2009年7月 1日 (水)

小学生パワー恐るべし

小学5年生と2年生の兄弟が、長野県佐久市議会に「ポイ捨て禁止条例」制定を陳情したところ、全会一致で採択されたというニュースに拍手喝采したばかりでしたが・・・
■小学生陳情のポイ捨て禁止条例制定 /信濃毎日新聞/
http://www.shinmai.co.jp/news/20090701/KT090630FTI090015000022.htm

こんどは小学5年生が、伊方プルサーマル反対の請願書を愛媛県議会に提出したそうです。
大人顔負けですね。
■伊方プルサーマルで小5が反対請願
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090630/lcl0906301912005-n1.htm

Sora08511

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2009年4月27日 (月)

米政権交替の成果か

チェルノブイリ原発事故から4月26日で23年目。きょうになって米国オバマ政権は⑴再処理施設を建設しない、⑵高速増殖炉を断念、⑶ユッカマウンテン処分場を中止するという吉報がとびこんできた。

この国でも政権交替を実現させ、原子力政策を見直す気運が盛り上がればいいが・・・
再処理をあきらめれば、プルサーマルも消滅する、高レベル放射性廃棄物も生じないのだから。

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■米国に核燃料再処理施設建設せず/4月21日/47ニュース(高知新聞は27日付)
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009042101000166.html
■オバマ政権、核再処理凍結を堅持/4月21日/毎日新聞
http://mainichi.jp/select/world/news/20090422dde007020008000c.html


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2008年11月10日 (月)

青少年をたぶらかすな⑵

これも高知民報。記事によると、高知県西部の大月町社会福祉協議会は「福祉体験学習」として、中学生らに原子力発電所を見学させた由。しかも、「すごいなーと感心」した生徒の感想文を「社協だより」に掲載している。
■原発見学が福祉体験? 大月町社協 大月中生徒ら37人 学校が参加者募集/高知民報11月9日付
http://www11.ocn.ne.jp/~jcpkochi/minpo/topic/2008/081109ootsuki.htm

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2008年11月 2日 (日)

青少年をたぶらかすな

高知民報の10月26日の記事によると、高知県下の工業高校の生徒が授業で原子力発電所を見学している由。
■県内工業高校 高校生が授業で原発見学 教員の六ヶ所村派遣も 予算削られ苦肉の策/高知民報10月26日付
http://www11.ocn.ne.jp/~jcpkochi/minpo/topic/2008/081026genpatsu.htm

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2008年11月 1日 (土)

伊方集会に参加して

「地震が来ないうちに伊方原発を止めよう!!」
八幡浜駅に特急が着いたとき、大野さんの力強い声が街宣車から聞こえたので、いっぺんに心が高鳴りました。(やっと初めて、伊方集会に来たのだ)と。
「防災訓練をしても、原発事故は止められない!!」
街宣車で伊方へと向かう道中、大野さんや斉間さんのアナウンスの、言葉の確かさ、つよさに、(ああ、こうしてず〜っと運動を続けてこられたのだなあ・・)と圧倒される思いでした。

 集まったみなさんがビラ配りや街宣活動をされている間、九町の故廣野房一さんのお宅に連れていっていただきました。
昔の団結小屋、投票に向かう毅然とした女性たちなど、たくさんの写真、10以上のコンテナいっぱいの書類綴・・・見せていただいた記録の数々は、つよい絆で結ばれたみなさんの真剣な闘争の日々を彷彿とさせてくれました。
「原発設置絶対反対」のはちまきを縫うために廣野さんの奥さまはミシンを購入され、縫い上がった白いはちまきに房一さんが毎晩のように朱書きされたそうです。使う度に洗濯してアイロンをかけたという年季の入ったはちまきの束の前で、そのエピソードを奥さまからうかがって、思わず1本、分けていただきました。

 その白いはちまきをしめ、気合いを入れて伊方原発ゲート前へ。四電側は二人の職員と、守衛一人。こちらは20人くらい。冷たい海風が上ってきても、みなさん薄着で、ひきしまった、いい表情でした。
若い女性が気迫をこめて抗議の文章を読み上げたあと、次々とマイクをリレーしながら抗議の声をあげました。近藤さんが、術後にもかかわらず、あのようにお元気で運動の先頭に立っていらっしゃったので、頼もしく誇らしく思いました。私も、
「高知県で住民が拒否したので、高レベル放射性廃棄物の地層処分は行き場がない。プルサーマルの燃え滓を500年間も保管するというけれど、この国の原子力政策は何の見通しもなく続けている。あなたは、怖くはないですか? 子孫に対して恥ずかしくはないですか?」と詰め寄ったけれど、応答なし。
そうなのです、ここでも彼らは権力者の手先でしかない。心の底では、泣いているはずです。
(因果な役回りだなあ、俺だって向こう側に立って言いたいことを思いっきり叫んでみたい・・・)って。

 伊方集会に参加して、ほんとうによかったです。
1969年の原発設置表面化以降ほぼ40年間にわたる伊方原発反対運動をつないでこられた、みなさんの心温もる仲間意識としたたかな心意気をじか感じ、また、勇気が湧いてきました。ありがとうございました!!

 そうそう、九町のタルト屋さんの半月タルトのおいしかったこと。また、行きますね。

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2008年10月21日 (火)

核のごみ/北米の状況

東京での国際フォーラムの前日10月17日まで、青森市では「環太平洋原子力会議」が開かれていたそうです。

Manbo米スタンフォード大学のトム・アイザックス顧問教授(廃棄物管理)は、青森からそのまま国際フォーラムに出席。ヤッカマウンテンのことではなく、この記事にあるカナダのことを報告してお茶を濁そうとしたのでしょう。

■「核のごみ」北米の状況/朝日新聞青森/10月20日
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000810200004
【以下抜粋転載】
 現在、カナダでは約20基の原発が稼働している。これらの原発から出た使用済み核燃料は再処理しない方針だ。

 同国の放射性廃棄物管理機構(NWMO)顧問で、ニューブランズウィック大学名誉教授(原子力安全)のデレク・リスターさんによると、当初、カナダでは使用済み核燃料を地中深く埋める地層処分をする方針だった。

 しかし、98年、環境影響評価委員会から「広く国民の支持を得ていない」と勧告を受け、全面的に事業を見直すことになった。

 リスターさんはこう説明する。「技術面の妥当性しか見ておらず、社会的な影響をきちんと考慮しなかった。社会との対話が不十分だったため、肯定的に受け止めてもらえなかった」

 同委の勧告には専門機関の創設や、処分法の代替案の検討が盛り込まれた。02年、事業主体となるNWMOが設立された。そして05年、最終的には地層処分をするものの、引き続き一時貯蔵を続ける方針をまとめた。

 事業を段階的に進め、今後も柔軟な対応が取れるような方法だという。

   *****

 02年にはブッシュ大統領が、ネバダ州の砂漠地帯にあるヤッカマウンテンを候補地として勧告し、今年6月に米エネルギー省が米原子力規制委員会(NRC)に事業認可を申請した。

 ただし、先行きは不透明だ。地元のナイ郡は立地に歓迎だが州政府は一貫して反対している。来月4日に控える米大統領選の結果によっても行方は左右されるという。

 「共和党のマケイン候補は推進派だが、民主党のオバマ候補は慎重派。もし、オバマ候補が選ばれれば計画に遅れが出るだろう」
【転載終わり】


《写真はマンボウ/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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2008年10月20日 (月)

合意形成と社会の成熟度

核廃処分の「先進国」と推進側のみなさんがほめるフィンランドからの参加があると聞き、10月18日(土)の国際フォーラムに行ってきました。
□原子力学会共催シンポジウム/原子力廃棄物を考える国際市民フォーラム
「HLW2008omote-1.pdf」をダウンロード

フィンランドでは核廃処分地選定にあたり、まず科学的技術的な適地を数カ所選んだあと、その住民と当局が持続的にとことん話し合ったうえで、合意形成もしくは受け入れ拒否をも認めるという手順をとったそうです。一方、日本では、ゆたかな地下水脈と地震・津波が工事に及ぼす影響すら科学的に確信をもって説明できないばかりか、いきなり全国市町村の首長の意思だけで応募できるなどという前近代的な上意下達を是とするありようなので、事業設計が根本から違うことが、よくわかりました。
社会の成熟度が違っているのか、それとも、今さら「原子力立国」を撤回できず地質学的には極めて困難なので仕方なく"ごり押し"するのか、考え込んでしまいました。

Hamanoprokumo■推進派のスクラム

日本原子力学会 社会環境部会とともにこの国際フォーラムを主催したWIN(Women In Nuclear)の設立は2000年4月25日で、2000年6月の最終処分法公布、2000年10月のNUMO設立と相前後しています。

また、WIN事務局は日本原子力発電株式会社 広報室にあり、目的も構成メンバー(所属/出身)も、NUMOと酷似しています。もっと言えば、日本原子力学会の目的や構成母体とも重なりあっています。
□WIN(Women In Nuclear)
http://www.win-japan.org/win_japan/p1_seturitu.htm

いずれも、推進派の牙城ですね。


■国際フォーラム第2部/パネルディスカッション

推進派の問題意識を代弁する、田嶋裕起前東洋町長のビデオレターを受け、司会の宮崎緑さんは「東洋町ではマスメディア、活動家との対応、首長1人に責任と権限がいくことなど、日本の特殊事情が明らかにされた」と問題提起。

□次いで「住民の意思決定のしくみ」という本質論になると、

「住民が何を重要と考えているかを大切にするという意味で、住民との対話や討論が重要な役割をもつ」(フランス)

ローレンスリバモア核兵器研究所の重要なポストにあった人物でさえ、
「フィンランドの教訓は⑴おしつけない、⑵ボトムアップ。だから、外から来た活動家も共に議論をすること」(アメリカ)

「情報入手と意見交換の場を定期的、持続的に提供する。話し合うことの重要性」(フィンランド)

・・と、欧米の民主主義の原則に則った発言が主流となり、かえって、日本では住民参加のしくみが全く欠落していることが浮き彫りになりました。

□司会「心理的受け入れのための効果的アプローチ」

「(当局の)討論のトレーニング。放射能とは何か、当局の活動など、あらゆる情報をウエブサイトで公開する」(フランス)

そのメッセージを出す人が信頼できるかが重要」(アメリカ)

司会がNUMOの広報部長に発言を促したので、場内爆笑。
「誠実に向き合っている。相手に伝わるように、よく聴く」(NUMO)

相手に敬意を表し、尊重し、率直であれ制度を国民が信用するかどうか」(アメリカ)

ここでも、日本のやりかたのまずさが、ますます鮮明になりました。

□司会「ヤッカマウンテンの状況について会場から多くの質問が届いています」

「ヤッカマウンテンサイトの調査はうまくいったが、極めて厳しい状況。オバマは『注意深く考えなければならない』と言っている」(アメリカ)

この国際フォーラムで、住民が合意して処分地が決定しているのはフィンランドだけであり、しかも、フィンランドは原子力発電所の使用済核燃料を再処理しない直接処分だということが追認できました。


《写真は大岐の浜/岡田充弘さん撮影》

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2008年10月17日 (金)

見過せない国際フォーラム

東洋町の田嶋裕紀前町長がビデオレターで出演する国際フォーラムが今週末、あす東京で開催されることを仲間が知らせてくれました。
■原子力学会共催シンポジウム/原子力廃棄物を考える国際市民フォーラム
http://www.win-japan.org/katudou_n/sonohoka/sonohoka_3_HLW2008.htm

HharisennbonnjpgNUMOが協調する民間団体、「女性」を標榜するこんな団体が暗躍していたのです。
■WIN(Women In Nuclear)
http://www.win-japan.org/win_japan/p1_seturitu.htm


《写真はハリセンボン/岡田充弘さん撮影》

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2008年10月10日 (金)

4虎を狙う原子力資本

アメリカの核兵器研究所で調査活動に従事していたローレン・モレさんの講演会の内容を再録します。
以下は、津野町と東洋町で地層処分騒動のさなか、2006年10月21日(金)に高知大学で開催した講演会とその後の夕食会で話された内容の抜粋です。

Taisanboku11 米国では「地層の90%をつくるバクテリア(土壌細菌叢)が金属を喰うので、地層処分はできない」というワシントンDCの連邦裁判所の判決があり、地層処分は中止、ユッカマウンテンの職員は解雇された。バクテリアも放射能で死滅するのではないかという疑問に対して、人間はデリケートだけれどバクテリアは不滅、影響を受けないそうです。(このあたりは2月の「いのちの食育シンポジウム」土壌細菌叢の情報が関連しそうですね)

2 キャニスターは水から隔離されないと安全は保てないが、雨水の浸透や、縦穴自体が導管となるのだから、地層処分は危険。ましてや地震の頻発する日本では地下水がどれほど接触するか、火山活動があれば温泉が沁みだす・・正気の沙汰ではない。

3 日本の原子力技術はすべて米国を手本として検証しているのに、地層処分だけは独自のごりおし

4 日本は原子力発電所用の核燃料を米国に依存している。米国は、その日本の原子力発電所用に濃縮した核燃料の残りのゴミを材料にした安上がりの核兵器、劣化ウラン弾をイラクやユーゴやアフガニスタンにばらまいた。劣化ウラン弾を使って以降、どれだけ地球の放射能汚染が進んだか・・・

5 放射能汚染については証拠がある。こどもたちの乳歯に、核分裂連鎖反応でしか生じないストロンチウム90が蓄積している。千葉県・松戸市のこどもにくらべ、静岡県・浜岡原発周辺のこどもでは明らかに原発の放射能汚染の影響が認められる

6 「原子力発電開発の目的はたったひとつ、核兵器開発のため」これを伝えたくてモレさんは、米国が広島・長崎に原爆を落とした日本を全国ツアーしている。「核兵器はペンタゴンのため、ペンタゴンは石油のため」これがアメリカの実態。ペンタゴンは、ローレン・モレさんの書いた文章を片っ端から消滅させている。彼女はそうされることによって、彼女の語ることが事実である証ととらえる。

7 原子力発電がなくても、太陽エネルギーを利用すればいい。太陽光、風力、TIDAL POWER(潮流の力)、ほかにもたくさんある

8 原子力産業の背景には何があるか。英女王、ロスチャイルド家・・この閨閥図を日本人が大きな厚い本に書いていた(2006年10月15日に高知市で講演していただいた広瀬隆さんの『赤い楯』上下巻のこと。彼女は今夜初めて、著者名を知ったそうだ)。古い英国の資金力は世界の富の50%を占め、世界の動きを牛耳る。彼らには、人種差別思想が強いから、米国先住民族の土地を奪い、中東を破壊し、中国を阿片で破滅させ、いま日本、中国、韓国、台湾の4虎(FOUR TIGERS)を原子力という阿片で亡ぼそうとしている


《写真はタイサンボク/げき撮影》

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2008年10月 8日 (水)

高知でエネキャラバン

きょう午後、高知市のかるぽーとに、資源エネ庁主催のエネキャラバンがやってきた。

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仲間に呼びかけ、ささやかな抵抗を試みた。

1つは、高知工科大学での日本原子力学会で使った横断幕「高知の自然を核のトイレにしないで」を会場入り口付近に掲示。えらそうな態度の男性が「こら、もう貼られているじゃないか。写真を撮って事実を残し、さっさとはがせ」と部下に指示していた。

2つめは、関係者席のすぐ後ろの前から2列目にすわり、パネルディスカッションで地層処分の安全性を強調して説明する何とか研究所の所長の発言のとき、「嘘だっ」と描いた紙を掲げ、発言者が一瞬ひるむかにみえたが、なおも安全論をくりかえすので「騙されないぞ」の紙を掲げた。エネ庁の対策室長の発言時にも、同様に抵抗の意思表示。すると、屈強の男性が、私の荷物をどけて隣にすわって威圧、何やら脅すようにしゃべっていたが、私は「話を聞きゆうから邪魔せんとってください」と言いながら無視したが、「こんどやったら退場してもらいます」と言うので、私は「県民として聞く権利があるでしょう?」と抵抗。
さらに、もうひとり、スタッフらしい黒いパンツスーツの女性が近くに膝をついて座ったかと思うと、私の手の中にある紙(ちひろカレンダーを裏返して半分に折って両面に「嘘だっ」と書いたもの「騙されないぞ」と書いたもの)をむしりとろうとしたので、破れた。私は「何ですか、私のものを破ったり、奪ったりして。泥棒。窃盗罪じゃないですか」と、奪い返そうとしてもみ合いになった。彼女は「後でお返ししますから」と言いながら、2枚の紙を膝において、そこにすわり続けた。それ以降は仕方なく、「うっそお」と発言者に向かってひかえめに叫ぶしかなかった。

これからも相互理解が深まりますように」という、しらじらしいまとめで説明会が終了したとき、彼らを気の毒に思いながら「あなたたちは、国家権力による言論封殺の走狗ですよ、恥ずかしくないの?」と言うと、男性は「たいへん勉強になりました」と言った。


《写真は四万十川/中島健蔵さん撮影》
写真は【禁転載】でお願いいたします。

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