において強く申し入れます。
津野町長 明神 健夫 様
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